82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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…それ、は。 そうだと……嬉しい、ですね。
[自分がサミュエルの傍にいて、与えられるものはとても少ない。 他のラーマの方がいいのではないかと思う事は一度や二度ではなく。]
……。
[ライマーにもそれぞれの性格があるように。 ラーマもまた、様々な思いを持つ。 トルドウィンの言葉の奥に違う思いがあるとしても。 それが彼の“在り方”であるのならば、否定はしない。 ただ、問うような視線を向けるのみ。]
(-10) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[鹿肉を差し出したサミュエルの腕は捕獲され>>4、 こちらに向けられる笑み>>7に、逃げ場はないと瞬時に悟る。]
…そう、ですね。 待たせて…いただきます。
[熟練のライマーの刃の鋭さを実感しつつ。 そう答える他に術はなかった。 助けを求めるサミュエルの目>>10に、諦めましょうと返す。
トレイルのところへ持っていくシーツを口実に、 早めに解放されるのを祈ろう。]
(15) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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キリシマさん……おかえりなさい。 お邪魔してました…。
[ソーセージを持って戻ってきたキリシマへと。 ライマー時代は共に戦う事もあり、それなりに交流はあった。 向けられる視線が複雑さを帯びているのは、 ライマーであった頃の「ドリベル」を知っているからだろう。
もっとも、ライマーであった「ドリベル」は十年前に死んだのだと、 その区切りはお互いしっかりつけているが。
…つけている故に腰が引け気味になるのは、 主同士の力関係に要因があるのだろう。]
(20) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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/* 初期値がマスターでした。
(-25) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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/* トルドウィンかっこいいよ! おにーさんだ!
……ラーマ年齢はこっちのが上とか聞こえない(塞)
(-26) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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…その聞き方は…ずるい、です…。
[トルドウィンの言葉は信用できる、と思っているのに。 Noとしか答えられないと眉を潜め。 続けられた言葉に、ゆるく首を縦に振った。]
…ありがとうございます。
[少し浮かべた笑みは、キリシマの来訪と共に、 苦笑ともつかないものへと変わった。]
(-28) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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/* >>24 別枠www お隣さん別枠www
(-34) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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[今日の作業は終わった>>32とのキリシマの言葉に、 こちらの主の逃げ場は完全に塞がれたようだった。]
…どうぞ、お手柔らかに。 まだ…回りきっていない…ので。
[この言葉で稽古が軽くなるとは思えないが。 今日の訓練はラーマは使用するかしないのか。 どちらにせよ、シーツと篭はどこかに置かせてもらう事にする。]
(37) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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>>41 いえ…大丈夫です元から眠い子です…。 ただマスターも寝るから…いっかなって… 思ってる部分はあります…。
(-46) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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あ…。
[サミュエルの言>>41に小さく声を漏らした。 そんな事を言ったらどんな反応が返ってくるか。]
…………。
[案の定というべきか。 嘆願がかえって仇となったようだった。>>44]
…わかりました。
[トルドウィンに頼まれれば>>46請け負い。 火の番をしながら修行を眺める。 今日は自分達の出番まで果たしてあるだろうか。 …時にはそこへ行き着く前に、終わってしまう事もあるので。]
(49) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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[トルドウィンが戻ってこれば、 チップを入れるくらいの手伝いはしただろう。]
…………。
[聞こえてきたサミュエルの言葉。>>57 無茶をして怪我をしてほしくはないのだが。 それ以前に一人でなぜそんな大型に挑もうと思うのか。 ただ主の向上心を阻害するのは気が引けて。
キリシマの回答>>60はおおよそ無難なものではあった。 ラーマに毒を仕込むとなると、 体内に毒を事前に取り入れておくか、 武器の形状になった時に塗るか、だろうか。]
(61) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[腸詰と共に向けられた問いに>>64、]
…心配と言うか…あまり無茶をしないでほしい…んですが。
[一人でなんでもやろうとして無茶をした結果怪我をしたら、 自分ではサミュエルを守ることはできないから。
溜息混じりに吐き出して、腸詰を受け取る。 一口齧れば、癖のない味と香り高い肉汁が口の中に広がった。]
(71) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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…本当に。
[あちらでは噛んだ葉に悶絶しているが。 こちらは腸詰をゆっくりと味わいながら頷く。]
でも…こまった主はお互い様…では?
