154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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―201X年3月24日・AM12:00・美術準備室―
……共働きが妥当なんじゃないの、そこは。
[どちらにしたって養うよりも飼うの方が近いのかもしれないと、現状を思えば苦笑が心の中で漏れた。
どこか幼くも見える表情>>+4:224と緩んだ空気に、けれど軽口は続く。
止めていた箸を動かして、さてどこから食べようかと悩ましく可愛らしいウサギを見下ろした。 取り敢えずは蒼真に倣って耳から一口]
(+0) 2015/04/08(Wed) 00時半頃
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……何があっても、絶対?
[揺れる瞳は彼を捉えて、映す色を懇願に近く変えた。 祈るように見詰めるその先、彼が手渡したものを見下ろして――いつかの光景が甦る。
掌の上に落とされた小さな鍵。
跳ね上げるように上向いた顔からは表情が抜け落ちて――やがて、泣き出しそうに歪んだ。
彼は身代わりで、螢一の写身で、だけど別人だって、知った。
なのにどうして――
嬉しいのか、悲しいのか、込み上げる感情が分からない。 嵐の中みたいに何もかもが滅茶苦茶で、飲み下せないままに、それでも――指先は鍵を握りこんだ]
(+1) 2015/04/08(Wed) 00時半頃
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……聞かなくてもいいのに。 俺の全部、蒼真のじゃないの?
[彼へと触れた指先は、頬から滑り落ちて肩口へと止まった。
紡ぐ言葉が全て零れ落ちる前に、懇願の色に気付く前に、浮かせた腰を椅子から滑らせて彼の膝の上へと乗り上げる。
瞳は揺れて、揺らいで、水を湛えたように潤んでいた。 泣きたくて、泣けなくて。
間近で淡い色の瞳を覗き込んでの囁きは唇の触れる位置だった。
そのまま重ねあわせたその時に――声>>+4:131は聞こえた]
(+2) 2015/04/08(Wed) 00時半頃
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―201X年3月24日・AM12:00・美術準備室―
……絶対、ホントに?
…………嫌うのは、蒼真の方だよ。 俺は、酷いから。
[膝の上へと跨って、いつもと違って下にある彼の瞳を見詰めた。
頬と腰へと回った腕が、あの人みたいに、自分を捨てるんじゃないかと思ったら――ただ無性に怖くなった。
小さな金属の塊だけを残していなくなるんじゃないかと、不安になった。
瞳は閉じて、彼の唇の柔らかさだけを追って――声に、気付いて、それは離れた]
(+16) 2015/04/08(Wed) 03時頃
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…………。
[多分ずっと知っていた。 気付いたら、バレたら、麻倉は螢一を嫌うだろうと。
だってほら、あんな声>>+3>>+4で、あんな事を言うんだ]
[蒼真の肩に置いたままの指先には、無意識にきつく力が篭っていた。 離れようと思わなかったのは何故なんだろう。
楽になったと、そう思ってしまったのは何故?
幾度も頭の中で繰り返した言葉――きっと彼はそう告げるのだろうと、思っていたそれが現実となって鼓膜を揺らす。
紡ぐ唇を見詰める表情には色がなくなって、また泣き出しそうに瞳が揺らいだ]
(+17) 2015/04/08(Wed) 03時頃
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……隠すに決まってるだろ。 だって麻倉、そういう目で俺の事見るって……分かってたから。
[怖かった。
だから楽になりたかった。
でも、聞きたくなかった。
だって友達だと思っていたから]
(+18) 2015/04/08(Wed) 03時頃
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……ごめんね、気持ち悪い友達で。 俺の事、もういらない?
