239 ―星間の手紙―
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『正気か』『安全な地上勤務を捨てるのか』『無謀だ』
(2) 2018/04/27(Fri) 08時頃
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ワタシハ、本気デス。
[まっすぐに、男は上官を見据えた]
ゴ迷惑ナノハ重々承知シテイマス。 ソレデモ、ワタシハ、 宇宙《ソラ》ヘノ憧レヲ捨テキレナイ。
[電子音に、ふっと自嘲の色が混じった]
ソウイウ、男ナンデス。
[諦めたような、上官のため息が聞こえた]
(3) 2018/04/27(Fri) 08時頃
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『 ――― 君には、かなわんよ』
(4) 2018/04/27(Fri) 08時頃
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―― 惑星F321にて ――
バカダナア……俺。
[昨日の上官とのやり取りを思い出し、笑った。 引継ぎ書類を作成しながら、 これからに想いを巡らせる。
きっと、それは平坦な道のりではないだろう。 実現できるかも分からない。
まずは訓練から。 運が良ければ輸送機のパイロットに。 そしてもしも叶うならば、夢物語だけれど]
(5) 2018/04/27(Fri) 08時頃
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――― マタ、アノ戦イノ日々ヘ。
(6) 2018/04/27(Fri) 08時頃
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[ぐっと機械の拳を握りしめた。 生身の肉体だったら、 武者震いのひとつでもしていたことだろう。
パネルに目を移す。 ルシフェルから発せられた システムメッセージに気付き、 少しだけ、考え込む仕草を見せた]
ナア、ルシフェル。
[命令を、告げた]
(7) 2018/04/27(Fri) 08時頃
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ソノ遺言ノメッセージ、 削除フォルダカラ取リ出シテ モウ1度聞カセテクレナイカ。
[その電子音は、どこか吹っ切れた響きで]
……アノ頃ノ気持チヲ、思イ出シタインダ。
[かつて星と宙を夢見た新兵、 ピスティオ=エスペラントはまだ胸の内に 生きているのだと、確認したかった]
(-6) 2018/04/27(Fri) 08時半頃
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エエト、ソレカラ―― コレハアノ、ポエミー野郎に。
[ルシフェルに1件のメッセージを託して、 引き継ぎ書類の作成に戻るのだった*]
(8) 2018/04/27(Fri) 08時半頃
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(-7) 2018/04/27(Fri) 08時半頃
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ポエミーっていうのは まー、“詩的”って意味だよ。たぶん。 俺には芸術的なことは よくわかんねーけど。 ……おまえ、皮肉が通じないタイプだろ?
そうだな、俺は九死に一生を得た。 クルミくらいの脳があればできる芸当たァ、 言ってくれるじゃねーか。
俺はバカだが、クルミよりは脳があるんでね。 口だけの男じゃ終わらない。 立ち上がってやるさ、絶対に。
おまえには訳分かんないだろーが、 これは、俺の決意の記録だ。 ___________________
(-8) 2018/04/27(Fri) 08時半頃
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END ___________________
(-9) 2018/04/27(Fri) 08時半頃
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―― 惑星F321にて ――
…………………………。
[男は繰り返し繰り返し、 送られてきたそのメッセージを読み返す。 水槽に浮かんだ義眼が、ふよふよと揺れていた。
その文章を書いた、 見知らぬ“彼女”に想いを馳せた。 “彼女”がどんなヒトであるのか想像した。
きっと、優しいヒトなのだろう。 きっと、思慮深いヒトなのだろう。
例えば彼の知り合いで言うならば――]
(13) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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リザ、ミタイナ。
[ぽつり、と電子音で呟いて。 “モナ”と名乗る見知らぬ彼女への返信を 男は綴り始めたのだった。
電子音声ではなく、文章で。 何度も何度も推敲して、 そうしてやっとのことで]
ルシフェル、頼ンダゾ。
[そのメッセージを送信したのだった*]
(14) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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(-11) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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**親愛なるモナへ
優しいメッセージをありがとう。 アンタ、やっぱり律義なヒトだよ。モナ。
人の記憶を持つ機械だって、 アンタは言ったよな。
だけど、ただの機械はあんな優しい文章 逆立ちしたって書けやしねえよ。
拒絶されるのが恐ろしいと思えない。 それが人と機械の差異だって アンタは言ったけれど。
それはきっと、アンタが強いからだ。 ___________________
(-12) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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虚勢ばっかり張って すべてを怖がっている 弱虫の俺なんかよりもずっと。 アンタは強いヒトだよ。
だからアンタは、ただの機械じゃない。
人の記憶を持って、 誰かのためにこんなに親身になってくれる奴が ヒトじゃなくてなんだっていうんだ。
……意地になってすまねえ。 だけどアンタが機械だったら、きっと俺も ピスティオ=エスペラントの記憶を持つ ただの機械なんだ。
似ているんだ。きっと俺たちは。 ___________________
(-13) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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優しいヒトに恐れるなと励まされて それで前に進めなかったとしたら ピスティオ=エスペラントという 男の名がすたっちまう。
だから、アンタを信じて 俺は前に進んでみるよ。
勇気出して打ち明けて、もしも拒絶されて めっちゃ凹んで沈んじまったその時は―――
責任とって、泣きべそかいてる俺を 思いっきり励ましてやってくれ。
……なんてな。 ___________________
(-14) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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END ___________________
(-15) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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/* 第二次大戦のエースパイロットも真っ青な撃墜数だ……。 キャンディできる子なんだな。
(-21) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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―― 惑星F321にて ――
[“モナ”の言葉に後押しをされて、 男はルシフェルを再び起動させた。 そうして、「ウー」だの「アー」だの 電子の唸り声を散々上げたのちに]
スー、ハー。……ヤルカ。
[脳味噌の浮かんだ水槽をぺしぺし、 機械の手で叩いて気合を入れた]
ルシフェル。 コレカラ言ウコトヲ、アイツニ送ッテクレ。
[そうして、男の長い懺悔と告白が始まった*]
(36) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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(-40) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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よお、ピスティオだ。
本当に、クリスマスは俺に会いたいか? 本当に、会ってくれるのか?
……ごめん。 ひとつだけ嘘ついてた。
事故の、怪我のことなんだけどさ。
たぶんクリスマスが思っているよりも ずっとずっと、ひどい怪我で。
身体もミンチみたいに、ぐちゃぐちゃで。 手足も、顔も、なにもかも。全部。 生きているのが不思議なぐらいなんだ、今。 ___________________
(-41) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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容姿も、だから、変わっちまって。
たぶん今の俺をクリスマスが見ても、 誰だか分からない……と思う。
その、俺が言うのも何だけど、 醜い姿だと、思うんだ。
クリスマスが、びっくりするぐらい。 ……目を背けたくなるくらい。
元からそんなイケてる容姿でもねーけど。
声も、これ、変声装置を使って、 昔の声を再現してるだけなんだ。
あー、ルシフェル。音声加工終了。 ___________________
(-42) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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ピ―――…… ザザザ、 ザ ___________________
(-43) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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ゴメン。 心配カケタクナクテ、嘘ツイテタ。
コレガ、今ノ俺ノ本当ノ声。 ナ、ビックリシタロウ?
……クリスマス。 コンナ俺トモ、 マタ会イタイッテ言ッテクレルカ?
コンナ俺デモ、 ピスティオッテマタ呼ンデクレルカ? ___________________
(-44) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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END ___________________
(-45) 2018/04/27(Fri) 23時頃
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