241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[メールを受けとり震える端末を確認する。]
『御機嫌よう、Ms,碧衣。 ミッション内容は確認したけど凝ったなぞなぞなのね。
残念だけど私には解読できそうにないかしら。 解説をお願いするわ。
Ps, ゲームマスターの代行なんて初めてよね? もし困った事があれば遠慮なく連絡してちょうだい。
[井戸と池に亀の意味がわからない事もだけれど 死後も含め躑躅の文字を見た事もない。
それなら素直に聞いた方がいいでしょうと返信を打った。*]
(-14) 2018/05/21(Mon) 02時頃
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[届いた解説内容と地図を照らし合わせてみれば ようやく答えは理解できただろう。]
『そういう事だったね、理解したわ。 難しい漢字もわかるなんてMs,碧衣は物知りなのね。
解説してくれてありがとう。 それじゃ、お互い頑張っていきましょうね。』
[後で様子見に差し入れのひとつでも持って行った方が いいかしら?なんて考えながらお礼のメールを送信したでしょう。**]
(-22) 2018/05/21(Mon) 03時頃
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― 5th day/東エリア:バナナストア霧江店付近 ―
何で…あなたたちは何!?
[今の状況を掻い摘んで話せば、 死神にも関わらず何故か黒いノイズに襲われている。
かれこれ死神になって7.8年位だったと思うけどこんな事は初めての体験だ。
思えば、初めてのゲームマスター代行をするMs,碧衣へ 様子見を兼ねて差し入れをしようかしら? なんて、マルグリート>>2:@59へ寄っただけなのに…]
今回私何も悪くないわよね? むしろ善行をしようとした位よね!?
[そんな叫びが東の空に響いたのかもしれない。]
(@3) 2018/05/21(Mon) 03時半頃
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[噂には聞いた事がある。 一部の上級死神しか知らない禁断ノイズの噂。 観察してみれば、通常のノイズより深い闇色も聞いていた特徴と一致している。
しかし…しかしだ。 仮にそうだったとして、何故そんな存在がここにいる? 今回そんな化物が使用されるだなんて話は聞いていない。
わからない事だらけだが、 いつまでも困惑してる場合じゃないのは確かで。]
やっぱり、物量作戦って有効よねぇ…
[やれやれとばかりに溜息をひとつ。]
(@4) 2018/05/21(Mon) 08時頃
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[敵に回った鳥系ノイズのなんと面倒な事か。 睨んだ先に羽ばたくのは深い闇色をしたレイヴンの群れ。 こちらも空は飛べるものの数で攻められるのが何ともいやらしい。]
ノイズはおいしくないから気乗りはしないけどねぇ… いいわ、礼儀というもの教えてあげる。
[その刹那、地面を蹴り女の体が宙を舞う。
途端、両の手の平。両の足。 腕のあちこちへ無数に走る大小様々な線、線、線。
それらが一斉に ニィ…っと歯を剥き出しにする形を作り、]
(@5) 2018/05/21(Mon) 08時頃
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い た だ き ま す
[群れに向かい、抱き着くような動きで両手を振れば
あるモノは羽が あるモノは胴体が あるモノは頭部が 一瞬にして消し飛ばされた。
いや、消されたというのは正確ではないだろう。 食べられたのだ。無数に笑う、口によって。
致命傷を受けた漆黒レイヴンは悲鳴をあげて霧散した。]
(@6) 2018/05/21(Mon) 08時頃
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[――悪食の口<イビルマウス>
どこまでも尽きない女の食欲を象徴するようなサイキック。 いくら食せど満たされる事はなく、口にさえ入れば大体の物は消化する。
先程の直撃を免れた個体が嘴を突き立てるように突撃すれば 女は体を海老反りに。
露出した腹には大きな大きな口が開き 漆黒を丸呑みにしただろう。**]
(@7) 2018/05/21(Mon) 08時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 08時頃
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― 隣の地獄 ―
