35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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―早朝・鳩渓堂の一室―
……んぁ。
[差し込む朝日に、目を覚ます。 自分の家では無い天井と壁が、視界に入った。 大きな体は、清潔な敷き布団の上にかろうじて収まっていたものの、薄い肌掛けは足元にぐしゃぐしゃと丸まっている]
あー、そうか。 昨夜はずいぶん飲んだなあ……。
[大あくびをして、太い手足をうん、と伸ばす。昨夜のことをよくよく思い出してみる。 確か朧が先に潰れて、何やら考え事のあったらしい源蔵はあまり酒を過ごさず、自分が一番よく飲んだ]
はは、楽しい酒ってなあ、やっぱ悪酔いしねえもんだ。 一平太の肴も、体に良さそうなもんだったしな。
(72) 2011/08/12(Fri) 20時頃
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[ふと部屋の入り口を見れば、水差しと湯飲みを載せた盆が置かれている。 さっそく一杯注いで口にすると、冷たい水が喉を潤し、全身に染み渡る]
嬉しいもんだなあ、こういうのは。 でも、いつ寝てるんだろうな、あいつ。 源蔵先生のことだから、無茶はさせちゃいねえだろうが。
[誰よりも早く起き出し、主人と客人のために立ち働くのであろう少年を思えば、感心するばかり]
(73) 2011/08/12(Fri) 20時頃
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さて、と。 朧のやつは、また稽古だろうな。 源蔵先生は……どうしたかね。 結局、傘の部品の話は……したんだっけか。
[首をひねるが、昨夜の会話、細かい内容までは思い出せない]
ま、いいや、どっちにしても、モノを見て貰った方が、早えだろ。
[いったん、自宅へ戻ることにした]
(74) 2011/08/12(Fri) 20時頃
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―村の道―
はは、朝から賑やかなもんだなあ。
[既に動き出している人影は多い。 日々の仕事に精を出す者、祭りの支度に張り切る者。 そんな中、一際慌ただしく走っていく姿を見つけた]
お……ありゃあ、勝じゃねえか。 あいかわらず元気なもんだ。
[微笑ましく見送って、また自宅へと歩き出す]
(76) 2011/08/12(Fri) 21時頃
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―海辺―
[砂浜を自宅へ向かって歩いて行くと、何やら小屋の周りをうろついている不審な人影]
……おい仁右衛門。 何してやがる。
[せいぜいドスの聞いた声を出したつもりが、振り向いた相手は怯えるところか、喜色満面である]
な、何だよおい。何だってんだよ。 何、俺の帰りを待ってた?
[かえってこちらがたじろぎながら、どうにか用件を聞き出そうとする]
(77) 2011/08/12(Fri) 21時半頃
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言っとくが、船に空飛ばすなんてのは無理…… 何、それはもういい? じゃあ、何の用があるってんだ。
……あ?祭りの晩に?海岸で見張り? 冗談じゃねえ。 ご先祖様たちが戻って来られる、大事な晩の大事な場所だぜ。んなふざけた真似できるかってんだ。 そりゃ俺んちは近くにあるけどな、祭りの晩はたいがい源蔵先生ん家で過ごさせてもらってら。ご先祖の邪魔はしたくねえし、あっちにいる方が賑やかで楽しいしな。
……おう仁右衛門、学問に熱心なのは結構だがな、世の中にゃあ、ずかずかと踏み荒らしちゃいけねえモンってのが、確かにあるんだぜ。
少なくとも、俺あおめえに協力する気なんざねえよ。 わかったら、さっさと帰んな。 ……お、おお。じゃあな。
[存外あっさりと諦めた相手に拍子抜けしつつ、自分は小屋の中へと]
(78) 2011/08/12(Fri) 21時半頃
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―海辺の船大工小屋―
傘と、それから昨日ちょっと描きかけた図面だろ、それから……
[源蔵に見てもらうものをまとめていると、ぎゅう、と腹が鳴る]
ああ、しまった。朝飯ご馳走んなってから、戻ってくりゃ良かったなあ。 ま、それも図々しいか。
[手早く飯を炊き、その辺にある漬物やら干物で食べようと支度していると、開けっ放しの裏口の外を、何やら白い塊が通っていった]
何だ……猫か? この辺りじゃ、真っ白いのは見ねえなあ。
[漁師や海鳥のおこぼれを狙って、海辺で見かける猫は何匹かいる。が、見覚えのある毛色ではないような気がした**]
(114) 2011/08/13(Sat) 00時頃
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船大工 団十郎は、メモを貼った。
2011/08/13(Sat) 00時頃
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―船大工小屋―
新手の猫が増えたのかね。 それとも、めったに見ねえだけで、祭りの時には都から帰ってくる猫だったりしてな。
[先ほど見かけた白い生き物は、やはり猫だろうと考えながら、胡瓜の漬物をぼりぼり囓る]
……なんだ?騒がしいな。 子供が遊んでるって声じゃ、ねえな。 ありゃあ……日向嬢ちゃん、か?
[立ち上がり、窓の外の様子をうかがう。人の姿は見えないけれど、狼狽えたような日向の声が、聞きとれた]
……?
[やがて、複数の足音が遠ざかっていく]
(179) 2011/08/13(Sat) 20時頃
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何だってんだ。
[持ったままだった茶碗と箸を置いて、小屋の外へと出てみる。 やはり、誰もいない]
おーい、嬢ちゃん?日向嬢ちゃん?
[唯一聞き取れた声の主を呼びながら、砂を踏んで向かうのは、彼らが走り去ったのとは異なる方角]
……っと。 おいどうした、誰かにいじめられたか?
