228 吸血鬼の宴
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─ 露天風呂 ─
……おや。
[誘った青年が足を踏み出すよりも早く、彼の上に月明かりが降り注ぐ。 もう一筋。光芒が捉えた面貌を目に止めて、笑み浮かべた。]
これはしたり。 もう宴の刻限か。
[光の中へ消えゆく彼らから注意を外し、自らの肢体を見下ろす。 さすがにこのまま城主の前に出るわけにもいくまい。]
(28) 2017/10/03(Tue) 00時頃
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そこの。 なにか衣服を見繕ってきてはくれないか。 オズワルド卿に失礼のない範囲で頼む。
[通りがかった影の召使いを捕まえ、無茶を要求する。 過去幾度も似たようなことをしたものだ。 それでも宴に招かれるのは、宴の性質故だろう。
響いてくる城主の声に耳を傾けながら、湯から上がり支度をする。 今や、露天風呂は廃墟に沸いていたよりも数倍の規模へと蘇り、豊かな湯気を立ち昇らせていた。]
(29) 2017/10/03(Tue) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2017/10/03(Tue) 00時頃
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/* 書斎大人気だね。
(-15) 2017/10/03(Tue) 00時半頃
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─ 露天風呂 ─
[本来の姿を取り戻した鏡の城は、主に似て威風堂々たる佇まいをしている。 この城を、こうして外から眺めるのも好ましかった。
広い露天風呂から上がり、召使いが持ってきた布で体を拭う。 同じく、持って来させた衣服に袖を通したところで、旋風が舞うのが見えた。
こちらを吹き上げようというものではない。 何者かを運んでくる風。>>12]
ふう…ん?
[どうやらこちらへ来そうなのを待ちながら、服の紐を結ぶ。 …と、ここで初めて、召使いが寄越したのがバスローブであると気づいた。]
(50) 2017/10/03(Tue) 00時半頃
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この格好でオズワルド卿に挨拶させる気か?
…ああ。卿は、構わないから楽しめと仰せか。
[都合の良いように解釈して、まずは飛び込んでくる椿事を待ち構える。**]
(51) 2017/10/03(Tue) 00時半頃
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─ 露天風呂 ─
[風に巻かれて現れたそれは、放り出されるように落下する。先ほど己が倒れこんだ時の飛沫よりも、よほど高くまで水柱が上がった。>>57
目を細め、闖入者の姿を追う。>>59 見間違いようもない。 あれは、己の手で見目整えて送り出した仔。
偶然か。呼び合ったか。 あるいはやはり、オズワルド卿のもてなしであろうかと思案する。 かの城主には見られているだろう。 あるいは、今年の趣向を喜ばれたのかもしれぬ。
ならばお見せしよう。 鮮血の舞いの、第一幕を。]
(80) 2017/10/03(Tue) 11時半頃
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これはこれは、誰かと思えば魔物狩人殿か。 私を追って、この宴にまで来たのかい?
私がおまえから奪ったものを、取り戻したいか?
[歓迎するように両腕を広げ、演劇のように言葉を発する。 己にとっては遊興のうちだが、彼にとってはそれが真実。
肌当たりの柔らかなバスローブ以外に何も持たない吸血鬼は、彼に微笑みかけながら、一歩、二歩と緩やかに後退した。**]
(81) 2017/10/03(Tue) 11時半頃
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─ 露天風呂 ─
[鞭が疾った。 俊敏な蛇の如く浴槽の縁から飛び出した影が、足首を噛む。>>103 布一枚の護りとてない肌は銀に灼けてたちまち色を変じた。]
く、ふ 。
[苦痛の声に陶酔を一滴落とし、甘い痛みに酔う。 避けなかった……とは言えない。 回避を試みたとしても、今は思うように身体が動いたかどうか。 けれども、躱そうという意図さえ抱かなかったのは事実。]
(108) 2017/10/03(Tue) 21時頃
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[このまま引かれれば、湯の中に再び落とされようか。 足首に絡んだ力が身体のバランスを崩すのに身を任せ、むしろ自ら後ろへと倒れこむ。 地面に背が付く前に手を付いて体を支え、勢いを殺さずに左へと身体を傾けて、鞭に喰いつかれた右足を蹴り上げた。
バスローブの裾を割って足が伸びる。 円弧を中心とする動きは、確かに舞のよう。]
(109) 2017/10/03(Tue) 21時頃
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/*1 ←相当、趣向が偏っている吸血鬼
(-30) 2017/10/03(Tue) 21時頃
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[足首に掛かる抵抗がふと弱まり、狩人の姿が宙を舞う。>>115 見上げる視界の中、月光に煌めく水滴を纏い、黒い影絵となって飛び来たるさまは、猛々しい猛禽のよう。
地面に手を付き、身体をさらに回転させ、立ち上がろうと試みる。 その周囲に降りかかる飛沫は、聖なる熱を肌を焦がした。 拡散するより早く跳ね散った聖水は、熱湯にも似た痛みをもたらす。
痛みによる僅かな遅滞。 それを求めてしまった心。
結果、降ってきた彼を抱き留める形で押し伏せられる。 鎖骨を削るように突き立った鋼の刺突が、肩を地面へと縫い留めた。]
(124) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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やはり、 激しいこと。
[脈打つ痛手に黒柘榴の瞳が潤む。 抱擁の形に腕を伸ばし、もっと、と唇で綴り、頭を持ち上げて狩人の首筋に、あるいは腕に牙を突き立てんと試みる。 血を奪うためではない。ただ、噛み裂こうという意図をもって。]
