135 赤い月夜の吸血鬼
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− 屋上 −
[静謐の屋上庭園にそっと訪れる薫り。>>20 扇を翻す手に遊ぶ柔らかな調べ。 甘やかな花蜜にさやけさを混じえて描くアロマスケープをきく。
そこにある出会いに舞い手は笑み零れた。]
──通ずるぜよ。
[幻の城の情景と現実の城の情景が瞬間、交錯して、再び月匣の中に閉ざされる。>>6:169]
(63) 2014/10/13(Mon) 21時半頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 21時半頃
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[と、階下からメアリーの声が届いた。>>43]
わしは屋上におるさー 嬢ちゃんも来るといいき。
[呼びかけながら、視線を四方へ投げる。]
類いなき宴ぞなもし、 それ、皆、来たりて楽しもうずら。
[見えざるものにも呼びかけた。]
(64) 2014/10/13(Mon) 21時半頃
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[ほどなく、メアリーが駆け上がってくる。>>61]
よくおいでなすった。 眼鏡の坊主は駆け比べに負けたんかよ。 それとも、嬢ちゃんひとりで飛び出してきたか。
おっと、その竹筒の中身は酒じゃき。気ぃつけ。
(65) 2014/10/13(Mon) 21時半頃
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[自分と共に舞っていた風がするりと身を解いた気がした。 代わりに強くなる花蜜の薫。 折り敷いた羽織の上に、人に似た影が宿る。>>62
その形へとメアリーが話しかけるのを、脇に立って見守った。]
堂々とした嬢ちゃんじゃ。
(67) 2014/10/13(Mon) 21時半頃
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[いつぞやの声に重なる響きに名を呼ばれれば、裾をさばいて居ずまいをただし、濃き影に正対した。>>70]
お招き、光栄にて。
わしの技で、一興、添えられたのならば喜ばしきこと。 ほんまに、ほんまになあ。
こうして、話せるのは格別やき。
(74) 2014/10/13(Mon) 22時頃
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[と、濃き影が腕の部位を動かして、天がそれに応えた。 森羅万象が身じろぐのを感じ、わずかに目を細める。]
おっと… わしにはまだ、やり残しがあるき。
さても、御身に渡したきものがあるんじゃが、 その態では、のう。
[実体のなさげな影に視線を落とす。]
こちらの吸血鬼は魂魄が分かれて動くんじゃったか?
(77) 2014/10/13(Mon) 22時頃
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ほう、 ならば、蝕がすべて解けるまでの間に辿り着いてみようかい。
[影の答えに笑い、傍らのメアリーに会釈した。>>80]
わしは、ちょっと夢路を遡ってくるき、嬢ちゃんは納得いくまで根詰めるとええ。 応援しとるで。
(81) 2014/10/13(Mon) 22時半頃
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[濃き影が発する詩句めいた見送りの言葉に、頷く。]
しからば御免。
[短く中座を詫びると、懐紙を取り出し、割れた黒硝子の一片を包んで器用に折る。 ほどなく出来上がったのは、掌に乗るほどの紙風船。 ふ、と息を吹き込んで膨らませた。 そこに、盃の血の一点を添え、ぽん、と宙へ放る。
開いた扇を翻せば、軽い紙の鞠は花密薫る風に煽られてまた空へ。]
(85) 2014/10/13(Mon) 23時頃
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わしは不慣れじゃ──エスコートを頼みまっせ。
[曲芸めいた手首の返し、足の運びで月光を透かしてほのかに灯る紙風船と戯れる。 それは、まるでワルツを踊るかのようでもあった。]
(86) 2014/10/13(Mon) 23時頃
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[そのまま、蜻蛉の欠片が内側で乾いた音をたてる浮き玉に導かれ──あるいは煽り、屋上を離れて螺旋階段を下ってゆく。 途中で誰かに行き会えば、共にと誘おう。
そして、くるくると踊りながら辿り着く先は──城主の部屋だ。]
地よりも深いところへ 隠されたきざはしの先
[呟いて一巡り。 今は虚ろに開口したままの秘密の扉を潜り、そこにつながる階段をさらに地下へとおりて──円舞が止む。]
(87) 2014/10/13(Mon) 23時頃
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− 棺の間 −
[その扉の前にラルフの姿を見出して、笑った。>>76]
知識豊富なミステリーマニアと同じ解に辿り着いたようじゃの。 これは重畳。
また中は見ておらんのかな。 ご一緒させてくりゃれ。
(88) 2014/10/13(Mon) 23時頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 23時頃
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/* >>89 ご声援ありがとうよー
ちなみに、上半身裸のままだったりするんだw これでもセーブしてるんだぜ。 天の岩戸儀式は本来、全r
(-65) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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[ラルフの後に続いて地下の小部屋へと入る。 ふたりの動きを感知したのか、自動的に燐光めいた灯火がついた。
その淡い光に照らし出されたものは──黒い硝子の棺。 青、赤、緑、茶…あらゆる色を内包した結果の、黒。]
(93) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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[様々な黒い生き物の意匠が囲む棺桶の蓋。精巧で心の籠った細工とみた。]
わりと新しい品どすえ。 作られて100年かそこらかの。
[骨董屋としての見識で鑑定しつつ、ラルフと棺を挟む位置に移動し、棺の横に膝を揃えて座る。]
(97) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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こん中に、城主の魄が微睡んでいなさる か。
渡したいものがあるき、呼びかければ起きて、手を伸ばして受け取ってくれけると助かるのじゃけんど、 こういう時の王道は、やはり──
(99) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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せ、せせ… 接吻ですかいのう!
(100) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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心といったら「中心」にあるものと思うき。 芯じゃき。
目覚めず、と思うておるその杭を揺さぶって引き抜けばよか。
[膝をついた姿勢からラルフを見上げ、決断を促した。]
一緒に棺を開きましょうず。
(103) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 00時頃
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赤き夢 紡ぐものよ、
──目覚めよ。
[黒硝子の棺桶の蓋に手をかけて、静かに力をこめた。]
(104) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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これは──
[棺の中身には、思わず絶句した。]
(107) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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こげに減ってもうたかよ。 こげに寄り添うておるかよ。
いじらしくて泣けるのう。
(108) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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これは、城主殿とその眷属たちじゃろ。
そこまでは予測がつくぜよ。 だが、その先はなあ── ご当人に聞いてみんことには、わからんかのう。
(111) 2014/10/14(Tue) 00時半頃
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目覚めとうないのか、目覚められんのか──
(112) 2014/10/14(Tue) 00時半頃
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新しい世界へ来よ。
[睦言を囁くように、棺桶の縁からそっと覗き込んだ。]
(116) 2014/10/14(Tue) 01時頃
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