9 「静寂の銀猫亭」より
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聖歌隊員 レティーシャは、<<御者 バーナバス>>の事を、夢にみたかもしれない。
2010/05/17(Mon) 00時頃
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――昨夜:1階酒場カウンター――
[バーナバス>>2:170ににんまりと片口端を上げて見せて、 差し出されたグラスに灯る青白い炎に、目を輝かせた。 口に入れると、熱いのは炎じゃなく、アルコール。
とろり、融けた目でゆらりと上半身を揺らす。 ランタンを飾ろう。
ギネスの言葉がやけに大きく聞こえて、ひらり、手を振るのは その後を追ったネイサンの背に。]
(55) 2010/05/17(Mon) 11時頃
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[良い気分で上半身を揺らしていたけれど、 不意に辺りに、ガチャン、と硬質な音が響いた。 グラスと机が激突した音>>6。 一瞬で酔いも覚め、バーナバスを目を円くして見上げた。]
そいつ? 何、どうしたの…――?
[ズリエルの怒声が、やけに遠くに聞こえた。 座り込むバーナバスの紡ぐ言葉の断片を聞き漏らすまいと、その口元を見詰める。と、同時。響く、ロビンの声>>13。 ズリエルとエマが飛び出していくのを視界に納めると、バーナバスをそのまま独りにしておくのも不安だったから。 声にはエマとズリエルが居れば平気だろうと、彼の傍で顔を覗き込んでいた。]
(56) 2010/05/17(Mon) 11時頃
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[それから随分して人が階段を下りてくる。 衛士に事の顛末を告げられ、ローズマリーの死とソフィアの殺しが表沙汰になるも、ソフィアが衛士に連れて行かれる事は無く、ただ、死体を引き取られた後扉が重く閉ざされただけ。 その事実が、今の異常さを良く物語っていた。 バーナバスから低い声で呟かれる、ローズマリーの潔白。
レティはバーナバスの脇、なんだか彼がとても辛く見えたから、その背を細い手で擦って居て、ただ、そっか、と一言呟いただけだった。
レティにとって、体を売る女でこそあれ、客と美味しいご飯を食べて宿に泊まる彼女は、やはり違う世界の人間だった。 思い出せば鼻の奥、甘ったるい香水の匂いが掠めた気がした。]
(57) 2010/05/17(Mon) 11時頃
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うぅん、無理しないほうがいいよ。 …バーナバスさんは、「力」があるんだね。
[いいな。 飲み込んだ続きは、飲み込まなくても表情に出て居て。
頭を振るのにあわせて、背を擦って居た手をそっと離した。 帽子の中を覗き込むけれど、影になった表情は見えなくて]
あ、そうだ、これ、ネイサンさんに持っていってって言われてた鎮痛薬、忘れてた。 バーナバスさん、居るかなァ?
[努めて明るい表情を作り、薬の瓶を差し出した。]
(59) 2010/05/17(Mon) 11時半頃
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[それから幾らか、誰かと話したりもして。 結局この日も、客室として開放されている上の階には上がらずに、酒場の隅のソファで丸くなって眠った。 そして――夢を、見た。]
(60) 2010/05/17(Mon) 12時頃
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[村の外れ、斜めに傾ぎなんとか雨風が避けられる程度のレティの家。 裏には、木板を突き刺しただけの両親の墓が並べられるが、 其処に何故か祖父のものだけは、無い。
レティの祖父は、「人狼」として殺された。 そしてまたそれは事実であった事を――少年であったバーナバスは見ているだろうけれど、覚えているかは判らない。 覚えて居てもレティの祖父である事は知らないかもしれない。 それは、エマやギネスの記憶も同じく――である。
夢の中で、幼い頃に死んだ両親が笑っていた。 記憶が遠いから霞がかかったように顔は判らなかったけれど、 抱き上げてくれた暖かい手は覚えている。 名前を呼んでくれた暖かい声は覚えている。
朝方、食べ物の良い匂いに目を覚ました。 ぎしり、体中が軋むような悲鳴を上げていた。]
(61) 2010/05/17(Mon) 12時頃
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聖歌隊員 レティーシャは、朝の柔らかい陽光の下、ゆっくりと起き上がる。
2010/05/17(Mon) 12時頃
聖歌隊員 レティーシャは、お風呂場に向かう足音に、廊下を覗き込んだ。
2010/05/17(Mon) 13時頃
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――朝―― [ポーチュラカの表情が悲痛なものじゃなかったから、ほ、と息をついたのは無意識のうち。 彼女の服が真っ赤だったのに目を見開いたけれど、ソフィアが殺した、と、昨日の話しを聞いた時点で何らか麻痺しているのだろう、衝撃はそれほど無かった表情。]
ああ、そういえばそう…だ。 昨日は、マスターのようになった人は、いなかったね。
[言われて気づいた、という様子で頷いた。 でも、と付け加えて]
(69) 2010/05/17(Mon) 13時半頃
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バーナバスさんが、ローズマリーさんは違うって言ってた。 …うそ、ついてるよには見えなかったけど、
[ついてたのかなぁ…? 仄暗い靄が、心の表面を覆う。]
そっか、怪我してないなら良かった。 お風呂なら、服だけじゃなくて体も洗ったほうがいいかもしれないよ。ここにも、ついてる…
[手を伸ばすと、ポーチュラカの髪に触れる。 ぱり、と、乾いた血を剥がそうとしたけれどそれは絡み合って取る事出来ず、引っ張ると痛そうだったので、手を引っ込めた。]
(70) 2010/05/17(Mon) 13時半頃
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うん、上手に出来るかわからないけれど、
[洗ってあげる、と、風呂場へと足を踏み入れる。 ふんわりと薄く薫る、石鹸と花の匂い。
高そうなドレスがゴミ箱に入れられるのを見て、 後で拾って洗おうかな、なんて掠めたのは脳裏の隅]
ローズマリーさんが人狼だったかどうかは… ――ロビン君を食べようとした、んだよね?
