人狼議事


36 なんて素敵にピカレスク

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【独】 墓荒らし へクター

/*世界が青くなかったでござる

(-1) 2011/09/12(Mon) 10時頃

【人】 墓荒らし へクター

― 薬屋 ―

 誰、だって……

 呆気なく、死んじまうモン、なんだろーな


[薬を摘んだ指が此方へ伸びる。
緩慢な動作で、顔を背けて。―――けれど、時折強くなる指の力に、息を求めて口は開かれ。]

 ……其れ、……今、飲んだ、ら
 絶対、俺、寝ちまう……わ

[感覚を鈍らせるその薬、幾度か服用した事はあれど。

今くらいに、傷付き、消耗した状態で口にすれば、どうなるかなんて、想像に容易く。]

 金なら、……払、う っての

[それでも、押し当てられる手を、振り払う事はできずに。]

(0) 2011/09/12(Mon) 10時頃

【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス

 ……だよ、なーァ……
 くる、しい……  し、な……

 ッ、あ゙、……ぐ―――


[左の手と違い、右の手は、手袋を外していて。
首に添えられた指に力を籠められる度、びくりと震えてその頬をかり、と引っ掻く様に。]


 な、ァ。  ……このまま、殺され、た、い  ……のに
 死にたく、……ねェ、んだよ

[どうしようなァ、と、小さく、独り語ちる。]


 ……俺、を、  殺したい、か?

[背けた顔。細めた灰緑だけを、向けて。]

(-2) 2011/09/12(Mon) 10時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/12(Mon) 10時半頃


【人】 墓荒らし へクター

 まぁ、……だからこそ、……いーィ金になるんだが、な


[人間は簡単に死ぬ。だから、“商品”は直ぐ仕入れられる。
顧客の要望に沿うような見目の其れを探すのには骨が折れるけれど、それさえ越えてしまえばあとは、殺すだけ。]


 ……起きて、目の前に、あの禿頭があったらって思っちまうと、ね
 安心して眠れやしねェ……の

[鍵束から此方までに辿りつく時間を考えると、血の跡から薬屋まで辿りつくのには、然程時間はかからないだろうから。
其の答えは、薬屋を信じていない、と、口にしたも同然で。]

 ……落ち着いたら、飲む

[右の手で、薬を受け取り。
そのまま外套のポケットに仕舞おうとして、 傷の処置の為に脱いだ事を、思い出す。]

(1) 2011/09/12(Mon) 11時頃

へクターは、手から転がり落ちた薬を、目で追って。

2011/09/12(Mon) 11時頃


【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス

 ……面白く、ない、か

 俺も、……なんてーの、此処で死ぬのは勿体無ェ、みたいな?

[添えるだけとなった指に、ちらと視線を落として。
僅か見える、名残惜しげな色は直ぐに消えた。]

 でも、よ

 ……此処を、出て、 誰ともつかない輩に、刺し殺されたり、だとか。
 あの禿にとっ捕まって、首、斬り落とされたり、だとか。

 其うなるくらいなら、 此処で、絞め殺されたいなァ、と。……思う、わけよ


[傷付き、疲弊しきった身体では。
逃亡を続ける事は、困難なように思えていて。]

(-4) 2011/09/12(Mon) 11時頃

【人】 墓荒らし へクター


 どれだけ掃除しよーと、関係ねェよなァ
 蛆虫みてェに、どっからでも涌きやがる、し

[或る酒屋の裏で、蒸留酒に漬けられた色とりどりの眼球を見た時は、流石に吐き気を覚えたが。
そういった悪趣味のお陰で、成り立つ、生活。

その虫を餌にする者もまた、虫で。 その虫も、また。

連鎖すらしない、ただの悪循環。]

 ……あー…ぁ ―――

[落ちる薬に、伸ばしかけた、右の指。
引き攣れる様な痛みに、その動きを止める。

そうして、其の手首を掴む己の左手に、重ねるように。]

(5) 2011/09/12(Mon) 12時頃

【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス

 あの、禿爺が、わざわざ俺の望む死に方、させてくれるとは
 ……到底、思えねェし、な

 ――― ……さァて、何処まで、本気でしょー、か?


