231 自由帳の中で、僕たちは。
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/* あ〜も〜友田可愛いなあ なでなでしてやりたいけど、喜一の矢印どこにも向いてねえ!しくじりました!
いやまて。落ち着いて読み返して返事を書く頃には喜一の反応も何か違うものになってるかもしれない。うん。 今日の自分に任せて二度寝。
(-0) 2017/12/19(Tue) 06時半頃
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/* >>2 わろたwww
それにしても、天気どうなるか割とマジで気になるな……。 貴一が書くとマッチポンプ感あるから、ロール書きつつ様子見するぜ。
(-12) 2017/12/19(Tue) 13時頃
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/* これ、みんな天気待ちだったらどうしようwww
淵先生が描写譲る気で、入江も天気描写避けてる? いい日になるって言い切った俺も譲りたくて、三笹は確か昨日曇りに決めてたから譲ろうとしそうだし、木島先生は青空の絵描いたし、友田は雪に言及したし、しがらみがないのが古雅と入江しかいないwww
ロール書き終わっても誰も来ない様子ならランダム神するかなあ。でも怖いなあw
(-16) 2017/12/19(Tue) 21時頃
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━朝・寮の自室━
[今朝も寒い。 起床し、冷凍してある白ご飯を電子レンジで解凍し、その間に制服に着替える。 卵かけご飯を二杯胃袋に納め、ようやく脳みそが起きてきたところで自分のスマートフォンを確認する。 メールチェックだ。ただし自分が書いたメールの。
寝る前に書いたものの、寝ていそうな時間に送るのはどうなんだ?と思って保存しておいたものだ。 文面を読み返し、気になったところを直す。]
よし。
[送信ボタンを、計二回タップした。]
(16) 2017/12/19(Tue) 23時頃
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To:友田 千彰 From:佐藤 喜一
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おはよう。 楽しいみたいで良かった。 もしどっちも合わなかったら悪いなと思ってたので、安心した。 けど、夜更かしは楽しさの代償だから責任は取らないぞ。
それから心当たりとまで言われると、ちょっと自信が揺らぐ。 手を替え品を替えで、友田の反応や感想を参考に探していくつもりだった。すまない。 でも、いい本は実際沢山あるし。友田さえよければ、いくらでも教える。
こちらこそ、ありがとう。 感想楽しみにしてる。
(=0) 2017/12/19(Tue) 23時頃
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━昨日・昼━
[入江へのメールを書いている最中、手の中のスマートフォンが振動してビクッとする。確認してみると、友田からのメールだった。 恐る恐る開いて、ふーっと長い息をつく。]
良かった…………。
[楽しく読んでる。夜更かししてしまうくらい。また教えてほしい。感想も言いたい。
並んでいる言葉に、安心する。 昔は間違えたけれど。今度はちゃんと気をつけていれば、きっと大丈夫だ。 そう思っていた時、再度スマートフォンが振動した。]
また友田?
[送信ミスかな、と思いながら確認したが、内容は一通目と異なるものだった。]
…………。
[文字だけでは、気持ちを推し量るのは難しい。でも、これくらいのこと、いくらだってしてやるのになあ。と思った。]
(-17) 2017/12/19(Tue) 23時半頃
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To:入江 礼留 From:佐藤 喜一
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おはよう。返事ありがとう。
前から思ってたんだが、俺のことイケメンって言うの入江くらいだと思うぞ。イケメンはお前だろ。 面白いなら良かった。
入江の洞察力が高くてありがたい。まさにそれが難しいんだ。
ありがとう。 お母さんだなんて書いてるから、ちょっと笑った。
(=1) 2017/12/19(Tue) 23時半頃
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[>>=1 エロと書かれていたことについては、スルーすることにした。]
(-19) 2017/12/19(Tue) 23時半頃
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[メールを送り終えてから、昨日の自由帳について考えていた。 古雅っぽい字の人。その人だけに、「俺、ああいうの好きだ」とかなんとか、伝えられたらいいのにと。 俺は何も思い浮かばなかった。俺みたいなやつが下手なことを書いてしまう前に、あの字があって良かった。
しばらく考えてから、古雅にメールを書くことにした。 内容は全く無関係。俺が父方の田舎に帰省する際に買う、京都土産についてだ。 他にも部員はいるから、古雅にだけ余分に何か買って行ったらおかしいが。好みを聞くくらいなら全然いいだろう。
いくら俺が「古雅っぽい」と思っても、直接何か伝えるわけにはいかないし。この程度で自己満足するのが妥当だという結論に至った。]
(17) 2017/12/20(Wed) 00時頃
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To:古雅 七緒 From:佐藤 喜一
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おはよう。
ちょっと古雅の意見を聞きたいんだが。 以下ならどれが好みだ?
