131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[アマトが研究所を出るのを見送って、託された黒うさぎをじいっと見つめていた。 可愛いとは思う。しかし先ほどの挑発する姿が頭に思い浮かんで仕方がない。]
……。
[そっと小さな体へ手を伸ばした瞬間、外から聞こえる轟音>>3:356に肩を震わせて。 驚いたように外へ続く扉へ視線を向ける。感じる暗黒の気配は、先ほどアマトから感じていたものと同一]
――……随分と派手にやったのね。
[心地良い室内とは真逆に、今頃聖都は騒ぎが起きているのだろう。 糸が切れたように座り込んだアマト>>4へそう声をかけると、向けられた陰りしかないような瞳を。無機質な赤い瞳が見つめ返す。]
(16) 2014/08/22(Fri) 15時半頃
|
|
……ええ、気になるわね。 さっきの轟音の正体とか、どうして暗黒神の気配がするのかも。
[静かな声で返すと、アマトのすぐ傍まで歩み寄った。 先ほどの自分のように青白い顔をしているのを確認すると、僅かに眉を寄せ]
…随分顔が青いけど、大丈夫なの?
[それは昔の母を想起させるもので。少し瞳を揺らして大丈夫かと問う**]
(17) 2014/08/22(Fri) 15時半頃
|
|
………呪、い?
[いきなり何を言い出すのかと、呟きは呆然としたものだった。 ルーベリオン。フラウティア。
それらは滅ぼされた国々。 "異端"とされ身勝手に歴史からも消失し、罪無き人々の魂が眠る亡国。
ただ静かに聞いていた、といえば聞こえはいいが。 その実呆然としているのだ。彼が背負っているものが、あまりにも大きい気がして。]
…………。
[その「オスカー」という人物が以前自分が助けた少年とは知らず、思いを巡らせた。 友人の願いが自分の望み。…それを叶える為に、彼は。]
(29) 2014/08/22(Fri) 21時頃
|
|
…――ルゥ・カタストロスと……!?
……あれは暗黒神なの、よ。 そんな存在と契約するなんて……。
[規格外だ。クラウディアといいアマトといい、人間の枠を超えている。 彼自身の狂気を感じればぶるりと一度だけ肩を震わせ。
人間は堕ちるところまで堕ちた時どうなるのか。 この少年がまだ深い深い闇を落ちている途中だとしたら。最期にはどうなってしまうのだろう。]
[――想像も出来ない。 頼れる人物がいるのならまだ良いのに、恐らくこの様子では独りで抱え込んでいて。]
(30) 2014/08/22(Fri) 21時頃
|
|
[考えるのはそこまでにして、気付かれないよう首を横へ振る。]
――……勿論。
そうなるように最善を尽くす……ううん、違うわね。
[不意に薄まる狂気と僅かに綻んだ唇。 アマトの言葉にふっと笑みを零し]
(31) 2014/08/22(Fri) 21時頃
|
|
絶対に後悔しない終わりにしてみせるわ。
[あの子を命に代えてでも取り戻すのだ。 刻むのは新たな誓い。
正直この部屋は心地良すぎていつまでも居たいくらいだが、時間も寿命も有限だ。 ――終わらないものなど、どこにもない。]
……色々と世話になったわね。 ありがとう、………後。これはただの独り言だけど。
……貴方が独りで抱えようとするのは。友達もきっと、辛いんじゃないかしら。
[自分は何も知らないが故に独り言だと前置きして。 何もなければそのまま研究所を立ち去るだろう]
(32) 2014/08/22(Fri) 21時頃
|
|
[研究所を出てまずは今一度聖都へ向かおうとした瞬間、どこからともなく飛んで来た一枚の白い羽根>>111に気付く。 それは消えてしまいそうな儚さを伴いながら、少女が自然と伸ばした掌へ。]
………これ、は、
[羽根はどこか温かい気がして。 恐る恐るそれに右手で触れようとした刹那、どこからか親友の声>>186がした。]
(188) 2014/08/23(Sat) 20時半頃
|
|
[―嫌な予感に襲われ、背筋がぞくりと寒くなる。]
[思念として送られて来た場所へ飛んで行っては間に合わない。 日傘を構えると先端で空中を裂き、現れた裂け目に無我夢中で飛び込んだ。]
(父さん、デメテル……待ってて、すぐに……!)