「なんでだよ!?倒れろ…倒れろォォォォ!!」 「こっちくんな!…あ…ぁ…くるなァァァァ!!」
[数の多さに疲弊しつつも完食し。 事態を把握するべく上空を飛び回れば、視界に入るは文字通りの地獄絵図。
予想の範疇ではあったけど、今までと勝手の違う漆黒の犠牲になった参加者もいるようで。
きっと今、キリエ区の各地でこれと同じ… もしくはこれ以上の事態が発生しているのでしょう。]
(@17) 2018/05/21(Mon) 20時頃
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[だけどそれはUGのお話。 何も知らないRGの人間は惨状の隣を通り過ぎて行く。
耳を劈くような悲鳴をあげて。 足掻く手足が姿を消して。 思わず目を背けたくなる阿鼻叫喚。
しかし彼らは自らの意思で背けるのではなく、 まるで最初からなかったものであるかのように、 何も知らぬままに、通り過ぎて行くのだ。
…何も知らないというのは、幸せな事なのかもしれない。]
(@18) 2018/05/21(Mon) 20時頃
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[何かを探すように、誰かを探すように 辺りに広がる地獄へ向けて忙しなく視線を走らせる。
女にとって、惨状を眺める事自体は苦痛ではない。 しかし、もしこうしてる間にも彼の身に何かがあればと思えば気が気ではなく。]
どこ…どこにいるのよ…シュンタロ……
[ハンカチの主を探す目には不安の色が滲んでいた。]
(@19) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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― 少し遡り ―
[女に襲いかかってきた以上同僚たちも無事とは限らない。
急いで端末を取り出し新着メールを確認。 しかしMs,碧衣からは本日のミッションに関わる事以外 何の連絡もきた様子はなかった。]
さすがにあっけなくやられてしまいました。 なんて事はないでしょうけど…
[死神として、Mr,奉一に彼女のサポートを頼まれた手前もある。 一度様子を見に行った方がいいだろう。
けれどもうひとり、女には探すべき人物がいた。]
(@20) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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― 現在 ―
[空から回ればある程度探しやすいだろうと思ったが、 ノイズの妨害もあって思うように捜索は進まない。 そして今に至る訳だが…どうしたものか。
頭を抱えれば、どこからか声が聞こえた。>>69
それは散々周囲に響き続けた助けを乞うものでも 不条理に向けられた怒号でもない。 だから疑問に思ったのだろう。
声の主を探してみれば こちらを見つめる黒髪の女性と目があったかもしれない。*]
(@21) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[目があったかと思えば 女性はこちらに手を振ってきて。>>98]
何かしら、SOS信号……? いえ、それとも挨拶のつもりかしら。
[気づかなかった事にして、無視してもよかった。 けど、もしかしたら…彼の居場所について情報を持っているかもしれないと思えば取る行動はひとつ。
ドレスを風になびかせながら女性の方へ目がけ急降下。 タイミングをみて減速をかけ、華麗に着地をしてみれば]
御機嫌よう。 何か私に用事かしら?濡羽色のお嬢さん。
[お決まりの挨拶をしてみただろう。
わざわざ上空にいる死神へ挨拶をしてきたのだ。 彼女もこちらへ用事があった可能性もあるかもしれないと一応問いかけはしてみただろう。*]
(@24) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[話の続きを促すように相槌を打てば 彼女が初日に見かけた知恵ある少女の片割れだという事に気がついただろう。>>127>>128
彼女に、正確には彼女のパートナーに言ってやりたい事がない訳でもない。 けれどまずは答えよう。]
まず、ミッションについてね。 本当なら条件として簡単なゲームにお誘いするんだけど…
後でひとつ、私の質問に答えてもらうって事でいいわ。
[そう前置きをして。]
(@29) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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出題メールは確認してるわよね?
