165 ― 明後日からの手紙 ―
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― 飛行場 ―
よい旅を!
[飛行船を見送る本数は更に多く、機巧人形は忙しなく動き回っていた。 間もなく冬の惑星ツアー決行の知らせも打たなければならない。]
この次は ええと 定時連絡!
[飛ぶように踵を返した。
やりがいというものが機巧人形に感じられるのなら、今正に感じている。 しかし多忙を極めれば同時にできることが限られてくる。 例えば今行った見送りや、 私的な時間が減ることも、勿論のこと。]
(24) 2015/07/18(Sat) 21時頃
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— 旅行社「機巧忍軍」第三旅団 —
「——以上です よろしくお願いいたします」
「OK.」
[電子黒板に一際目立つウインドウに、それぞれの文字が映し出されている。 旅団の総括である総帥——所謂社長に当たる人物との電子通信のやり取りであるが、冬の惑星ツアーについても、その他の問い合わせに関しても、特に問題はないと判断された。
そこで通信を切るのは、いつものこと。 けれど機巧人形はタイプする手を止めなかった。]
(34) 2015/07/18(Sat) 22時半頃
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「数日 お休みをいただくことはできませんでしょうか」
「NO.」
「ツアー案内先に行ってみたいのです」
「NO.」
「今後の旅団運営に必要なものです」
「Think about it.」
[電子通信は、向こうから一方的に切られてしまった。 考えておく、その返答はほぼNOを示すものだとしても 進歩であることは、違いない。]
(35) 2015/07/18(Sat) 22時半頃
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[空のため息を零しながら電子通信のウインドウを閉じ、個別のReply作業へと入る。 送られてきていたメッセージに目を通すと、フィラメントの散る肩がほんの少し下がった。これは安堵のアクションである。]
よかった 次は オーナメントの真似をしようかな
[添付した仕掛けは無事成功したようだった。 ツアーの正式開催の知らせには、流用した別の仕掛けを施そうと決めた。]
(39) 2015/07/18(Sat) 23時頃
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[続いて開いたメールからは、甲高い声が急に響き]
わ あ!
[思わず声をあげ、誰も気にすることはないというのに慌てて両手で口元を押さえた。 誰かの名を呼ぶような声音と、願望。 それは一方の会話を聞いているのと同じくだ。]
……もしや あの グルメツアーの?
[自らが添付したデータを何らかの形で受信できたのだろうか。]
匂いではだめ? …… あったかな なかったような……
[普段食事を摂らない身としては、それを準備できる方が稀である。 それでも時折旅行客が土産として渡してくれる中に、望むものが見つけられることもあるのだ。 部屋の中を慌てて探し出す、忙しない音が響いた。]
(40) 2015/07/18(Sat) 23時頃
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あしもふ殿と そのご友人殿
ツアーのご案内 匂いだけで申し訳ございません これがもし届いたならば どうぞお食べください 先日の 素敵な絵本の お礼です
ただ 見かけは チーズに似ていますが……
★★★
[用意したのは5cm四方の小さな箱。あの絵本のサイズに出来るだけ沿うものとのチョイスだったが、まだ見ぬ相手には小さすぎたかもしれない。 中には6等分されたラクレットチーズのようなほんのり黄色の物体が入っている。 しかしその味はチーズではなく、ホワイトチョコレートなのだった。
メッセージは半分に切った名刺の裏に記して箱の中に入れた。]
(-35) 2015/07/18(Sat) 23時頃
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[用意したものは、窓際へ。 少し目を離した隙にそれが無くなっていても、やはり機巧人形は驚かず]
どういう仕掛けなのかな……
[フィラメントと赤いレンズを、揺らすだけだった。**]
(43) 2015/07/18(Sat) 23時頃
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