[困らされる方向は違いますが、と小さく笑みを零し。 トルドウィンが頭を撫でようとするなら受け入れるだろう。
ラーマとして生きた年月はこちらの方が長くとも、 頼りがいがあるのはどうみてもトルドウィンの方で。 拘りはないが、時々自分でも、どちらが上か分からなくなる。]
(-76) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[一口一口味わい噛みしめ。 出来立てでしか味わえない美味しさを楽しませていただく。 その視線はキリシマと会話を続ける サミュエルへと向けられていて。]
………どうして。
[サミュエルが大型の獣へと興味を持つ理由は知らず。 無茶を言い出すたびに浮かぶ疑問を声にしたことはない。 たんなる興味なのか、それとも。
聞こえた一言>>72は密かに嬉しかったけれど。 サミュエルの希望を叶えるなら、 共に戦える者を見つける必要があるのだろう、と。]
(78) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[頭を撫でられればくすぐったように目を細める。 見えずともそれは空気で伝わっただろう。]
…がんばります。
[トルドウィンに言われると、 不思議と本当にそうなれるような気がするから不思議だ。 返す声は、常より少しばかり張りがあった。]
(-84) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[トルドウィンとの会話の内、 頭を撫でられれば僅かに表情を緩めた。 煙のカーテンの向こうの主人達の目に入ったかはわからない。
新しい来客の気配と対応するトルドウィン>>55>>77を傍目に、 始まっている打ち合いを眺める。
攻芸もこれば>>87、ともに見学をしただろう。 興味に溢れた視線で稽古を眺める攻芸をどこか眩しく思う。]
(91) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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― 昔話 ―
[十年前。 男は、寝る間も惜しんで鍛錬と仕事に明け暮れていた。 相棒であった剣を象るラーマは、そんな男に呆れつつも、 無茶はするなと言いながら、刃となり、支え続けてくれていた。
それに甘え、酷使し続けていた相棒が隠していた、 積み重なった不調に気付くこともできず。
ある時引き受けたキラーベアの討伐は、 本来であれば簡単にこなせる仕事だった。 だからこそ、男もまた相棒を手にして一人で赴いた。
襲いくる一撃を相棒で防ぎ、跳ね除け、反す刃で切り伏せる。 重ねた鍛錬と戦いの中で定型となった動き。 その最初の流れとして、手の中の刃を爪と合わせ。]
(92) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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――キィ、ン。
[高く響いたのは、刃と爪が擦れる音でなく刀身が折れる音。
『――――』
何が起こったのか理解できなかった男には、 相棒の最期の言葉も聞き取れず。
ラーマを折った爪はそのまま男の胸元を深く抉る。 手に残った刀身で応戦し、体躯を地に倒すことは叶ったが、 残った男も、胸の傷が致命傷であることは判じていた。
死までの猶予に、折れた相棒の半身を胸に男は何を話したか。
それから随分と長い期間を経てラーマとして生まれた時、 戦いへの情熱やら熱意やらは、遠くへ置いてきたようだった。]
(93) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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/* 自害はやめた。 自害はやめた。うん。
しかし置いてきすぎたと思うよ。 あとやっぱり7年は寝すぎだと思うんだ。
(-93) 2013/05/11(Sat) 12時頃
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[攻芸に尋ねられれば>>94、首を傾げてやや思案する。]
…苦手な相手…というのもあるかもしれません。
[師匠であるキリシマには毎回みっちりしごかれている。 それ故に、無意識に苦手意識を持っているのかもしれないと 可能性を提示してみた。
相手が相手だ。 手を抜いているなどということはありえない。]
チアキは…剣は得意ではなかったでしたっけ…? 模擬戦でも長物を…?