[無理矢理空間を捻じ曲げるような荒業だがなりふり構っていられない。 二人のいるところから少し離れた空間に大きな亀裂が生まれ、そこから音を立てて降り立つ。
囲むように立つ兵士など目に入らず、赤い血を流す父とそのすぐ傍にいる親友の元へと駆けて。 ただ己の出来ることを考え、口を開いた]
(189) 2014/08/23(Sat) 20時半頃
|
|
"天翔ける者の声を人々は希望と伝え、闇這う者の声を人々は災厄と呼んだ"
[白い羽根は少女が唱える癒しの力を強めるように、父の元へと再び飛んでいく。]
"ならば我は奏でよう。全ての者へ癒しを与える加護の音色"
[いつの間にか手にしていた黒いフルートをぎゅっと握りしめ、息を吸い込む。 何かしらの影響を受けていれば父の傷を癒せる保証はない。闇に身を浸した自分がこの回復魔術を扱えば、どんな反動が来るかは分からないが――それでも]
……亡き調和の王へ謳う。
(190) 2014/08/23(Sat) 20時半頃
|
|
――安寧の輪舞曲、祈祷《ハルモニア》。
[争いの心さえ鎮める祈りが込められた音色が周囲へと響き、傷を癒していく。 今だけは何も感じず、吹き続けて。…この音であの陰りばかりの瞳をした少年も癒せたらどれほど良かったかと、おもう。
やがて吹き終われば力無く膝を折って、その場にへたり込んだ*]
(191) 2014/08/23(Sat) 20時半頃
|
|
……大丈夫。 デメテルが気にすることではないわ。
[駆け寄って来た親友>>193にそう言って微笑むと、息を吐いて未だふらつきながらも立ち上がる。 やはり回復魔術は合わない。反動がこれだけで済んだのは助かったというべきなのだろうが。]
…周囲の兵士が攻撃意思をもう一度持たないうちに、とりあえず逃げましょう? 無駄に争っても利益は無いわ。
[先ほどの音色の影響か、兵士たちは皆武器を持つ手も下げてぼんやりと立ちすくんでいた。 ならばその隙にと提案してみるが、返事はどうだっただろうか]
(202) 2014/08/23(Sat) 21時頃
|
|
[去り際に父の元へ近付いて、彼にそっと囁く。 加護が無くなった今、自分の姿は認識されるだろうか。どちらにせよ小さな声で]
……お母さんから預かったものがあるの。 後で、また会いましょう。
[黒い翼から一枚の黒い羽根を抜き取る。それは母のものとは正反対の色。 自分と父を繋ぐ唯一として彼に握らせるとデメテルの後を追うように、日傘を開いて駆け出した]
……。
[デメテルが語る>>206>>207ことに耳を傾けて、時折相槌を打つ。 父の赤く染まった胸。…何となく察することは出来たが、それは声に出さず。]
――……それがデメテルの望みなら、私はそれに出来得る限り手を貸すわ。 ……貴方の素晴らしい願いを叶えるために。
[そこで一度だけ、言葉を切って]
(209) 2014/08/23(Sat) 21時半頃
|
|
デメテルが成し得たその時に、命が消えても。
…貴女は、後悔しない?
