154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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―201X年3月24日・AM0時過ぎ・自宅―
[気怠い身体をベッドに沈めてスマホの画面へと指を滑らせた。 なんとなく、だけれど――もしかすると誰かが戻ってきているんじゃないかと思って。
手繰る指先が、彼の名前を見つけて――止まった]
麻倉戻ってきたのか……。
[親しいといえる友人の名前が、昨夜は消えていたその名が 表示されていた。
慌てる指先は幾度も打ち間違いを繰り返したけれど。 今は唯一とも言える気易い人間に、早く繋がりたくて]
(+2) 2015/04/06(Mon) 01時頃
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To:麻倉 件名:もしかして --------------------------- 帰ってきてる? 無事だったら連絡してよ。
[送信ボタンを押してからも、返信を待つ瞳はスマホの画面へと向かっていた]
(+3) 2015/04/06(Mon) 01時頃
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―回想・201X年3月23日・AM10時半過ぎ・美術準備室―
……でも女とは違うだろ。 胸もないし、さ。
…………ふー…ん。
[切っ掛けの分からない好き>>+0なんて、と、思って、でも自分のそれだってそんなものだったと思い直した。
今、螢一を見る彼の瞳は嘘を吐いているようには思えなかったし。
抱き締める腕は心地よい。 両脇から差し入れた腕を背中へと回して、軽く叩く――また、よく出来ました、と。
――ふわりと、さっきは気付かなかったけれど、香る、香り。 終業式の日に、彼から漂ってきたそれ。
そんな事もあったなと、きっとこれからは特別に思うかもしれない彼の匂いを鼻腔へと吸い込んだ]
(+4) 2015/04/06(Mon) 01時半頃
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[まるで犬のように擦り付ける仕草にこみ上げた笑いも、耳朶へと触れた感触に震えて、微かな吐息へと変わった。
体温よりも低いその箇所が彼の熱に染まるのもすぐの事。 暴く指先が着衣を乱すのに、また、息が零れた]
……蒼真、…んッ、……、
[薄い首筋の皮膚を辿る指は、何かを探しているようにも思えた。
両手は彼の上着を掴んで、せがんで、でも手慣れた仕草はなぜか気に食わなくて。 胸元を探るその手を邪魔するみたいに、強く引き寄せて首筋へと顔を埋め、毛を逆立てた猫めいた仕草で歯を立てた。
それも彼の指が胸の一点を捉えれば、終わってしまう戯れだったけれど]
(+6) 2015/04/06(Mon) 01時半頃
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―201X年3月24日・AM0時過ぎ・自宅―
[麻倉へとメールを送った後にアドレス帳を調べてはみたけれど、他のクラスメートの名前は見付からないままだった。
でも――戻ってきたのが彼で良かった。 最後に見た彼の様子はやはり心配だったし、何より『友人』だから。
蒼真はもう違う。 友人だった、けど。 降りたのは彼からだ。 大事だと思っていたのに――今は、別の『大事』になってしまった。
程なくして。 手にしたスマホが着信>>++12を伝えて震えた。
慌ててスライドさせた指の先、示された内容に螢一は眉を寄せた]
(+14) 2015/04/06(Mon) 01時半頃
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To:麻倉 件名:は? --------------------------- ちょっと、それ夢じゃないからな? ってか、俺は昨日あっちの世界から帰ってきたんだよ。 で、あっちにいる奴のアドレス、スマホから全部消えててさ。 早瀬とか加賀宮とか……。 でも、さっき見たら昨日はなかった麻倉のアドレスが復活してたんだよ。 だから戻ってきたのかなって。 向こうでなんか元気なかったから心配してたんだからな。 相変わらずっぽいから安心したけどさ。
……ところで麻倉、一人で戻ってきたの?