・カステラ饅頭(白あん入り) ・チョコレート(抹茶味とかほうじ茶味とか) ・アンパン(栗とか入ってるやつ) ・ビー玉みたいな飴
夏の冷やし飴が、少々手間がかかるせいか味に慣れないせいか皆に不評だったような気がしてならないので、今回はリサーチさせてくれ。 その他という選択肢も有りだ。これで最後だしな。
(=2) 2017/12/20(Wed) 00時頃
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/* これが六面体サイコロ。3←これはテスト。サイコロは後でアクションで振る。 サイコロの結果が
1.雲ひとつない青空 2.晴れ 3.雲り 4.雪 5.雲り 6.雪
(-22) 2017/12/20(Wed) 00時頃
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[そういえば昨日、短歌に「きっと明日は いい日になる」と入れたことを思い出した。
暗い雲が太陽の光で燃えて消え、明るい青空が広がるような。そんな光景が思い浮かんで、出た言葉だった。
ただの思いつき。それに自由帳のささみのように、天気予報をしているわけでもない。 でも、いい日の始まりというのは、やはり晴れた空だよな。と思う。
まずはそれを確かめる為に、俺は
(23) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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キルロイは、 部屋の窓のカーテンを開いた。6
2017/12/20(Wed) 01時頃
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うわ、雪だ。
[窓の外では、さらさらと粉雪が降っていた。*]
(24) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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/* なんか……ごめん!
まあ、昨日と同じく曇り!よりかはロールのネタにしやすい。うん。
(-25) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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━朝・登校中━
[寮から出て登校する時、俺はいつも、ある人の姿を探してしまう。
会いたい訳ではない。その逆。避けたいのだ。
15歳時の苦い思い出は、何の罪もない年下の子を傷つけたことによって更に苦い思い出となった。>>1:104
あの時の自分の口を縫い合わせたい。なんて思ってもどうしようもなく。今にも泣き出しそうな顔で走り去った彼に対して、当時の俺は何もすることができなかった。 彼が偶然同じ高校に入学してきたことに気づいた今の俺も、何もできないままだ。それに今更謝ったところで、傷をえぐる結果にしかならなさそうだし。]
(25) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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[珍しい髪色をしているので、居るか居ないかは判別しやすいが。何故か朝に見かけることがあまりなく、幸いそれほど顔を合わせずに済んでいると思う。ただし、俺が気づいている範囲での話だが。 ちなみに「入江と仲良くする努力」を考えた際に、寮の部屋を訪問する選択肢がなかったのは。隣室が彼だからである。 うっかり顔を合わせた日には、俺は気まずげに視線を逸らすしかできないのだ。
謝っても、自分が楽になるだけで相手にとって何の益もないだろうか。それとも……
というようなことを時折考えつつ、気づけば後数ヶ月で卒業というところまで来ていた。*]
(26) 2017/12/20(Wed) 01時頃
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━休み時間・教室━
[古雅から、俺の言葉足らずなメールに対する返事が来る。]
なんでも好きって……。
[一番困るやつじゃないか。と思いつつも、適当ゆえにではなく本音で書いてそうな文面に、嬉しい気持ちにもなる。
じゃあ、やっぱりあの飴にしよう。ビー玉みたいな鞠みたいな、古雅の髪を思い出す色をした飴に。]
(41) 2017/12/20(Wed) 12時半頃
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[そう決めてから、まだメールの文面が続いていることに気づく。画面上で指を滑らせ。]
……? ??
[下に行かない。 と思ったら、ここで終わりだった。 「あと、」何だ。何が続くはずだったんだ。]
…………。
[こういう時って、どうするべきなのだろう。 普通に聞いて、いいよな? 送るつもりだった文をうっかり消してしまうことだって、あるよな? ないか?
考えている内に、短い休み時間が終わりを告げる。 昼休みに返事をしようと思い、スマートフォンをポケットにしまった。]
(42) 2017/12/20(Wed) 12時半頃
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/* >>41 紅葉手鞠 http://crcht.com...
