人狼議事


84 ― 手紙 ―

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視点:


【人】 学者 レオナルド

― ある朝 ―
[机には、数日前に使用した押し花セットが散らばっていた。
論文の草稿とともに片付けようとして、眉が下がる。

香りは良い塩梅に残ったが、だいぶ色落ちしたのは頂けない。
橙色というよりは、茶色に近い風合いになってしまっている。
いわゆる、素人仕事、というやつだ。]

 ……おかしいな。
 本に書いてあった通りに試したはずですが。

 この分だと、手紙に同封した分も……。

[ピンセットの隣には、3冊ほどの植物図鑑。

しばらく憮然とした表情をしていたが、鞄の中から手帳を取ってめくると、机に向かってなにやらしたため始めた。]

(8) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 薬屋 サイラス

**花屋様

以前、そちらから花を配送していただいたことのある者です。
押し花について本職の方に伺いたく、御手紙差し上げました。

素人ながら押し花を作ろうとしたのですが、上手くゆきません。
試したのはクローバーと金木犀です。植物図鑑のコラムに記載された通りに柔らかい紙で挟み、本で数日間重石をしました。
前者は上手く行ったのですが、後者は色褪せが激しくいまひとつの出来です。

コツなどありましたら、教えていただけると助かります。

こちらも意地です。
ついでに練習用の押し花に適した花も届けて頂けませんか。
種類はお任せしますので、着払いにてお願い致します。

  レオナルド・マクガイヤー

(-9) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 学者 レオナルド

 ああ、また郵便局に行く用事が……、

[今日のカレッジの講義の隙間、時間が取れるだろうか。
眉間に皺を寄せていると、戸口から控えめな声がした。]

 おや、ウェーズリーさん。
 実はちょうど、出したい手紙があったところなんです。

[出てみれば、いつもの郵便屋が立っていた。
あまりのタイミングに、偶然と分かっていても驚く。

二通の手紙と引き換えに、先ほど封をした封筒を差し出した。]

(10) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


【人】 学者 レオナルド

― 大教室 ―

……以上が、この頃に流行ったソネットの韻律構成2通りです。
来週の講義で、各形式の詳細や具体例を見てゆきましょうか。

では、文学史入門B、本日はここまでとします。

[待っていましたとばかり、最後の一言を機に講義室がざわつく。

居眠りしていた学生を起こす者、
講義に関する質問にやってくる者、
最初から教科書など開いておらず雑談に興じる者。

総じて学生のやる気はいまひとつ。
文学を専攻しない者が多く履修する入門講義であるから、まあ、こんなものだろう。]

(29) 2013/05/24(Fri) 17時半頃

【人】 学者 レオナルド

― 回想:十年ほど前 ―
[専門外の入門講義についていけなかった経験なら覚えがある。

大学生の時分、好奇心から履修してみた高等数学の入門授業。
課題提出を翌々週に控え、さっぱり数式が分からなかった。

担当の老教授にも質問しても、もごもごと要領を得ない。友人に教えてもらおうにも、生憎と、数字を見たら頭が痛くなる輩ばかりで、あまり足しになりそうになかった。

そのような悩みをぽろりと家で漏らしたところ、
人懐っこい弟が、あっさりと一言。

『大学生の数学は俺もわかんないけど、
 その辺の人捕まえて聞けばいいじゃんか』]

(30) 2013/05/24(Fri) 18時頃

【人】 学者 レオナルド

[気が引けたが、背に腹は変えられない。

講義のあと、教室の窓の外を見ている男子学生に声をかけてみた。手元のノートには数式がびっしり書かれていて、彼なら大丈夫だろうという公算の下。]

突然すみません。
先週の数式の使い方、教えてくれませんか。
……僕の2単位を救うと思って。

[そのときの表情は鬼気迫っていたことだろう。
不躾だったかと、慌てて言葉を足す。]

ああ、その、お礼に学食で昼くらいおごるので。
ええと、新作のトマト焼きそば丼、あれ旨かったですよ。

[存外長い付き合いになるとは思ってもみなかった*]

(31) 2013/05/24(Fri) 18時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 18時頃


【人】 学者 レオナルド

― 大学構内 ―
[講義棟の階段を降りながら、今朝受け取った封筒を眺める。
一通は家庭教師先の教え子からのものだった。]