(125) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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─ 露天風呂 ─
待っていた。
[吐息と共に掠れた言葉を吐き出して、手甲に口付ける。 同時に足を彼の腰に絡めて引き寄せた。
視線反らさぬまま、顔を守る腕に手指を這わせ、掴み引き剥がして、手甲に守られていない手首へと牙を立てる。 すぐに唇を離せば、溢れた血が口の端を垂れて滴った。]
(144) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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私を奪えばいい、狩人。
[斬って、と囁く。音無く、甘く。]
おまえの勝ちだ。 私を、くれてやろう。
[歓喜。]
(145) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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─ 露天風呂 ─
[意識に、赤が爆ぜた。 鋼の冷たさが、肉を断ち、熱を呼び覚ます。 震えが走る。致死の震え。官能の慄き。
冷たい刃が私の心臓を止めるのではない。 私の心を射止め続けるその眼差しが、 私の息を奪い血を堰き止めるのだ。]
(161) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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─── … … 。
[言葉を発そうとした喉から血が溢れ、流れて喉を濡らす。 視界が霞み濁っていくのを惜しみながら、指を己の血に浸し、伸ばした。 狩人の手を取り、牙の穿った傷を愛おしく撫で、掌に文字を残す。]
" ま た "
[ごく短い単語を綴ったところで、腕は自らの重さに屈した。 とさりと軽い音立てて腕が地に落ち、腰に回されていた足もまた力を失くす。 瞳の黒柘榴は一瞬も逸らされることのないまま光を失い、陶然と微笑む唇が小さな血の泡をひとつ弾けさせて───]
(162) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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[ ─── ほろり、と 全てが灰にほどけた。 ]**
(163) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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─ 露天風呂 ─
[白く降り積もった灰は、愛し仔の指に柔らかく絡みつく。>>169 注がれる血を、涙を吸い込んで、珠がころりと転がった。 風に浮き上がった灰が涙伝う頬を掠めて跡を染める。あるいはそれも、ただの偶然か。
魔物狩人が沐浴を始めるころ、彼をここに連れて来たと同じ旋風が不意に生まれ、灰を全て巻き上げて高く昇って行った。 いたずらな風の行く先は───2]**
(180) 2017/10/04(Wed) 07時半頃
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─ 納骨堂 ─
[壁一面に規則正しく積み上げられた大腿骨。柱を螺旋に取り巻く頭蓋骨。 円筒の空間を照らすシャンデリアも、連なるアルコーブを形作るアーチも、花を捧げる祭壇ですら、死の象徴を巧みに組み上げて造られている。そこは死者の領域に最も近い場所。
幾百千の死者たちが飾られた静寂の奥、なにかがごとりと動いた。 ごと、ごと、と重い音が暫く続いた後、ひときわ大きな音が地響きを伴って空気を揺らした。]
んっ、…ふふっ
[こらえきれない。 そう言わんばかりの笑い声が闇に響く。 アルコーブの中に収められた石棺の蓋が、内側から開かれ落とされていた。]
(230) 2017/10/04(Wed) 20時頃
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ああ、……ああ!たまらない!
堪らないよ、レフ。 おまえに殺されるのは、こんなにも…好い……!
[頬を紅潮させ、裸身を我が手で揉みしだきながら、蘇った吸血鬼は石棺の中から身体を起こす。
先ほどまで灰であったとは思えないほどに、肢体は完璧。ただ、甘い死の名残に、右の鎖骨の下から胸にかけて、鮮やかに紅い筋が引かれていた。]
(231) 2017/10/04(Wed) 20時頃
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もっと私を打って、裂いて、貫いて…! ああっ……!
[感極まった声で暫く冷たい空気をかき混ぜた後、夢を歩む足取りで棺から出て外へ向かう。途上、足は床を離れて壁を踏み、終いには天井を歩いてシャンデリアの骸骨に口付ける。 正しく地面を歩いているのだと言わんばかりに、当人の髪は乱れぬ不思議。]
そう…オズワルド卿にご挨拶をしなくては。 これほどに楽しき宴を開いてくださることに、感謝を。
[熱に浮いた声で呟いて、吸血鬼の身体は闇に溶けた。]
(232) 2017/10/04(Wed) 20時頃
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─ 大広間 ─
[大広間に続く階段を普通に歩いて現れた吸血鬼は、裸のまま、というわけでは無かった。 どこで調達したのか礼服を纏い、襟元にはきちりとタイまで結んでいる。 身なり整えれば遊蕩の影はなりを潜め、貴人の風格が身を飾った。]
オズワルド卿。 今年も我が子共々、今宵の宴にお招きいただいたこと、 心よりの感謝を申し上げます。
浮き立つに任せて挨拶が遅れたことは、お許しいただきたい。
[礼法に則り一礼し、感謝と謝罪の言葉を主に告げる。]
(233) 2017/10/04(Wed) 20時頃
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[視線が城主から、足元に侍る月の麗人へと移れば、唇に乗る微笑が敬愛から親愛へと色を変えた。]
これは、ヨーランダ殿。 宴を楽しんでおられるか?
