132 Hogwarts School ~悪夢よ、再び~
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―→ 大広間 ――
私語はしないこと、そこ…お願いだからちゃんと整列して。 ――…点呼完了しました。
[ 翌朝、詳しいことはまだ聞いていないが緊急で集会が開かれることになった。しかし、確実に良いことではない…そんな気がする。生徒達を並ばせて大広間へと向かう先頭を歩む。 ]
(一体、何があったっていうの……)
(4) 2014/08/30(Sat) 09時半頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 09時半頃
|
―― 昨日・夕刻 ――
うん、そうみたい…プリシェルはこんなすごいもの、どこで?
[ 彼女にそう聞くものの、覚えてはいないかもしれないが。結婚指輪を従兄弟である自分達が身に付けているのは何だか不思議な気分だが――…、書によれば使い方によっては便利な所から一部からは人気のよう。ただ、一度嵌めたら抜けないのがデメリットだが。 ]
ヘレナ・レイブンクローは燃え上がるような恋をしていたみたいだね、…ちょっと怖いかも。
[ 浮気も筒抜けか、なんて恐ろしい思考に至ったけれど。こんな固い誓いを結べる相手が一瞬でもいたことは相手が羨ましいことではあった。 ]
プリシェル…、不安だったの?様子がおかしかったから、心配で。 ―――…大丈夫、病気でも何でもないよ…。
[ >>=0自身に抱きついて泣き始める彼女に驚いてしまう。彼女のこんなところは滅多にないから。強いと思い込んでいたけれど、彼女もやはり女の子なのだ…。
――…そっと、彼女を受け入れるようにその背中に腕を回して。 ]
もしかして、他にも悩んでいたことがあるんじゃない?それで、いっぱいいっぱいに――…?
(=1) 2014/08/30(Sat) 10時半頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 11時頃
|
―― 五年前・回想 ――
…!あなたロシアに行ったことがあるの?
[ もうロシアでの思い出だなんで、五才の時までしか住んでいなかったせいか記憶にあまりないけれど。懐かしくて、言ったことがあると言われれば驚いただろう。 続いての海軍との鬼ごっこの話は何だか作り話臭くて反応に困ってしまったけれど。 ]
そうね、あなたのお父様の兄弟てところかしら?だから、つまり…私達は従兄弟って言いたいんだけれど。
[ 何となく話の噛み合わなさを感じてしまうけれど、自由奔放な姿は育て親レイチェルと重なって。彼女の言葉からやはり従兄弟であることに間違いはないようだけれど、ジリヤにはよく分からない言葉を並べている。 こんなに変わっている人とは初めて話した…、なんて思いながら彼女の話を必死で理解しようと。 ]
(16) 2014/08/30(Sat) 11時頃
|
|
な、何者になるかの選択…?えーと、じゃあ…あなたは海賊王てところ?
[ 自分で言っていてこの質問は何だ…という気持ちになってしまったけれど、相手があまりにも真剣なので。続いて「じゃあ、将来は何になるの?」なんて興味本位に問うた。
自身を独特と言われれば少し嫌そうな顔をしたかもしれない。人との違い、それがジリヤにとってコンプレックスだったから…――。>>1:262ただ、じっと自身を見つめてくる瞳から…羨望のような眼差しを感じる気がした。
そのことから嫌味というわけではないよう、むしろその逆で…。 ]
ああ、そうみたいだね。私は…嫌なんだけど。
(17) 2014/08/30(Sat) 11時頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 11時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 11時半頃
|
[ >>=2暫くして、抱きついてた手が解かれれば自身も彼女の背中に回していた腕を下ろして。そのまま自身の手を制服のポケットの中へ誘導すると、手拭を取って彼女に渡しただろう。 ]
う、売り物にしようと…?
[ それなら何故彼女自身が嵌めているのか。自身の所にもこれがやってきたのか。先に彼女は売り物ではない…、そう言っていたはずだ。 混乱して気になることを尋ねようとするが――…それよりも早く話題を変えられてしまい。 ]
――…本当に?
