233 冷たい校舎村5
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
/* 村人! だったあああ。 ほっとしたような残念なような。 ともあれ、はじまりました! よろしくおねがいしますー!
(-3) 2018/02/13(Tue) 00時頃
|
|
[安楽君は、あたしが投げた質問に対する返答にも、迷いがなかった。>>5 そうだね、ってあたしは頷く。 というか多分、安楽君がどう返事しようと、あたしのやることなんて決まってたんだと思う。]
あたし、残れるから。 帰る人は遠慮せずに帰ってくれていいよ。 雪合戦組は先に雪合戦しててくれても構わないし。
[帰りたくないあたしにとって、仕事が多い方が都合がいいくらいだ。 ひとりでやれって言われたって構わないくらいだった。]
あ、亀森君、おはよう。
[そんなタイミングで教室に飛び込んできた亀森君。 あたしの挨拶の声と、チャイムの音が重なって。 そして、もうひとつ。]
――――え。
[重なるのは、メールの着信音。]
(10) 2018/02/13(Tue) 00時半頃
|
|
[圏外だったのに、電波繋がったのかな。 そう思いながら、携帯に目を落とす。
新着メールが1件。 真っ先に思ったのは、ああ、休校のお知らせかなってこと。 遅いよ。学校来ちゃったよ。
差出人は。]
――――!
[ひゅっ、と喉の奥が鳴った。*]
(11) 2018/02/13(Tue) 00時半頃
|
|
― しあわせなひびのおわり ―
[始まりは、高3になってしばらくのこと。 新しい生活も落ち着いて。 新しいクラスの居心地も上々。 就職希望を進学希望に変えて、内申のために副委員長にもなった。
麻依ちゃんと違うクラスになったのは残念だったけど、今度のクラスは麻依ちゃんと双子の芽依ちゃんがいたし、雰囲気も悪くなかった。 受験生だけど、時々は遊ぼうね、なんて麻依ちゃんと約束したりした。]
(23) 2018/02/13(Tue) 01時頃
|
|
[ある日、届いた一通のメール。 登録されていないアドレスだった。 アドレスの頭は、女の子らしい文字列で、タイトルは“アドレスが変わりました!” プレビュー画面から見えた本文は、“登録よろしくお願いします♪” あたしは、何の疑問も抱かず、そのメールを開いた。 そして、心臓が止まりそうになった。]
なに、これ。
[開いたメール。 本文の続きは“誰にも言っちゃ駄目だよ☆ 言ったら、ネットに流しちゃうからね♡” 添付されていたのは、いかがわしい……平たく言うと、女性の裸の写真。 多分、ネットか何かで拾ってきたんじゃないかな? ただし、画像は、加工されてた。 首から上が、挿げ替えられていた。 あたしの顔に。
最近の技術ってすごいね。全然違和感なかった。 誓ってあたしの写真じゃないけど、そう言って誰が信じてくれるだろう。 檀 香里はゴシップまみれの人間なのに。]
(24) 2018/02/13(Tue) 01時頃
|
|
[誰にも言えるわけがなかった。 あざ笑うように、それから毎日のようにメールは届いた。 裸の写真じゃない。それは、正真正銘あたしの写真だった。
新聞配達中の。 バイト中の。 バイトから帰る途中の写真もあったし、バイトに向かう途中の写真もあった。
最近の写真もあった。 バイトをやめて、麻依ちゃんと遊ぶようになった頃。 駅前で待ち合わせしてる写真。 カフェでおしゃべりしてる写真。
いつから撮られていたんだろう。何年も前からなのは確実だった。 いつ撮られてるんだろう。いつも? もしかして、今も?]
