214 春霞の向こう側
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[テーブルの上に並べられた食べ物は、どれも美味そうだ。 霞の向こうには夜空が広がり、音楽が鳴り続けていた。
オスカーは料理を食べるか否か迷っているようだったが、すでに肉にかぶりついている人物は食事を進めている。 やはり、食べても害のないものらしい。よかったよかった。
テーブルに近づきすぎぬよう歩いていれば、女性(>>8)が佇んでいた。 近くに来た時に彼女の喉がゴクリと鳴ったのを聞いてしまったが、聞こえないふりをするのが礼儀というものだろう。 白衣を着ているということは、医師かなにかなのだろうか、と思いながら彼女の不安定な足元に目を止めた。]
(9) 2017/05/03(Wed) 13時頃
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やあ、初めまして。 俺はファイ=シュウロと言う。 君もここがどこかわからないだろうか?
[距離を詰めすぎず、穏やかな口調で話しかけた。 先ほどのオスカーとは言葉が通じたので、彼女ともきっと大丈夫だろうと楽観的に考えながら、こちらが理解できる反応が返されれば、視線を再び足元へとむける。]
足元は、大丈夫だろうか。 転んでしまって、服や綺麗な髪が汚れたら大変だからな。
[注意を促しながら片手を差し出した。 ここまで他意のないただの好意である。女性限定ではあるけれど。]
(10) 2017/05/03(Wed) 13時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2017/05/03(Wed) 13時頃
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[足元が不安定な女性に声をかけた前か後か。 霞の向こう側から女性の声が聞こえる。(0:>>119)
えいっちつおー、の意味が理解できず、やはり言葉が通じないのか? それとも発音の問題なのか?と疑問に思いながら声の聞こえてきた方角に注意していると、もう一度響いた高い声はちゃんと分かった。
「きゃーっ!れいる殿のえっちー!」
なるほど、女性に不躾なことをした男がいたらしい。 しかしその声にはさほど深刻さはなく、きゃあきゃあと上がっている声の後に何やら焦っている男の声(>>12)も聞こえてきた。]
(15) 2017/05/03(Wed) 15時頃
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[霞で見えにくい視界の向こう、声の主である女性か――あるいは、「えっちなれいる殿」の姿でも見えないかと好奇心100%で視線を向けていれば、若い男性がこちらへ近づいてくる。(>>14)
さて、これが女性に叫び声を上げさせた張本人なのかどうか。 確かめるのは簡単だ。]
初めまして。ファイ=シュウロという。 君の名前は?
[名前を訊ね、先ほど女性が叫んだ「れいる」という名前が聞ければなるほどそうか、とひっそり笑みを浮かべた。 こんなところで何をしたんだい、青年よ。]
(16) 2017/05/03(Wed) 15時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2017/05/03(Wed) 15時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2017/05/03(Wed) 15時頃
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[青年は武装している様子はないし、物腰からも危険な様子はない。見た目は男よりは下だろう。 こちらへ視線を向けてきた彼が名乗った名前(>>17)は、予想したものであった。]
れいる、ね。 いやいや、何もわからないよ。 女性に叫び声を上げさせた男の顔がわかったぐらいで。
[怜琉と名乗った男から後ろめたそうな空気は感じないから、やはり先ほどの女性の叫び声は、深刻なものではないのだろう。 つまり真剣な話ではない。
内心はにやにやしつつも、表向きは渋い表情をわざとらしく作る。]
レディにちょっかいを出すとは感心しないな。 何をしたんだ?
[視線が合えば、眼だけは面白がってきらきら輝いているのがバレるだろうか。]
(20) 2017/05/03(Wed) 17時半頃
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[怜琉は何やら弁明をしている。 彼の言葉から、先ほど叫んだ女性がポーラという名前であることは知れた。
もちろんよく聞こえていたさ、と内心返しつつ話を聞いてれば弁明は途中で途切れ怜琉が渋い顔をする。(>>21) どうやら男の本心に気が付かれたらしい。
ぶっきらぼうになった怜琉の物言いに、これ以上彼の機嫌を損ねる前に遊びは終いにすることにして、肩をすくめてから表情を崩した。]
そうだな、異文化コミュニケーションは難しいな。 わかったからそんなに拗ねるなよ。 君は日本人なのか?