(+15) 2015/04/06(Mon) 01時半頃
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[指先が一旦止まって――迷った末に一文を書き足した。
どうやって、とは……聞けない。 怖くて。
気を取り直して送信ボタンを押し、顔の横へとスマホを置いて寝返りを打った]
(+16) 2015/04/06(Mon) 01時半頃
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/* 墓下が賑やかになってちょっと胃痛が減ったぞ的な
(-8) 2015/04/06(Mon) 02時頃
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―201X年3月24日・AM0時過ぎ・自宅―
[麻倉へのメールを送り終えた後、暫く無言でスマホの画面を見詰めていた。 指が彷徨っては、止まり、また手繰って。
小さな溜息を吐き出した後、作成画面を開いて指を滑らせた]
(+46) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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To:蒼真 件名:起きてる? --------------------------- 麻倉戻ってきてた。 気付いてる?
あと、明日はどうするの?
(+47) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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[明日……どうするのだろう。 触れ合った熱を思い出す。 まだ、身体が熱いような気がして、漏れた吐息は湿って震えた。
揺蕩う意識を現実へと戻したのは手の中の震え>>+26だった]
(+48) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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To:麻倉 件名:流石に --------------------------- こんな嘘つかないってば。 冷静なのかな? だって、戻ろうって思って目が覚めて戻ってきてたんだから、これが現実って事だろ?
……俺は、蒼真と一緒に戻ってきた。 お互いの事殺そうって、それで戻って来られた。
あー…麻倉もなんだ? って武藤のあるなら武藤も戻ってきてるって事なんじゃないの? 俺、あいつの連絡先知らない。
知ってる事……特に思いつかないんだよね。 取り敢えず分かったのは、いなくなった奴は存在抹消されてるんじゃないかって事だと思うよ。 メアドとか消えてるってそういう意味じゃないかな? それ以外はよく分かんない。
そういえば麻倉はあっちでの記憶とかどんな感じ?
(+49) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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[長い文面を打ち込み終えると送信を。
――確かに、どうして自分はこんなに落ち着いているのだろうかと思う。 思って、思い出した。
机の上に置きっぱなしの青い髪留め。 あれがあったから、多分事実はすとんと胸に落ちたのだという事を。
螢一の事を好きだと言った。 その彼が髪を留めてくれた小さな星。
でも。 どんな思いだったのかだけは思い出せない。 まつわる思いはまるで削げ落ちたかのようにキレイに消え失せていた]
(+50) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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―回想・201X年3月23日・AM10時半過ぎ・美術準備室―
……問題、ないの? っていうかさ、…勃つの?…蒼真。 ……っ、ん、……ぁ、
[懐く大型犬のような彼>>+34の背へと縋らせる指は、もう、叩く余裕もなくしがみつくばかりだ。 耳元で聞こえる呼気も犬めいて、可愛い、と思った。 それは決して『好き』ではなかったけれど、でも、心から可愛いと思った。
彼の舌の温度に染まって、更に熱を上げた耳朶を赤く染めて、濡れた感触に首を竦めて、溢れるのは喘ぎの色の入り混じる吐息だった。
薄い胸板を探る指先に鼓動の音は響いているかもしれない。 いつもよりもずっと早く、緊張を伝える音が]
(+51) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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……文句、言う、蒼真は…嫌い、 ……んッ、あ…、ァ、……、
[噛み付いていた歯は緩んで、むしろ食むように肌を吸う。 指先に弄ばれる箇所が硬さを増して、もっと触って欲しいと強請るようだった。
噛み殺しても殺しきれない小さな音は、離れてゆく彼の首筋から離れ、その頭上へと降る。
正直に言えば、慣れなかった。 丁寧に愛された事なんてなかったから。 今更気が付いた――嘘、本当は全部知っていた。 誰かの代わりどころかただの捌け口、吐き捨ての穴だ。
