7 File.1:Hedgehog's Dilemma
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おぉ、無事に占い師。 武器はー…と。 (08)
(-24) 2010/04/21(Wed) 01時頃
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─ 放送室 ─
[機材の並ぶ狭苦しいブースの中は漆黒の闇。 ケーブルで両手足を拘束されたまま、長い髪を乱して床に横たわる。
抵抗した痕跡か、鈍い頭痛に閉ざされていた意識が表層に浮かび上がるうちに、戻ってくる感覚はあちこちが軋むような痛み。]
…くっ、そ。 [もがいた。 手首にケーブルが食い込んでいるせいで、指先が酷く冷たい。]
どうなってんだ…、いったい。
(34) 2010/04/21(Wed) 01時頃
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[室内へと入ってくる足音。 何者だろうと見上げようとしたが、身体の自由は効かない。 小さく呻いてもがく様子に向こうは気づいたのか、ずかずかと近づく気配。]
………ぐッ!? [ぼすっと鈍い音と共に、みぞおちに食い込む足。 もう一つ大きな衝撃があったかもしれないが、ところどころ記憶は飛んでいた。
次に目を覚ましたのは、体育館の器具倉庫。]
(38) 2010/04/21(Wed) 01時半頃
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─ 体育館・器具倉庫 ─ [先程までの冷たい床と違って、途切れた意識が戻ったときにはやわらかなマットの上に寝かされていた。 幾度か咳き込み、吸い込んだ空気の独特のすえた匂いで、現在地を把握する。 ゆっくりと起こす身体は酷く重い。 拘束は解かれていたけれど、消失した腕時計の代わりに手首に残った擦り傷が、あれは悪夢ではないと雄弁に語っていた。]
(51) 2010/04/21(Wed) 01時半頃
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[闇に目が慣れてきても、ほとんど見えないほどに倉庫内は暗い。 腹の上に置かれていたバッグを胸元へと引き寄せ、手探りで床を這う。
重いスチールの扉。 内側から開けるのは大変だったが、軋む音をたててスライドして開いた。
がらんと、空間の広がりだけを感じる闇。]
…おい、
誰か居ないのか!?
[呼びかけた声は、意外なほど大きく、閑散とした体育館に響いた。]
(68) 2010/04/21(Wed) 02時頃
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[壁を撫でるようにして探したスイッチは、幸運なことに倉庫内の白熱灯とつながっていた。 闇に慣れた目にはまぶしくて、思わず片手で顔を覆った。
もう片方の手には先程のバッグ。 マットの上に座り込み、その中身を漁る。
じゃらりと重い金属の鳴る音、それと…
開いた紙片に落とした視線は、紙面をめった刺しにしそうなほどに鋭くなる。 丁寧にそれを折りたたむと、マッチ箱大のサイズの何かと共に制服の内ポケットへとしまい込んだ。]
(81) 2010/04/21(Wed) 02時半頃
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─ 体育館倉庫 ─
…っ!?
[突然ドアの軋む音に、思わずビクリと身を固くして振り向く。 怯えきった獣のような鋭い視線は、その先にいた相手の不遜な笑みに少し和らいだ。]
脅かさないでくださいよ、センパイ。
[こちらはあまり目立たないだろうが、相手の愛用している赤いコートは校内でもひと目でわかるほどに目立つものだから、 名前こそ知らぬものの、上級生だと言うことぐらいは把握している。
その男の視線につられて、触れる指は体温を吸って温くなった金属の首輪。 驚いたように彼を見て、どういう事なのかと視線で問う。]
ゲームの招待にしては、随分と手荒な招集だと思うけどな…。 [抵抗の痕跡が残る、乱れた制服。殴られでもしたのか、片頬も少し腫れていた。 手首と足首にも拘束されてもがいた時の擦り傷が覗く。]
(195) 2010/04/22(Thu) 00時頃
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鍵があるとすれば、用務員室とか?
[物色する様子を見守りながら、未だ警戒の色は解けない。]
情報収集…でしたっけ。自由時間の間は。 おそらく、その後に指示があるんだろうとは思うけど。
(199) 2010/04/22(Thu) 00時頃
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薫ちゃん? なんで君まで…
いや、このくらい平気だし、 [泣きそうな顔で手当をしようとする義妹を安心させようと少し笑おうとして… それを止めたのはチャイムの音と放送の声。]
そうだね、行こう。
[一年の教室へたどり着いたのは、多分一番最後。]
(262) 2010/04/22(Thu) 01時頃
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…集められたのが意図的なら、携帯の没収くらいはするだろうね。 時計まで御丁寧に回収してあるのは、時間がわかると色々不都合なのかもしれない。
[淀んだ空気のところから離れたせいか、歩いているうちに多少は頭も回るようになっていた。 ざわざわと小声で話しあう生徒から少し離れて壁に凭れ、何かを言いかけた瞬間に流れる間の抜けたチャイムの音色。
いやにあっけらかんとひどいことを言う教師の声に、不機嫌そうに顔を歪めて頬をさすった。]
(287) 2010/04/22(Thu) 02時頃
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…な…!?