[問われればオスカーの時と同じように、己が中国系であるということは説明する。 見かけと名前から推察は容易だろう。 もっとも、半分は母の血として残り半分は肌の色すら知らないが。]
(23) 2017/05/03(Wed) 18時頃
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[怜琉からの質問(>>22)には首を横に振る。 常識外のことだと判断してしまえば、男にできることはない。 魔術師か何かのように見られることもあるが、あくまで外観だけである。中身はただの何の力もない人間だ。]
残念ながら知らんな。 焦っても解決しないから、開き直っているだけだ。 帰れるものなら、帰りたいよ。
[待ち人もいるしな、と言いかけて、本当に同居人が待ってくれているか不安になって口をつぐんだ。]
(24) 2017/05/03(Wed) 18時頃
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/* にゃんこは待ってくれているか 実際半々な気がしてならない (なのであんな入村文)
エピで聞いてみようと思う(まがお)
(-4) 2017/05/03(Wed) 18時頃
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[男が声をかければ、女性の肩がびくりと跳ねる。 おろおろした様子に(>>25)、敵意や悪意はないと示すためにも差し出した片手ではあったが、かわいそうなぐらい動揺している彼女は手を取ることはない。]
タイニー。いい名前だな。 大丈夫なら構わないが、気を付けて。
[言葉が通じているのは確かだったようだが、白衣をぎゅっと握りしめている彼女は警戒しているのか恐怖しているのか、それともほかの理由があるのか。 睫毛を伏せてしまった顔からはそれ以上は読み取れず、刺激しないように差し伸べていた手を返して掌を見せた。 敵意がないと伝わればいいんだが。]
腹が減ってるなら、料理を食べて来たらどうだい。 口にしても問題があるものではないだろうし。
[タイニーがごくりと喉を鳴らしていたことを思い出し、食事をしている人もいるテーブルのほうを示した。*]
(35) 2017/05/03(Wed) 19時半頃
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/* リーだけかなり時代が離れてるんだよなあ (ポーラも離れてるといえば離れているが) どんな物語があるんだろう。
(-5) 2017/05/03(Wed) 19時半頃
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……。
[タイニーと名乗った女性の唇から零されたのは、確かに誰かの名前(>>38)であった。 独り言のような、零れかた。 少なくとも、男に聞かせるものではないだろう。
それは、会いたい人だろうか。 大切な人だろうか。 耳に入った名前を記憶に止めながら、男はタイニーの呟きなど聞かなかったかのような顔をしていた。*]
(39) 2017/05/03(Wed) 19時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2017/05/03(Wed) 19時半頃
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[怜琉が掲げて見せたのはビニールの袋だ。 スーパーか何かの帰りなのだろう。生ものでも入っているんだろうか。 男も保存のきかない物を持っているから、早く帰るに越したことはない。数時間程度で解放されるならいいんだけどな。
思考を横道に逸らしていたのも災いしたか、つい思考が顔に漏れたらしい。 「も」ということはお前も誰か待たせているんだろう、なんて切り返しが頭に浮かんだのが、つい先ほどからかったばかりの青年をいじめるのも気が引ける。
詫びの気持ちも若干持ちつつ、初対面の他人で男の今後にかかわらなさそうな人物であったこともあり、怜琉の問いを素直に肯定した。]
(46) 2017/05/03(Wed) 20時頃
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まあな。猫を独りで待たせている。 ……待ってくれていれば、いいんだが。
[怜琉は会得したような顔をしただろうか。 猫、というのは男が同居人を、恋人を言い表すのに使う時の言葉であり動物の猫のことではないのだが、事前知識もなしに聞けば、誤解しても仕方がないだろう。]
帰る時間も伝えたが……。 メールを見ているかも怪しいしな。
[話を聞いていた怜琉が不思議そうな顔をすれば、あるいは話してから自身の言葉を振り返って、苦笑しながら説明を付け加えた。]
猫、は紛らわしかったな。 恋人だ。
[その関係性は相手の中ですでに終わってしまっているかもしれないが、面と向かって否定されるまではそう名乗っていてもいいだろう?]