それでも
好き 好き 好き 今でも 好き ――
肌の上を辿ってゆく濡れた軌跡に漏れる息に混ざる困惑に、彼が気付かなければいいのに]
(+52) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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…そうま、ぁ、…そこ、ばっかり、…ッ、触んない、で、
[じわじわと肌を、身体の奥を染め上げてゆくような快感に、床上で上履きの底が滑った。
今はもう彼の背から外れた指先は、その柔らかな髪の合間へと埋めて。 嫌がる声とは裏腹に、押し付けるように絡ませた。
舌と指とに嬲られる箇所から痺れが広がって、何かに縋らないと膝が崩れそうだ。 胸元の頭を抱き寄せるみたいに腕を回して、彼の頭を腕の中へと囲う。
あまく甘く溶ける声は、彼の望んだ響き>>+1だろうか――]
(+53) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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―201X年3月24日・AM0時過ぎ・自宅―
[ベッドから降り立った足は机の前へと向かう。
――とても自分に似合うとは思えない小さな星
可愛いと、告げた彼に自分は何を思ったのだっけ。 終業式の日を境に、彼との遣り取りにまつわる記憶は斑に抜けていた。 正確には想いが、抜け落ちていた。
指で摘み上げて掌の上に落とす。 きらきら輝く青い髪留めを見下ろす瞳は、不思議そうに瞬きを繰り返していた。
そもそもなぜこんなものを彼が持っていたのか、それも分からない、と]
(+80) 2015/04/06(Mon) 15時頃
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[――と、指先に伝わる振動>>+58に目を瞬かせる。 追いかけるようにもう一度>>+65
待ち望んでいたのはどちらからの返事だったろうか。 螢一にもよく分からなかった]
(+81) 2015/04/06(Mon) 15時頃
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To:麻倉 件名:気持ちはわかるけど --------------------------- 多分現実だと思う。 あっちの世界で蒼真が俺にくれたもの、こっちに戻ってきても持ってたから。
……だって、別に俺の事が憎くて殺したんじゃないと思うし…あいつ、一緒に戻りたかったからって言ってたし。
武藤と麻倉って幼馴染だよな? だったら蒼真みたいに単純に一緒に戻りたかっただけなんじゃないの?
……実は覚えてないの、俺も一緒なんだ。 なんで蒼真に付き合ったのかが全然わからなくて。 なんかこっちに戻ってきてからずっと、俺、変なのかもしれない。 色々忘れてるし、その割に色々受け入れちゃってるし……。 むしろ麻倉が普通なんだと思う。
一度会って話したいんだけど、時間ある? 俺は多分春休み中も結構美術準備室にいると思うよ。
(+82) 2015/04/06(Mon) 15時頃
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To:蒼真 件名:メール来たんだ? --------------------------- ……なんか、朝倉に俺はおかしいって言われた。 自分でもどこかおかしい気はする。 蒼真は?どう思う?
ん。 俺、明日もあの部屋にいるから。 おいで。
(+83) 2015/04/06(Mon) 15時半頃
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[打ち終えて指先を見下ろした。
穏やかな温度を伝えていた彼の指に、何を思っていたのかも思い出せなくて、伝わったと、思っていたその心もどこかに消えてしまったようだった。 それを思っても尚、心は夜の海のように凪いでいた。
おかしいと、頭は思うのに。 心はこれが正しいのだと。 噛み合わないエラーに落ち着かない気持ちを宥めようと行き着く結論は一つ――
熱があれば、それで構わない。 確かに隙間を埋める彼の形。 しっくり馴染む訳ではないけれど、少しでも埋草になればそれで構わないのだと。
光の抜け落ちた瞳を瞬かせ、指先を握り込んで彼の熱を 思った]
(+84) 2015/04/06(Mon) 15時半頃
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―回想・201X年3月23日・AM10時半過ぎ・美術準備室―
……、…。 …触るよりは、……欲しい、な、
[髪に鼻先を差し込むようにして、酷く甘えたような声で強請った。 まだ少し残る理性が恥ずかしがるのが、いたたまれない気持ちになって。
ならもういっそ、溶かして欲しい。 彼の熱で頭から爪先までドロドロに。
吸われる箇所から広がる痺れがもどかしくて、髪を掴む指先に力が篭った。 やめて、なのか、もっと、なのか……螢一にももう良く分からない。
やがて離れた彼の顔を見下ろす瞳は、熱に揺らいで潤んだ。 言わないのなら構わないと、縋る彼に許しを与える手はその頬に添わせて。 包み込むように撫でる。 なんだか場違いにも、迷い子のように見えたから]