[問いかけるシーパルの脳裏には、アマトの顔が浮かんでいた。
希望。本当に信じているもの。 今この世界に足りぬそれを各々が手にした時、世界はどう色付くだろうか――。]
(210) 2014/08/23(Sat) 21時半頃
|
|
[真っ直ぐに自分を見つめるまなざし>>216を見つめ、ふっと口元を綻ばせた。 昔のような笑みと言葉に小さく頷き]
……そうね。
―――貴女の願いも夢も叶える為に、私も頑張るわ。 それが今の私の夢。
私の命もどうせ長くはない。それなら、デメテルと共に散りましょう。
[それはあまりにも純粋で。 大きな爆弾を抱え込んだ誓い。黒に染まった子供の、真っ白なほどにひたすらな。]
(229) 2014/08/23(Sat) 22時半頃
|
|
…行きましょう。
世界を壊すんじゃない。正すのよ、あるべきところまで。
[デメテルの手を握り、真っ直ぐに見つめてそう言った]
(230) 2014/08/23(Sat) 22時半頃
|
|
― 最期の舞台《ラストステージ》 ―
[無人の舞台。そこが二人の最期の場所だ。 黒い翼を大きく広げる。ポケットから取り出した指輪を宙へ差し出すと、どこからともなく現れた黒い羽根たちがそれを包み込んで再び影へ沈む。
親友の衣装は変わり>>236、布が変じた紙>>237を少しだけ見つめて]
――私の母。貴女は逃げなかった。
[翼をもがれ迫害されても、彼女は最後まで愛することを止めず。]
――私の父。貴方は母を愛し抜いた。
[腕を組む。まるで祈りのように]
(251) 2014/08/23(Sat) 23時頃
|
|
――私の親友。貴女は負けなかった。
[少女と親友の周囲を淡い光が包む。 それは闇の者に害を与えぬ加護。母の最期の導きが、二人を明るく照らしていた。]
……ええ、勿論。
[差し出された希望の正典《カノン・スペランツァ》を両手で受け取って。 微笑みを浮かべ、少女も応えた。]
(252) 2014/08/23(Sat) 23時頃
|
|
一緒に演奏《うた》いましょう、デメテル!
[刹那、日傘はヴァイオリンへと変わる。 今までのどれよりも晴れやかな笑顔を浮かべて、親友との協奏《オモイデ》を歌うように。]
本当の希望を。本当の幸福を。
……例え救いが無くとも。皆が心から笑える世界へ。
[デメテルと同じタイミングでヴァイオリンを奏でる腕を動かして。小さく呟いた。]
(253) 2014/08/23(Sat) 23時頃
|
|
未来《カーテンコール》へ、私の全てを捧げましょう。
[それはその言葉の通りに、少女の体内に満ちた聖霊力を全て使う演奏。
世界中に響くように。
傷を癒し、大事なものを思い出せるようにと願いながら、命全てを使い親友《デメテル》と奏で続ける――。]
(254) 2014/08/23(Sat) 23時頃
|
|
[>>263>>266>>268親友の歌を最期だと理解していて。 ヴァイオリンを今までにないくらい感情を込め、音色を響かせる。]
――"絶望に心を浸しても"
[デメテルの歌の邪魔をしないように紡ぐ。 自分を助けてくれた少年。…彼にも、幸せが訪れるように。]
"命ある限り希望はある"
"思い出して、貴方が大事に想っていた人のことを"
"偽りに与えられた光ではなく、進むべき道は本当の貴方が望むままに――"
[聖霊力が勢いよく消耗されていく。 痛みに耐えきれず膝をつきかけたその時、背後から自分を抱きしめる気配がした。]
(277) 2014/08/23(Sat) 23時半頃
|
|
――……かあ、さん?
[半透明に近い白い髪を揺らして微笑んでいるのはあの日の母。 母の手が左胸に触れると、不思議と痛みは和らいで。
…ああ。頑張れと言ってくれているのだ。 母の姿はすうと移動し、二人を見守るただ唯一の観客となる。]
(278) 2014/08/23(Sat) 23時半頃
|
|
[迫害される未来に絶望した日も。
誰かを失ったあの恐怖に怯え泣いた日も。
人の温もりに触れて希望を抱いた日も――]
……父さん。
[最期に一度だけ、名前を呼んでくれた。 それは代えがたい喜び。涙が流れないはずの瞳から、一筋。涙が伝い落ちる。]
(279) 2014/08/23(Sat) 23時半頃
|
|
幸福《キボウ》あれ。
(280) 2014/08/23(Sat) 23時半頃
|
|
[――やがて演奏が終わった瞬間。
少女が最期に親友へ伸ばした手は届いたか。
倒れ込み瞼を閉じた少女の左胸から現れた二つの水晶は、アマトのもとへと飛んでいくだろう。]
(281) 2014/08/23(Sat) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る