169 きみがおとなになるまえに
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/25(Fri) 00時頃
|
――キネーン・広場――
[荷物をまとめ、ホテルを出る。 結局、お題は払わないままだ。せめて礼を、とフロントに言付けたが、できれば自分の口で言いたい。
のんびりと歩きながら、二人の姿を探した。**]
(1) 2015/09/25(Fri) 00時半頃
|
|
――少し前・ホテル――
[忘れずに押し花を回収している彼女の横から、重石代わりの賛美歌を取り上げる。
どの番号だったか。 忘れてしまったが、一つだけ残った旋律が蘇る。]
天には栄え 御神にあれや 地には安き 人にあれや と
[たしか、限られた時にしか歌われない。そんな歌。 普段は聞き流す協会からの音楽だったが、この旋律を奏でる時だけは教会の前に立ち止まり聞いていた。 安寧の気配すらないときも、ただ、聞いていた。]
(18) 2015/09/25(Fri) 14時頃
|
|
今ぞ生まれし 君を讃えよ
[この地に生まれた子が、たとえ誰かから歪んだ讃えを受けたとしても、 この人と定めた人からは、大切にされればいい。
少し、おせっかいがすぎる願いだろうけれど。]
(19) 2015/09/25(Fri) 14時頃
|
|
よし、行こう。
[荷物を背負い、部屋を出る。 おそらくもうくぐることはないだろう立派なホテルのドアを、そっと閉めた。*]
(20) 2015/09/25(Fri) 14時頃
|
|
── キネーン:広場 ──
この間、レモン……スカッシュか。飲んだだろ?
[よほど気に入ったのだろうか。 数日前にお世話になった店をねだる少女は、くるくる、くるくる回る。]
シアターにも寄る。 が、まずレオナルドに会っておきたいんだ。
[図らずも、再びの開口を望むことになろうとは。 案外あの人は、未来でも見えてたのかな、なんて。そんな夢見がちなことを愉快になりながら思った。**]
(21) 2015/09/25(Fri) 14時頃
|
|
――少し前・ホテル――
……ありがとうよ。
[普段人前でなど歌わないから。 つい口ずさんでしまった気恥ずかしさと、向けられた率直な賛辞を持て余す。
しゃがんで、と言われて>>25しまえば、少し視線を彷徨わせてから膝を折った。
子供の頃に戻ったような、そんな気分がした。*]
(32) 2015/09/25(Fri) 21時半頃
|
|
――現在・広場――
[都合のいいことを。 形の良い額を、人差し指で軽く小突いた。
こういう物言いをどこで覚えてくるのだろうか。 俺か。
と、キョロキョロと当たりを見回していたゾーイから小さな声が漏れた。 そちらに視線を投げれば、ああ。探していた二人がいる。
駈け出したゾーイの後を小走りで追いかけた。]
(33) 2015/09/25(Fri) 21時半頃
|
|
――そうですね。 ああ、もう。驚きましたよ。
[裏なんて全く感じさせない笑顔を向けて、素知らぬ振りで言葉を向けた彼>>31に、一瞬苦笑いを浮かべて。
そしてやれやれと肩を落とした。 少しだけ気まずげに頬をかいて、そして出会った時のように頭を軽く下げる。]
紹介してくれて、ありがとうございました。 とても良いホテルでした。食事も美味しかったですし、景色も。 それと、
(34) 2015/09/25(Fri) 21時半頃
|
|
[顔を上げて、悔しさと気恥ずかしさとほんの少しの戸惑いと、大きな好意を持て余すような困った表情が交じり合い溶けた複雑な表情を浮かべて、]
驚いたんです。
[ボソリ、と拗ねるように呟いた。 少し嬉しい感情が大きすぎて、上手く表情筋に反映できなかった。*]
(35) 2015/09/25(Fri) 21時半頃
|
|
[フラフラと、あやふやな目的地しか持たない一人旅は気楽で。 それは同時に、深いつながりを捨て去る行為でもあった。 二人旅になれば、少女との繋がりは出来た。だがそれは、ほんの少し世界が広がっただけに過ぎなかった。
一食限りの付き合いは多く、その際に受けた好意もあったが、それよりも通りすがりにぶつけられた悪意のほうが何倍も大きい。
だからこそ。 共通点こそ少なからずあったけれど、一杯の珈琲を飲む間しか関わらなかった彼から受けた行為は、今までの経験をあざ笑うかのようなものだった。*]
(36) 2015/09/25(Fri) 21時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/25(Fri) 21時半頃
|
ええ。 あの名前を他でも見つけたら。また。
[ここを出る、という意味合いも込めて。 けれど、確かにあのホテルは本当に良かった。また、機会があれば是非、と思うほどに。
そして彼が首を傾げれば、変な表情で固まっていた顔を動かし、苦笑の形へと変える。]
(50) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
|
|
宿代を聞いたら、もう払われている、と。 根無し草をしていると、好意がより身に沁みるんですよ。
[彼に何かしたわけでもないから、なおさらだ。 あんな上等な宿を紹介してくれただけでもありがたいのに、宿泊費まで払われてしまっては。
自分の連れである少女が、彼と聖女の世界を広げた事はおぼろげに察したとしても、それがどれほどの意味を持つのか。 それを、知ることはない。]
(51) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
|
|
驚かされっぱなしなのも、癪なので。
[鞄の中から取り出したのは、きめ細やかな布で丁寧に包んだ物。 それを手のひらに置き、布を広げていく。 中から姿を現したのは、緻密な透かしが施された、銀に輝く栞だった。]
以前、立ち寄った街で手に入れたものです。 俺は、あまり本を読んでやれないので。使ってくれる人に渡したほうが、これも喜ぶでしょう。
[そう言うと、手を差し出した。 もし、受け取ってくれなかったとしても、押し付ける気で。