まず、問題の一行目と二行目をそれぞれひらがなに直す事。 その次に、各行内で文字を並べ替えればある言葉が見えてくるわ。
後はその言葉に従って行動すればいいけど… ここから先は自分で考えなさいね。
[偉そうに教えているが、当然ながらこの死神 自分の力で解こうとした際に躑躅の文字で躓いていたのはここだけの話である。]
(@30) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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そして黒いノイズの事ね。 あれについてだけど…私も全て事情を知ってる訳でもないの。
強さに関しては同じ姿をした通常ノイズ以上。 その上、死神にも制御できない厄介な存在かしら。 まだ確認できてないけど、恐らく死神にも被害は出てるでしょうし。
もし出会ったのが今まで勝てたのと似た姿だったとしても 命が惜しいなら安易に戦わない事ね。
[純然たる被害者のように、悩ましげに溜息をついて。 さて、眼前の彼女はどう反応を示してくれたのかしら。*]
(@31) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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[当然ながら、実際に問題を作っているのが彼女の言うあの子なのを女は知っている。>>160 だけど別にその事を教える必要はなく、ただ微笑み黙っていたでしょう。
ノイズの事に関しては>>161]
そうね。 だけどノイズは人間のネガティブな感情から勝手に生まれるものなのよ?
[あまりにも多くの人の集う都会の街。 一体どれほどの感情が混在しているのかしらね。]
(@41) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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それと別に、私たち死神はノイズを召喚する事ができる。 だけどあれは特別なの。
まず、自然発生をする事はない。 それどころか、本来なら呼び出しちゃいけない禁忌の存在だから。
[誰が禁忌を侵したか?
本日のゲームマスターであるMs,碧衣も知らないのなら ひとりだけ真相を知るだろう人物に心当たりはある。 けれどまだ、決めてかかるには情報が足りない。]
(@42) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[立場は違えど危険に晒されているのはお互い様でしょうに。>>162 他人事っぽい言葉を向けられれば思わず苦笑してしまう。
さて、ここからが本題だ。]
それじゃあ私からの質問。
人を探してるんだけど… シュンタロ。春風俊太郎って人に会ってない?
[もし彼女が彼と面識がないのなら特徴の説明をして。 果たして彼女は何か知っているのだろうか?*]
(@43) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 01時頃
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[生きてる方。>>181 その言葉を聞いた女の口角が上がったのはきっと気のせいではない。]
…良いものであれ悪いものであれ、 新しい何かを生み出せるのは生きてる者の特権って事なんでしょうね。
[それは発明であり、流行であり、感動であり。 または妬みであり、悪意であり、犯罪であり。
死神は奪う側である。 しかしそれは“参加者”相手にのみ適用される話だ。 権限を持てるのはUGの話であり、結果として干渉ができたとしてもRGへ直接害をなす事はない。
いつだって、一番恐ろしいのは生きている人間なのだ。]
(@44) 2018/05/22(Tue) 11時頃
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[だから漆黒の禁忌も然り。>>182
もしかしたらあれらは、 そんな生きている人間の、どうしようもない負のエネルギーが凝縮された結果なのかもしれない。 UGにまで害をなす故封印されてしまった存在。
…と、これは私の考察だから言う必要もないかしら。]
(@45) 2018/05/22(Tue) 11時頃
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[そして待ちに待った情報だけど残念ながら空振りのよう。 とはいえ、元よりもしかしたら程度だったからそこまでの落胆はなかった。>>183]
そう…無事ならいいけど…… どうしても彼に返さないといけないものがあるんだけどね。 このゲーム向きの性格じゃないから心配なのよね、彼。
[今更ながらこのゲーム、警戒心が低かったり優しすぎる人間が生き残るのは難しいものだろう。 死神やノイズの存在は当然、参加者同士での争いが起きる事だって決して珍しい事ではない。
となれば尚の事、急がなければいけないだろう。]
(@46) 2018/05/22(Tue) 11時半頃
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それはいいアイデアね。 それじゃ、もしシュンタロと会う事があったら あん屋でスージーが待っている、と伝えてちょうだい。
[少なくとも建物の中ならまだ多少は安全なはず。 サイキックが見えないとしてもRGの人間がいる店内で戦闘をしようなんて馬鹿もまずいないだろう。
用も済んだ以上ここから離れようとして、踏みとどまる。]
そうそう、あなたのパートナー。 あの子にもひとつ言いたい事があったんだわ。
食べ物を粗末にしちゃいけないってね。 食材を作った人、調理をした人、 そしてそれを見て悲しむ人もいるんだって。
きっちり伝えておいてちょうだい。
[今度こそ用件の終わった女は再び空へ向かって羽ばたいていっただろう。*]
(@47) 2018/05/22(Tue) 11時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 11時半頃
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― 東エリア→???道中 ―
[まさか死神に倫理観の説教をされるなんて思ってもいなかったのでしょう。>>208 濡羽色のお嬢さんとわかれた後、女は南の方角へ向かっていた。
南を選んだ理由は簡単。 彼も参加者である以上、ただ闇雲に探すよりミッションに関わる場所を回った方が理にかなっていると思ったから。
東エリアにいないとすればここから近いのが南―― いちご横丁だったからにすぎない。]
(@48) 2018/05/22(Tue) 19時頃
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[その道中、霧江警察署の近くを通りかかった際。 もうひとりの探していた人物を見かけた。>>@38]
まぁ…私が心配するまでもなかったわよね…
[さすがにあっさりやられているなんて事はなかった。 よくよく見れば彼女の近くにもうひとりいるのが見えて。]
あ…!
