人狼議事


167 ― さいごの手紙 ―

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【独】 透明女子会 ヒナコ

/*
私が逝く前に箱が逝ったあぁぁぁ!

家族がキーボードに麦茶こぼしたらしい。
延々と書いてた死亡ロルが吹っ飛んだよぅ!

(-1) 2015/09/02(Wed) 01時頃

【独】 透明女子会 ヒナコ

/*
取り寄せ時間かかりそう。
墓落ちで助かったなぁ。

(-2) 2015/09/02(Wed) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ 最後の数字にバツを付ける。
 今日は気分が乗らない日。

 思えば一年前のあの日から、
 気分が乗った日なんてなかったんだ。]

 ここに置いておくねー?
 わりと奮発したから、見つけてもらえると嬉しいかな。

[ 縁側に干物を置く。
 朝ご飯は食べなかった。
 やるべきことがたくさんある。あの男が来るまでに、全て終わらせておかないと。

 いつものようにラヂオをつけると、何やら熱弁を振るう声。>>#1
 何でも隕石が降ってくるとか、どうとか。
 我関せずと、一人黙々と準備を続ける。]

(15) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ


 …よし、こんなところかな。

[ 手にはラヂオと、朝方届いた手紙への返信が二つ。
 一つは翼の形に折りたたまれて。
 一つは風船の紐に括りつけられて。

 ベランダへ登ると床にラヂオを置く。
 話題は相も変わらず世界の終りについて。
 ザ、ザ、ザ ―――…
 電波を見失ったのか、ラヂオが不明瞭な音を鳴らし始める。

 眼前に広がる景色に、あの日見た流星群を思い出す。
 少女の位置からは一等星を見ることはなく、ただ蝉の鳴き声だけが聞こえていた。]

 ………。

[ 準備完了。
 手摺に足をかけ、そのまま腰掛けた。
 ふわり、髪が宙を舞う。風が心地よかった。]

(16) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ


 おとうさん、おかあさん。

[ 視線を前に向けたまま、これから行く先にいる人の名前を呼んだ。
 それからくるり、後ろを振り向いて。]

 フランク大先生、ラルフ、メルヤ、名前も知らない読者の人、達筆な猫さん、ラヂオのおにーさん‥‥‥‥‥

 それから、
 それから―――。

[ 指折り数える。本来は予定になかった行為。
 縁というにも些細な絆かもしれない。
 それでも残していく人が誰もいなかった私にとっては、
 きっと嬉しい事だった。

 誰一人として顔を思い浮かべられないことが、少し可笑しかったけれど。]

(17) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ


 えい。

[ ひときわ強い風が吹く。
 掛け声とともに手に持っていた紙飛行機と風船を空に放つ。
 最後の返事を、最後の奇跡を願って。
 紙飛行機と風船が風に乗って飛んで行く。


 まるでその後に続くように
     すっと前方に手を伸ばして
           ぐらり身体を傾けた。]


 "重量オーバー"

 …ぁ、

[ 風に支えきれない重さは、そのままあっという間に
 地面に向けて落下して行く。]

(18) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ ザ、ザ、ザ ―――…

 遠くからノイズが混じるラヂオの音が聞こえる。
 いつの間にか語り手が変わったのだろうか。
 終わりを謳う不安に煽る声とは違い、
 優しく穏やかな男の声。]


 "――あなたの――が
 ――でありますように。
 あなたは今日を――過ごされますか?"



 ――お誕生日おめでとう、ヒナコさん。>>3



[ はっきりと耳に届いた言葉。
 口角を上げ、目元を柔らかく細める。]

(19) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ 今日は私が死んでしまう日。
   
      でも同時に生まれた日でもあったから。]


 
     ……ありがとう


[ 贅沢は言わない。たった一人でもいい。
 おめでとうって。
 
      そう、誰かに言って欲しかったんだ。]

(20) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ ヒナコという名の、資産家に売られ嫁いでいくはずだった一人の少女の死は、
 ほんの一時だけ、その一帯で噂になったものの。

 来たる隕石の話題に、あっという間に人々の口から消えていった。]

(21) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【秘】 透明女子会 ヒナコ → 掃除夫 ラルフ


 Ralphへ

 奇跡はつながったよ。
 ありがとう。
 あれは私の枷だったから。
 顔も知らない誰かさんだけど、それでも貴方が捨ててくれるのならきっと安心できる。

 今は軽くて軽くて……空だって飛べそうな気分?なんて。
 それでも、そんな奇跡もきっとこれが最期。
 もう手紙が届くことはないと思う。
 今までありがとう。

 あなたの方に起こった奇跡が続いていくことを
 祝福とともに願っているよ。

 さようなら    
                    Hinako

[ それは紙飛行機が綴るさいごの手紙。]

(-5) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【秘】 透明女子会 ヒナコ → 逃亡者 メルヤ


 こんにちはメルヤ。ヒナコです。
 感度は良好?私の声、届いてますか?
 それとも地面に落ちて、割れてしまったかな?

 早速だけど私、宇宙に行くことになりました!
 だからお手紙を受け取ることはできなくなったの。
 あなたはともっとたくさんお話して
 叶うことなら、友達になりたかったな。

 もしも遠い未来、いつか宇宙にまで届く風船が発明されたら
 その時は……今度こそ友達になってくれたら、嬉しいかな。

 素敵な想いをありがとう。
 きちんと宇宙まで持って行くね。
 
 さようなら。

[ それは風船に括られたさいごの手紙。]      

(-6) 2015/09/02(Wed) 09時半頃

【独】 透明女子会 ヒナコ

/*
う、打ち直したよ!

ユージンさん、ラルフさんはおたおめありがとうございます〜。

(-9) 2015/09/02(Wed) 10時頃

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