(25) 2018/02/13(Tue) 01時頃
|
|
[ようやく、おしゃれを楽しめるようになったのに。 あたしは、どんどん地味になっていった。 スカートをはかなくなった。 モノトーンばかり選ぶようになった。 麻依ちゃんに心配されたこともあったかもしれない。
夏には、ばっさりと髪を切った。 暑かったから、イメチェンだよって押し切った。
男の子になりたかったわけじゃない。 だけど、自分から女の子っぽい要素を消していけば、興味をなくしてもらえるんじゃないかって、思った。*]
(26) 2018/02/13(Tue) 01時頃
|
|
[差出人不明のメールは、怖い。それはもう、トラウマレベルで。 多分、あたしは真っ白い顔をしていた。 震える指で、メールを開く。]
……なに、これ。
[いつか>>24と同じ言葉を呟いた。 メールの中身は、遺書だった。 差出人不明の、遺書だった。
震える声は、あたしがメールの内容に怯えているように聞こえたかな? あたしは、メールそのものが怖くて仕方なかった。 安楽君の穏やかな声>>21が、ただ通り過ぎていった。
ドアを開ける音も、廊下から聞こえる音も、どこからか漂ってきた食べ物の匂いも、ただただ、あたしを通り過ぎていくだけだった。 心臓だけがばくばくと早鐘を打って、しばらくそのまま動けなかった。]
(28) 2018/02/13(Tue) 01時頃
|
|
[のろのろと顔を上げる。 開いたドアから見えた廊下は、にぎやかに飾られていた。 ちらりと見えたのは、どこかのクラスの貼ったポスターの端のあたり。]
文化祭……?
[もう一度、メールの内容に目を落とす。 わかったのは、このメールの差出人が、3-4の誰かだってことくらい。 それ以上見てるのがしんどくて、あたしは携帯をポケットに戻した。]
どうやって、メール送ってきたのかはわからないし、なんで廊下が文化祭になってるのかもわからないけど。
[頭がぐわんぐわんする。こめかみを押さえて、あたしは言葉を続けた。]
いたずらじゃないんなら、うちのクラスの誰かが自殺を考えてるってことだよね。 とりあえずなんで校舎がこんななのかは置いておいて、担任なりに連絡して、クラス全員の安否確認じゃないかな。 通学路は圏外じゃなかったし。
[もう、明かりがとか暖房がとか、言ってる場合じゃなかった。 止めないといけない、と反射的に思った。]
(56) 2018/02/13(Tue) 01時半頃
|
|
[死にたい。 その気持ちを、理解できるとは言わない。 けど、共感はできた。 共感できるのに、止めていいの? そんな気持ちには、とりあえず蓋をした。**]
(57) 2018/02/13(Tue) 01時半頃
|
|
――――ちょっと、頭痛いだけ。 こんな頭痛じゃ、死なないよ。
[休んでいた方がいいんじゃないかって安楽君は言う。>>100 連絡はあとから考えればいいって安楽君は言う。 あたしの体調を気遣ってくれているというのは、もちろんわかってた。 こういう状況で、みんなを取りまとめてくれる存在というのは、確かにありがたい。
だけど、あたしは腹が立った。 クラスメイトの誰かが、自殺しようとしてるかもしれないのに、あまりに悠長じゃないかって。 確かに、この状況は意味不明だけど、今は校舎がどうして文化祭仕様になっちゃってるかの解明より、自殺を止めることの方が大事じゃないの?
もちろん、たちの悪いいたずらメールの可能性はある。 むしろ、その可能性の方が高いくらいかもしれない。 だけど、いたずらなら、それに越したことはないんだし。]
(132) 2018/02/13(Tue) 15時頃
|
|
[そうしたら、永谷君が、外に連絡を取りに行ってくれるらしい。>>122 ありがとう、ってあたしは永谷君に声を掛けた。]
外、寒いから、あったかくして行った方がいいよ。 連絡、よろしくね。
[そう言って、あたしはおとなしく椅子に座った。 まだずきずき、頭が痛い。]
(135) 2018/02/13(Tue) 15時頃
|
|
[窓を開けるって安楽君の言葉に頷いた。>>114]
そうだね。換気、しないと。
[あたしの頭が痛いのだって、換気が足りてないせいかもしれない。 机に頬杖ついたあたしは、なんとなしに窓を開ける安楽君を眺めていた。 鍵をはずす、ぱちんという音、それから。]
――――?
[窓を開ける、カラカラという音は、いつまでたってもしてこなかった。]
どうしたの? 窓、凍り付いちゃってる?
[安楽君が、窓辺を移動する。次の窓も。]
……凍り付いちゃってる?
(136) 2018/02/13(Tue) 15時頃
|
|
[あたしの席は、窓の近くだ。 立ち上がって、一番手近な窓の鍵をはずした。 開けようとして、動かないと悟る。 けれど。]
なんか。 凍ってて開かない、って感じじゃ……ないね?