[ 新しい商品のことで悩んでいるというその口調は滑らかではなく…、何か引っ掛かりがあるかのように見える。
(どうしたんだろう…何か、嘘っぽい?)
自分に何か隠しているのだろうか…けれど、それならば言いたくない ことなのだろうか。悩んだ挙句――… ]
(=3) 2014/08/30(Sat) 11時半頃
|
|
…本当にそれだけなの?…もしかして、隠してること…ない?
あ、別に――…
[ 言いづらいのなら良いんだよ…と、付け足して。強制なんてしていないし彼女を困らせてしまうのは嫌だと思って。 ]
(=4) 2014/08/30(Sat) 11時半頃
|
|
―― 現在・大広間前 ――
[ それぞれの寮が列を成し、その先頭には監督生が。ジリヤの嫌いなスリザリン寮の男子監督生はディートリヒ、隣に並べば心底嫌そうな顔をしてただろう。
そこで――…スリザリンの生徒が言っている言葉が聞こえてきたのだ。 ]
「マグルの校長がとうとう死んだとか、こちらとしてはお祭りだよ」 「ほーんと、今まで何であんなのが校長だったのか分からない」
は……?
(死んだ…?パルック先生が?そんな、まさか、そんなこと――…)
[ もう聞かされている者もいたのだろう。しかし、ジリヤはまだその言葉を受け入れ難く、ただの行き過ぎた冗談だと――…そう思いたかった。
マグルにも関わらず、彼が校長にまで成り上がったのは努力したからこそ――…。ジリヤのことをとても認めてくれていたし、個人的に尊敬していたのでそれが事実でも嘘でも耐えられない。 ]
……ッ…!そこのあなたたち、集会前よ…口を慎みなさい!
[ ついカッとなって他寮の生徒を叱ってしまったが…。やってしまった…と、決まりの悪そうな顔をして前を向こうとすればヴェスパタインが再び視界に入った。 ]
(23) 2014/08/30(Sat) 12時頃
|
|
いつも元気でいる必要はないよ――… 良いんだよ、弱音吐いても…。
[ 自分は少し誤解をしていた。彼女はいつも自身を助けてくれるので、ただ頼りになるお姉さんのようなつもりでいたけれど。でも、まさか…そんなはずはない。だから、自分も少しでも力になりたくて――… ]
そうなの?じゃあ――…気に入ったみたいなところか。 でも、そのもう一つをどうしてティニーが持って来たんだろうね?
[ >>=5事情を教えてくれることはなかったけれども、それ以上追及することはなく。ただ独り言のように疑問を洩らしてから… ]
まあ、何でも良いか。 ねえ?プリシェル――…もし、何かあったらいつでも私を呼んでね…。
[ いつか、話してくれるかもしれない。今はただ、彼女といつでも連絡を取れようになったことを喜ぼう。 **]
(=6) 2014/08/30(Sat) 13時頃
|
|
―― その日の朝 ――
[ 窓から自室に差し込む光に目を細めて。教師から指示があれば部屋を出る準備をしなくてはならない。集会があるならば、ちょうどいい――…。 ]
ねえ、プリシェル…起きてる?おはよう…
[ 彼女にそっと話しかけてみた。昨晩図書室で見つけた何も書かれていない羊皮紙――…、彼女ならばもしかしたらこれが何か知っているかもしれないと思って。 ]
今日、集会があるみたい…。その後ちょっと話せる?