(47) 2017/05/03(Wed) 20時頃
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/* 猫の扱いをどうするか悩むターン。
待っててくれるかなくれないかな 1.くれる 2.たぶん 3.待ってない 1
(-7) 2017/05/03(Wed) 20時頃
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/* …クシャミ…(あっよかった)
(-8) 2017/05/03(Wed) 20時頃
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猫みたいな人間だよ。 気まぐれで可愛い。
[やはり誤解していたらしい怜琉は、「猫」について正しく伝えれば、今度はにやにやと笑みを浮かべる。(>>50) 意趣返しだろうとは察したが、あいにくとこちらはあまり笑える話でないんだ。]
向こうから、出て行かれてしまったからな。 追いかけるのは勇気がいる。 ……待ってくれていると、いいんだが。
[この一年の間、猫は男の傍に居てくれた。 一緒に居てくれる、という彼の言葉を疑っているわけではない。だが、自ら出て行った恋人を追うのは、彼の自由を妨げているようで難しい。
それから――そう、めったにしない喧嘩というものをしたのも、堪えているのだ。]
(51) 2017/05/03(Wed) 21時頃
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[音にすると男自身の声がやたら塞ぎこんでいたので、気分を切り替えるために顔をあげて手を振った。]
つまらない愚痴を言ったな。 忘れてくれ。少し疲れてたんだろう。
[話題をそらそうと、霞のさらに向こうへ注意を向ける。]
あっちには何があるんだろうな。 帰り道があるといいんだが。
[テーブルの近くにいる、知っている顔によく似た男二人も気にはなるが、周囲を散策するのもいいかもしれない。 そう考えつつ、じわりと広がる不安からは意識をそらそうとした。]
(52) 2017/05/03(Wed) 21時頃
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[話を逸らすことは許してもらえなかった。 優しさなのか、ただの好奇心によるものなのかはわからないが、これも縁かと思いながら怜琉が口にするアドバイス(>>54)を黙って聞く。
追いかけることが正解なんだろうか。 恋人が本気で男のもとから去りたいと思っているなら、絶対に阻止するとは息巻けない。それは生業のせいでもあるし、元々の性格のせいでもある。
1年前、彼を探そうと家を出て、店の前で座り込んでいたのを見つけたことを思い出す。 あんな風に、寒いところで待っているんだろうか。]
アドバイスをありがとう。 戻ったら追いかけてみるよ。
[そこまで本心の礼であっても、表情はさほど動いていなかっただろうが。]
(59) 2017/05/03(Wed) 22時頃
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……そうだな、縁だと思う。 大人だなあ、怜琉は。
[笑って肩を叩かれて(>>55)、つい苦笑を漏らした。 年下に諭されるとは情けない。 自分でも思っていた以上に、猫との一件は心を揺らしているんだろう。]
土産か。なるほど。 アドバイスをありがとう。探して来よう。
[じたばたしても帰り道が出てくるわけではないが、歩き回って探すぐらいのことはしてもいいだろう。 戻ったら足取りをたどって、追いかけて、見つけたら抱きしめてから謝罪すれば、もう一度あの左右色の違う美しい瞳を向けてくれるだろうか。
そんなことを考えながら、怜琉に片手を上げる。 引き留められなければ、ゆっくりと夜空の方へ歩みを進めていった。*]
(61) 2017/05/03(Wed) 22時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2017/05/03(Wed) 22時頃
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/* にゃんこの話をにゃんこ(の中身)が入ってるPCにして、すごい全うなアドバイスをもらってしまったって言う…w
そうか追いかけるべきなのか… 追うの苦手なんだよわかるだろ…
(-13) 2017/05/03(Wed) 22時頃
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[さくさくと足元から音がする。 崩れかけたアスファルトでも、端の欠けた石畳でも、汚い土でもない。 地面と芝を踏みしめ、夜空の広がる方向へ歩きながら、テーブルの周囲に集う人々へ視線を向ける。 食事をしている男二人が、先ほどから気になっていた。]
……似てるんだが、なあ。 あいつだったら、俺に気が付くはずだし。
[何かを口にしてから、慌ててビールらしい飲み物を飲んでいる男は(>>79)、ここから見ると幼馴染のホレーショーによく似ている。
その二人が男の知人の二人ではない、と思うのは二人が男に反応しないからだった。 黙っているはずがない。 特に、ホレーショーならば、幼いころから変わらぬ大声で「ファイ!」と呼びかけてくるだろう。
だからあの二人はよく似た別人なのだ、と納得しながらも、今では別々に家庭を持っている二人が連れ添っている姿は、昔を思い返して懐かしかった。 その二人が兄弟である、ということはまだ知らない。]
(88) 2017/05/03(Wed) 23時頃
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[不躾な視線に気が付かれたのか、ビールのグラスを持っている男が(>>91)、こちらをみる。 彼の隣にいたケヴィン似の男も視線を向けて来ただろうか。 どちらにせよ、敵意がないということを示すために、ひらひらと手を振り返した。
素通りしてもよかったが、視線が合った後に踵を返し遠ざかるのも印象が悪いだろうと考えて、足を二人の方へとむける。]
失礼。ファイ=シュウロと言う。 知り合いに似ていたのでつい見てしまったんだ。
[二人は名前を名乗ってくれただろうか。 名乗りがあれば、同じ名前であったことに目を丸くしてから破顔して、名まで同じならとても他人とは思えないな、と口にした。**]
(95) 2017/05/04(Thu) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2017/05/04(Thu) 00時頃
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