おや。昨日送ったのと行き違いになったかな。

[かしましくお喋りに興じる女子学生たちが隣を通り過ぎる。

すっごいの、今度のカレシ、賭け?ポーカー?とかやるひとで。
ええ、それ、アブナイやつじゃないの。ミルフィ、ヘーキなの。
そういうんじゃないよう。だってすごい優しいもん、クリス。

無意識にそちらを眺めてしまっていたせいか。
目が合って、彼女らは気まずそうに会釈する。

不快ではなくもどこか異国の人を見るような心地になってしまうのは、己が三十路を過ぎた所為か。]

とはいえ、一回り以上も年下の教え子はこうして……、

(39) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【人】 学者 レオナルド

[今でも手紙をくれているのだし。
そのように、微笑ましく思いながら開いてみた手紙。
真っ先に目に入ったのは、なかなかショッキングな単語で。]

……はげ。

[思わず眉間に皺を寄せ、末まで読んで複雑な表情を浮かべた。]

いや、僕は、"ばか"のほうですか。
なんとも若い女子というものは、難しい……。

[何にせよ、お嬢様はお冠に相違ない。
無理もない、二年も教えていたのを急に辞めたのだから。
どうしたものかと思案して、ふと。]

ミナカタなら、どうするだろう。

[彼には、短期で彼女の家庭教師の口を紹介した縁もある。
この機に手紙でも書いてみてもいいかもしれない。
このところ郵便づいている、と思いながら、帰路を辿った]

(40) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【人】 学者 レオナルド

― 列車にて ―
[雑貨屋やらカフェやらに吸い込まれていく学生たちを横目に、
最寄駅から黄色い車両に乗り込む。

なにせ、カレッジから自宅までは鉄道で2時間。
非常勤の講師とはいえ、なかなかに過酷な通勤時間である。

窓際の席に座ると、懐からもう一通の手紙を取り出した。
宛名は、――セシル・マクガイヤー。]

最後に演奏を聴いたのは随分前――か。
あいつは、今どこでどうしているやら。

[そのくだりには少し落胆し、それでもどこかほっとする。
誰かから弟宛の手紙が届くたびに、元気に路上演奏している弟の姿を見るような思いがした。]

(46) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

……ああ。

[差出人を見て、得心した。
ジェフリー・キーツ。
確かに彼からは、前にも一度手紙を貰ったことがあった。

覚えていたのは、書店で見かけた名前だったからだ。
少年・少女向けのたぐいは専門外とはいえ、恐らく一般人よりは国内の作家に通じている自負がある。

薄いカフェオレ色の封筒は、ことさら大事に仕舞いこむ。

それからボールペンと便箋を取り出した。
無意識に、姿勢を崩して足を組む。]

(47) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 学者 レオナルド → 捜査官 ジェフ

ジェフリーさん

手紙をありがとう。

聴いてくれたのは、たぶん、俺が初めて作った曲でしょうか。あれは、親父のよく歌っていたでたらめな節を、俺なりに編曲してみたものです。自信作!

今は……、まだコンサートホールで演奏会を開けるほどじゃないんですけど、大きな都市で路上演奏してます。固定のお客さんもついていて。

演奏会を開くことになったら、お知らせするつもりです。
たぶん、新曲も披露できると思う。

  お互いの成功を祈ってます
  セシル・マクガイヤー

追伸:
言い忘れました、前に手紙を貰ったあとで知ったんですが、ジェフリーさんは作家だそうですね。
俺は滅多に読書しないけども(ハイスクールの授業が最後かな)、展開が独特かつスリリングで面白かったそうです。兄貴談。

(-71) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[書いている最中、たびたび手を止め、
夕焼けのいろが混じり始めた列車の外を見やる。

近況のくだりになると、ほんの少しペンの速度が鈍り。
少しだけ眉尻を下げる。

初めて弟のファンレターに返事を出したのは、
ほんの出来心だった。
いつしか、そうすることが一種の験担ぎのようにすらなった。]

ようし、これでばっちり、と。

[封をしながら、弟の口癖を真似る。
そのときだけは、いつにない悪戯っぽい表情を浮かべていた。]

(49) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[眼鏡を外し、眉間を揉みながら姿勢を正す。]

それから……
良かった、丁度3通分のレター・セットは足りそうだ。

[今度は万年筆を取り出し、次の手紙を書き始めた。

車内のテーブルとも云えないような板を下敷きに書くのは、
いささか骨の折れる仕事だった。

だが、通勤時間の有効活用のため、書き物には慣れている。
列車が揺れるたび、少しばかり手を止めて。
それでも流暢に文字を綴ってゆく]