(=7) 2014/08/30(Sat) 13時頃
|
|
[ >>24長髪のその男が口を開けば、また嫌味ったらしいことを吐くのだろうと思っていたけれど――…彼の声に乗せて放たれた言葉は予想とは違うもの。 少し驚いて、明日は槍でも降るだろうか?と思ったけれどそれも直ぐに撤回することになった。一度監督生ぶってから一緒になって言うあたり憎らしくて。 ]
――…血も誇りも守れない? っは、笑わせないで…家系や生まれだけで判断する奴に誇りだなんだ語られたくないんだけど。
[ 固かった表情は苛立ちでぴくり、と引き攣り始めた。そのまま眉根を寄せ、その赤い瞳は冷たく彼を射す。相手の寮から見下すような嘲笑が聞こえれば怒りはふつふつと。 ]
私から言わせてもらえば、あなた達の方が余程魔法使いとしての誇りがないけれど?血より実力――…マグルを馬鹿にする暇があれば呪文の一つでも覚えなさいよ。
(33) 2014/08/30(Sat) 14時頃
|
|
怖い?まさか――…見くびらないで。
[ 後ろ盾だなんて思っていない。校長が亡くなった、それが事実だとしても怖いのは後ろ盾が亡くなるからじゃない。 不安は――…もっと他の所にあるのだから。
最も、そんな弱味を見せたくない上に頭に血が昇っていたので、それを一寸も感じさせないくらいの勢いだけど。 ]
無能?パルック先生が――…? 可哀想な人達、血に囚われて其処しか見ることができないなんて。あなた達の心の中の方が穢れてる。
[ 言いたいことだけ言ってその場を立ち去り、大広間の中へと進んで行く。まだ何か言われたかもしれないが、言われればそれは無視して。自寮の卓に着けば本音はとても怖かった。
――…マグルである校長が殺されたということは、つまり。 ]
(35) 2014/08/30(Sat) 14時頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 14時半頃
|
[ 鎮まらない怒りに任せて、ディートリヒの侮辱に乗る。こんな必死になるなんて相手の思う壺だということも、みっともないということも分かってる。 それでも――…、言わなきゃ気が済まなかった。注目の的になる、というジリヤにとって一番不快な状態に置かれているにも関わらず、それすらどうでも良いほどだったのだから。
>>36クリスマスが止めに入れば、まだ怒りは収まらなかったけれど仕方なく口を噤む。一瞬、ひくり…と鼻が動いただろう。それは苛立ちを抑え切れない時に出てしまう癖だった。]
人が死んでるのに信じられない。
[ 最後にぽつりとそれだけ呟くと「ごめん」自分の寮の生徒とクリスマスに謝ってその列を率いる仕事に再び集中して。 本当は――…
(何で私が謝らなきゃいけないの?間違ったこと言ってない)
胸の中ではこんな気持ちでいっぱいで、その上なんだか泣きたくなってきて。それが更に悔しくて。 ]
(39) 2014/08/30(Sat) 15時頃
|
|
―― 大広間・集会 ――
[ 教師の面々見渡せば、その中には…いつも集会に必ず居たはずの校長の姿はなく。頭が麻痺したかのように、考えることも動くことも出来なかった。着席ながら呆然と…その時間を過ごすことしかできなくて。 ]
(本当だった…、本当に殺されたんだ…。)
生徒まで…、巻き込まれたの?嘘…――
[ セルティ=スタンダールズという名前を聞けば、あまり関わりはなかったかもしれないがプリシェルと仲の良い陽気そうな男子を思い出す。妹と仲睦まじく校内を歩く様子を何度か見掛けていたから、彼のことを考えたら――…壊れてしまうんじゃないか、と。
最も、自分は大切な人を失ったことがない。むしろ、大切だと思える人が此処ホグワーツに来るまでに育ての親以外では居なかった。だから――…想像は容易ではないけれど。
もしレイチェルとミハイルを失ったら――…?そりゃあ、きっと…死にたくなるし生きている意味がないと思うはずで。気分は鉛のように重く…。 ]
(41) 2014/08/30(Sat) 15時半頃
|
|
[ 確かに、何かが起きるとは思っていたけれどこんな大規模なこととは思わなくて。しかも、昨日の今日で…。
誰がやったのだろう――…?やはり――…"あの話"は本当なのだろうか。それとも、いいや…生徒まで巻き込まれていることからやはり数人で行ったのだろう。
これだけでは済まない――…きっと、誰しもが思っているはず。 ]
…しっかり、しなきゃ。
[ 何処かの誰かが言っていたように、自分を守れるのは自分だけ。失いたくない人がいるのなら自分でどうにかしなくては。 ]
(…私達は、また、繰り返すの――…?)
