169 きみがおとなになるまえに
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お疲れ様でした。
先生ずっとありがとうございます!! きちんと拾えていたか分からなかったのですが、 とても たのしかったです…!
(-8) mayam 2015/09/28(Mon) 01時頃
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/* >>-5 先生 たんじょうびまわしたいですせんせい…
あとマリアの綴り、コピペったつもりだったのに iがどうしてもi…で…かなしみ…
(-11) mayam 2015/09/28(Mon) 01時頃
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>>-14 ごろん。 機種依存なんだろうか…?いやあ気にせず! 灰漁ってマリアさんのこと知ってあーーーってなってる今
エンカむずかしかった… 色々ついていくかたちになってしまってすみません。 もうちょっとキネーン知ってる設定にしておけばよかった…。
あとエピだと…あれだ キネーン残ってるの私達だし、 クラリッサの事もどこかでひろいたい きもちは ある
(-19) mayam 2015/09/28(Mon) 01時頃
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/* おはよございます…
キネーン行ったら喪服多い、みたいな なんかそんかイメージでいたけど どうだろう>クラリッサ
(-26) mayam 2015/09/28(Mon) 08時半頃
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― まだ、おとなになる前の日 ―
[ ――オーレリアの、誕生日の、少し前の日。 その日の朝は、窓を開いても。 鳥の声は聴こえてきませんでした。
刺繍の施されたリボンを揺らして、 窓の外の庭。居る筈の小鳥を探して、でも、居なくて。 首を傾げながらも、自然と空を、見上げれば。 ]
(2) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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[ ―― ぽたん ]
(3) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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[ 頬に、ひとつ、雨粒が落ちてきます。 続いてまた、ぽた、ぽた。 葉に、地面に、跡を残していくそれは。 なんだか、何時もの雨と違う気がして。 怪訝そうに、不思議そうに、 生きている筈のそれらを、じいと見つめます。
言葉を知らないながらも、言うならば。 涙を流すような、死を悼むような。 そんな様子だったのです。 …重い、灰の空に、オーレリアの灰を合わせ。 頬を雨粒で濡らしながら、息を吐いて。 ]
(4) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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………主よ、 永遠の安息を、彼らに与え…
[ これもいつか、ゆきから聴いた歌。 鎮魂歌っていうんだ。とも、聞きました。 悲しい灰に届ける声は、きっと、これが良いのでしょう。
でも、ほんとうは。 記憶を手繰って、たどたどしく歌うオーレリアよりも。 ゆきの方が、ずっと綺麗な歌声を、 遠く、遠く。空の向こう。 誰かの元まで響かせられる筈です。 ]
(5) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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[ ゆきと藤乃とは、あれからもう、会っていません。 巡り合わせが悪いだけなのか、 あるいは――ゾーイたちの様に、世界の果て。 自分のための場所に行ったのか。
それはもう、分からないけれど。 でも、彼らの居る地の空までは。 せめて繋がっていくようにと、拙い歌を、届けました* ]
(6) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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[ "世界でいちばんかわいい、みんなの女の子" クラリッサ・トウシューズ。 この世界で、百年以上。永い時を生きていた。 こどものままのおんなのこが、眠りについたと。
それを知ったのは、重い灰の空、雨のなか。 今日も用事があって出かけたキネーンで、 遺されたおとなたちが、 涙を流して、そう、噂しているのを聞いた時* ]
(7) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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/* わたし は。 夕顔さんをはじめに、初めましての方ちらほら、かな? (チェック漏れてたら申し訳なく…) 宜しくお願いします(深々)
クラリッサふわっと知った体で…
ゆきは本編含めて、 色々歌教えてもらったって感じにしたけれど 大丈夫だったでしょうかといまさらながら…!;
(-28) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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あああ素敵なお返しきていた…! ありがとうございます!また後ほど回想かえしたい
(-31) mayam 2015/09/28(Mon) 18時頃
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[ ―― うた が。 雨音に混ざって、声が。 そして、歌が聴こえてきた、気がしました。
透明なその声は、オーレリアの歌に続く様で。 オーレリアの知る、あの教会のおとこのこの声に、 とてもよく、似ていて。 ]
(17) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ …そう、確かその日も、雨でした。 初めて、白のおとこのこと言葉を交わした日。 誕生日よりも、ずっと前。 まだ、先生のことを知らなかったオーレリアだった頃。 何時もの様に朝を迎えたオーレリアが、 ひっそりと、小さな死を見届けた、日。 ]
(18) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ 毎朝先生の前におはようを告げる、窓の外。 名も知らない小鳥の鳴き声を聴くのは、もう、日課。 その、何羽もいる鳥の中に。 一回り小さな、こどもの鳥がいたのです。 他のいきものに襲われたのか、どうなのか。 ちいさな脚に傷があるのを見つけたから。 先生に内緒でハンカチを裂いて、 こっそり、屋敷の裏口から庭に出て。 なにも知らないなりに、 処置として丁寧にハンカチを結んだのです。 ]