(50) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → FSM団 ミナカタ

ミナカタへ

久しぶり。元気にしているでしょうか。

僕のほうはつい最近、オルブライト家の家庭教師を辞めたばかりです。おかげで、お嬢様のご機嫌を損ねてしまいました。

今は、塾で教えているのでしたっけ。
君のことだ、きっと若い生徒からも慕われているのでしょう。

年若いお嬢さんに、"ばか"と言われたときの対処法を
ぜひとも教授してもらいたいよ。
変な話だけれども、半分くらい本気です。

(-75) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → FSM団 ミナカタ

こればかりは、
"日々の積み重ね"という訳にもいかなくて(君の口癖でしたね)。
教授代は、そうだね、今度ゆっくり飲みにでも行こう。

カレッジの女子学生もずいぶん若く見えるようになったので、
僕も小父さんになったということかもしれないな。

  幸運を
  レオナルド・マクガイヤー

追伸:
今度はトマト焼きそば丼なんてケチなことは言わない。
専門誌に連載を持つことになって、懐具合も悪くないんです。

**駅のそばに、旨い料理を出す店があると聞きました。
たしか――ホット・ココナツ・スシとかなんとか。

(-76) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → FSM団 ミナカタ

[飾り気のない白の便箋と封筒。

学生時代と変わらぬ丁寧な等幅の文字で、
きっちりと綴られている。]

(-77) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 良家の末娘 ポーチュラカ

ポーチュラカへ

馬鹿、は手厳しいですね。
すみません。怒られても仕方ないと思っています。

どうしたら許してくれるだろう。
なにか分からないことがあれば、僕へ尋ねても構いません。
僕は、変わらず君が自慢の教え子だと思っていますよ。

  親しみをこめて
  レオナルド・マクガイヤー

追伸:
ただし、はげはいけません。
僕も将来言われることがあったら、大いに傷つきます。

いいですか、ポーチュラカ。
人間の価値は、頭髪の量によっては決まりません。

(-78) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 良家の末娘 ポーチュラカ

[昨日と同じ、白いシンプルな便箋。

無機質にも見える、等幅の文字。

"追伸"の文字の傍にだけ、躊躇ったかのように、
万年筆を置いたインクのあとが点々と残っている。]

(-79) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[書き終えた頃には、外はすっかり夕焼けの有様だった。]

もうすぐ着く頃……かな。
日が落ちる前に帰れそうなので、よしとしましょう。

[ふと、一通目に宛先を書き忘れたことを思い出し、
万年筆でそのまま封筒に書き足した。

三通を鞄にしまったのとほぼ同時、
家の最寄り駅を告げる車内放送が響いた。]

(53) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 捜査官 ジェフ

[白のシンプルな封筒に入った手紙。

本文は、大きく崩した文字で綴られている。
けれども、宛名書きだけは丁寧な等幅の文字で書かれていた。]

(-82) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 学者 レオナルド

/*
どうしましょうか。
すでに手紙が着いていることにして、ジョージくん宛にこちらからなにか送っておいても……と思ったのですが、更新には間に合わないような気がしてきました。

こちらがジョージくんの存在を知らない感じにしてしまったので、動きづらくさせていないでしょうか。

今日届いている手紙は2通なので、明日は余裕があるかな。

(-83) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 学者 レオナルド

/*
年下のきょうだいをかわいがっているプリシラさんや小学生相手に手品を披露するルーカスさん、ねことたわむれるジェフリーさんがかわいらしくてなごむターン。

(-84) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 学者 レオナルド

/*
ねこ相手にも敬語のジェフリーさん、なんという萌えっ子。

(-87) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

― 帰り道 ―
[郵送は明日かな、と思いながら夕闇を歩く。

隣家のコリンズ邸の門戸の近くに人影があるのを見つけた。
目を凝らすと、見慣れた郵便かばんが見て取れた。]

誤配送が? それは大変ですね……。

そんな折に仕事を増やしてしまって恐縮ですが、
ついでに僕の手紙もお願いできませんかね。

や、ありがとうございます。

[手間は変わりませんから。そう言っていつもの静かな笑みで快く応じてくれるウェーズリー氏に、猫背ぎみの身の丈をさらに丸めて謝意を示す。

うち一通の差出人が「セシル・マクガイヤー」であることには、きっと、気づいてはいるのだろうが、彼は特になにも言わなかった。

我が家の戸を開けると、夕飯のトマトシチューの匂いがした。**]

(65) 2013/05/25(Sat) 00時頃

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