[その言葉が麻倉の耳にどう届いたのかは分からない。 そして螢一を腕に抱いた蒼真>>+9の表情には気付かない。
捨てられたら もう 蒼真しかいない
でも 友達はいない
だから、離れない。
肩へと縋りつく手は微かに震えていた]
(+19) 2015/04/08(Wed) 03時頃
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[知られたくなかったのは『螢一』の事。 蒼真との関係じゃなかったから。
騙して騙して手に入れた居場所は離さないと――]
(+20) 2015/04/08(Wed) 03時半頃
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―回想・201X年3月23日・AM10時半過ぎ・美術準備室―
[彼の指先>>+4:209に煽られて張り詰めた性器から指が離れても、まだ感触は残っているような気がして。
あの日、彼は、なんで来てくれたんだろう。
場違いな思いもすぐに快楽に溶けて、混じって、消えてゆく。
やがて脈打つような感覚に、彼も達したのだと、分かって。
夢見るような瞳で微笑んで、目を閉じた]
(+29) 2015/04/08(Wed) 11時頃
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[あの時とは違うかもしれない腕>>+4:212は、それでも暖かかった。 余韻に漂うように身を摺り寄せて――けれど、ああ、どうして思い出せないんだろう。
あの時どうして彼を呼んだのか、何故自分はあんなにも涙が止まらなかったのか。
未だ緩やかに痙攣する肉が、埋め込まれたままの彼を締め付けて、こんなにも触れ合っているのに。 消しゴムで消されたみたいな欠落に刻まれていた筈のものが思い出せない。
呼ぶ声に、ゆっくりと瞳を開いた]
(+30) 2015/04/08(Wed) 11時頃
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……大丈夫、だけど、…足、だるい…かも。
[固い机の上に乗った背中も少し。 下ろして欲しいと告げる力の抜けた拳が、彼の背を叩いた。
けれど空洞を埋める熱は離れがたかったから、引き抜こうとする仕草を見せたなら、嫌だと、抵抗を見せたかもしれない]
(+31) 2015/04/08(Wed) 11時頃
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/* 我ながらこの人不安定だなぁという 鍵は爆弾でしたね 麻倉くんはいい災難です
(-6) 2015/04/08(Wed) 11時半頃
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―201X年3月24日・AM12:00・美術準備室―
[多分、とても混乱していたのだと思う。 昨日からずっと――揺り戻してはまた押し流すような波の中で、感情は制御できないままにざわめいていた。
思いも、想いも、めまぐるしく入れ替わってどれが本当なのか分からなくなっていた。
だから口は自分勝手な言葉を紡ぐ。 友人>>+21の気持ちなんて推し量ろうともせずに]
(+32) 2015/04/08(Wed) 12時頃
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……だから言っただろ。 友達少ないって。
…………俺は、捨てたりなんか…っ、
[麻倉は特別で『普通』の友人で、だから大事で、捨てられるのが怖くて――だから『秘密』は言えなかった。
それも結局は言い訳にすぎないのかもしれない、けど、嫌われるのは怖かった。 自分自身が創り出した無貌の怪物に怯えていただけだとしても、その恐怖だけは本当だった。
叫ぶような声は彼の一言>>+23で、途切れた]
(+33) 2015/04/08(Wed) 12時頃
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……嘘、ついてない、待って、麻倉…っ、…!
[あの世界での一言なんて記憶から抜け落ちたままに、捨てないでと縋る声は麻倉の背中へと――届かないかもしれないけれど。
音を立てて閉まった扉は彼の拒絶そのものに感じて、身体の力が抜ける。
――蒼真は、大丈夫なのだろうか。
取り乱した気持ちを繕う事もできず、焦りと混乱を宿した瞳を蒼真へと向けた]
(+34) 2015/04/08(Wed) 12時頃
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―201X年3月24日・AM12:00・美術準備室―
[見下ろした瞳>>+37は扉へと向けられていた。 自分を見ない薄い色のそれを見詰めて、今、漸く違和感の正体に気付いた気がした。
変わったのは何?
蒼真が好意を告げたせいだと思っていた。 けれど――
あの時の彼はこんな瞳をしていただろうか。 何も映していないみたいな、硝子玉みたいにきれいな瞳――透き通った 瞳 思いを告げた彼は泣き出しそうな顔をしていたのに]
(+45) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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[なくしたものは二人の友人 麻倉 千旭 と 蒼真 透
そして多分――蒼真を壊したのは螢一なのだ。
もう誰もいないと気が付いて、彼の腕の中、身体は強張った]
(+46) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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[それでも重なった瞳>>+38は笑っていた。
どうして笑えるんだろう。 きっと何も気付いてない訳じゃないと、そんな気がするのに]
……話が、あるんだ。 麻倉にも、蒼真にも……行って、いいの?
[ここで優しい手に縋っていたかったけれど、それで何度間違えたのか。 身代わりになってくれた彼を置いて、それでも心は麻倉を――友達を追いかけたいと。
頭上に乗った掌は赦しみたいにも思えた。 それもきっと都合のいい錯覚でしかないのだろう。
それでも、今は甘えたい。 必ず君の所に戻ってくるから。
床へと、地面へと、立たせてくれた彼の腕へと指を添え、滑らせて指先を握った]
(+47) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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……行ってくるね、蒼真。
[一瞬だけ握り締めて踵を返す。
そして閉じた扉の外へと駆け出していった]
(+48) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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―201X年3月24日・PM13:00・1階廊下―
[走っても走っても麻倉の姿は見つからない。 息を切らして、汗を滴らせて、走る。
あの二人三脚を思い返した。 必死で走って、二人でゴールしたあの瞬間を。
どうして受け入れてもらえないだなんて思い込んでいたのだろう。
『お前が捨てたんだろ』
彼の声が頭の中へと響く。 その通りだよ、麻倉。 俺が勝手に切り捨てた。
保健室の前を通りすぎて――またひとつ気付く。
ベッドで横になっていた彼に自分はなんて言った?]