[ 怖い、とても…。恐怖ばかりが自身の中で大きくなっていく。でも、強くなりたい――…。こんなことに負けたくない。
――…もしも、今、200年前と同じような"悲劇"が起ころうとしているのならば…止めなきゃ、この手で。 ]
(43) 2014/08/30(Sat) 15時半頃
|
|
[ 生徒達は騒がしく、自身のように腹を立てる者も少なくはなかった。時間が経つにつれて収まる興奮のせいで、段々周りが見えてきて――…。
みっともないことをした…と、溜息を吐いて反省する。クリスマスにもう一度くらい謝っておいたかもしれない。ちらり、と寮の仲間の様子を観察してみれば>>46ラディスラヴァが耳を塞ぐ姿が視界に入って。
きっと、何も見えない暗闇の中――…小さな言い合いやピリピリした空気だけ感じるとしたら、それは嫌な気分で仕方ないだろうと。 ]
…ラヴァ、大丈夫…?
[ やはり、先程自分のせいで不安になった者もいるのか――…。何で冷静になれなかったのだろう、もう少し我慢しなくてはいけなかったのに。増して、寮の監督生たるもの…最低だ…と自分を責めて。 ]
こんなのだけ聞こえてきたら、嫌だよね…ごめんね。
[ 彼女の近くに行って眉を下げながら優しく話しかけるが…。 ]
(47) 2014/08/30(Sat) 16時半頃
|
|
[ >>48ラディスラヴァが彼女の耳を塞いでいた手を緩めるのを見れば、少しはその不安を和らげることが出来ただろうか。彼女の言葉に耳を傾けて…。 ]
あまり大丈夫そうじゃない…。 …少しだけの辛抱だよ。
[ 引き攣った笑いを見れば無理しているのだと分かって。彼女の手をそっと握って。続いて出たのは、ジリヤを思いやるようなそんな優しい言葉で。 ]
それはそうなんだけど――…、 私は監督生なのに取り乱してしまって…。
ラヴァが不安なの見てしまったら、もう少し私は我慢しなきゃいけなかったんじゃないかって。
(53) 2014/08/30(Sat) 18時半頃
|
|
[ >>54無理して作ったような笑顔から、その言葉とは裏腹である感情を指摘すれば…口元は真一文字に。こんな時に同じ寮の友人が我慢している所を見るのは、自身としても非常に心苦しくて。 「だと、良いのだけれど」と返された言葉はそうだとは思わない意が込められているのだろうか。そこで、ジリヤははっとした。
集会がもう終わると言いたかったのだけれど…、そうか…この不安は始まったばかり。そういうことなのだろう。だからこそ、意味に気付いても安心させる術なんて思いつかなかった。 ]
…仕方ない、か…そうだね。
[ 元気づけるつもりが、思うように気の利いた言葉は自身から出ることはなくて。それも、無理はないか…。 自身も正直――…精一杯なのだから。
自分の手に感じる彼女の温もりと、心の中の冷たさがただ目立っていた。 ]
(57) 2014/08/30(Sat) 19時半頃
|
|
[ そうもこうもしていれば集会は終わり――…。
本日は休講だと聞けば、やることはもう決めていた。生徒達が戻るのを視線だけで見送れば、まずは――… ]
プリシェル!
