191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ブレスが空気を灼く中、 あの茶髪を見つけ出せたのは幸運だったかもしれない。
彼らに礼を言って、会釈をし、駆け出そうとすると 手渡された優しさに驚いた。>>3]
いい、のか? ……ありがとう。
[本当に頭が上がらない。 俺はもう一度頭を下げると、 彼らは目立つやけどをしていない事に安堵しながら (実は疲労が溜まっていると知らず>>4) ノイズが群る方向へ。*]
(7) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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そう、か…… すまない。迷惑をかけた。
[最低限の応急処置はしたからと大人びた少年が答える。]
……毎度毎度多いな…… わかった、頑張ろう。そして早く寝よう
[彼へこくりと頷いた。>>6:263 大きな剣が生み出され、ノイズを潰していくのを見ながら 一匹、二匹、三匹と、蟹たちを脚から棘で切断しにかかる。
たっ、と蟹の鋏を避けながら。 その傍に立ったタイミングで名前を告げられる。>>6:264]
(8) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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……桐原さん。 景山だ。 景山・ジェームス・剛。
[そう返しながら、蟹を蹴り飛ばして]
無銘の戦い、とてもかっこよかった
[ぽつりとこの前の感想を言う。 桐原さんが既にダメージを与えていた分、 ノイズ一掃にそこまでの手間はかからなかっただろう。]
[戦いがひと段落した頃。 俺は彼に深々と頭を下げる。] さっき竜を止めてくれたのはお前たちだよな。 ありがとう。
[そう礼を告げた。 他にも、彼と何かを話しただろうか。]
(9) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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[それから、黒髪の少女と倒れる卯月のそばへ。 腕からの出血を見て、無茶をしやがって、と呟いた。 黒髪の少女に怪我はなかっただろうか。]
……。
[しゃがみこみ、 卯月の額を撫でて、安堵と苦渋の入り混じった声で] ……心配するって、言ってんのにな……
[それでもこいつは駆けていってしまう。 目が離せない小動物じみていると改めて思う。 震える手で応急セットを開くと、 応急処置の施された卯月の腕の治療にかかる。 火傷で手が動かし辛いのが忌々しい。]
(10) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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[……体が熱い。 けほ、と乾いた喉で咳をすれば 熱病の時の数倍はひどい倦怠感が襲ってくる。
丁度タイムリミットと重なったのだろう。 目を閉じて、一息つくうちに 俺の意識は闇へ転がり落ちていった。*]
(11) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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――7th day/スクランブル交差点――
[卯月の傍で意識を失ったその次の日、 夢は見なかった。]
[―― 目を開ける。 相変わらず蒼い空が広がっている。 ビルの摩天楼は蒼に突き立つように黒々と聳え 灰色の交差点を数多の群集が歩いていく。]
[Pi,] [囀る端末を確認する。 高いところに居る真犯人、なんて、 古い刑事物ドラマみたいだ。
北に聳えるタワーを交差点から見遣る。]
(17) 2016/06/17(Fri) 19時半頃
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「じゃ、……生き残ってたら、 そのうちまた会うだろ。」>>0:559
[揺れる赤い髪を思い出す。
――死神のゲームの全貌なんざ 全く知らない俺だったが どうしてか、あの搭の上には、 あの人が居る気がした。]
…………やってやるさ。
[武者震いとからげんき。 パートナーがいる以上、 情けなく膝を折るわけにもいかないから。
袖の端々が焼けた服を何とかサイキックでごまかしてから 俺は卯月を探して歩きだした。*]
(18) 2016/06/17(Fri) 19時半頃
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/* 死神さんとGMさまに待っていただいてるのに動けてなくてごめんなさい…! 昨日が昨日だけに早めに動きたいと思うのだけれど。(手柄とかわりとどうでもいい)
22時になっても相方来なかったらうごき、ます…!
(-7) 2016/06/17(Fri) 21時半頃
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――回想――
……そうか?
[半端に残った職業病か、大体「さん」をつけてしまう。 「いらない」と言われれば素直に頷いた。 外見は十代に見えるが、随分大人びた少年だとは思った。
とん、と座り込んだ彼を見下ろして>>20 謙遜せずともいいのにとも思いながら]
(28) 2016/06/17(Fri) 21時半頃
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…完全には、させてないけどな。 落とす事だけはどうにか。
殺すのがミッションじゃなくてよかったよ
[向こうでまだ業炎を吐いているだろう竜を 遠い目をして一瞥する。
ふつりと切れた会話を繋ぐことはなく まどろむ彼からそっと離れ、 卯月の傍へ歩いて行ったことだろう*]
(29) 2016/06/17(Fri) 21時半頃
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/* 1
(-10) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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……ん。
[灰色のスクランブル交差点で ぼうっと幽霊のように立っている男が一人。>>@11>>@12]
ヴェスパタイン?