[忘れもしない、苺大福を無残な姿にした張本人。
まだこちらに気づいていない様子だったから、 奇襲としてレイヴンの大群でも向かわせてみようかなんて思いもしたけど、どうやら何か話をしている様子で。>>187
サブミッション中の可能性を思えば野暮な事はしない。 女はさらに南の方角へ飛び去った。]
(@49) 2018/05/22(Tue) 19時頃
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[いちご横丁に到着したものの彼の姿はなく。 ここにいただろう参加者ともすれ違う形になっていたようで目撃情報を得る事もかなわなかった。
となれば残るは二か所。 両者共にここからの距離はそこまで変わらない。 そのかわり遠方になるのがネックだが…いつまでも迷っている時間はない。
6偶数なら知恵の林檎像、奇数なら盟海珈琲店へ]
(@50) 2018/05/22(Tue) 19時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 19時半頃
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― 北エリア:知恵の林檎像 ―
[失敗だったのかもしれない。 道中空気の読めない漆黒レイヴンだのラニウだのに襲われるまではまだ許せた。
お気に入りのドレスが一部破かれてしまった事も。 しばらく本来の形で経口摂取をできず飢餓感を誤魔化せなかった事も。 結果差し入れ予定だったマドレーヌに手をつけてしまった事も。
けど、すでに伝言を聞いた彼があん屋に寄っている可能性も考慮するべきだったと今更にして思う。 その次に盟海珈琲店、それでも駄目なら知恵の林檎像へ。
つまりはまたこの場所でも彼を見つけられなかったのだ。]
(@51) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[厄介なのはこうしてる間にも状況が変わりつつある事。 あれから時間が経過している以上彼が東エリアに向かっている可能性もある。
さらに失念していた事として、彼が正しく問題を解読できていないという可能性まであった。 例えば、つつじの言葉から花のある場所に向かったとか…。
きりがない。可能性を疑いだせばきりがない。
第一、何で死神が命を狙う以外の理由で参加者を探しているんだという至極真っ当な疑問まで出てくる。 それでも、探す事をやめるという選択肢はとれなかった。]
(@52) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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…とにかく、ここからなら喫茶店よね。
[落ち着くように深呼吸。
仮に、彼が東エリアにいるとしよう。 それなら伝言を聞いている可能性だってある。 つまり、疑心暗鬼で現在地から近い東エリアに向かうより結果としてあん屋に向かう可能性をみた方が効率がいいはず。
だから次に向かうべきは盟海珈琲店だ。 それでも駄目だったらあん屋に行けばいい。]
(@53) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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― 盟海珈琲店へ ―
[盟海珈琲店へ急ぐ女は何も知らない。
自分の何気ない行動がシュンタロを苦しめている事を。 彼が今、天使のような悪魔の囁きに晒されている事を。
一刻も早く彼の安否を確認する事。 そしてハンカチを返す事。 それだけしか頭になかったから。
女は何も知らない。 今まで見てきたものはあくまで彼の一面である事を。]
(@54) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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