[くっ、と、嗤うと、一つ、二つ、瞬いて。

厭う香に似た囁きに、目を閉じる。]

 
 ……得にならねェ殺しは、しない性質で、ね

[今、薬屋を殺すというのは。
寧ろ、損ではないか、と。

そんな言葉は、息とともに、喉の奥、堰き止められて。]

(-9) 2011/09/12(Mon) 12時頃

【人】 墓荒らし へクター


 ……悪趣味連中、は
 皆、蛆みてェなモンだろ?

[腐肉を食い漁り、肥えていく、蛆虫。
死体屋とて、その一匹に過ぎず。]


 痛ェのには慣れてる、と、……思ってたんだがなァ

[シャツの下、普段は決して晒さぬ素肌。
刻み込まれた幾つもの傷跡と、刺青と。

傷を負わずにこの世界を生き抜いてきた人間が、何人いるというのだろう。

利き腕の動きを奪った傷は、未だ熱を持ったように痛み。
その熱が、ゆるやかに、体を巡る。]

(6) 2011/09/12(Mon) 14時半頃

【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス

 嗚呼、有り得る。
 ……別に、丁重に葬ってくれ、とは、言わねェけど。

[別に骸に払う敬意など持ち合わせていない。
他人のであれ、己のであれ。
その価値観は変わらない。]

 ……そーなぁ、合ってたら……
 何でも一つ、言う事聞いてやるよ。……金でも酒でも女でも?

 なァんて、……


 ……俺にも答え、わかんねェの、
 頭、さっきから、回らなくて。……お前さんが勝手に決めてくれて、いーんだぜィ?

[近付く気配に、身動ぎ一つせず。
伏せた瞼を開く素振りも見せないまま。]

(-11) 2011/09/12(Mon) 14時半頃

【独】 墓荒らし へクター

/*
禁句:無茶振り

むぱがくるのかー どうなるのやら 会いに行ったほうがいいのか、薬屋待機がいいのか。悩み。

昨日落ちる心算満々だったからね!ひどいもんだ!

(-12) 2011/09/12(Mon) 15時頃

【人】 墓荒らし へクター


 今更、真っ当には生きられねェ、だろ

 ……俺も、お前さんも、さ

[薄く、目を開いて。
見詰めるのは、何処でもなく。]

 あー、……道理、で。
 
[じくり、じくり、蝕むような痛みと、熱。]

 ……なーんか、もう、薬飲まなくても。
 寝ちまい、そ……。 ……疲れた

[壁に預けた体を、引き剥がそうともしないままに。
此処で眠ってしまうのは避けたいのだが、傷付いた体は既に、碌に動かず。]

(7) 2011/09/12(Mon) 17時頃

【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス

 ……野垂れ死に、は
 一番、嫌だなァ……

[細めた灰緑が、不機嫌そうなその顔を映すと、可笑しそうに、笑ってみせる。]

 らしくねー、かねェ?
 
 ……本当に殺したきゃ、そこ、上着。
 縄入ってるから。好きに使えば、良、――― ッ、く

 ァ……―――

[再び、篭められる力に、また、溺れそうになって。

それでも視界の端、息を詰める様子を見れば。]

『そんな ふかい きずなのか』


[問いかけは、音にならずに。]

(-14) 2011/09/12(Mon) 17時頃

へクターは、また、瞼を閉じる。

2011/09/12(Mon) 17時頃


【人】 墓荒らし へクター

 ん。
 ……真っ当に生きたいとも、思わねェし。

[かくり、と、首を倒すようにして、壁に頭を凭せ掛ける。
首元に残る真新しい絞め跡が、晒された。

緩慢に瞬きを繰り返すけれど、霞みかけた視界は元には戻らず。]