[ 揃いの指輪を着けた彼女の所へ。彼女には今すごく聞きたいことがあるのだ。彼女の赤髪は集団の中でも見つけることは容易かった。 彼女が気付いてくれたならば、そのまま二人で大広間を出て少し目立たない所まで。 ]
(59) 2014/08/30(Sat) 20時頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 20時頃
|
―― 四年前・回想 ――
[ その碧眼の少女は、とても心優しくて誰にでも分け隔てがない。彼女の声は小鳥のように可愛らしくて振る舞いが優雅だ。彼女はとても素敵な人だ。一緒に汽車の隣に乗り合わせたこと、昨日のことのように覚えている。 ――…グロリア・イマゴ、その名前を持つ少女はジリヤがホグワーツで初めて出来た友人だった。
そして――…、それは今まで暮らした中でまともに友人と呼べる人が出来た瞬間かもしれなかった。 ]
――――…… ――……今、何て?
[ 雨降る日、直接聞けなかった人伝で知った悲報。彼女のご両親がマグル界でクーデターの巻き添えを喰らって亡くなった、と言うものだった。 それはあまりにも急で、とにかく彼女の立場を思えば心が痛くて。彼女は家へ一度帰るとのことだ。それにしても、次に顔を合わせた時…――何と声を掛けたら良いのだろう。
手紙を書こう。そう思って机に向かい…文章を書き始めるも、納得行くものが書けなくて何度も書き直してぐしゃっと丸めては屑篭へ。 ]
ティニー…、心配だね…グロリア。
(61) 2014/08/30(Sat) 20時頃
|
|
[ きっと今、どんな言葉を掛けても…駄目かもしれない。
「こんなこと言われても余計傷付く」「いやいや、何様だって話か…」「ありきたり…」「これは、ただの同情」
気付けば箱から溢れ出そうな失敗作の山――…。こんなに他人の心配をしたことはなくて、力になりたいし少しでも彼女を安心させてあげたくて。でも、それがあまりにも難しいから歯痒くて。 ]
――…どうしたら、いいっていうの。
[ 赤い瞳を曇らせながらぽつりとぼやけば、膝の上の黒猫がみゃお…と鳴く。そっと撫でて自分の無力さを嘆いた。
今まで自身の殻に閉じ籠っていた。人と親しくなれるはずないと思っていたし怖かったから。でも彼女のおかげで変われたんだ――…少しだけど。
寮が分かれても尚、彼女とは親しくしていたし時折行動を共にしていた。あの入学式の日――…、互いに離れたことを悲しんで不安に思ったけれどそれでも。ただ一つだけしこりがあるとすれば…
――…彼女は昔からマグルをあまり良く思っていないようだけど。その部分には目を瞑っていた。そして、彼女が次に帰って来た時――…目の前に広がる光景を疑ったか。 ]
(63) 2014/08/30(Sat) 20時半頃
|
|
/* 大丈夫?見えてるー?
(=10) 2014/08/30(Sat) 20時半頃
|
|
[ >>65待っていたと言うように、構えていたプリシェルの手を引いて移動が完了すれば。柱に身を隠して彼女にいくつか話したかったことを。 ]
そう、こういうことの宛はあなたくらいしかいないの。いくつか言いたいことはあるんだけどまず最初に本題を…。 誰にも言わないでね、私昨日――…
[ 誰かに聞かれていては不味いので「消灯時間が過ぎてから閲覧禁止の棚に行ったの」と彼女の耳元で囁く。何でそんなことをしたかとか、詳しいことは後でで良いだろう。
ポケットの中から一見何物でもない真っさらな羊皮紙を出して彼女に渡す。 ]
これが、ある本の中に挟まってたの。ただの紙切れだと見過ごしそうになったけど――…普通に考えておかしいよね? 彼処にある本に…だなんて。
つまり、何かあるんじゃないかって思ったの。これ、知ってる?
[ 期待半分の眼差しでじーっとプリシェルを見つめながら問う。さて、彼女はこの何でもなさそうに見える紙切れについて何か知っているか。 ただの紙切れはそれでしかないのか、否か――いかに。 ]
(75) 2014/08/30(Sat) 21時頃
|
|
―→ プリシェルの店・現在 ――
うーん、だって…あんなところにあるんだもの。 誰か隠したものかもしれない…って。正直に言ってしまえば、ただの勘なんだけれど。
[ >>80ただの栞かもしれないと言われてしまったが。栞ならばもう少し使い勝手の良さそうなものにするのではないか、と思った。あくまでジリヤならば、だけれども。
彼女が匂いを嗅いだり透かしたり…、その様子にやはり何もないのだろうか――…と落胆しかけた時。 ]
本当…?
