143 【R15】善悪の彼岸
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―朝・食堂―
[食堂、自分の定位置に着く。 まったく、4人しかいなかったのに、こんなにも大きなテーブルを設置しなくたって良かったんじゃないかと思う。 ――今更?それとも、いつも思っていたんだっけ。
首を捻りながら、それでも食事に手を伸ばす。 先生がやってきても、そのまま。時間はあるに越したことはないのだ。 だって、"モハンセイ"にならないといけないんだから。 昨日はどうにもぼんやりしていた気がするから、いけない。
そう、思っていたのに。]
……え?
[静止。数秒後、湧き上がるのは、喜びだった。]
(7) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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……夜に出発するんじゃねーの?
[教師の背に向かって、ぽつりと呟いたが、きっとそれは届かなかった。 準備をして、ということならば、荷物をまとめれば良いのだろうか。
なにはともあれ、これは良いことである。]
な、サミー、フジノ、一緒に行こうぜ。 準備しにいかねーと。
[記憶がなくなる、と言ったか。 不思議な話ではあるけれど、おとなになるために必要ならば、仕方ないのかもしれない。 だって、会いに行かないといけない。おとなになって、外の世界へ、預かり物を届けに行かねばならない。 なんせ、自分の手には、いつだって記録が、少年の記憶そのものが寄り添っているのだから。]
(8) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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[これさえあれば、なにも怖くはない。 自分の頭から消えたって、思い出はずっとここにある。 これさえあれば、記憶なんて消えたって、みんなに会える。みんなを探せる。 そうだよな?そのはずだよな?昨日、破り捨てたのは、えたいのしれないなにかだもの。
期待に満ちた瞳で、二人を交互に見つめる。 おとなになるのは、すばらしいことだと、そう信じてやまない瞳で。**]
(9) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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/* 管理社会のこどもっぷりを発揮する最後のチャンスかなって……? けっこう管理社会へのこだわりを詰め込んだPCなんだよ!ほんとだよ!
絵を描くのに、創作はしない。想像もない。 ただ、見えたものを書くだけ。感情の種類は少ない。 深く思考しない。思考する訓練や機会を受けていないのでそもそもできない。 欲求を堪えることができない。言語が拙い。知能が低い。 小説系は存在しないのかな(思想に影響与える可能性がある)って思ってたのもあるけど、フィクションに触れない。読書をしない。 現状に甘んじる。提示される以上の上を目指さない。今も"おとなになる"以上のビジョンはない。 教えられた以上のものを持っていないから、色んな概念がない。 "死"を知ってるかのラインで悩んでるもの。"踊る"も多分分かってない。でも踊るのは好き。ゆらゆら。
参考文献がさほど多いわけでもないのでイメージが偏っている気はするけれど、そんな感じで。 社会の従順な犬になろう。
(-2) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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[フジノの疑問>>11に、ほんのすこし、躊躇った。 けれど、彼らには、自分のような手立てがないから。きっと、そうだ。不安の出処はそういうことなのだ。 だから、ニイ、と歯を見せて笑う。]
安心してよ。俺が、みんな迎えに行くから。 ヨリとも約束したんだ。すぐに追いかけるって。 記憶がなくなったって、三人のことは、見つけ出すさ。 どんなに広くたってさ。きっと、そのために描いてきたんだ。
そしたら、また、フジノとサミーとヨリと俺でさ、今みたいに、暮らそう。 出会い直すところからでも、俺たちならきっとうまくやれるぜ。
[ヨリは、一人先に旅立って、寂しい思いをしているかもしれない。 たとえ彼らとの日々を忘れても、この、記録を頼りにすれば、たどり着けるはずなのだ。 そうだ、スケッチブックに記しておこう。彼らを探しに行くこと。 この平たい世界に登場する、三人の友人たちを、必ず見つけ出すように、と。 記憶がなくなった自分にもわかるように、メモしておこう。
それは、そう悪くない提案に思えた。 そうすれば、4人でまた笑い合える日が、来るはずなのだ。**]
(12) 2014/12/24(Wed) 21時頃
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[サミュエルの言葉>>17を肯定しながらも、笑顔で答える。]
うん、きっと忘れちまうけどさ、やり直せば良いんだよ。 きっと、俺たちなら、うまくやれる。 でも、
[フジノの言葉には、眉を顰めた。 昨日も同じやり取りをしたような――あの場にいたのは、本当に今日と同じ三人だったか? 違和感をむりやり無視するようなやり方で、"今"に目を向ける。]
……昨日も言ってなかった? モニカと、ホリーって誰。
(18) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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[フジノの背中を、黙って見送った。
おとなになるためにまとめる荷物なんてなくて、 ただ、今も携えているスケッチブックと、鉛筆と、あの子のハサミと色紙さえあれば、それで良かった。 最後に、この場所を、平面に閉じ込めてゆこうか。
そんなことを考えて、スケッチブックを開いた。 ガランとした光景を、真っ白な頁に落とし込もうとして――ああ、そうだ。残りの頁が少ないんだ。
今更新しいものをもらう気にもならなくて、食堂の椅子の上で膝を抱えた。 どうして、昨日はそんなにたくさんの頁を使ったんだろう。 とても大切なことのはずなのに、思い出せない。**]
(23) 2014/12/25(Thu) 01時頃
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[誰もいなくなった食堂で、スケッチブックを捲る。 すぐに現れたのは、覚えのない光景で。 いいや、その風景に覚えがないわけじゃあないのだ。 バスケットコートも、見慣れた廊下も。 けれど、君は誰だ?バスケットコートでボールを打つ彼も、はにかむように笑う彼女も、いくら記憶を探っても、どこにもいない。 それなのに、どうしてここにいるのだろう。
破いて捨ててしまいたい衝動にかられる。 確かに、絵を描いた記憶はあるのに、自分が描いたのはこんなものじゃなかった。確かにそう思う。 ならばどうして?自分がここに閉じ込めておきたかったものは? 答えは出ない。
散々迷って、自分の部屋に帰った。 積み重ねてきたスケッチブックを、順に捲って、遡って。 そこにあるのは、自分の知らない光景ばかりだった。*]
(33) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
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[今度は、ほとんど迷わなかった。
チビた鉛筆を取り出して、スケッチブックの最後の頁に短い文章を書きつける。 積み重なった記憶を抱えられるだけ抱えてゆこう。 その中には、昨日破り捨てた彼女の姿もたくさん、朗らかに笑っていた。少しばつが悪い。 不思議な気分だった。
あの子のハサミと色紙は、ポケットを膨らませている。 両腕いっぱいの記憶は、視界に食い込むほどだったけれど、これで良い。
他のものは何もいらない。]
(34) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
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ードーム入り口ー
[そこには既に友人の姿>>32があった。 はにかむような笑みを浮かべる。思い出に塞がっていて、手は振れなかった。]
早かったね、フジノ。
[気になることもあったけれど、迷いはなく、晴れやかな気分だった。]
(35) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
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モチロン。
[最後にまたにっと歯を見せて笑ったけれど、積み上げたスケッチブックの影、彼らに見えたかどうかは分からない。]
じゃ、そろそろ行こうよ。 さっさとあの子"たち"を見つけなきゃ。
[人工の光に慣れきった自分には、外の世界はさほど眩しい、というわけではなかったけれど。 それでも眩い未来に目を細めて、一歩、踏み出した。]
(45) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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