[岩場にうずくまる影をみつけ、足早に歩み寄る]
(180) 2011/08/13(Sat) 20時半頃
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[途中で、日向ではない、と気づいたのだけれど、 相手が誰だろうと、放ってはおけない感じだ。 そのままの足取りで、距離を詰める。 顔を上げたのは、旅館の女中]
おう、おみつか。
[船大工が知る彼女の呼び名は、それひとつ]
そういや、久しぶりだな。 どうした、そんなとこに座り込んで。
[子細ありげだとは思いつつ、ことさらにゆったりと問いかける]
(182) 2011/08/13(Sat) 21時頃
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そいつあ、おおごとじゃねえか。
[おみつからひととおりの事情を聞けば、表情を険しくする。 把握できたのは、昨日倒れたばかりの「真昼」が、今日どこかへ行ってしまったらしいこと]
その、真昼ってなあ、ええと……
[当然こちらが「真昼」を知っているかのように話す相手に、今更それは誰だとも聞けず]
ど、どんな格好、してた?
(184) 2011/08/13(Sat) 21時半頃
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何にしても、探さなきゃなるめえよ。 とにかく、おめえはいったん旅館に戻って、な。探させてもらえりゃいいが、だめでも俺が探しに行ってやらあ。
[座り込んだままの彼女へ、手を差し伸べて言いながら、ふと思い出す]
……っと、そういや、さっき…… 俺んちの近くで、何か子供らが騒いで、どっかに走って行っちまったが、関係あるのかね? こっちに来てねえってことは、村の方か。
どうする、行ってみるか?
(185) 2011/08/13(Sat) 21時半頃
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太ってる、のか。
[誰だったかなあ、と旅館で見かけた顔ぶれを思い出そうとしてみるが、無駄なこと]
よし、行ってみようぜ。 なに、どうせ祭りが終わるまでは、あっちもこっちも毎年仕事になりゃしねえよ。
[客の方もそこいらは織り込み済みだ、と少し笑ってから、おみつの手をとろうとするが]
……お、おい、大丈夫か!?
[ぐらり、倒れる彼女の体を支える格好になった]
暑いとこにいたからなあ……いったん休め。
[とりあえず、おみつを自分の仕事場へ連れて行こうとする]
(190) 2011/08/13(Sat) 22時半頃
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ん……そうか?
そうだな、真昼が心配だし、休んでも休まらねえ、か。
[おみつの微笑みは、まだ弱々しいものに見えたが。 大切な相手を探す方が優先だろうと、結論づけた]
じゃあ、行こうか。具合が悪くなったら、すぐ言えよ? なに、訳を話しゃあ、探してくれる連中は大勢いるさ。
さて……村の方、か。
[ぽんと、肩を叩いてから、彼女を先導する形で、歩き出す。 何度も何度も、振り返りつつ**]
(192) 2011/08/13(Sat) 23時頃
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船大工 団十郎は、メモを貼った。
2011/08/13(Sat) 23時頃
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―村の通り―
村の方、つっても、さて……。
[おみつを村まで連れてきたはいいものの、これからどちらを探したものやら。 と、顔見知りの飴売りを見かけて、呼び止めた]
おーい、定吉! おう、日向嬢ちゃんを見なかったか? ……そうか、見てねえか。いや、ちょっとな。 ん? 仁右衛門が、餅を追いかけて走ってった? 何だ、そりゃあ。
[餅、という言葉におみつが反応を見せる]
……何か、関係ありそうだな。 おい定吉、それで、どっちに行った。 源蔵先生の屋敷の方……そうか、ありがとよ。
(207) 2011/08/14(Sun) 00時頃
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―鳩渓堂近くの空き地―
[船大工が到着した時には、幾人かが集まっていた。 中心で何やら演説をぶっているのは、仁右衛門だ]
……何だ、あいつ。
[朧の姿をみつけ、側へ言って声を掛ける。 簡潔に事の次第を聞けば、大きくため息をついた]
(214) 2011/08/14(Sun) 00時半頃
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仁右衛門よ、しつっけえなおめえも。 祭りの晩の浜辺は、ご先祖の……
[言いかけたとき、勝丸の「耳打ち」が聞こえる]
……おい、仁右衛門。 もし、もしもだ。 力を貸すって奴がいたとしてだ、まさか、ただ働きはさせねえだろうな?
(217) 2011/08/14(Sun) 00時半頃
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ああ?だってそうだろうが、楽しみにしてる祭りの晩に、遊ぶ時間やら酒飲む時間を削って、おめえの使いっ走りだ。 それにもしかすると、ご先祖様の機嫌をそこねて、罰が当たるかも知れねえ。 そんな役を引き受けてくれる奇特な奴にゃあ、相当の礼をしたっていいんじゃねえのか?
学問への貢献?未知なる瞬間に立ち会える喜び? んなこたあ、おめえだけが嬉しい話だろうが。
何も、金を払えって言ってんじゃねえんだ。 おめえもたまには、村のみんなのために、何かしてみろってこった。
例えば、そうだなあ……祭りの役員でも勤め上げて見せりゃあ、ご先祖様も喜ぶだろうよ。 ま、おめえがそんなもん、引き受けるわけねえだろうけどな。
[そう言って、じっ、と仁右衛門を見下ろした**]
(218) 2011/08/14(Sun) 00時半頃
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>>219 飛距離の長い耳打ち噴いたwww
(-34) 2011/08/14(Sun) 00時半頃
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船大工 団十郎は、メモを貼った。
2011/08/14(Sun) 00時半頃
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