 ……医者よか、此処のが近かった、だけ
 血の、……跡、から、場所辿られる、前に、って

[もう、鼻の良い情報屋は此の場所を嗅ぎつけているだろうか。
その情報に、いかほどの値がつくのだろうか。
情報を手にできるのは、どんな人間だろうか。―――頭は、働かない。]

 ……あ、 ――――  ……

 日ィ、沈んだら  起こせ

[今の時刻すら、わからなかったけれど。]

(8) 2011/09/12(Mon) 20時頃

【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス


 ……生憎と、犬じゃないんで、ね
 死に方くらい、選びてェ、……な、……ッ……―――

[定まらぬ像しか、捉えぬ瞳。
それでも声音から、彼の傷が相当痛むのだろうと、察して。

伸ばした、右の手。手袋を纏わぬ手は、そっとその包帯の方へ。]

 ―――…… ぁ、 ぐ

[また一筋、また一筋と。
生理的な涙が滲み、伝い落ち。]

(-17) 2011/09/12(Mon) 20時頃

【秘】 墓荒らし へクター → 薬屋 サイラス


 …… 別に、あいつに、売っても良い、けど
 
 出来れば、その前に殺して、くれ……―――


[意識の落ちる刹那。
潰れた声でそう、絞り出すように。]


 頼む、わ……   サイラス

[包帯に触れた右の手は、するりとその首元を掠め、落ちた。]

(-18) 2011/09/12(Mon) 20時頃

へクターは、気を失う様に、眠りに落ちる。*

2011/09/12(Mon) 20時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/12(Mon) 20時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/12(Mon) 22時半頃


【人】 墓荒らし へクター

― 薬屋−数刻後 ―

 ……―――

[目を、開く。

眼前に広がるのは、塒とは違う景色。]

 ……あ、ー……

[漂う香と薬の匂いに、何故自分がこの場所に居るかを思い出す。
先ず、思ったのは、どれ程の時間眠っていたか、だった。

此方に凭れかかる様にしていた薬屋は、まだ傍らにいただろうか。
壁から背を離そうとして、―――身体に走る痛みに身を引き攣らせる。

痛みの波が引くのを待ち、ゆっくりと、身体を起こそうと。]

(13) 2011/09/13(Tue) 00時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 00時半頃


【人】 墓荒らし へクター


 ……な、んで  お前さんまで寝てんの

[苦笑を浮かべて、傾いだ其の身体を、とん、と左の手で支える。
ぎしぎしと、軋む四肢に鞭打って、立ち上がる。

外套を羽織り、その腕の部分に残る、硝子の走った跡に眉を顰める。赤く染まったシャツが、其処から見え隠れして。]

 ……幾ら?

[外套の内、貨幣を入れたポケットに、手を差し入れながら、尋ねた。]

(14) 2011/09/13(Tue) 01時頃

【人】 墓荒らし へクター

 ちょいと長居、しすぎたなァ。

[窓の方に目をやれど、閉められたカーテンのせいで、外を見る事が出来ずに。
仕方なく、此処を出て直ぐに、何処かに身を顰めねばなぁ、と漠然と思った。

示される金額。
少し安い其れを「おまけ」と称すその様子に、く、と笑んで。]

 どーせならタダにしてくれよ、俺、暫く仕事入らねェと思う、し

[示された通りの枚数の貨幣を取り出して。]


 ……これ、宿代込み?