(+49) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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[教室のドアを開けて、その姿を探して――見つからずに、昇降口へと向かった。
彼を引き止めて何を言うつもりなのか。 何を言えばいいのか。 正しい言葉なんて分からないけれど、でも、それでも伝えたいと――走る。
そして漸く、待ち望んだ後ろ姿>>+44を、見付けて]
(+50) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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麻倉!
[上がりきった息を押し出すように、膝へと両手を当てて、身体中を使って叫んだ。
友達の名を]
(+51) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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―201X年3月24日・PM13:00・1階空き教室→廊下―
[少し距離を保って、彼>>+52の顔を見詰めて。 浮かぶ色にやっぱり心臓を掴まれたような痛みは込み上げてきたけれど。
前屈みに乱れた息を吐き出して、吸って、それでも視線だけは逸らさないように真っ直ぐに。
静まり返った廊下には小さく掠れた声>>+53もよく通るような気がした。 痛いなぁって、また思って、震える唇を開いた]
(+54) 2015/04/08(Wed) 21時半頃
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……分かんない、けど。 蒼真とは何もないよ。 行っておいでって言われた、から、置いてきた。
……正直今、蒼真の事どう思ってるかとか分かんなくて、でも、でもさ…麻倉は蒼真じゃないってそんなの知ってるよ。
優劣とか、確かにあるのかもしれないけど、麻倉は大切な友達だよ、ずっと。 ……言えなくてごめん、噂、ホントなんだ。
[最後の言葉だけはどうしようもなく震えて。 見られたから、漸く言えるだなんて自分勝手にも程があると、分かっていた。
でも、それでも、告げたいと――それすら我儘だとしても。 言い終えても瞳は麻倉へと向けたまま、きっと答えによっては今よりもずっと痛い気持ちになると分かっていて、けれど逸らすのはずるいと思ったから]
(+55) 2015/04/08(Wed) 21時半頃
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―201X年3月24日・PM13:00・廊下―
[どうして欲しいのか>>+56と、問われて眉尻は情けなくも下がった。 嘘つきと、言われた事よりも、言わせた事実が辛かった。
それでもまっすぐ見返す友人に、少しだけ安堵したのも事実だった]
……分かんない、けど、嫌な事言わせたなって思ったから、さ。 だから、ごめん。
[認めて欲しい訳ではなく、ただ伝えたいと……そんな我儘だ。 言わなくても伝わるだなんて幻想で、やっぱり言葉は伝えるためにあるのだと。
終業式の日、自分に触れた蒼真の指先を、体温を思い出す。 あやふやな霞んだ記憶の中の彼は、何を伝えたいと願ったのだろう――それを知りたい。
だから友人の助言>>+57には素直に頷いた]
(+59) 2015/04/08(Wed) 23時頃
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……うん。 頑張るよ。
……まあ、そこは、そう、だよね。 いいよ、気持ち悪くても、プリンハンターやめる気は俺もないし。
[それでも友人だと言ってくれたのだと信じたい。 不意に視界が揺らぎかけて、既の所でこみ上げてくる瞼の奥の熱を堰き止めた。
笑顔を浮かべて、でも声は震えて。 伝わったのかな、伝わっているのならいいな、そんな思いで告げた]
(+60) 2015/04/08(Wed) 23時頃
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……良かった。
そうだね、また明日。 …明日、会おうな。
[引き止めるつもりはなく彼の背中を見送った。
その姿が視界から消えるまでずっと、ずっと。
やがて静かな廊下へと上履きの音を響かせて。
彼の待つ部屋へと向かって戻ってゆく足跡が一つ*]
(+61) 2015/04/08(Wed) 23時頃
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/* 実はちょっと泣いたことをここで告白(´;ω;`)
ありがとう ありがとう
(-17) 2015/04/08(Wed) 23時頃
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―回想・201X年3月23日・AM10時半過ぎ・美術準備室―
[抱え上げられるとは思ってなかったから、驚きに瞳を瞬かせて彼>>+62へとしがみついた。 それでも自重の分だけ奥へと呑み込む刺激に、肩口へと埋めた唇は震え、まだ熱を保ったままの息が漏れる。
椅子へと腰を下ろした彼の上、まだ繋がったままにその瞳を見下ろした。
何を考えているのだろう――分からない。 どうして自分を好きになったのか、いつからなのか……分からない]
(+63) 2015/04/09(Thu) 00時頃
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…蒼真は俺のものだよ? ……俺も、ちゃんとお前のもの?
[告げる言葉が嘘なのかどうか、それすらも分からない。
向けられる気持ちは重たくて、それなのに心地よくて、今初めて逃げ出したあの人の気持ちが分かるような気がした。
でも――捨てはしない。 大事にすると、誓うように唇を重ねて甘く啄んだ]
(+64) 2015/04/09(Thu) 00時頃
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