[ 心当たりがあるという彼女に目を瞬かせて。もし彼女の宛通りならば、ここでは話せないような内容らしい。移動を促されれば頷いて彼女の店へと。
盗み聞きされたら狙われるだなんて、そんな凄い物なのだろうか。今はまだジリヤも分からなかった。店に着けば心待ちにしていた彼女の話の続きを聞く態勢。 ]
…それで?
(85) 2014/08/30(Sat) 21時半頃
|
|
[ >>=-12店に着いても彼女は周りを警戒しながら指輪を使ってジリヤに語りかけた。突然不思議な言葉を連ね始めた彼女を不思議そうに覗き込んだ。
「我ここに誓う 我良からぬことをたくらむ者なり」
彼女のその言葉に気を取られていたが、目の前の真っさらだったはずの羊皮紙に地図のような物が浮かび上がり驚きの声を上げた。 ]
―――えっ……!
[ そこで理解した。先程彼女が言っていた言葉はこの地図を呼び出すための呪文なのだろう。よく見ればそれは、ホグワーツの中だった。見たこともないような通路が載っている。
ジリヤは口をあんぐりと開けてその地図とじろじろ睨めっこを始めた。 ]
確かに…とんでもないものを見つけたような、気がする。
[ けれどおそらく――、これからとても役に立つだろう。彼女が用心して手厚く説明してくれたのも、これならば納得だ。 そしてその地図は彼女の「いたずら終了」という言葉と共に真っさらな紙に戻ったのだ。 ]
(=13) 2014/08/30(Sat) 22時頃
|
|
―― プリシェルの店 ――
…何これ………!
[ 驚きを露わにして彼女と手元の羊皮紙を交互に見つめる。けれども、どうして彼女はこんな物について知っているのだろう。 ]
(ああ、お店を開いてるくらいだし知っていても可笑しくはないか)
ねえ、でもこれって一体…?
(89) 2014/08/30(Sat) 22時頃
|
|
し、忍びの地図……?
[ >>=14彼女の言葉を復唱して続く説明を黙って聞いていただろう。内容を聞けばこれがまずいのは確かだ。彼女の言うとおり、こんな物を所持していることがバレたら…と、思うと身震いがした。 ]
そんなすごい物…拾って来ちゃったの…。
[ 呆気に取られて自分自身に驚いただろう。つくづく、運が良いというか…悪いというか…。彼女が投げ返すようにすればそれを掴み取って。
確実に命が狙われるだろう…――、その言葉を聞けば瞳は一瞬迷うように泳いだ。怖くてたまらない、自身はマグルでただでさえ狙われやすいと言うのに。出る杭は打たれる、なんて言葉が脳内に流れた。
でも、もう此方は乗りかかっているんだ――この船に――… ]
…それでも、それでも良いっ! こんな世の中腐ってる、立ち向かわなきゃ。 怖いけどそれでも――…200年前だって動いた人達がいるから終わったんだもの。私は…黙ってみているのは、出来ない。
[ 誰が…降りるものか。自身は立ち上がらなくてはいけないのだ。その瞳は先程まで泳いでいたのが嘘のように真っ直ぐだったろう。
プリシェルの真剣な瞳に同じくらい真面目に語りかける。 ]
(=15) 2014/08/30(Sat) 22時頃
|
|
―― 四年前・回想 ――
[ 両親の葬儀が済んで戻ってきた彼女はまるで生まれ変わったかのように別人になっていた。スタイルは良くても健康的だったはずの彼女は、目を背けたくなるくらい痩せ細っていた。煌煌とジリヤを映していたはずの綺麗な瞳はもうなく、生気を失ったように翳っている。
――…衝撃だった。その光景はあまりにも自身にはショッキングで。
あんなに、明るかった彼女の変化に動揺してしまい…掛ける言葉も見つからなかった。けれど元気になってほしかった。
こんな自分は力にはなれないかもしれないが――…、それでも傍に寄り添ってあげたいのだ。大切な友人なのだから。 ]
グロリア…、おかえりなさい。 ――…その…良かったら一緒にご飯食べない?