貴女の"想像"に足るものはあっただろうか。
[言葉遊びの延長に、他愛もなく言葉を転がす。 旋風が吹き込んでくる様子には、面白げな視線ひとつを投げた。]**
(234) 2017/10/04(Wed) 20時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2017/10/04(Wed) 20時頃
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[月白の君から返る声は酩酊に溶けた艶。 朱の差す面貌は、最前別れた時よりも悩まし気だ。]
ああ───もうずいぶんご堪能のご様子。
…私? そう。ひとつ。
[ハートを]
貫かれてきたところ。
(240) 2017/10/04(Wed) 21時半頃
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[鎖骨の下から心臓の上へ。 なぞった指がシャツの釦を弾く。 危ういところで留まったそれが、貞淑を装う。]
貴女の棺に飾られて愛でられるのも、 また甘美な想像だ。レディ。
[跪き、手を伸ばす。 叶うならば乳白の繊手に、唇落とさんと。]
けれども今は、貴女に想像の糧を、
血の色と、声を、 お届けするよう、励むとしよう。
[黒犬が現れれば身を引き、その背を撫でてから立ち上がった。 新たな狩り《官能》に、身を投じるべく。*]
(241) 2017/10/04(Wed) 21時半頃
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[鏡の向こう、ここではない場所を映す鏡面に、3つの贄と、ひとりの同胞を見る。 花硝子差すその姿に、見覚えがあるような、無いような。 固まる3つの中には、露天風呂で覗いていた顔もあった。]
あちらも楽しげだ。 どれも美味しそうで、
[味見してみたくなる、と舌先を僅か唇から覗かせる。]
では、よき宴を。
[失礼を、とふたりの同胞に辞去の礼をして、広間の外へ歩み出た。*]
(263) 2017/10/04(Wed) 22時半頃
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─ 二階・廊下 ─
[ふわりゆらりと夢見るような足取りで近づくのは、騒がしい廊下の一角。 花硝子の乙女が立つのとは逆の側から、即ち人間たちの背後から歩み寄る。]
失礼するよ。
[花嵐の吹き乱れる中へ歩を進めながら、暢気ともとれる声を掛ける。 硝子の花弁は等しく吸血鬼の肌も裂き、血を散らした。 鋭い痛みもたらす乱刃に、瞳がとろり潤む。]
狩りを邪魔する心算はないが、あまりの見事さに誘われた。 これに狩られる人間は幸福だ。
[蕩けた声を零しながら、花弁の操り手を見る。 見て、やはり少し首を傾げた。]*
(273) 2017/10/04(Wed) 23時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2017/10/04(Wed) 23時半頃
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やあ、これはユージーン殿。久方ぶりだ。 高みの見物、というには惜しい状況かな。
[ウインク飛んできた方へ笑みを送る。]
狩りの邪魔など無粋なことをするつもりはないけれど、 ……少し、渇きもするね。
(280) 2017/10/04(Wed) 23時半頃
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[かの旧き同胞が、血族を"作り捨てる"ことは、己の流儀に大いに反する。───が、それで害を被った覚えもないので異を唱えることも無い。 とはいえ、多少は嫌悪が顔にも出ようか。]
哀れなこと。 狂えていれば、その玩具にとっては幸せだろうが、
[この城のどこかにいるらしき、哀れな眷属に思いを馳せれば、ふと背筋がざわめく。]
あるいは喜んでいるようなら、話は別ではあるけれど。
私も、一度くらい貴方に"お相手"していただきたいもの。 とはいえ貴方の食指は動かなかろうけれども、ね。
[細めた目が、淫蕩に笑んだ。*]
(288) 2017/10/05(Thu) 00時頃
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[花弁の指揮者の視線がこちらを向けば、綺麗に一礼してみせた。]
邪魔をしている、美しい方。 貴女の技の美しさに惹き寄せられてしまった。
私の狩人もどこかにいるはずなのだけれども、 ここではなかったようだ。
[謝罪の言葉を紡いでから、花硝子に視線を注ぐ。]
ところで、どこかでお会いしたことはなかったかな。
[アヴェルラ殿の縁者か、と口にしかけて、仮に血子であつても容姿のつながりはないだろうと思いなおす。]
(292) 2017/10/05(Thu) 00時頃
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