人狼議事


198 冷たい校舎村4

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【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ 一日目の夜:トイレ→教室 ─

[ 聞こえる鍵盤の音>>2:385に、正直一瞬ビビった。
ひとりでに鳴るピアノとか、そんなんを想像して。
けどまあ、冷静に考えれば誰かが弾いてる訳で。 ]

 とりあえず教室戻ろう。

[ 視線を向けてきた零>>2:435には、そう返す。
いや決して、怖いからとかそういう理由じゃねーし。

教室の前まで来れば、丁度遥と鉢合わせする。>>2:421 ]

 ただいま。

[ そうして遥と、零の会話が始まる。
“現実世界に帰れた”>>466、あくまでも希望的観測に過ぎない。
ああ、でもそうであれば、と思う。
治、無事ならいいな。 ]

(8) 2016/09/19(Mon) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 
 まあ、そうかもしんねーけど。

[ 時間が経つことによっている必要がなくなった>>2:467としても。 ]

 でも俺達は今ここに居る。
 ここに閉じ込められている以上、
 少なくとも今は、必要とされてんじゃねーの。

[ あのマネキン、いや、治、だって。
多分チャイムが鳴る前までは、ホストに必要だったんだ。

それにいる必要がなくなったんじゃなくて、助けを求める事を諦めた結果なのなら。
そう、思ってしまうんだ。 ]

(9) 2016/09/19(Mon) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ それから ─

[ 寝処の報告を聞けば、確保に回ってくれた朱莉と清花に礼を言って。
朱莉には、大丈夫だった?と聞いただろう。

俺達が眠ることになった多目的室。
男子五人で寝るには広いそれは、適当な温度を保っている。
毛布も有れば居心地は中々で。
もしかしたら眠れない誰かと純の話し声と笑い声を聞きながら。
いつも以上にぐっすりと、眠ってしまった。

須賀治は結局、見つからなかった。
生きた須賀治は、見つからなかった。 ]*

(10) 2016/09/19(Mon) 00時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2016/09/19(Mon) 00時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 痛い、よりも、苦しい。

腹を殴られると、いつも思う。
息が止まって、呼吸が苦しくて。

床に倒れて、絨毯に受け止めらて。
視界、自分の染色された髪が、針金みたいに光る。

殴られたのと同じ場所を蹴られて、咳き込む。
それをアイツは見ている。
酷く、惨めな気持ちになる。

上から、嗤う声が、聞こえる。 ]

(15) 2016/09/19(Mon) 01時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ ぱちり、目が覚める。

静か、だ。

一瞬何処にいるか理解できず、けれどすぐに思い出す。
寝ても戻りはしなかったかとか、精神世界にも睡眠欲はあったかとか。
そういうことを思いながら、体を起こす。

携帯を見れば、真夜中。
皆は、眠っている、らしい。
今日、いや、昨日か。
疲れないって方が難しいだろうし、熟睡すんのも仕方ない。 ]

(17) 2016/09/19(Mon) 01時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 俺も寝なきゃ、体持たないよな。
もう一回横たわって、瞼を下す。

雨の音が、する。

……今、家はどうなっているのだろうか。
弟が、帰っていないといい。
見た夢を思い出しながら、ぼやりと思う。

そうしてまた寝たけれど、夜中に一度起きてしまったからか。
三度目のチャイムが鳴っても、俺は酷く眠たくてすぐに起きれなかった。 ]**

(18) 2016/09/19(Mon) 01時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2016/09/19(Mon) 01時頃


【独】 複眼レフ パラチーノ

/*
最終日指名いただいてるのにいつまでミスリするようなロル書いてるんですか???問題
でもあと電話ボックスのロルとアザ誤魔化しロルも誤解させたままで書きたい…。
センセと母親の浮気→父親の黙認は少なくとも最終日前とかに済ませなきゃ……。
お悩みはホント弟との不仲だけで済むんだけど、家族事情の開示のタイミングが…できるだけ引っ張りたいと思いつつ、最終日はホストを助けることにいっぱいいっぱいになりそうだから、ムムム難しい。
コミットの可能性もあるし。

あと間近日付変わっとらんという描写入れるの忘れた…バカ…。

(-6) 2016/09/19(Mon) 01時半頃

【独】 複眼レフ パラチーノ

/*
いっぱいいっぱいになるというか、ホストの想定を裏切りすぎると、助かるものも助からなくなるかもしれないので…。

朱莉も純も、居ないの寂しいです。おやすみ。

(-7) 2016/09/19(Mon) 01時半頃

【独】 複眼レフ パラチーノ

/*
すげーしりあすなんだけど、慶太の顔にいたずらされてると思うと絵面…(真顔)

(-33) 2016/09/19(Mon) 16時頃

【独】 複眼レフ パラチーノ

/*
ログ伸びるなあと思ったら、今日祝日かあ…祝日だもんなあ!?自分にはそんなん無かったね!?!?!電車空いてたね!!!!!

