39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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[とろけたラクレットチーズを絡めたじゃがいもを口にしているうちに、外の景色は緩やかに減速して停止。
聞こえたアナウンスに、カメラを提げて立ち上がる。]
お、これはいい景色。 なかなか面白い写真が撮れそうだ。
[重そうな鞄を肩に、軽い足取りでホームへと降りていった。**]
(3) 2011/10/29(Sat) 00時頃
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[輝く砂も、すすきヶ原を流れる川も、すべてが美しくて、魅入られるままにシャッターを切った。]
あぁ、この花は…とても懐かしい色をしているな。
[筆の穂先のような蕾をつけた紫色の花に特別見惚れるけど、手折ることはしなかった。 ただ、その色を何枚もフィルムに焼き付けるだけ。]
(110) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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[汽笛の音が響いてきて、慌てて荷物を背負いなおして駆け出す。]
乗り遅れちゃ拙いしなぁ。 此処も綺麗な場所だけれど、この先ももっと綺麗な所があるはずなんだし。
[慌ただしく列車に飛び乗るさまは、最初の駅での姿と何ら変わっていないかも。]
(113) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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[最後尾の車両の昇降口で、上がった息を整えて…
ふと見た光景に、思わずレンズを向けていた。]
……あぁ…………
[青い花飾りの帽子のご婦人が、舞い落ちる羽へと手を伸ばす姿。 それはあまりに幻想的で、数枚残っていたフィルムはうっかりそれで撃ち尽くしてしまった。]
…しまった、フィルム変えときゃよかったなぁ…。 [ぽつりとこぼす、悔しそうな声。]
(120) 2011/10/30(Sun) 00時半頃
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そろそろフィルムも溜まってきたことだし、現像しなきゃ…。
あぁ、この部屋空いてるのかな?
[選んだ個室は、七号車の三番目。 何となく好きな数字が開いていたので気分良く部屋へと入る。 引っ張り出すタイプのテーブルを広げて、機材一式をそこへ並べると、巻き取り式の分厚いカーテンを下までしっかり下ろした。
明かりを消せば、夜空の中を走っているせいか、小さな部屋は簡易的な暗室に早変わり。
セーフライトの赤い光の中、丁寧に裁断したフィルムを小さなタンクに詰めて、薬品を注ぎ込む。
蓋を閉めて振るタンクの中は、星屑流れる川が行き着いたような、波打ち寄せる小さな海。**]
(139) 2011/10/30(Sun) 01時半頃
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[三脚を使って吊るしたレンズ付きの小箱にフィルムを差し込んで、 真っ黒な瓶の中から箱に放り込むのは小さな小さな星屑。 一瞬だけチカリと煌めいて消えた星明りは、印画紙の上に映した像を焼き付ける。 すぐさまそれを液体の中へ浸して…]
(173) 2011/10/30(Sun) 07時半頃
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[やがて部屋に明かりが灯れば、吊るされた写真たちは万国旗のよう。]
あぁ、よかった。ちゃんと撮れてる。
[しみじみと呟いて見つめるのは、少しはにかんだ様子の少年の姿。 何故かほんの少し、構図は中心からずれていて、 隣にもう一人入りそうな立ち位置。]
澄み切って、透明だ。 とてもとても、まっすぐな…色。
[感慨深げに、小さく呟いた。**]
(174) 2011/10/30(Sun) 08時頃
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……ぁ。
[暗く閉めきった個室の中で、ほんの僅かのうたた寝。 なのになんだか長い夢をみたような気がした。]
…何だったんだろう。
[中身は思い出せぬのに、焦燥感だけが胸の中に残って気持ちが悪い。
いつの間にか握りしめていた切符には、深い深い色の石。]
(243) 2011/10/30(Sun) 22時頃
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[下ろしていたロールカーテンを開ければ、外は流れる星明り。
真っ白に洗い上げられ、綺麗に整えられたリネンの上に寝そべって、乾燥の終わった印画紙を広げる。 一枚一枚切り取った時間を、アルバムに挟んで綴じていった。]
(249) 2011/10/30(Sun) 22時頃
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[パタリと閉じたアルバムと、フィルムを替えたカメラを手に、部屋を出た。
アルバムの中に、ここで撮ったのではない古い写真が混ざっていることには、まだ気づいては居なかった。]
あぁ、そういえば…食後の珈琲を貰いそこねたのだっけ。
[撮影のチャンスはいつ来るか分からない。 そんな風にしてきたから、のんびりと飯を食うこともあまりなかったような気がした。 足は自然と、前の車両の方へと…]
(251) 2011/10/30(Sun) 22時頃
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[かけられた声に首だけを少し振り向いた。]
あぁ、丁度現像したところさ。 良かったら、見るかい?
[アルバムの表紙は、深い竜胆色の天鵞絨。 共に並んで、廊下を往く。]
(255) 2011/10/30(Sun) 22時半頃
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[途中、小瓶の中の星の砂に夢中になる少年の姿を見つける。 その姿を眺める視線は、兄か親のように優しい色になっていた。]
そうだな、何か飲みながら…
[こんな風に話しながら歩いたのはいつだっただろうか。 ふと思い返しつつ、ぎしりと軋む連結部の足場を通過する。]
(258) 2011/10/30(Sun) 22時半頃
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あぁ、そういえばそうだったな。 ヴェスパタイン。…呼びにくいとよく言われ……
飲み物の、好み?
[紅茶派と珈琲派のやり取りは知らないから、きょとんと不思議そうにヤニクを見返して。]
うーん…あれもこれもそれなりに好きだから、強いてどれとは言えないな。 舌を焦がすほどに熱くなければ、それでいいかも。
[水洗いの作業で指先は冷えてしまっていたけれど、猫舌だから熱々でもこまるなぁなんてそんなことを考えていた。]
(263) 2011/10/30(Sun) 23時頃
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どちらでも構わぬよ。 お祖父様は何でそんな御大層な名を、とか思った頃もあったけどさ、 それでも長年自分のものだったから、それなりに愛着も湧いているか…
けどまぁ、改まってきちんと呼ばれるとさ、 なんだかかしこまっているのか、それとも特別に思ってくれているのか、 どっちか両極端な気がして、不思議なもんだね。
[手を振ってきた人に、手首だけで小さく振り返して、 和やかな中を食堂車へ。]
(273) 2011/10/30(Sun) 23時頃
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なんだか、そんな風に言われると、少しくすぐったいな。
[名前の響鬼を気に入ったと言われ、苦笑いと共に頬を掻く仕草。 ヤニクとはテーブルを挟んだ席につき、アルバムとカメラを卓上に置く。]
じゃあ俺は… 暖まるけど熱くないものがあったら、それで。
[給仕に告げる注文はまるで無茶振りのようだけれど、本人は至って真面目に言っているらしい。] あぁ、そうだな俺は…
(282) 2011/10/30(Sun) 23時半頃
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あぁ、構わないよ。
[アルバムを開く褐色の指を見守り、 車掌の視線に気づけば、小さく会釈を返す。]
それほど大したものではないけれど、良い題材が沢山あったから。 素晴らしいとしたら、撮られた素材がいいのだろうね。
[カメラを手元に引き寄せると、アルバムへ向けられる視線にレンズを向けた。]
(291) 2011/10/30(Sun) 23時半頃
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