199 獣[せんせい]と少女 2
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おはよう。 きょうもいい天気だって、せんせいが言ってた。
[太陽が山の隙間から顔を出し、表面を光が照らしていく。 星のない、真黒い空の色がその色を変えていく。 夜明け前がいっとう暗いというのは、 どの本で読んだのだったっけ。
野菜畑の隅、去年はまだ小さな芽を出したばかりのそこには、小さな木が育っていた。 木の成りかたと、葉のかたち。それはよく見慣れたもので。 自分の大好物の桃のそれだということはすぐにわかった。 実を収穫できるのは何年後になるのやら。 その時に、もう自分はいないのだろう。]
(2) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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やっぱり、まだ届かないな、
[沢山実った桃の木に向かって、背伸びして、手を伸ばして。 それでも触れることの出来るのは指先だけ。 まだ自分ひとりで収穫できそうもなかった。
もう少し粘ってみるのもいいかもしれないけれど、 今日はホレーショーせんせいに見せたいものがあるから。 去年より少しだけ小さく感じる(僕が大きくなったから?)、底に少しだけ水の溜まった卵を片手で抱え直す。
足を向ける先は家畜小屋と忘れられた家の真ん中。 一番西の、太陽があまり差さない部屋。 そこに辿り付けば、ノックもせずに扉を開いた。]
(3) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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せんせ、朝だよ。 ……起きてる?
[寝ているのならば、素敵なアートが施されたその布団の中に潜りこんで、一緒に二度寝するのもいいかもしれない。 卵を落とさないように抱え込んで、小さな欠伸をこぼす。 この一年で、 こげ茶色から青色に変わった瞳を、眠そうに細めた。**]
(5) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* 鐘の音拾いたいし本仲間振ってくれてありがとうだしうれしい。 ホレーショーせんせいはいきなりねこみおそってごめん…… ねる。。
(-9) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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ゎ、 てっきり未だ寝てると思ってた。 ホレーショーせんせ、おはよ!
1番にせんせいに見てもらいたくって。 桃も諦めて、急いできたんだ。
[だから、後で一緒にとりにいって? そう言外に含ませて。 欠伸混じりなことを指摘されれば>>23、 僅かに頬を膨らませた。]
(44) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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だって、昨日も遅くまで練習をして……
ゎ あ!?
[腕を引かれれば素っ頓狂な声を上げて引き寄せられる。 身長が少し伸びたとはいえ、小さな身体なのは違いないから。
目尻に溜まっていた涙をぬぐってもらって、 その隣で寝転がる。 クスクスと笑うせんせいにつられるように笑みをこぼせば、ふたりの笑い声は暫く続いた事だろう。]
(45) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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ふふ、もう。なぁに せんせ。 急に引っ張るからびっくりした、
聞いて。 去年せんせいからもらったの、 雪を降らせられるようになったんだ。 それから、オーロラも、
すごい?
[卵は腕の中に閉じ込めたまま。 ほめてっていう風に視線を合わせた。**]
(46) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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/* もっとこう男の子!っぽい乱雑な口調にしていいものか迷う
(-58) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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/* オーロラどうやって作るの……??? 水だけじゃむりじゃない???
(-126) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/* ろぐめっちゃ進んでて追いつけなくて泣きそう。 と、とりあえずおへんじ、お待たせしてごめんなさい
(-127) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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ええー?そうだっけ? せんせい寝坊助な事が多いからすっかり忘れてた。
[そんなことは勿論嘘で。 1年前せんせいが早起きした事も、桃を採ってもらったことも、 きちんと覚えている。 今日こうして約束を果たしにきた事が何よりの証でしょう?
頬をつつかれれば、唇を尖らせる。]
(345) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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気付いてくれた? 4センチも伸びたんだー。
ふぁ あ、 ん。まだ桃には届かないみたい 届くようになるって、思ってたんだけどなあ。
[欠伸をこぼしながら、小さな掌を閉じたり、開いたり。 天井を仰ぎながらぼんやりと寂しそうな声音を漏らす。]
(346) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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せんせいを驚かせようって、内緒で頑張ったんだ。 色々調べたんだよ?