(-35) 2016/09/19(Mon) 16時頃

【独】 複眼レフ パラチーノ

/* 寝坊ゴメンね!!!!
今書いとる!!ので!!アッメモ更新すればいいのか!ナルホド!!!

(-36) 2016/09/19(Mon) 16時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2016/09/19(Mon) 16時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ 8時50分の少し後:多目的室 ─

[ ねむい、なあ。
何か>>#0が鳴ったのは分かっている。
けど、もうちょっと寝ててもいいだろ。
家じゃねえし、さ。
もっと眠っていたい。

鈍い頭の中、浮かんでは消えていく文句。
チャイムの音以外アラームは鳴らないのだから、毛布を引き寄せてもうひと眠り。
──チャイムの、音?

一気に頭が覚醒して、勢いよく起き上がる。
何眠ろうとしてんだよ、俺。
一回目のチャイムで閉じ込められて、二回目のチャイムで治が居なくなって、三回目のチャイムは?
何が起こる?

見渡した多目的室は、誰も居ない。 ]

(138) 2016/09/19(Mon) 17時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 思わず青褪めるけれど、あれ、外が騒がしい。
……これ、普通に置いてかれたやつか。
多分、外居んの、皆だろ。
皆だよな?
いや、そう思っていないと、やってらんねーし。

乱れた髪を掻き上げて、溜息。
頭が痛い、風呂入りてえ。
本当は誰かの精神世界だったとしても、もう少し寝ていたい。
でもきっと扉の向こうじゃ何か起こってる。
なら、早く行かなきゃ、いけない。

皆が開閉したせいで、僅かに香る血の臭いをとらえながら。
俺は重い腰を上げた。 ]

(139) 2016/09/19(Mon) 17時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ →職員室前 ─

[ 遥が視線を向けた方>>128から、俺は駆けてきた、と思う。
どうしようもなく鼻につく臭いと、静かに落とされる声を辿れば、その場所に着くのは簡単で、探すまでもなかったと言っていい。 ]

 っ、純、

[ それは、純、のマネキンだった。
ああ、またか、と、何で、どうして、という感情が入り混じる。
明確な悪意と、害意と、殺意を向けられたマネキンは、死んでいた。
無機物に死と言う概念を与えるのは変かもしれないけれど、死んでいる以上に相応しい表現が見当たらないんだ。 ]

 遥、ひな子、さゆり、これ、……。

[ マネキンのそばに居た遥とひな子の名をそれぞれ呼ぶけれど、その後に言葉が出てこない。
これ、何?なんて聞くまでも無い。純だろ? ]

(140) 2016/09/19(Mon) 17時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 唇を噛みしめて、それから息を吐く。
落ち着け、落ち着け。
これが純だったとして、昨日の“現実世界に帰った”って希望的観測、あれを信じよう。
アイツは平気、多分向こうに戻ってる。
から、しっかりしろ。

マネキンのそばに居る、遥に近寄っていく。
血だまりを踏む、折れたカッターの刃も踏む。
そうして其処に膝を着いて、囁くように声を溢す。 ]

 ……来るの、遅くでゴメンな。

[ 純に向けてか、三人に向けてか。
自分でも分からないけれど。

溜息を一つ落として、昨日哲哉が治にやったように、その体へ上着を掛ける。
血が、制服へ、滲み込んでいく。 ]

(141) 2016/09/19(Mon) 17時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 
 俺がコイツの事運ぶよ。
 だから三人はは此処片付けてくんねーかな。
 ……ちょっと、キツイかもだけど。

[ あまりにも死の痕跡を強く残した廊下の清掃を、女子に任せてしまうのもどうだろうかと思ったけれど。
死体染みたこのマネキンを運ぶよりは、直視するよりは、マシだろうと思う。

遠慮されたとしても、丁度風呂入りたかったから良いって、と首を振るだろう。
マネキンの脇に手を差し込んで、立ち上がりながら自分にに引き寄せる。
べたり、全身に、彼の流した血がつく。
うん、これは女子にやらせちゃダメだな。
純、まーそういう訳で、女子と触れあう機会を奪ったけど我慢してくれ。
残念だろうな、なんて昨日の夜、哲哉と純の会話を思い出しながら。

もしそれでも尚、運びたいと主張する人が居れば、俺はそれを断らなかっただろうけれど。 ]*

(142) 2016/09/19(Mon) 17時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2016/09/19(Mon) 17時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

[ なりたいものがあった。

だからその為に勉強した。
より良い成績をとった。
委員長やまとめ役も引き受けた。

早く家に帰って、毎日予習と復習を。
疲れて机に向かったまま眠っても。

なりたいものがあった。


ただ、それだけ。 ]