[ミッションの事、死神の事を考えれば きっと話しかけている場合ではないのだろうが、 その様子がどうにも儚く見えたから 小さくその名を呟いた。
その声は雑踏に紛れたかもしれないし 何かを思案している彼の耳には届かないかもしれない。>>@13 俺は卯月に話しかけられる少しの間、そちらを見ていた。]
(35) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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[七日前よりも随分痛々しい姿で立つ白兎>>30>>31は その瞳にだけは強い光を宿して居るように見えた。 俺は眉間に皺を寄せて、 顔を叩いたりして己を奮い立たせる彼女を見守る。
頑張りすぎるなよ、とか。 言いたいことは山ほどあった。 けれどそれを今言えば、 彼女の勇気を挫くかもしれなくて、]
……ああ。 生き残って、生き返ろう。 ………………。一緒に戦ってくれ 卯月 [口下手にそれだけを言って、
重ねられた手を握り返し 歩きだす。]*
(36) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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[ぽつりと落ちた言葉>>@15は 俺の聴力では聞き取れず そのまま卯月の方へ視線を落とした。]
俺を誰だと思ってる モリ警察署の警察だぞ
[地図くらい頭に入っておりますと>>37>>38 冗談半分の答えに冗談めいた返しを一つ。]
[手を握る。 暖かさがここにある。 嬉しそうに笑うから、そっと微笑み返した。
1日目、 喪ったもののかわりに、交わした約束を 「言葉」を上辺で守ろうと決意した俺は ……それから何か変われただろうか。 変われたと信じたい。]
(43) 2016/06/17(Fri) 22時半頃
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主犯に引導、な……。
[……主犯が白上刑事だと仮定して まさか、死神が死ぬなんて事があるのだろうか。 ふっと過ぎった可能性を打ち消した。
見渡せば、ここはスクランブル交差点の東側。 警察署に割と近い位置だ。]
901を抜けてクロネコ像前をつっきるか。
[そう提案して、OKがもらえたなら 彼女と共にその経路を辿る。 待ち伏せている死神がいるとは、まだ知らずに>>@8。*]
(44) 2016/06/17(Fri) 22時半頃
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大丈夫さ。
[正直、白上刑事と相対して戦えるかどうか、 俺にはわからない。 信念、善悪の観念が薄れている今なら戦えるかもしれないし。 逆に私情に囚われて動けないかもしれない。
わからないが、 戦わなければ仕方がないだろう。>>52]
…………戦ってみせる
[クロネコ像前に至り、金髪の死神の姿は見えただろうか。 見えたなら最大限に警戒しながら その前を通過しようとするだろうし 見えなかったなら、 警戒を絶やさずにそのまま駆けていくだろう。*]
(61) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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――クロネコ像前――
[ふわり、夜の色の翼が広がる。 降る指鳴りと声に身構えて、 現れる鼬と、死神を視界に捉えた。]
「……大切なものは 見つかりそう?」
[金色の髪を揺らし、蒼い目でこちらを見据えて 存在する事を願われた死神は 俺達に問いを投げかける。 以前かけられた言葉>>4:@44を思い出した。]
ああ。見つけたよ。
[それは、何にも代え難い 俺が戦っている理由だ。]
(115) 2016/06/18(Sat) 11時頃
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[繋いでいた手を強く握ってから離す。 手放す為じゃなく また握る為に>>112]
[このせかいはハードモード。 それでも生き返りを望み、 大切なものを得ようと望むなら、
困難を踏破する時に躊躇ってはいけない。]
(116) 2016/06/18(Sat) 11時頃
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強行突破だ。 行こう!
[ぶわ、と迫るカマイタチの刃を身を翻して避ける。
白兎が鼬の間を駆け抜ける。>>@46
あいつが攻撃に回るなら、俺は補助に回るわけで 鼬の背後から左右に迫る軽自動車とガードレールを見ては それが直撃するように、鼬の脚を計四本の棘で貫いた。
プレスされた鼬たちは消滅し その足元に密かにめぐらせた”棘”を解除する。]
(117) 2016/06/18(Sat) 11時頃
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[警戒を怠らず死神を見ようとして、 刹那見えたものに目を逸らした。 顔は辛うじて赤くなっていなかったと信じたい。>>114]
…………ばかやろう。聞くな。
[しゃがみこむあいつの向こう、 黒翼が揺らめいて、死神がふわりと宙へ。>>@48
銃弾の束が光になり弾ける。 ぎらり、煌く大鎌に目を見開いた。
「僕、僕自身でたたかおうとすると、ふんいき変わるから 騙されないで、ね?」
……そういえば初日、 あいつは何か叫びながら銃をぶっぱなして――]
(118) 2016/06/18(Sat) 11時頃
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卯月っ!