[虹とか、ダイヤモンドダストとか。 小さな竜巻とか。悩んだけれど。 オーロラに一番、目も心も奪われたから。 せんせいと一緒に見たくて。]
写真でしか見た事無かったけれど、出来るもんなんだね。 えへへ、凄いでしょ。
ちょっと待ってね、
(347) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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[ベッドの上に座り直すと、両手で卵を包み込む。 巨大書庫に籠って調べて分かったことは、 オーロラを造り出すのは不可能に近いということ。 けれど、せんせいから貰った魔法の卵があれば出来ないことはないでしょう? 大切なのはきっと、強くイメージする力。
水が沸騰して、気体になって、 それをさらに温め続けたら原子になるらしい。 難しいことは良く分からないけれど。 卵の中は、まるで太陽のように熱く熱されている事だろう。 暑く熱された状態のまま、卵の蓋を開く。 温度が下がらないように、集中をして。]
(348) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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……っ、よし、
[気体が天井まで舞い上がる。 部屋の中に漂っている酸素や窒素とぶつかって、]
……ね、綺麗でしょう。
[天井いっぱいに広がった光のカーテン。 ゆらゆら揺れては、様々な色に変化していく。 それは数秒もしないうちに霧散した。
成功したことに安堵の息を吐く。]
(349) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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せんせいに見てもらいたかったんだ。 ……だって、
[もうすぐ、この日常が終わってしまうから。 言葉は続かず、視線だけ地に落ちた。*]
(350) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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[はじまりと、おわりを告げる鐘のおと >>#0 誰かが悪戯で鳴らしたのを聞いたことは何度もあるけれど (勿論、僕も鳴らしたことがある) それは、その時のものとは違って、どこか厳かで。
僕は知っている。
せんせいが選んでくれること。 せんせいが護ってくれること。 せんせいが愛してくれること。 せんせいが喰べてくれること。
日常が終わり そして始まる。 さみしくって、少し怖いけれど。]
(393) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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もう、朝……?
[沢山の本が散らばったベッドから身体を起こす。 嗚呼、オーロラを造り出すのにやっと成功して、 片づけもせず寝てしまったのだったっけ。 大きな大きな欠伸をこぼすと、本をひとつ手に取った。
そとの世界の写真が沢山散りばめられたものだ。 オーロラに、満天の星空。 寒い土地なのか、皆一様に沢山の服を着込んでいた。]
(395) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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いつか、見に行きたいなあ、
[写真を手で撫でて、小さな声を漏らす。 読み聞かせて貰う方が好きだった本は、 同じくらい自分で読むのも好きになって。 そのたびにデメテルと色んな話をしたのだろう。 絵は下手くそだけれど、ニコラスせんせいに褒めてもらいたくて、白い紙に絵具を乗せるようになった。 ヘクターせんせいの所にも、料理を教えて!って詰めかけたっけ。 何度作っても上手くいかなくて、諦めてしまうことも多かったけれど。
ぼんやりと考え事をしながら身支度を整える。 忘れないように、底に水の溜まった卵を手に持って。 自室を出たのが畑に向かう前のおはなし。*]
(396) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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- 想い出/今日もいい天気! -
[それは良く或るとても天気のいい朝のこと。 つまみ食いは日常茶飯事だったから、 きっとメルヤせんせいも呆れたように 首をすくめているだけに違いないでしょう? ならきっと、怒られたのは書庫で借りた本を 返却期限も守らずに、独り占めしちゃったからだと思うんだ。]
…… はぁい
[その日に捕まったのはある意味幸運だったのだ。 空中散歩や、立たせ待ちや反省文などではなく、 メルヤせんせいのお手伝いをすることが出来たから。]
(405) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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メルヤせんせい、お洗濯すき?
[せんせいの後ろを金魚のフンみたいに付いて歩く。 せんせいが取ろうとしているシーツの上に 寝転んで邪魔をしたり。 あわあわのシーツを足で踏んづけるのはとっても楽しかった!]
