181 アイスソード伝記
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鼠め!!
鼠公め!!!!
全部ぜんぶおまえのせいだ 全部ぜんぶおまえが奪った
わたしの愛しい妻も子も わたしの大事な友すらも
…――――どうして!!!
(208) 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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どうして… いっそわたしも殺してくれなかったのだ…
生なんて全うしたくなかった
この生き地獄に残されて 嗚呼、
もうこの街は 死の匂いしか しない
─── ノルデンラーデン伝聞書「告死鼠」より抜粋
(209) 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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再び、別の視点に光を当てよう。
民は民でも、今度は後世の民である。
(*87) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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[西暦1493年、アトリエにて。]
なー、おっちゃん。 何描いてんの。
[少年は、ひょい。と、 汚れたエプロンを掛けた男の手もとを覗き込む。]
…うわっ。 すっげーーー
(*88) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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悪趣味!!!!
[たくさんの人が、うめきもがいている10枚のスケッチ。 それは一言で表すならば、狂気と絶望が手を組んで踊っているような線画だった。
苦しみ喘いでいるのか身体を奇妙な格好に曲げながらも、救いを求めるように両手を天に伸ばしている。 表情は苦悶、あるいは黒くぐしゃぐしゃに塗り潰されている。
大人も子供も老人も、 偉そうな服を着た人も、ボロ布を巻きつけただけの人も。 まっくろくろすけの顔つきで苦悶の踊りしている光景。]
(*89) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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[そしてその周りを埋め尽くすように――多数の鼠がいた。
他は黒色の線画なのに、目の部分だけ赤い色が使われている。 赤い点々が、いくつもいくつも…
ひとつひとつの大きさは小さいのに、 ぎょろり。と、全部の目から見られている心地がして、
なんだか胃の奥がキュウウと絞られるようで 気持ち悪くなってきた。]
(*90) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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…ギネスー。なにこれ!!!
[青ざめた顔で少年が問うと、男はひとつの歴史を教えてくれた。 鼠によって齎された恐怖と絶望の時代を。]
(*91) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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うげっ、ネズミってこえーーんだ…。
って、あ!!!! 昨日オレ、道端のネズミの尻尾踏んづけちゃった!!!
もしかしてオレも明日こんな風にされちゃう?? されちゃう????!?
[真面目に心配する少年の様子に、男はぷっと吹き出して笑う。]
(*92) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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「大丈夫だよ。ネズミは悪いやつでもないんだ」
えっ。 こんなことしちゃってるのに???
「うん。この時の原因は確かに鼠だったけれど……」
ふうん?? じゃあさー、なんでギネスはこんな絵を描いてるんだ?
(*93) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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「そうだなあ…」
[男は自らのスケッチを見下ろした後、 しばし考える素振りをして。]
「どんな形であれ、生を全うした“彼ら”を
描き残して――――みたかったからかな」
(*94) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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ええええーーー… やぁっぱ、ギネスって悪趣味!!!!!
[呆れたような少年の叫びが、 再度賑やかにアトリエに響いたのだった**]
(*95) 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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