[チアキは攻芸を使っている時とてもいきいきとして見える。 扱いの感じからも長物が得意なのだろうと分かるが、 模擬戦ではどうなのだろうと興味を。]
(100) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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[不思議そうな攻芸>>109に、 この様子だとチアキはケヴィンにそういう意識を 抱いていないのだろうと、別の師弟について考える。
ケヴィンとホレーショーがチアキの恩人であり、 チアキがライマーとなった理由であるとは耳にしており。 憧れの人を師と仰ぐならば、苦手と思うことはないのだろう。]
気が置けない…のは…その通りですね。 [稽古を嫌がりながらもしばしば顔を見せに来るし、 師弟仲はなんのかんの言いながらも良好だと思う。]
(115) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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…ああ。 距離感を体に馴染ませるのは…大事ですからね…。
[刃の届く範囲が異なれば、戦い方も異なってくる。 攻芸の形態であれば通常の剣と扱いはかなり違うだろう。 まずは自分の武器の間合いで戦うことに慣れるのが必要かと 納得したように頷いた。
チアキの元から攻芸がいなくなったら、という疑問は抱かない。 この二人が離れるという想像は容易には浮かばなかった。]
(116) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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[二人の動きがとまり、どうやら稽古は終了したようだった。
ある程度近くまで戻ってきたサミュエルに、 数歩駆け寄るように近寄る。]
……おつかれさま。 怪我はない…ですか?
[怪我の程度を確かめるように、視線を向ける。 キリシマの腕ならばそこは問題ないと思うが、 武器を握った後のひとつの儀礼のようなものだ。
確認作業を終えれば、サミュエルの額に浮かんでいる汗に、 何か拭うものはないだろうかと。]
(117) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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…その様子なら…大丈夫そうですね。
[ぼろぼろだ、と呟くサミュエル>>120の口調はいつも通りで。 キリシマとの稽古の後はいつもこんな様子だ。
握る手は稽古の直後だからか少し湿っていて、 少しばかり熱を持っていた。 握った手はそのままに、 反対側の手で、ポケットから布を取り出して軽く額に当てる。]
攻芸さんが…今度手合わせはどうか…と。
[先程のやりとりから拾って告げた。]
(126) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[手に感じる体温と感覚に覚えるのは無意識の安堵。 こうして手を握ってもらえる間は、必要とされているのだろうと。 少しばかり、握り返す力が強くなって。
そのまま少しばかり遊ぶように、強弱をつけて握る。]
(-118) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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/* あ。 ごめん攻芸…完全に読み違えましたorz
(-119) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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……あ。
[近寄る気配に気付いてそちらを見れば、 トリエルとジェームスがこちらへと向かっているのが見えた>>131。 トレイルの声に軽く会釈を返し。 つながれた手については、微笑ましく思うのみで。]
入れ違いにならなくて…よかった。 二人のところにも…行こうと思っていたんです。 [始まった訓練でそのまま忘れ去られそうだったが、 現在鹿肉配達中。そしてトレイルへの依頼もひとつ。]
(133) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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[少し名残惜しいが手をほどいて。 置かせてもらっていたシーツをトレイルへと渡す。]
…ちょっと、破れてしまって。 寝巻きかなにかに…仕立て直し…お願いできますか?
[引き受けてもらえれば、当初の目的をひとつ達成。>>136 破れ方を見れば経緯について説明は不要だろう。]
(138) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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問題ない…です。
[そう言いつつも見事に縫ってみせる腕前は知っている。 お願いします、と言いかけ、]
ぅ、わ……!
[抱えられるように頬ずりをされて、驚きに声をあげる。 ぱたぱたと手を動かし軽い抵抗をするものの。 トレイルのスキンシップはそれなりの頻度で行われるため、 慣れからか、本気で抵抗するまでには至らない。]
(146) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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[頬ずりを受けている最中。 ジェームスからの視線に困った色合いを更に強くし。]
……いや………うん。
[むしろこちらこそ申し訳ない、と視線を送る。 果物やジャムは嬉しいのだが、もらう理由が…。]
(147) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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