[ポーチュラカが前にやっていたのを思い出しながら、細かい泡を手で立てて、彼女の髪を洗いながら軽い口調で、昨日聞きかじった事を聞いてみる。 ポーチュラカが飛ばしたシャボンが、湯気あがる浴室の中、小さな玉と弾けてふわり 浮いた。]
(73) 2010/05/17(Mon) 14時頃
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…――怖い、かな? そういえば、ネイサンさんがギネスさん怖いって言ってたけど、…ん、ま、ちょっと独特な雰囲気あるよね、2人とも。
[肩を竦めて泡々の中に突っ込んだ手、ポーチュラカの頭をごしゅごしゅと指先でマッサージする様子は、彼女にしたら少し強いかもしれないけれど――力加減がわからないから。]
バーナバスさんが嘘つくメリットって、…なんだろう。ローズマリーさんが本当に狼なら、バーナバスさん、仲間なのかな…?
[「力」があるのは、疑っていない。ただそれがどういうものかは判らない、と言う表情だが、ポーチュラカの興奮気味の早口にきょとりとして]
うんうん、って胸を?―流石ローズマリーさんだなぁ、そっか、噛み付かれたら、え、って、待って、――ロビン君も違うって言ってたの?ロビン君も、何か「力」があるの、かな?
2人も、違うって言ってるんだ…。
[語尾は考え込むような、低い声。]
(76) 2010/05/17(Mon) 14時頃
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バーナバスさん、なんか、不思議な感じだったから。 ロビン君もなのかな、って。 ――クレーゼ家の力、かァ。
[ポーチュラカの祖父が出した御触れ、のような事だろうか。 それも、レティにとっては「力」と受け取れたから、悪戯っぽく笑うポーチュラカを見る大きな目は、うん、と一度瞬きで頷いた。 力が欲しいの?――問いに対して、体を捻る少女の大きな目を、じぃっと、見返す。]
うん、欲しいよ。 人狼を見つけて倒す力、
[湯気の中、紅潮した頬は林檎色。 泡の中でマッサージする指は一度止まり、ふる、と頭を振って]
って言いたい所だけど…――正直に言うと、飢えずに済む力。 ちゃんと毎日ご飯が食べられる――それだけで、いいんだけど。
[ささやかな願い。]
(78) 2010/05/17(Mon) 14時半頃
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[――胸の内 表に出さないどす黒い想い。
バーナバスの「力」が、羨ましい。 ヴェスパタインの凄惨な様子は恐かったけれど、 ああできる「力」は、やはり、羨ましい。
此処は不自由が無さ過ぎる。 もっと、欲しい。 もっと もっと。
飢えたくない。――死にたくない。]
(-31) 2010/05/17(Mon) 14時半頃
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[此処は、不自由が少なすぎて 更に先を 求めてしまう から]
(-32) 2010/05/17(Mon) 14時半頃
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[力があったら、何をしたい?]
[ご飯が食べたい] [生きたい] [喉を潤したい]
[それから]
(-33) 2010/05/17(Mon) 14時半頃
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[お風呂に入りたい]
[それから]
[甘いものが食べたい]
[それから]
[お酒が飲みたい]
[それから]
[それから]
(-34) 2010/05/17(Mon) 14時半頃
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[――祖父を殺した人に 両親が事故にあった時、助けてくれなかった人に 祖母が死んだ事を、食い扶持が減ったね、なんて言った人に 飢えて泥水を啜ってる自分を、笑った人に]
[ …――復讐 を
したい?]