[凍って開かないのなら、多少なりともミシッとかいいそうな気がするんだけど。 窓はまるで、はめ殺しの窓みたいに、ぴくりとも動かなかった。*]
(137) 2018/02/13(Tue) 15時半頃
|
|
[あたしは、外を安心して歩けなくなった。 毎日のように送られてくる写真に、校内と家の中の写ったものはなかった。あたしが安心できるのは、そこだけだった。 外を歩く時は、いつも誰かの視線にびくびくしてた。]
――――!? なーんだ。びっくりした。 久しぶりー。
[ある日の学校帰り、突然声を掛けられた。 びっくりしたけど、それは、かつてのバイト仲間の男の子。 こんなところで会えたことだし、と一緒にお茶を飲んだ。 バイト時代の話に花が咲いた。誰は今どうしてるとか、お互いの近況報告だとか、色々話題は尽きなかった。 帰りは、暗くなったからって送ってくれた。]
(138) 2018/02/13(Tue) 16時頃
|
|
[楽しかったなーって、家で思い返してたら、メールの着信音。 あの日から、あたしはメールがすっかり苦手になって、だけど、スルーもできなくて。 嫌々携帯を確認したあたしは、次の瞬間血の気が引いた。
ふたりでお茶を飲んでる写真。 送ってもらってる時の、並んで歩いてる後ろ姿。 そんな写真に添えられていたメッセージは、ただ一言。
“誰?” ]
(139) 2018/02/13(Tue) 16時頃
|
|
[数日後、その子が怪我をしたって聞いた。 夜道で突然、バットみたいなもので殴られたんだって。 命に別状はないけど、頭を殴られて、出血が酷かったって。
犯人は、そのまま逃げて、見つからなかったらしい。]
(140) 2018/02/13(Tue) 16時頃
|
|
[思い知らされた。
男の子との誤解されるような行動は慎まなければならない。
――――あたしは決して、恋をしてはならない。**]
(141) 2018/02/13(Tue) 16時頃
|
|
/* なんという恋愛フラグ(自分で言う いや、でもこの子、恋愛できなさそうw
(-58) 2018/02/13(Tue) 16時頃
|
|
/* カルヴィンと迷ったんですけどね、諦めたように笑ってる表情に見えない!? 見えるよね! と思ってガーディにしました。
(-59) 2018/02/13(Tue) 16時頃
|
|
― 教室 ―
[窓が開かない、ということの意味を、その時のあたしはまだよく理解していなかった。 上の階を見てくるという椿ちゃんの行動の意味も、よくわからない。>>150 2階の窓が開いたら、それが何になるの? だって、2階が開いても、この教室の換気にはならないよね? そんな風に思考がさまよってしまう程度には、あたしはまだぼうっとしていたんだと思う。]
――――え?
[2階を見に行くといった椿ちゃんが、ドアの方じゃなくてあたしの方にやってきたから、不思議そうにあたしは首を傾げた。 差し出されたのは、痛み止めのお薬。>>151]
(270) 2018/02/14(Wed) 00時頃
|
|
あ! ありがとう。 どうしても我慢できなくなったら使わせてもらうね。
[ありがたくあたしは受け取って、とりあえずポケットにしまった。 なにしろ我が家はお金がなかったから、あまりお医者さんにいったことがない。 もともと頑丈な方だったし、たまに風邪を引いても寝て根性で治してた。 お薬を飲んだことも数えるほどしかないから、きっと効き過ぎちゃう。 多分、痛み止めなんて飲んだら、すぐ寝ちゃうと思う。]
(271) 2018/02/14(Wed) 00時頃
|
|
[ポケットにお薬をしまって顔を上げると、椿ちゃんも窓を確認してた。>>152 開かないことを確認した椿ちゃんが、振り向く。]
え。
[椿ちゃんにそう言われるまで、あたしはそんなこと、考えてもみなかった。]
いや、昇降口は、開くでしょ? だって……開いてたから、入ったんだもん。
[あたしたち、みんな昇降口から普通に入ってきたよね? 不法侵入なんかしてないよね? だから、昇降口から出られないなんて、そんなことがあるわけない。 そりゃ、窓が開かないのは確かに変、だけど。]
帰れるよ。 帰れるに、決まってるでしょ?