[耳を疑うような教師の言葉に、思わず黒板の上のスピーカーを睨みつける。 片手は無意識に、胸元を押さえた。]
殺し合え、だなんて。
[馬鹿げてる。その言葉は口の中だけで小さく響いた。]
(288) 2010/04/22(Thu) 02時頃
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[声も、出なかった。 ただその目は、画面の中に釘付けになる。
ギリ…と噛みしめる奥歯。 息苦しさに思わず、嵌められた首輪に爪を立てる。]
(293) 2010/04/22(Thu) 02時半頃
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……ッ!!
[画面の中、爆発する首輪。 思わずガタリと椅子から立ち上がって、触れていた指を離した。
情けないことに、両膝は小さく震えていた。]
(294) 2010/04/22(Thu) 02時半頃
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…薫ちゃん。
[倒れ込んだ義妹の様子に気づいて、ようやく我に返る。 傍へ行くと、心配そうに背中をさすった。]
(308) 2010/04/22(Thu) 03時頃
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─ 一階・教室 ─ [三々五々出て行く生徒たち。 ひとり残されたまま、手首に残った擦り傷を撫でる。
ボストンバッグの中から掴み出すのは、冷たく無骨な鋼の手錠。 思わず口元から漏れるのは、微かな嘲笑。]
…巫山戯てんな、全く。
[長い前髪を掻き上げるように顔を覆い小さく肩を震わせて、声を殺して笑った。]
凶器、じゃねぇだろ。 どう見てもコイツは…
拷問の道具じゃ、ないか。 [自分の胸ぐらを、関節が白くなるほど掴んで握った。]
(414) 2010/04/22(Thu) 19時頃
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そう言う役回り、任されたってワケか。
[バッグから取り出した手錠を暫く見つめ、足音に気づいてポケットに放り込む。]
あ、あぁ…薫ちゃんか。少しは落ち着いた?
[帰ってきた姿へと向ける表情はやはりぎこちない。]
(422) 2010/04/22(Thu) 21時半頃
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いや、うん。俺は大丈夫。
[視線を合わせられず、目を逸らす。]
今、この中には何人居るんだろうな。 その中に味方は…
[独り言のように小さくつぶやきつつ、教室内を物色するように視線を走らせる。 何か役に立ちそうなものはあるだろうか?]
(437) 2010/04/22(Thu) 22時頃
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…あぁ、那由太さん。すんません。
[視線がかち合って、少し気まずそうに目を伏せた。 姉の嫁ぎ先の家庭環境は複雑らしいと聞いていたのと、結婚式位でしか顔を合わせてなかったから、やはり態度はよそよそしくなる。 来月予定日の姉が無事に子供を産んだら、お互いその子の叔父ってことになるのだろうけれど。]
薫ちゃんのこと、お願いしますね。 [そう頼むと、暗い廊下へと出て行く。]
(453) 2010/04/22(Thu) 22時半頃
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[呼び止められて振り向く。長い髪がふわりと揺れた。]
怖く、ないの? 誰が鬼かなんて、わかりゃしないだろ? [心配そうな義妹の視線に、思わす目をそらして吐き捨てる。]
自分で選んで決められるんじゃなく、勝手に大人達が役割を押し付けているって事はさ、 どんなにいい人だとしても、【だから鬼じゃない】なんて言えるワケないんだ。
疑いたくないけど、疑うしかない。 殺したくなくても…殺さなきゃ、殺される。
(463) 2010/04/22(Thu) 23時頃
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…ゴメン。
けどさ、この状況だと…絶対に仲間だと信用出来るのって鬼同士くらいだろうから。 あまり仲良くしすぎるのも…疑心暗鬼の元だよ。
[そう忠告し、俯いた義妹が差し出すものを受け取る。]
ありがと。
…すこしさ、ひとりで色々考えたくて。ごめんね。 [廊下の闇へと、姿を消した。]
(484) 2010/04/22(Thu) 23時半頃
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[背中を丸めて、人の気配を避けるように廊下を行く。 溜息とともに、胸元を押さえた。 階段脇の狭いスペースに身を潜め、蹲る。]
…なんで、こんなことしなきゃいけないんだ。 選べってのか?俺に…
[小さく呻いて、傷の手当をする。
手にした包帯。しゅるりと伸ばして引っ張り、強度を確かめる。 あまり伸縮性の無いそれは拘束にも、きっと絞殺にも使えるだろう。]
(509) 2010/04/23(Fri) 00時半頃
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