191 The wonderful world -7 days of MORI-
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/* フィリップ…;;;;;;;;;;;; やるせなさすぎてうわあああああああってなってる
(-0) 2016/06/11(Sat) 05時頃
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――あれから――
[逃げる途中で人を助けに走った俺を 卯月はどう思っただろうか。 パートナーを見棄てて薄情だと、思われていなければいい。]
[茶髪の男性が助け出そうとして 結局手伝ったんだったか、あの痺れた男はどうなっただろう。 どんなノイズにやられたのか、それとも――。 聞きだせずとも、一先ず男自身が消えていなければいい。]
[逃げる参加者らしい者達の姿をくるりと見て、 あの赤い鮮やかな色がないと気づく。
インコと青年は無事逃げ遂せただろうか。 相も変わらず元気そうな姿を見られれば ――]
(2) 2016/06/11(Sat) 08時半頃
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……っ、
[焦燥募り、ふらり、スクエアに戻りかけたところで、 戻る事はならず
ぐらり、世界が傾いだ。]*
(4) 2016/06/11(Sat) 08時半頃
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――抜け落ちた追憶・5――
「……はぁあ、オレも早く昇格してーよ。なんだってあいつばっかり……ま、職務に忠実なアンドロイドみてーなもんだし、署長のおめがねに合うんだろうけどさァ。 でもオレはごめんだね。あんなやつ。知ってるか? 取り押さえの現場で無駄に相手殴るんだぜ……。 実際見たけどさ、ありゃ人間のやることじゃねーよ」*
(5) 2016/06/11(Sat) 08時半頃
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――4th day 中央区 ――
([目覚めるとそこは 3 だった。 1,901傍 2,コロシアム前 3,交差点 4,ドラッグオージョウ])
、
[目が醒める。] [目の前には、また雑踏が広がっている。] [ずきずきと痛む頭を抑えて、ぐるりと視線を彷徨わせる。]
また、新しい1日、か……
[ほどなくしてミッションがたどり着けば、 それを開いて確認する。
箴言曰く、 「大食いとは関わるな。 財布寒くさせられても知らんぞ」だったか。>>#1]
(6) 2016/06/11(Sat) 08時半頃
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[ずき、 ずき、 ずきり。
昨日の傷は癒えているものが多いのに 頭に響く痛みは消えていなくて 黙ったまま頭を抑えていると]
「食材食い荒らされるって、どーゆーことだろねー」 「ねー。失楽園のゴージャスモリ区盛りたべたかったなー」 「わかるー。テストばっかでやってらんないもんね」
[そんな事を喋る女子高校生たちとすれ違って かの羊飼いならぬラーメン屋の主人が 何に怒っているかを知るだろう。
卯月はどこにいただろうか。 彼女を探しながら、言葉少なに歩きだした。**]
(8) 2016/06/11(Sat) 08時半頃
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/* 1 1東2西3南4北
(-13) 2016/06/11(Sat) 13時頃
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――目覚め――
…… 窃盗だけじゃなく食い逃げもしてたのか?