[その時は、そう信じて、疑ってなかった。*]
(272) 2018/02/14(Wed) 00時頃
|
|
[椿ちゃんが教室を出て行った後、実瑠ちゃんも窓の確認にやってきた。>>189 それは、無理もないと思う。 窓が動かないなんて、実際にやってみないと信じにくい。]
ドアは……大丈夫でしょ。 だって、入ってきたんだし。
[椿ちゃんに言ったのと同じ言葉を繰り返した。 だけど、その頃には、じわじわとあたしも不安になり始めてた。
そんな不安を吹き飛ばすように、実瑠ちゃんは割るなんて言い出した。>>190 あたしは目を見開いて、それからちょっとばかり肩の力が抜けた。]
(285) 2018/02/14(Wed) 00時頃
|
|
割るのは最終手段、じゃない? この時期に停学は避けたいなあ。 ……なにより、寒い。
[ひゅううって冷たい空気がこの教室に吹き込むのを想像した。 開けたら閉めればいいけど、割ってしまったら取り返しがつかない。]
じゃあ、割るなら安楽君、お願い。
[安楽君は、反対しなかった。>>199 それなら割った責任は安楽君に取ってもらうとしよう。 大丈夫、我らが委員長は、口が上手だもの。 窓ガラスをぶち破ったって、先生に上手に説明して、きっと無罪をもぎ取ってくれる。*]
(287) 2018/02/14(Wed) 00時頃
|
|
[その時は、まだあたしは冗談のつもりだった。 本当に窓ガラスを割る事態になるなんて、思ってなかった。 じわじわと不安が教室の中に満ちて、伝染して、あたしも不安になりつつあったけど。 それでも昇降口のドアが開かないなんて、そんなことあるわけないと思ってた。 教室の戻ってきた永谷君の報告を聞くまでは。>>183]
開かない、って。 え、だって、開いてたよね?
[開かない。閉じ込められた。 傷ひとつつかなかった。……って。]
え、割ってみようとしたってこと?
[永谷君は、もう割ろうとして、だけど割れなかった?]
(306) 2018/02/14(Wed) 00時半頃
|
|
昇降口のドアのガラスって、窓ガラスより頑丈なやつだよね。
[確か、鉄線の入ってる、網入りガラスってやつだったと思う。]
頑丈すぎて、割れなかった……ってこと?
[教室の窓ガラスは、何の変哲もないガラスだ。 たまに野球部のボールが被弾して割れたりしてる。 割ろうと思えば、簡単に割れるやつ。
そんなあたしの思考に、安楽君の無駄な気がするという言葉がかぶさった。>>200]
(307) 2018/02/14(Wed) 00時半頃
|
|
[校舎の異変は後回しにすべきだと思ってた。 それより先に、自殺を止めなきゃいけないと思ってた。 文化祭現象は、その後の考えればいいと思ってた。 だけど、どうやら順番は違った?]
……この、校舎の異変の原因を究明して、学校から出ないと、誰かの自殺は止められないってこと? だったら……この異変と、自殺する人は、関係あるっていうか……こういう状態にしたのは、自殺する人、本人のしわざ?
[安楽君が書き付けた黒板の文字を目で追いながら、あたしはそんなことを呟く。>>204 あたしにはこんな異変を起こすことなんかできないし、クラスの誰かにそんなことができるとも思えないけど。
我ながら、現実感のない推測だと思ったけど、そんなタイミングで永谷君の口から語られた話は、まるであたしの推測を後押しするみたいで。>>255>>259]
(308) 2018/02/14(Wed) 00時半頃
|
|
[犯人は、この中にいる。 探偵の、定番の台詞だ。
そんな感じで、安楽君は。 メールの送り主は、この中にいると言った。>>286]
(314) 2018/02/14(Wed) 00時半頃
|
|
[あたしは結局、教室を出て行く人を見送って、まだ教室にいる。 頭痛は少しずつましになっていた。動くのにもう支障はないと思う。 だから、あたしはゆっくり椅子から立ち上がった。]
安楽君にお願いしたんだけどね。 でも、安楽君は無駄だと思うって言ってたし。 そんな人に、無理強いはできないもんね。
[あたしのその言葉は、別に教室に残った実瑠ちゃんに聞かせるためのものじゃなかった。 ただ、あたしは、諦めが悪いのだ。
窓が開かないと言われても、みんな自分で確かめた。それと同じ。 割れないと言われても、確かめてみたくなったのだ。 今まで自分が使ってた椅子をゆっくりと振りかぶる。]
(315) 2018/02/14(Wed) 00時半頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る