本自体は好きだが、荷物になることを考えると欲求よりも躊躇が勝る。 長くしまわれるよりも、本来の意図で使われたほうが、栞も本望だろうと。そう思って。*]
(52) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
|
|
俺が、直接何かしたわけでもないです。 そう思って何かしたわけではないですから。
[自覚したものと、無自覚のままに受け取られた行為の差がありすぎるのだ。
短い間しか話さなかったが、きっと頑固なところもあるこの男は、きっと宿代を受け取ってはくれないだろうから。 ――ほら、お気になさらずと、言う。
だから、これは。この銀細工の栞はお礼などではなく。]
意趣返し、とでも思ってください。
[そう言って、微笑んだ。*]
(53) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/25(Fri) 23時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/26(Sat) 00時頃
|
[再会を約束する少女たちの横、 栞は持っていて欲しいと願った人へと渡った。]
銀ですから、持つでしょう。 使ってやってください。
[布を雑にたたんでしまい込む。 栞分の重さが無くなった荷物が随分と軽く感じるのは、 渡せた達成感によるものだろう。]
(68) 2015/09/26(Sat) 10時半頃
|
|
ええ、また来ます。 珈琲を飲みに。会いに。
[一足早く、再会の約束を交わした少女達に少し遅れて、 大人同士も、また同じものを。
差し出された手を、力強く握りかえした。]
(69) 2015/09/26(Sat) 10時半頃
|
|
[互いに手の力を緩め、離れ合う。 一歩下がって、手を腹のあたりに当て礼をした。]
貴兄方の行路に、幸多からんことを。 また、会う日まで。良い日々を。
[この地で育ち、この地で育った彼と彼女に、安寧と栄があるように。 羽を広げる事を知った彼女と、その羽に気付いた彼にそう願う。]
(70) 2015/09/26(Sat) 10時半頃
|
|
オーレリアも、元気で。
[小さな淑女にそう声をかけ、ゾーイに手を差し出す。]
さあ、行こうか。
[あと少し、出会った人に挨拶をして。 そうしたら、また旅立とう。
最後にもう一度だけ、二人へと会釈を。 そしてくるりと踵を返し、もう振り返らなかった。*]
(71) 2015/09/26(Sat) 10時半頃
|
|
――教会――
[ゆきと藤乃に出会ったのはここだったか。 辺りを見回してみるが、彼らの姿は見えない。
ふと、通りすがりの人の会話が耳に届いた。
『ねえ知ってる?』 『ここに居た子、居なくなったんでしょう?』 『大人も一人、姿が見えないって』
もしかして、彼らも何処かへと旅立ったのだろうか。*]
(72) 2015/09/26(Sat) 10時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/26(Sat) 10時半頃
|
そうかもしれないな。
[似たことを思った少女に頷く。 何処かに旅だったのなら、もしかしたらいつか。どこかで会うことも出来るだろう。
砂漠の中で一粒の砂を探すような確率かも知れないが、 けれどそれは決してゼロではない。
一瞬、少女と視線が交差する。
教会を背に、また歩き出す。 今度はシアターへ。ユウガオと、あの女性は居るだろうか。]
(90) 2015/09/26(Sat) 17時半頃
|
|
――シアター――
[受付の制服に聞くゾーイを、少し後ろから見る。
そして、制服の答えに少し目を見開いた。 彼女も、か。]
(91) 2015/09/26(Sat) 17時半頃
|
|
[割って入る女性が、ユウガオのことを話す。 その言葉は何故か響かず、上滑りしていくようだった。 再びゾーイを視線が合う。
何を言おうか、と迷ううちに、ゾーイが口を開いた。]
(92) 2015/09/26(Sat) 17時半頃
|
|
ああ。 あとで、押し花を補強できるような方法を探そう。
[そう、答える。
ユウガオのファンである彼女に軽く会釈をし、シアターを後にした。]
旅する理由は、多いほうがいいさ。
[楽しげなゾーイの声につられるように。 少しおどけた声で。]
心残りは? なければ、行こう。
[横に手を差し出して、問う。*]
(93) 2015/09/26(Sat) 17時半頃
|
|
そうか。じゃあ。
[少女の手を握りしめ、歩き出す。
この先に何があるのか。何が起こるのかを知る術はない。 タリンがあるのかさえ、知らない。
それでも、歩き続けることに意味はなくとも。 渡り歩く中での出会いにきっと意味はある。
それは、少女の成長かもしれないし、出会った人の世界を広げることかもしれない。 自分の中でも、きっと変化はある。 それは、旅をしなければ無かったであろう出来事だ。
だから、結局タリンが見つからないとしても、全てに意味が無いと断じるのは間違っているのだろう。]
(109) 2015/09/26(Sat) 23時半頃
|
|
……言っていたな。 レモネード、だな。
[呆れたように苦笑して、スタンドへと向かう。 そしてグラス一杯のレモネードと、今度はアイスコーヒーを。
それを飲んだら、出発だ。]
(110) 2015/09/26(Sat) 23時半頃
|
|
[来た時にくぐった、門の前。 その前で一度立ち止まる。
そしてくるりと振り返った。]
このキネーンに住まう人に、感謝と礼を。 そして、栄えあれ。
[軽く会釈をし、再びキネーンの町並みに背を向ける。
そして、門の外へと歩き出した。*]
(111) 2015/09/26(Sat) 23時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/27(Sun) 00時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る