(-35) 2010/05/17(Mon) 14時半頃
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うん。 ――此処は声が響くから、気持ちよさそう。
[ん、ん、と喉を一度鳴らしてから。 たっぷりと水分を含む空気で肺を満たして、 高く 細く 長く 遠くへ 声で音階を、奏で始めた。
歌う歌は、賛美歌。 死者を悼むレクイエム、死者のためのミサ曲。
教会から流れる其れを耳で覚えただけだから、 幾らか歌詞が間違ったりしていたけれど、
透き通った声はよく通るけれど張り上げられている訳でもなく 暗雲立ち込める酒場の何処でも、耳を澄ませば聞こえる程度]
(81) 2010/05/17(Mon) 15時頃
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え、あ、ありがとう。 そかな…そ、そかな。
[言われ慣れない言葉に赤くなる頬は、湯気のせいばかりでは無く。 サロンって何?と投げた問い、答えも 理解出来ない世界。
本当は王女様で隣国の王子様が、なんて言葉は夢のようで、 うふふ、と笑いながら だといいね、なんて答えを返すけれど、 流石に王子様なんて信じられる程夢見られる生活も送ってこなかったし、何より、レティは乙女と言える程の歳でもなかった。 でもポーチュラカが笑顔で楽しそうだから良いか、なんて表情で、彼女に求められるだけ、歌を続ける。]
(82) 2010/05/17(Mon) 16時頃
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――1階:廊下――
[ポーチュラカと、長い風呂を終えて。 歌ったり語ったりしていたから、随分と湯だってしまった。 湯上りの毛穴の開いた香りを漂わせながら、廊下を歩いていると、ぐう、とお腹がなった。 朝から何も食べて居ない]
何かあるかな…
[ひょいと、酒場の扉から厨房を覗きこむ。]
(89) 2010/05/17(Mon) 22時頃
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[真っ赤なソースのハンバーグ。 ごくり、と、喉が鳴る。 喉が渇いて、水をグラスに汲んで一気に嚥下した。細い喉が上下し、零れた水がぽたぽたと床に落ちる。]
(95) 2010/05/17(Mon) 22時頃
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うん、お風呂、入ってたから。 食べる…けど、ちょっと色、すごいね。
[レティが彷彿とするのはローズマリーでなく、ヴェスパタインだろうけれど。 ロビンを叱責するポーチュラカに少し眼を円くした後、ロビンのソフィアを責める風な口調に、ハンバーグを食べる手を少し止める。]
(104) 2010/05/17(Mon) 22時半頃
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バーナバスさん、ローズマリーさんが違う、ってのは、どうしてわかるの? 何か、――特別な、何かがあるの?
[ソフィアが「すごい色」に思い当たらない風なのには、その先の言葉を失ってしまい。 バーナバスへと視線を向けて、尋ねてみた。]
(112) 2010/05/17(Mon) 23時頃
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聖歌隊員 レティーシャは、良家の末娘 ポーチュラカの言葉に、にへら、と、笑みを見せた。
2010/05/17(Mon) 23時頃
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判る…―― それは、バーナバスさんの特別な力、って事?
[瞳の中、浮かぶのは羨望。 ふわふわとした白金を揺らし、顔を傾けて問いを重ねた。]
(120) 2010/05/17(Mon) 23時頃
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て、君、ちょっと…――!
[ズリエルの血気多い表情に、ガタリ、立ち上がる。 飛び掛かる事も辞さない、といった風に やや猫背で、ぎり、と睨んだ。]
(122) 2010/05/17(Mon) 23時頃
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[バーナバスの言葉の意味は、良く判らない、といった風に頭を傾けた。 力が、要らない、なんて思いもつかない事。
ズリエルを睨んで居ると、自分より大きな背が眼の前に現れ、ぱちり、猫背を少し、伸ばした。]
ギネス、さん? でも、あいつ、危ない!
[ギネスの後ろからその腕に手を添えて、 ぎり、と、ズリエルを睨む。 彼の大きな声に身体を竦めるけれど、彼がソフィアに向かうなら飛び掛からんとする勢い。]
(131) 2010/05/17(Mon) 23時半頃
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…狂人、そんなのも…
[いるんだ。 ソフィアの言葉に、ギネスの後ろから呟いて それでもまだ、ズリエルを威嚇するのは、止めず。]
(146) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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ぅぁあっ
[ガシャン、と硬質な音が響く。 思わずぎゅ、と身体を竦め、小さく悲鳴を上げた。]
(150) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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