(20) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ――その出来事が、少し前の話。 さて、何の運命のいたずらか。 あるいは、どうにもならなかったのか。 そうして数日見守っていたこどもの鳥が、 しとしとと降る雨の中、庭の端で死んでいました。
沈黙、は。きっと、数分。 はっとしたオーレリアは、思うに任せて。 先生が寝ている隙にと、屋敷の裏口からこっそり出て、 かつて脚へハンカチを結んだ時の様に、 スコップも持たず土を掘り、埋めたのです。
…もっとも、土だらけの手を洗う時に、 オーレリア捜しに来た先生に見つかってしまって。 何時もの様に厳しい口調で、 あれこれ、言われてしまったのですが。 ]
(21) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ そしてこれは、気まぐれ、でしょうか。 長くお説教をされた後、 お仕事に向かう先生に連れられた教会で、 オーレリアの分からない、おとなの話を待つ最中。 何時も以上にオーレリアは、祈りを捧げていました。
――何も出来なかった、名前もないこどもの鳥が、 どうか安らかに眠れるように、と。 せいじょさま、と言われたオーレリアに出来るのは、 きっとこれくらいなんだろう、と、思ったから。 ]
(22) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ …もしくは、あのこどもの鳥に、 自分を映してしまったところは、あったのか。 もやり、言いようのない不安に駆られて、 組んだ手に力がこもって、きっと、その時。 ]
[ 透明な声が、オーレリアにかけられました。 ]
(23) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ふわり、オーレリアの灰が、開いて。 白の少年の、アイスブルーと混ざり合います。
ぽつ、ぽつ。 綺麗なその声に、暫く、聞き入って。 問いが終わったあと、――そう。 続けて歌う様に、オーレリアも口を開きました。 ]
今日、空は、…小鳥の為に泣いているの。
[ 屋敷の庭、埋めた亡骸を思い出して。 更に、言葉を紡ごうと、喋り慣れない口が動きます。 ]
――かみさまは、わからない。 でも、
[ 続く声は、教会の中。きっと、ちいさく。 ]
(24) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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誰かが悲しむ世界を作っている"かみさま"なら、 きっと、いないのかもしれない *
(-35) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ―――ねえ、ゆき。 今日の空は、きっと。 世界でいちばんかわいい、あの子。 クラリッサのために、泣いているの。
静かで悲しい、重たい雨よ。 ]
(25) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ やっぱり、この世界にかみさまなんているのかな。 もうすぐおとなになるわたしは、 きっとずっと、あの時>>-35のままを、思うわ。 ねえ、あの時わたしは聞けなかったけれど。 ――あなたは、いま、どういう答えを出すのかな。 ]
(26) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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[ *御使いと聖女の、鎮魂歌が響く* ]
(27) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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ながい(ごめん) あと先生出しました(事後承諾)
ゆきはありがとうございます! 一応こちらからは〆で。
藤乃は、ご無理なさらず。 ゆっくり休んでくださいね…。
(-37) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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先生も拾ってくれてありがとうございます…! 安堵する様子がいとしい
先生の隣でねよう…(ぶんがまとまらないけど反応したかった)
(-42) mayam 2015/09/29(Tue) 01時頃
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― ある、晴れた日 ―
[ その日の朝は、小鳥の鳴き声と共に。 電話と同じく、滅多に鳴らない、 ちいさなせかいの呼び鈴が鳴らされました。 応対するのは、当たり前の様に先生。 お仕事の人だろうか、なんて、そんな予想をして。 オーレリアは自室の窓から、小鳥を眺めていて。
だけど。 ――オーレリア、と、玄関の方、先生の声がしたのなら。 直ぐにぱっと顔を上げて、ぱた、ぱたと。 淑女として怒られない程度に、小走りで向かいます。
何やら大きな箱を持っている先生を見て、 どうしたの?と、聞けば。
――洋裁店からの、お届け物。 ]
(45) mayam 2015/09/29(Tue) 20時頃
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[ 両手で抱えて、やっとの大きさのそれを受け取った時。 オーレリアは、それはもう。 顔を、ぱあと明るくしていました。
自室に取って返して。 届けられた箱を、珍しくベッドの上に開け放しにして、 きっと、今までで一番の早着替え。
自室の姿見の前で、ふわ、ふわ。 まるで花嫁衣装の様な、真っ白なワンピースの裾を、 ただ楽しむがままに揺らして、るらら。 歌詞の無い歌を口ずさんで、満足すれば、また直ぐ。 ]
(46) mayam 2015/09/29(Tue) 20時頃
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――先生!
[ 扉を開いて。 きっと部屋の前、待っていたであろう先生に、お披露目。 いつか星を閉じ込めた灰色を、真っ直ぐ、碧に合わせ。 照れくさそうに――どう?なんて。 聞いてみました。 ]
(47) mayam 2015/09/29(Tue) 20時頃
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[ そう。 今日はオーレリア、十二歳の誕生日。 ――"おとな"へとなる、日だったのです。 ]
(48) mayam 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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>先生 すみません 明日も夜コアな可能性なので 先に誕生日 投げ ました…!
(-43) mayam 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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