[手渡しながら、冗談めかして問うた。]

(15) 2011/09/13(Tue) 01時半頃

【人】 墓荒らし へクター

 知らねェ。……んでもなんか、大分寝ちまった気が、する

[思えば、掃除屋の塒の前で寝た時も、浅い眠りしかとれず。
壁に凭れかかりながらとはいえ、まともな睡眠をとれたのは随分、久しぶりの様に思えて。]


 ま、もう二度と宿としては利用しねェと思うわ
 ……薬臭ェし。

[掌に貨幣を押しつけるようにして渡すと、其のまま背を向け、扉の方へ。
別れの挨拶は告げぬまま、何時も通りに片手を挙げると、扉を開いて外へ出る。

血の跡の残る、路、壁。
明らかに新しい其れは、きっと日の下では良く目立つのだろう。]

 ………

[落ちた血の作る道筋とは逆の方向へ歩み出しながら、そっと、手袋の左手が、首の痣に触れた。]

→ 路地裏 ―

(16) 2011/09/13(Tue) 02時頃

【独】 墓荒らし へクター

/*
どうでもいい通貨のイメージ

金1=銀20=銅1000

日本円で
金1=\10,000
銀1=\ 500
銅1=\ 10

そんな感じ。
子供一人五万円。安いなオイ。

ホリーの値段が銅5枚として50円、50円あればなんか小さいパン買えるんじゃない?みたいな。

……1回の売春で、儲け50円ってのは安すぎるか……?

(-22) 2011/09/13(Tue) 03時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 04時頃


【独】 墓荒らし へクター

/*
何処かでサイラスが落としてたアレが、ヨアヒム死亡フラグに繋がってたんだろうけど。

こう、そこから結局ヨアヒムどうなってん、みたいなのがなかったので……

(-23) 2011/09/13(Tue) 04時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 04時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 05時頃


【人】 墓荒らし へクター

→ 酒場 ―

[オークの扉の中。酒場の中は、夜の賑いを見せていた。
現れた死体屋を見て、数人の視線が此方に向いたが、厭う事もせず。]

 やァっぱ、……居ねェ、な

[カウンターの右端の席。
背を丸めていた情報屋の姿は無い。

煙草を咥え、火を付ける。

酒場に立ち寄る前、入手した「サイモンの代替わり」の話。
別に此れが初めての事ではないが、――― また面倒だ、と、ちらと思う。
確か先々代のサイモンは、金よりも珍しい酒の方を好んでいた。
彼に取り入り、質の良い情報を仕入れる為に、酒屋を巡った事もあったか。]

(23) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター


[さて、今回のサイモンはどんな人間なのか。
早くに接触しておかねば今後の仕事に関わりかねない。―――今後があればの話だが。]

 ……本当に、面倒臭ェ連中だよなァ、“サイモン”ってのは

[店主に向けて、語りかける。
無口な男は何も言わず、丸い氷を浮かべた蒸留酒のグラスを此方に出した。]

 ……俺、正直言って、あんまあいつら好きじゃねェのよ

[築き上げてきた相互の信用が、代替わりという其れで呆気なく崩れる。
費やした金も、時間も、戻らないで。
また、零からやり直し―――

よく利用するけどなァ、と付け加えて。
くつくつと、嗤う。]

(24) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター


 で、だ。

[人差し指と中指とで摘み挙げた一枚の金貨。
カウンターの上に置き、其処を滑らせるようにして左の席の年若い情報屋へ。
先代のサイモンが此処から離れた為、新たに此処を縄張りに、と企んでいるらしい情報屋の存在も、代替わりの噂と共に手に入れていた。

見慣れぬ顔の情報屋が、金貨に視線を落とすのが気配でわかった。

自分は視線は向けないで、金貨から指を離す。
男が其れを受け取ると、グラスを傾けた。]

 ……此処に来るまでの道中でさァ、なーんか、素敵な噂聞いちまったんだけど。

 其れについて、教えてもらえねェ?

(25) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター

[――― エブラスカ伯が、倒れた。


街の裏でも、表でも、その噂を聞く事が出来た。
日の落ちたこの時刻でも、だ。

「彼に仕えていた使用人の数人が、敵対勢力の元から派遣された暗殺者だった」と。
金貨と、賞金首の情報とを手にした経験の浅い情報屋は、饒舌に語る。]

 ……敵対勢力?