(165) 2016/09/19(Mon) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ 回想:誰にも言わない ─

[ 結局、俺に与えられた役は何だったのだろうか。
零のお目付け役ついでによく見るようになった練習。
見知ったクラスメイト達は、演技によって見知らぬ誰かに。
でもその様も段々と馴染み深いものになっていく。

消去法で選んだ演劇だけれど、やってみれば中々面白い。
家での勉強のの休憩中に、脳内で舞台を上演させる程度には気に入っていた。

その日、衣装が出来たよと連絡があって、クラス中がワッと盛り上がった。
ステージの上で映えるように鮮やかな色をした衣装たちを、皆が目をキラキラとさせながら、或いは笑いながら取り囲んでた。

着てみてよ、と誰かが行ったのを皮切りに、男子たちがその場でシャツを脱ぐ。
それを見た女子たちがきゃあきゃあと叫びながら背を向けたり、文句を言ったりする。
けれどそんな男子のおふざけも、許されてしまう雰囲気になる程俺達ははしゃいでいた。 ]

(166) 2016/09/19(Mon) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 勿論俺も浮かれていた訳で、だからつい、気が緩んでしまったんだ。

騒ぐ皆を見て笑いながら、俺もシャツに手をかけて。
気付く。
あー、昨日殴られたんだった。
生々しく腹を飾る痣の色、忘れていたと心中でぼやく。

とはいえ、着替え始めた男子の輪の中に居た俺は、一人だけ着替えない方が不自然だった。
何で着替えないんだ、と聞かれる方が面倒だし。
この場に先生は居ないのだから、と。
どうでもないような態度で、俺は着替えを行った。

不自然にはならない程度、出来るだけ周りに見えないように気を配ったけれど、それは無理な話だったかもしれない。
もしクラスメイトに“その痣はどうしたの”と聞かれれば、“喧嘩だよ、兄弟喧嘩”と、けろりと答えただろう。

尤も、時折体に痣を作っていることを、体育の着替えで男子は元から知っていたかもしれないし、その時同じことを聞かれたのなら、同じように返しただろうが。 ]*

(167) 2016/09/19(Mon) 21時頃

【独】 複眼レフ パラチーノ

 
[ 茅原臨は、そうやって簡単に。
  あまりにも簡単に、嘘を吐いた。 ]*
 

(-44) 2016/09/19(Mon) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ 現在:職員室前→ ─

[ やっぱり、はこぶ。と。>>161
言ったのは一回は頷いてくれた>>160さゆりだった。

俺が血を付けた様子を見てからの申し出だったのなら、多分そうなる可能性があるのは承知での上なのだろう、と思う。
それに、足を持つ程度なら酷くは濡れないだろうし。 ]

 ん、頼んだ。

[ 返答も聞かずに彼の足首を持ち上げるさゆりに、頷きながら告げる。

無理しないでね、なんて言うひな子>>147には、さゆりも手伝ってくれるし大丈夫、って返して。 ]

 そっちこそ、無理すんなよ。

[ 遥は残ったのか、運ぶのを手伝うことを選んだのか、それ以外か。
俺は、それだけ言って、その場を離れた。 ]

(184) 2016/09/19(Mon) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ →職員室 ─

[ 職員室前の廊下から、職員室に移動する、だけ。
だから正直言って短い距離だった。

さゆりは血溜まりから抜けた時に上履きを脱いだらしいけれど、ごめん、俺はそこまで気が回らなかった。
俺がつけていく赤い足跡を、後ろに続く人は避けて歩くことになっただろう。

職員室の戸を、行儀悪く足で開ける。
まあ、それ位許してよ、先生。
中に入れば煙草と珈琲の臭いが入り混じったして、俺は少しだけ眉を顰めた。 ]

 ……このへん、で良いか。

[ なるだけ広い通路に、マネキンを置く。
人を扱うようにとても丁寧に、その頭を床に下してしまうのはどうか許してほしい。 ]

(185) 2016/09/19(Mon) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 
 手、汚れなかったか?

[ 足首を掴んでいたさゆりに聞く。
彼女は、どんな顔をしていたのだろうか。

血溜まりにうつ伏せに倒れていたマネキンを、仰向けにすれば背も血に濡れる。
コイツの背中側を密着させてた俺は、当然純の血に塗れていた訳だけれど。

マネキンに、純に、視線を落とす。
喉と、胸に、傷があって。あんなに血が出てて。
痛そうだったな。きっと痛かったろうな。

どうして純がこんな目に遭わなきゃいけなかったのだろうか。
そんなにホストは、純の事を恨んでいたのだろうか。
誰だって良いのなら。
俺が。
代われるものなら、代わってやったのに。 ]*

(186) 2016/09/19(Mon) 21時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2016/09/19(Mon) 22時頃


【独】 複眼レフ パラチーノ

/*
茅原臨さんは自分が大好きな英雄です。
茶色の髪に水色の目をしています。
湿度を操る不思議な力があります。この力を奪おうとしている人がいます。
あなたはなんとなく英雄を続けようとしています。
#英雄or悪役
https://shindanmaker.com...