[雑踏を探し歩くうち、聞こえてきた叫び声に 苦笑交じりに冗談を飛ばす。>>17
見下ろした卯月の目に涙はなかったけれど どことなく元気がないように見えて (それはきっと俺もなのだろう。 彼らの姿がなかった事が、 重く背にのしかかっている)
ぼろぼろの笑顔を浮かべた卯月へ、 ゆっくり指を向けて 額をつん、とつついてやる。]
(57) 2016/06/11(Sat) 13時半頃
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……おはよう。うさぎ。
[に、と浮かべた笑い顔は、 からかっているように見えただろうか。 相変わらず頭は痛いが、 卯月に無理に笑わせたくはなかった。
日を跨いだからかある程度傷は治っていたけれど それを確かめるよう、昨日消毒液を塗ろうとして 嫌がった頬に触れる。>>14]
傷、は、ある程度大丈夫みたいだな。 行こう。
(58) 2016/06/11(Sat) 13時半頃
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(お前は生きる為に。 ……俺は約束を守る為に)
[その贖罪>>20を知らぬ儘、 俺は卯月と共に歩きだすだろう。]
(60) 2016/06/11(Sat) 13時半頃
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[東区に向かったのは、 無意識にあの一匹と一人を探したく思ったからかもしれない。]
卯月。 ……ペンギンだ
[指差した先にはタトゥーを纏ったペンギンの姿。 よたよた歩いているさまだけは可愛らしい。]
動物園みたいだよな、こうも種類が多いと。 [ここに兎もいるし。 つい、と視線を外そうとして
……腹ばいになったペンギンが こちらに滑走してくるのが見えた。 咄嗟に身をかわす。]
(61) 2016/06/11(Sat) 13時半頃
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危、
[ペンギンが猛烈な速さでコンビニのゴミ箱に突っ込んでいった。]
……早く行こう。
[ぴくぴくしているペンギンの足を見遣ると、 卯月を促してさっさとその道を過ぎる。]
[真っ赤な顔で怒る ラーメン失楽園の店主の大声に驚いたり、
爆発したにも関わらず ちっとも壊れていない13'sスクエアを見上げて よくできた世界だ、と呆れたり。
東へ、東へ。 Barメメントの前で、黄色いブタを見つけた時は 卯月は一体どんな反応をしたもんだったか**]
(62) 2016/06/11(Sat) 13時半頃
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――Bar メメント――
[ZZZ……] [実に気持ちよさそうに豚が寝ている]
中国の豚の置物は金色だぞ
[ついついと服の裾をつままれて答えながら、 卯月が引き寄せたものが豚に当たらず、 Popと地面に転がるのを眺めている。 顎に手をあて、思い出す。 死に至る七つの罪だったか、なんだったか]
「暴食」の象徴だ、豚は。 食い逃げ犯だから関係はありそうだが……
[寧ろ鍋で煮られていればいいものを。 気持ちよさそうに寝やがって、こちら数日寝てねえぞ―― なんてうらみのこもったまなざしを向けるも 豚は相変わらずスヤァ…と眠ってらっしゃる。]
(164) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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とりあえず食い物やって――……
[と、] [瞬きした直後。] [不可視の壁に額を打ちつけ、 無言のまま瞬きをまた数度。
「な」と声をあげた俺と、卯月の目の前に、 いつのまにかクレープを片手にした死神が降りてくる。 初日に銃を乱射している姿を見た気がする。>>@20
うつくしい瞳は青空のよう。 ビスクドールのような白い肌に、 柔らかそうな金色の髪が風に揺れている。]
(165) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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……死神……。 [ミッション、と提示された問いに 何を言われたかわからなかった。 次いでかけられた言葉、「ぼーなすみっしょん」。 それをつきつけられて俺はうろたえる。
大切なものを奪われた状態で、 生きようと思えるか、否か。]
[ずき、と頭が痛む。]
(170) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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仕事で、
殺人犯や窃盗犯、罪人を 捕まえる時、殴りつける時。 愉快に思っていたな
それくらいだよ。楽しいことなんて。 [語る声は暗く低く、 とても楽しい事を語っているようには 見えなかっただろう。]
(171) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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もう、今はそれすら楽しいとは思えない。
それでも、喪ったのは多分感情じゃあないから。 死んでも、まだ、存在していて楽しいと 思える可能性が、あるなら。
……縋って、しまうかもな。
[ただ、その時卯月はどうなるのだろう、と それが気がかりなのだが。 傍らのパートナーを見下ろし、すっと目を逸らし また死神を見た。]
(172) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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[白上刑事の言葉を思い出す。
「アタシもアンタらと同じようにゲームに挑んで。 その結果、元通りに生き返ることはできなかったが、まァ。 死神にしてもらって、ここにいるわけだ。」>>0:355
「ゲームに絶対生き残らなくても、 エントリー料を奪われたまま生き続けることが出来るとしたら 君たちは一番大切なものを奪われて尚、生を望む?」>>@21
……多分、そういう事なんじゃないかと思うんだが。]
エントリー料を奪われたまま生きる…… ……お前も、そうなのか? なんてな
……きっかり二つ答えた。壁を開けてくれ。
[何故こんな質問をするのだろう。と 訝しく思いながら、壁をこん、と指で叩いた。**]
(174) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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/* ことによると景山、エントリー料ないほうが幸せなのではと思わなくもない 誰だこんなエントリー料にしたやつ(私だ)
(-49) 2016/06/11(Sat) 23時頃
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[金髪の天使にも似た死神。 その蒼い目が何を考えているのか 俺にはてんでわからない。
わかるのは、 死神も命を刈るだけの存在じゃあない、と、 そんな事だけだ。]
願われたから……?