[しゃがんだあいつを抱き寄せ、 死神と俺達の間に アスファルトの”壁”を作り出す。
暴、と風が迫り、壁を崩す。また作り直し、二閃目を防ぐ。
防御に特化させるなら、 幾度も再構築する事で風くらいは防ぐ事ができるが。 それでは全く埒があかない。 ――相手の能力の限度を俺は知らない。>>@50
卯月を抱き寄せ”壁”に背をむけた。
迫るおまけの三閃目。 俺は”壁”を薄くし――
がらん、崩れた”壁”の破片が背にぶちあたり、 血が滲むのを耐えながら]
(119) 2016/06/18(Sat) 11時頃
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断 る!
[死神のその背と翼を貫こうと 地から二本の棘を突き出した*]
(120) 2016/06/18(Sat) 11時頃
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/* 何をするだァー!!ってかえしたくなったけど やめよう ギャグすぎる
(-50) 2016/06/18(Sat) 11時半頃
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[棘が翼を切ったらしい、とわかれば 俺は崩れた”壁”を解除して、 卯月を抱き寄せたままタワーの方へ数歩走り、 死神を睨む。>>@51>>@52
背がずきずきと痛むが、耐えられないほどじゃない。
重力加速度を伴って落下していく死神は―― ――その途中で、ばっと翼を広げ滞空すると 鎌を上から下へ、思い切り振り下ろした!>>@53]
(127) 2016/06/18(Sat) 12時頃
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……膾にされてたまるかってんだ
[卯月を更に前方―― タワーの方角へ突き飛ばしてやりながら、 俺は相対する死神と俺の間に”壁”をもう一度つくりあげる。
先ほどの直線状とは異なる”ドーム状”のそれは、 単に風を防ぐのではなく受け流すためのもの。
砕け散りながらもカマイタチの勢いを殺す。 壁の破片が俺の身を裂く。]
(128) 2016/06/18(Sat) 12時頃
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[――ニィ、と口の端をつりあげた。]
[暴風の音に掻き消されて メリ、とアスファルトがせりあがる音は掻き消えるだろう。
滞空する死神を包み込むように 薄いアスファルトの波が地よりせりあがるだろう。 放置していれば死神のアスファルト巻きができあがるが 防がれてもそれはそれで、構わない*]
(129) 2016/06/18(Sat) 12時頃
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[死神が大鎌を振るうと、 アスファルトの波は風の一閃によって絶たれる。 彼が虚空を抜けた直後、 ”波”と崩れた”壁”を解除した。
死神の手元から大鎌が掻き消える。>>@60 ――何か来る。]
[がっと詰め寄られ、金髪のきらめきが近くなる。 ハンマーを振りかぶる予備動作を読み取り]
絶対不味いだろそれ!
[反射的に答えながら、振り下ろされたハンマーを 飛び退くことで避けて――>>@61
何故か逃げようとする死神と、その周囲を眼界に納め
そこで漸く、俺達の足元に転がったもの>>@62を目視する。 思考停止したのはコンマ零点数秒ほど。]
(139) 2016/06/18(Sat) 15時頃
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……。 ……死神のグリルもまずそうだが、な!!
[地面から死神の腕に伸ばしかけていた”棘”の先端を その片腕の手首を捕らえる”フック”に変えた。
落ち着いて手首を一度下ろしてずらしたなら すぐに外れる程度のものだが 焦って手首をフックにひっかけようものなら 退避が一、二秒は遅れるかもしれない。
死神がどうしたかを見届ける事無く、 一歩。二歩。三歩。四歩――駆けだす。]
(140) 2016/06/18(Sat) 15時頃
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卯月、隠れろ!!
[叫び声は届いただろうか。 駆け出しながらも俺はわが身を守る壁をつくり、
手榴弾の爆発音が響き渡るのを聞いた。*]
(141) 2016/06/18(Sat) 15時頃
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/* なんでバトルしながらおなかすく会話してるんだろう。
(-55) 2016/06/18(Sat) 15時頃
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