う、ウワァ……
トレンドに入ってたのでやってみたら結構合ってて、ウン…ってなった

(-52) 2016/09/19(Mon) 22時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2016/09/19(Mon) 23時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ 職員室 ─

[ 向けられた掌には、赤。>>201
付いちゃったか、と思う。
拭おうとしようにも、拭えるものも持っていないし、第一俺が触れた方が多分更にその手は赤くなるだろう。 ]

 ん。ちゃんと洗っておけよ。

[ さゆりは、泣きそうな顔をしていて>>202
ただ俺はその顔を見た瞬間、純の死が悲しいのだろうと、それだけだろうと思っていたのだけれど。 ]

 朱莉、も?

[ 今日、マネキンになった人間は、純だけでは無い、らしい。
確かに、姿が見えなかったけれど、でもここ以外からも響く音が有ったから、そっちに居るかと思っていた、けれど。
ああ、そうか。
向こうでは、朱莉を、同じように。 ]

(239) 2016/09/20(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 付け足される言葉に、少なくとも零はまだ生きているのか、と安堵する。
ああ、でもこれは、安堵して良かったのだろうか。
先の、遥の声>>206を思い出す。
きっと、彼女もこういう気持ちで言葉を詰まらせた。

二回目のチャイムは一人。
三回目のチャイムは二人。
なら四回目のチャイムは?
おそらく今日の20時50分に再び鳴るだろうチャイムが鳴った時、何人がマネキンになるのだろう。
一人ずつ増えるなら三人?交互で一人?二を加計ていくなら四人?

その時俺は生きているのだろうか、生きているならホストなんじゃないか。
途方もない気持ちになってしまうけれど。

泣きだしそうな顔を見て、そういう思考も止めてしまう。 ]

(240) 2016/09/20(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 
 さゆり。
 泣きたいんなら、泣けるうちに
 好きなだけ泣いていいからな。

[ 既に彼女が一度、涙をこぼしてしまっていること>>69を俺は知らない。
けれどまあ、知っていても同じことを言ったかもしれない。

悲しいなら、苦しいなら。
何度だって泣いてしまっても、いいと思う。

三回目のチャイムで、二回目同じくマネキンが見つかった今、法則性が現れだしたと考えても良い。
一度目は特別だったとして、チャイムが鳴るたびにマネキンとなっていくのであれば、きっと四回目のチャイムが鳴るまでは平和、な筈だ。

だから、今のうち、泣きたいならどうぞ、と。
貸せる胸は生憎、血で濡れてしまってはいますが。 ]*

(241) 2016/09/20(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 昨夜、零が言い出した協定じみた何か>>14に、俺は静かに頷いた。

一人にならないことや、情報共有は勿論の事。
自分がホストじゃない確信を作っていくのは俺も考えていたことだし。
それを自分以外に話すということも、良いかもな、と思った。


ただ、自分がホストであるという確信を持ってしまったとき、どうすればいいんだろうか。


その答えは出されては、いなかった。 ]*

(260) 2016/09/20(Tue) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ─ 回想:何も言わない>>248 ─

[ 委員の仕事っていうものは、意外と地味だし何かと面倒だ。
担任に押し付けられた、パンフレットをホチキスで閉じる作業。
衣装を見てはご機嫌になっていた遥と、共に行っていたときだった。
ぱちん、ぱちん、と響く音に混じって投げかけられた声。>>250 ]

 ん?ああ。

[ 一瞬、聞き返しそうになって思い出す。
今日は迂闊だったな、そういえば。

手元から目を離さずに兄弟喧嘩と告げれば、常識的なアドバイスと共に返ってくる疑問符。
伺うようなその言葉に、俺は思わず笑ってしまった。 ]

 腹は立たねーよ。

[ 明るい声が口から出ていく。 ]

(261) 2016/09/20(Tue) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[ ぱちん、手元で音が鳴って、また一つパンフレットが作られる。
積み上げられた完成品のタワーに乗せてから、遥を見て、緩く笑む。 ]
 
 ……ちゃんと、やり返してるからさ。

[ そうしてまた作業を再開する。
切られて、ページ順になっている紙をホチキスで止める。 ]

 兄弟喧嘩なんて、そんなもん。

[ 自分の言葉は酷く軽くて、中身が詰まっていないなと思いながら。
それでも彼女は信じてくれただろうか。

少なくとも。
ホチキスを握る俺の手が、決して関節の太くない、人を殴り慣れていないそれであることを、分かっていなければいい。 ]*

(262) 2016/09/20(Tue) 01時半頃

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