(407) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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楽しかったー!
[白い布が舞う庭先で、みんなでかくれんぼをしよう。 そう提案すれば、折角洗ったシーツが汚れる、 と咎められたのだったか。 みんなでイチジクを食べた後、 お日様の光をたっぷり吸いこんだシーツを取り込んで。 メルヤせんせいが次のシーツを取り込もうとしている隙に、 シーツの中に潜りこんだ。
あたたかいお日様の匂い。 せんせいに見つからないよう足先までくるまった。 僕はとっても楽しかったけれど、 せんせいは普通にお洗濯する倍以上疲れたのかもしれない。*]
(409) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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凄いでしょ! 全然上手く出来なくって、 昨日の夜にはじめて成功したんだ。 今だって出来るか不安だったんだけど、 せんせいが隣にいてくれたからかなあ。 ……えへへ。 ほんと?魔法使いみたい?
[それだけ驚いてくれれば、頑張った甲斐があるというもの。 照れたように笑い、僅かに頬を染める。
せんせいの嬉しそうな表情が見れるなら、 こうやって抱きしめて頭を撫でてくれるなら。 僕はなんだって、どんなことだってしたいって思う。]
(571) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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ふふ、くすぐったい
[そう呟いた言葉は、唯の照れ隠し。 ぎゅう、って抱きしめてくれるせんせいの体温が心地よくて。 頭を撫でてくれる手は、酷く優しい。
僕だけがそうやって、 優しい温もりを与えて貰うのは不公平でしょう? 小さな両腕をせんせいの背中に回して、抱きしめて。 その後に頭を撫でようと伸ばした手は届いたのかな。]
(573) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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うん、ホレーショーせんせいが一番だよ?
……ぁ あのね、見たのは僕が一番かなあ。
[質問の意図が分からず、僅かに首を傾げる。 その後、思い出したように小さな呟きを付け加える。 昨日の自室での出来事を誰にも見られていなければ、だけど。 オーロラを作ろうとしている事さえ、 誰にも言ったことはなかった。
けれどオーロラに関する本ばかり読み漁っていたから。 目聡いせんせいには察せられていたのかも。]
(575) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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なぁに、ホレーショーせんせ。
[弛められた腕。 少しだけ、さっきより真剣に聞こえる声音に 落ちていた視線を上げて、耳を傾ける。]
(576) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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あったりまえ! 約束、ちゃあんと憶えてるよ。 一生分の桃をプレゼントしてくれるんでしょう。
……破ったら、はりせんぼん だよ?
[あの日のように、僕の小指をせんせいのそれに強引に絡めて。 せんせいがその約束を本当に守ってくれるというのなら、僕は。 なんて。早とちりにも程があるかもしれないね。
せんせいの瞳を覗き込んで、言葉を待った。*]
(577) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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/* ホレーショーせんせいすきです……ありがとうございます。 プロポーズされてる気分。きっと間違ってはいない。 選んでもらえると思ってなくって顔がにやけてる……
(-231) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[強引に絡めた指先は解かれることはなかったけれど、 せんせいから握りかえしてくれることもなかった。
今にも解けそうな指先を、繋ぎとめるように。 せんせいの分まで強く握って。 紡がれる言葉は、時々つっかえたり、小さくなったりして。 部屋の中に響いては消えていく。
手を離すことは無かった。 目を逸らすことも、無かった。 せんせいの口からこぼれる言の葉を全部拾い集めた後、 声を紡ごうと、小さな口を開いた。]
(639) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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せんせい、さそりはね 喰べられるのが 死ぬのが嫌で、逃げて。 井戸におちて溺れそうになったところを 神様に願って星になったと云うの。
……ここで考えるって言って逃げて、 井戸に落ちたらどうするのっ
[ホレーショーせんせいにも何度か読んで貰った空を汽車が駆けるお話を、せんせいは覚えているだろうか。 どちらにせよ、突拍子もなく始まったその話には戸惑ったかもしれない。
こたえは決まっているから。 逃げて井戸に落ちて、なんて。 そんな後悔をしたくないから。]
(641) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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