(+85) 2015/04/06(Mon) 18時半頃
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[抱き込まれる腕は、記憶の中のそれと相違ないようでいて何かが違った。 浮き上がった踵に支えををなくした身体を、彼の肩へと凭れ掛からせて。
ひんやりとした机の天板に座って、何をするの?と瞳が問い掛けた]
…え、ぁ……、…、
[夢の中にいるような、浮遊感にも似た揺蕩いの中で彼と彼の手を見下ろした。
――ああ、俺、蒼真とセックスするんだ。
やっと、現実が降りてきたような、気がする]
(+86) 2015/04/06(Mon) 18時半頃
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[いつも見ていた背中、声、プリントを手渡す指先――
その指先が躊躇いなんて見せないままに触れるのに、不意打ちのような羞恥が全身を染め上げた。
だって友達だったから。 心地よい柔らかな壁の向こう、いつだって曖昧に、距離も、笑顔も。
今は近く、誰よりも近く、触れているのに心は遠いままで。
ずっと友人だと信じていた彼に抱かれるんだ、と]
(+87) 2015/04/06(Mon) 18時半頃
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……っ、蒼真、…待って、ね、…待って、
[包まれた熱い粘膜と自分の境目が良く分からない。
初めての感触に心は戸惑うばかりなのに、絡む舌に育てられて、微かに芯を持つだけだった性器は彼の口の中硬さを増した。
容易く追い上げられる身体に心が追いつかなくて、誘ったくせに、制止の声なんて上げて。
床から浮き上がった爪先が、彼を蹴らないように、それだけで精一杯だ。
片手は口元を覆うように、もう片方の手は彼を求めて――その髪へと、伸ばしかけて止まった。
――上手くやれるって、大丈夫だって、そう、言って、先生
迷うように震えた指が、彼の髪の上へと乗って、撫でる。
いい子だね、と、褒めるように]
(+88) 2015/04/06(Mon) 18時半頃
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―201X年3月24日・AM11:30・美術準備室―
[絵筆を取る気持ちにはなれず、机の上へと腰を下ろしてスマホの画面を眺めていた。 宙に浮いた両足をゆらり、ゆらり揺らして、画面へと落ちた視線はけれどそれを見詰めてはいなかったのかもしれない。
思いは遠く、終業式から今日までの数日へと飛んでいた。
――結局俺はなんで蒼真と戻ってきたんだろう。
冷め切った紅茶を喉へと流しこむと、胸に空いた風穴が冷えるように痛んだ。
[やがて着信を伝えるランプの点滅と文字列に、震えるスマホの画面に添えた指先は素早く滑った]
(+113) 2015/04/06(Mon) 23時半頃
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To:麻倉 件名:おはよ --------------------------- 遅い時間だったし大丈夫、っていうかあんな時間にいきなりでこっちこそごめんな。
仲は良いけど麻倉もそれは一緒だし。 そりゃなんか方向性は違うけど…俺は麻倉も友達って思ってるからさ。 なんでだったんだろうって、考えてもわからないんだ。 蒼真、な…懐かれてるとは思ってたけど。
それ言ったら俺も一緒。 なんで友達だからってそんな事したんんだろう。
わかった。 俺、もう学校にいるから。 直接準備室来てくれていいよ。 鍵開けとく。
(+114) 2015/04/06(Mon) 23時半頃
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[打ち終えて送信を。 彼と――朝倉と話せば少し落ち着くのかもしれない。
だって麻倉は今はもう螢一の唯一とも言える仲の良い友人なのだから。 彼は友人が多いだろうから、その気持は釣り合わないのかもしれないけど。 それでもここが『現実』だと教えて欲しかった。
蒼真のくれる熱は、確かに何かを埋めてはくれたけれど、酷く螢一を不安定にさせているようにも思えたから]
(+115) 2015/04/06(Mon) 23時半頃
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―201X年3月24日・AM0時過ぎ・自宅―
[どの位そうしていただろう。 恐らくはすぐだった、と思う。
再び手の中のスマホが震えて、彼の言葉>>+98を伝えた]
(+132) 2015/04/07(Tue) 01時頃
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To:蒼真 件名:そっか --------------------------- そう、そういう意味。 蒼真から見て俺は普通に見えるんだ? …そっか。
…………わかんない。 変、っていうか、色々変わりすぎて…その、関係性的な事とかさ。 前の蒼真の事、よく思い出せなくなってきた。
うん。 待ってるから。
(+133) 2015/04/07(Tue) 01時頃
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