画像によっては、もうちょっと赤いのもあったんだけど。 食べたことがないので味は知らない。ちなみに冷やし飴も飲んだことない。好きな人いたらすまん。(手軽につまめる系ではないよなと思って選んだ)
(-34) 2017/12/20(Wed) 13時頃
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━授業中・教室━
[教師が板書している隙に、今はどのくらい降ってるかなと窓に目を向ける。 カーテンは、雪が見えるようにしてくれとの声に応えて、朝から開けっ放しだ。窓際の室温がいつもより下がった気がするが、その代わり景色も近いので、まあいい。
今のところ、積もりそうな勢いではないかなあと思っていると、視界の隅で赤い髪が動いた。>>40
あいつ、授業受けろよ……。
そう思った時、教師が話し始める声が聞こえて、慌てて顔を正面に戻した。**]
(43) 2017/12/20(Wed) 13時頃
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/* >>48 ハードルが上がるぅw
(-36) 2017/12/20(Wed) 18時頃
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━昼休み・教室━
[古雅へのメールを書き、送信する。 サボリを目撃した以上、ちょっと小言も付け加えておいた。]
(50) 2017/12/20(Wed) 18時半頃
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To:古雅 七緒 From:佐藤 喜一
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ああ、すまん。土産の話だ。 分かった。好きに選ぶことにする。ありがとう。
ちなみに、「あと、」の続きは何だったんだ?結構気になる。
それから、さっき授業サボってただろ。教室から見えたぞ。 心配だな。留年しないでくれよ。
(=8) 2017/12/20(Wed) 18時半頃
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━昼休み・図書室━
[購買で昼食を買ってから、図書室に寄る。 短歌は出来ていないが、いい日になると書いた手前、ちょっと書き込みが気になって。
自由帳を開くより先に、昨日までと違う点に気づく。 窓辺に、薄赤の花をつけた鉢植えが置かれていた。しかもサンタクロース付き。]
……浅見先生かな。
[でも、なんとなく、マメに花の世話をするイメージではない。ただ、この花は多肉植物っぽいから、世話が楽な品種なのかもしれないなと思った。
そうして、自由帳のページをめくる。]
絵かわいいな。
[自分が書いた「正解」に向けて、照れてる感じの男の子の絵。>>1:97 とても心和む。 顔が緩んだが、次に「ささみ」の書き込みを見つけると、思わず口を押さえた。 天気予報、雪以外。>>1:107 あまりにもピンポイントで外れた予想に、見知らぬささみには悪いけれど少し笑ってしまった。]
(54) 2017/12/20(Wed) 20時半頃
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っと……。
[だがそれも、自分達の指摘に対してか、気落ちした猫っぽい絵が描かれているのを見ると笑ってもいられなくなる。 どうしようかなと思いながらページをめくっていくと、青空の下で笑う少年や>>1:100、窓辺のに似た花を差し出す猫の絵>>34が目に入り、とても暖かな気持ちになった。
もしかして、このRさんが鉢植えを置いたんだろうか? ひらがなのFさんや、トーコならぬ冬子の書き込みを確認してから自由帳を閉じる。 Fさんも、あの夕焼けを見たんだろうか。そして、冬子に対するささみの反応が気になるところだ。]
(55) 2017/12/20(Wed) 20時半頃
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[図書館から出ようとしたが、受付を通りがかった時にふと思い立ち。司書の先生に声をかける。]
……あ。すみません。浅見先生。 あっちの、窓辺に置いてある花。何ていう名前か、ご存じですか?
[先生の返答は、気づいたら置いてあったことと、花の名前は知らないということだった。
やっぱり、浅見先生じゃなかった。きっとあれは──…
ありがとうございますと受付から離れ、自由帳の所に戻る。]
(56) 2017/12/20(Wed) 20時半頃
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雪が降る 窓辺に置かれし 鉢植えの 花弁の赤が 持つ暖かさ 土岐 宇佐一
(置いてある花の名前、誰か知りませんか。)
(57) 2017/12/20(Wed) 20時半頃
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[短歌の側に一言書き終え、自由帳を閉じ。昼食を食べるべく図書館を後にした。**]
(58) 2017/12/20(Wed) 20時半頃
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/* あー!古雅の書き込み反映し損ねた!ばかー! 喜一、長いこと自由帳続けてるから、短歌ができた時しか確認しなさそうなんだよなあ……。 古雅からメール返信もらった時に思い出す感じにするか、何か理由付けてもう一度見に行くかかな。
(-37) 2017/12/20(Wed) 21時頃
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/* まだ一回休めるドンwwwww もーwww好きwww
(-44) 2017/12/21(Thu) 00時半頃
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