[ 立ち直って欲しくて必死だった。次々に前の彼女を取り戻す方法を一生懸命練った。 ティニーとシルヴェンを連れて何をするというわけでもなくただそばにいたり。それでも――…彼女は心此処にあらずだった。 ]
(98) 2014/08/30(Sat) 22時半頃
|
|
[ もしかしたら、彼女は自分と一緒に居ても…元気なんて出ないんじゃないか…。そっとしておいた方が余程立ち直りが早いのなら――…そう思って彼女から離れて一週間経ち…――
>>84校内で楽しそうに笑う彼女を見つけた。嘘なんじゃないか…と、目を疑った。以前と親しくしていた友達を衣替えしたかのように全く違うのだ。
その中には、ジリヤがマグルだということを嗤ってきた者もいて…信じられない…と目を細めた。いずれも純血主義で由緒ある家柄の生徒達――…。
ああ、所詮――…彼女もつまらない人間達に同調するのか。 ]
…あ、ああ…グロリア。 ――…心配した…けど、元気…出たみたい?
[ 群れから離れて近付いて来た彼女には以前のような微笑みを向けることは出来なかった。ジリヤの顔は引き攣っていただろう。 醜い感情でいっぱいだった。自身には彼女を元気にすることができなかったのに、どうして――…
嫉妬、そして…嫌悪。 ]
(101) 2014/08/30(Sat) 22時半頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/30(Sat) 23時頃
|
行ってこい…と言われても、なあ。
[ >>103勇者ジリヤと言われれば、可笑しくて「もう、何の真似?」と…柔らかな表情で唇からふっと息を洩らす。 送り出してもらっても次に行く場所は決まっていなくて困ってしまう。強いて言えば――…今会いたいのはルドルフだろうか、彼には話したいことがあるのだ。
肩をポンと叩かれれば、肩に触れたその腕を掴んで。 ]
ねえ?プリシェル?ありがとう――…
[ 今度こそ…朗らかに笑みを浮かべて。一度だけ振り返り――… ]
あなたも、一緒に戦ってくれるでしょ? 勇者のお供そのいちとして…――。
[ 彼女には珍しく冗談なんて吐くと、ひらりと手を振って店を後に。 **]
(117) 2014/08/31(Sun) 00時頃
|
|
―― 四年前・回想 ――
ふーん、お友達…。
[ >>111無邪気に彼らに手を降るグロリアに無意識で少々冷たい視線を送ってしまった。さぞかし"素敵なお友達"なのだろうと、皮肉めいたことを考えて。 今まで仲良くしていた友達はどうしたの?――…その中には半純血やマグルもいたはず。もう、要らないの?どうして急にあんな子達と仲良くするようになったの? ――…続々と浮かび上がる疑問は声に出せないまま、もうその時から自身の気持ちは彼女からゆっくりと離れることを始めていた。 ]
いいの、グロリアが元気になってくれたならそれで良いから。 ―――……気にしないで。
…顔色?そんなことないよ…大丈夫。
[ 本当は自身が一番傍にいてあげたかったし、最初に笑顔を見たかった。だけどそれは叶わなかったし、まさかこんな重苦しくて面倒くさい本音を言えるわけもなく。 心配する彼女を前に自分は何をしているんだ…と、鞭を打った。これ以上彼女を悩ませてはいけない、折角…元気になったのだから。
自身の気持ちに嘘をつけばつくほど、彼女との距離は離れていくようだった――…。 ]
(121) 2014/08/31(Sun) 00時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る