[小さく尋ね返すと、恐らくこの辺りだろう、と、有力貴族の名を幾つか挙げる。―――其の中のいくつかは、死体屋の“上客”だった。

しかし、―――金を払ったのは此方だというのに、こうも大きな声で話されては周りの者に筒抜けではないか、と。
顔を顰めてグラスの縁、がちりと歯を立てた。

そんな、死体屋の様子に構うことなく、酔った男は語り続ける。]

(26) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター

[「どんな医者も見た事のないような、特殊な毒を盛られたらしい。」
「今夜が山だろう。
 下手をすれば、次の朝日を拝めるかも危うい。」
「薬を盛った人物は逃走中。
 複数犯らしく、全員を把握しきれていないが、人相が割り出せ次第、手配書を発行する予定。」

酒の所為で、何度か男の話は逸れたが、大方其れだけの情報は聞き出せた。]

 ……其の情報は、誰から仕入れた?

[銀の貨幣を一枚、二枚と積み重ね、男の方に向けて。]

(27) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター

[酔った声で挙げられた名前。
表でも其れなりに名の通った新聞記者。
表にも裏にも通じている、あの男が情報元ならば、或る程度信用のできる情報だろうか。

そんな事を考えつつ、上機嫌でぺらぺらと語る其の男にちらと視線を向ける。
紹介通り、情報の量は確かに多かったが。]


 ……駄目だ、なァ。こいつは……

[声に出さず、呟く。

接触した事を、後悔した。
こうも口が軽くては、信用も何も得られやしない。
恐らく、このまま調子に乗って自分の事も辺りに触れ回るのだろう。

グラスの中身を空けると、ゆるりと立ち上がる。]

(28) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター


 ――― もっと金になる情報があるんだが、……興味ねェ?

 俺が持ってるよか、アンタが持ってた方が良さげな情報があってね。
 ……俺、アンタの事気に入ったわ。

[其の耳元に、本心など欠片も籠っていない言葉を落とす。
酔って判断力の鈍った男は破顔した。―――その様子に、心の中で舌打ちを一つ。

裏の世界。物心ついた時からこの世界に居る様な者もいれば、博打を打つ感覚のように表から裏へと飛びこむ人間もいる。
おそらくこの男は、後者。
半端に頭と運が良かったのが、きっとこの男を思い上がらせたのだろう。

そういった愚か者は、痛い目を見るまで、自分の愚かさに気付けない―――]

(29) 2011/09/13(Tue) 13時頃

【人】 墓荒らし へクター

― 路地裏 ―

[酒場から少し離れた位置。
どさりと崩れ落ちる男の姿。]

 あー、……時間、かかっちまうなァ


[右の手を開いて、握って。其処に視線を落とす。
まだ右腕は痛むけれど、一対一ならば大丈夫だろうか。]

 ……さ、ァて。
 死に面でも、拝みに行きたい所だねェ……

[呟き、縄を仕舞うと、黒い外套の裾を翻し、死体屋は通りを歩んでいく。
愚かな情報屋が酒場でばら撒いた情報達は、じきに裏に、表に、回り始めるだろう。

――― 様々な尾ひれを伴って。*]

(30) 2011/09/13(Tue) 13時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 13時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 21時半頃


【人】 墓荒らし へクター

― 路地裏 ―

[咥え煙草で行く、路地裏。
足取りは常よりも緩やかに、けれど周囲への警戒は怠らず。
そうして、背後から小さく近付いてくる足音に、足を止める。
左の手を外套のポケットに入れて、其処にある、ナイフの柄を軽く握った。

―――けれど、投げられた声は、聞き覚えのある其れで。

首だけで振りかえり、唇の端を吊り上げ。]

 ……先生がこんな裏通り、歩いてていーのかィ?

[皮肉交じりの声で、尋ねた。]

(40) 2011/09/13(Tue) 23時頃

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