[誰に? 元パートナーに? それとも大切なひとに? 声に出して深くは詮索はせずとも、 まなざしを彼に向ける。>>@24>>@25
こつん、と壁をつついても、 黙したまま道は閉ざされている。 空色の目は、ゆっくりと隣の卯月に移る。 二人分、という意味らしい。]
(383) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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[すぐに命を奪われるわけでもなし、 静かに卯月の答を持つ。
「盗む事が楽しかった」、
――ああ、そういえばイースターの卵、 毎回模様が違うから まるで無邪気な子供の悪戯だって
「今はただの手癖が悪い人だ」、
――やっぱりお前が盗られたものは 盗む技術、なのかもしれないな。 この前だって盗もうとしたもの落としてさ。
「きっと生きる価値もないと」、……、]
(384) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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……なんだよ、その大切なものって
[その一言を聞いた時どうしようもなく苦しくなった。 一瞬目の前の事も何もかも忘れて、 「それは違う」と叫びたくなった。
拗ねるように「無碍にできないもの」の正体だけ聞いて 黙って目を閉じて、言葉を飲み込んだ。
次いで俺の口から出かけた言葉も。 卯月の口から出た言葉も。
見上げれば、死神はまだそこにいて、 「受け売りだけど」と前置きして>>@43 ゆっくりと口を開けた。]
(385) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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[別に同情が欲しかったわけではない。
自分のセカイでは一番でも、 世界にとってありふれている物事の一つ。 俺の過去というのはそんなものでしかなくて、 問いに答えるために穿り返しただけなのだけれど
その荒らした土壌に、 水のように柔らかに、空から降る雨のように 「誰か」の言葉が降り注ぐ。>>@44 何故そんな事を言おうと思ったのかはわからないが>>@45
口を挟むことはしなかった。 言葉がちゃんと沁みこむ前に彼がクリアを告げたから>>@46]
(386) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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何故こんなことを聞―― …………?
[ぽい、とチョコの実の袋が卯月へ投げ渡される。 それを彼女は受け取っただろうか。
豚の瞼がピクリと動いた。>>341]
……まさか食い物で起きるのか
[ぽつ、と零した予想は半分は当たっていたようで 落とされた”ヒント”に、 今度は四箇所か、と、そんな事を思った。 と同時に、綱渡り状態のミッションに不安が募る。]
(387) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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なあ、
[ふわり、風に乗って飛んでいこうとする死神に 声をかけて、一言だけ投げた。]
…ありがとう
[相手は死神で、 掛けられた希望を与えるような言葉が善意か悪意かなんて 俺に判断はつかないけれど 言っておかなければいけない気がした。]
(388) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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[言った直後に死神から目を逸らした俺は、 チョコの実の袋めがけ 駆け出したピグを見ることになるだろう。>>341*]
(389) 2016/06/12(Sun) 16時頃
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――回想/3rd day 13'sスクエア内にて――
[アラームが鳴り響くスクエアの中を、 身体を弛緩させた男一人引きずり逃げていく。 傍らには茶髪の青年>>75と、卯月がいて
そしてもう一人、男前>>25が駆け寄ってくると よっこいしょ、と痺れた男を担ぎ上げてみせた。
……一人で大丈夫か、と声をかけたが、 多分大丈夫だったんだろう。 見覚えのある姿だな、とも思った。]
(390) 2016/06/12(Sun) 16時半頃
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……どうしたんだ?
[声もなく辺りを見渡す青年に首を傾げる。>>76>>77 きっと、いつもなら傍に 彼のパートナーがいない事に気づけたんだろうが その時は頭痛と緊張で気づく事はできなかった。
慌しく頭を下げる彼に、気をつけろよ、と それだけ言って、去る姿を見送っただろう。**]
(391) 2016/06/12(Sun) 17時頃
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……そうか。
[ だから。
なんなんだ、その淋しそうな笑顔は。>>444
別にそういう顔をさせたいわけではないのに。
命と引き換えても大切な物なんて それは、……まあ、パートナーとはいえ 3日前に出会ったばかりの俺に言うわけもないか。
頭で理解しても、 苛立ちは抑えきれずに目を逸らした。]
(459) 2016/06/12(Sun) 21時半頃
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