42 とある結社の冬休暇
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
――二階の個室―― [ンナオ。猫が小さく鳴いて窓際に飛び乗った。 薄らと結露のついた窓の外を猫の目が覗く。 外には馬車と、人の影。 ラディスラヴァが目覚めたのはその馬車が出て 暫くしてからだった。窓を開ければ息が白い。]
……おはよう。
[ンナオ。見上げてくる猫が鳴く。 寝起きに露になった瞳を細めて寒さに冷えた毛を撫で、 部屋の空気を入れ替えながら朝の支度をはじめる。]
(56) 2012/01/11(Wed) 16時頃
|
|
[一番最初にすることは、髪を梳かすこと。 緩やかな癖のある髪をブラシで丹念に梳かして、 目許隠れる位置まで前髪を下ろす。 夏場は煩わしいと思う時もあるけれど、 この季節は暖かくすら感じるし苦にはならない。 ナオ。鏡越しに猫が此方を見つめてくる。
分厚い前髪の奥に隠れるもの、そこには未だ残る傷痕が。 今はもう傍に居る成猫にしか見せていない。 他にもこの傷痕を知る者は数人しかいないだろう。 ―――…ケヴィンは、見たことがあるのだったか。
髪を梳いて着替えを終えた後洗面の方へと向かい、 自分の準備を終えると今度は外の雑用へと。 トトン、軽い音を立てて床に降り立った猫が後をついていく。]
(57) 2012/01/11(Wed) 16時頃
|
|
おはようございます。
[まずはお湯を沸かしてお茶を淹れる為にキッチンへ、 それから個室を回って洗濯物を集めて回る。 現場の実働経験のない娘が此処に来てからこなしている 雑用の手順、通り過ぎる者には緩やかな笑みを浮かべて。 ンナオ、倣うように挨拶の泣き声を零す猫は、 雑用の最中は誰かの足元に寄り道をしようとはしない。]
(58) 2012/01/11(Wed) 16時頃
|
|
[地下は片付いただろうか、行く先の途中一度足を留める。 夜更かしのそう得意ではないラディスラヴァは 昨日温かな飲み物と食べ物を広間へと届けた後 部屋に戻ってしまったから、あれからケヴィン達が いつ地下から引き上げたのかは知らなくて。]
(59) 2012/01/11(Wed) 16時頃
|
|
[丁度足を留めた場所が年明けにシメオンと会話を 交わした場所であったことに気付くと口許に指先を添える。 互いに新年の言葉を交わさなかった、シメオンの言葉を思い出し 緩く描く弧は微かに苦いものへと変わる。
彼ほど辛辣な言葉ではなくとも、 新年の言葉を口にしなかった理由はとても似ていて、
”似た者”――…と。 シメオンを見ていて、言葉を交わしてみて、 そんな風に感じたことは今回だけに限らず、]
(60) 2012/01/11(Wed) 16時頃
|
|
[ナオ。小さく猫が鳴く。]
…あら、先輩。 おはようございます。 …ええ、 今からお茶を届けて、洗濯を。
[資料室の方から出てきた結社員の姿に小さく頭を下げる。 昨晩気にした資料室の方向を再び気にするように顔向ける。]
(61) 2012/01/11(Wed) 16時半頃
|
|
[結社員――ムパムピスの掛ける声には苦い笑みを描いて。 訊ねられるのは、雑用の他にもう一つ与えられている仕事のこと。]
……ええ。 あまり…進まなくて。 …また後ほど、伺いますの。
[その時は手記も一緒に。 現場での実働経験のないラディスラヴァにそう言い残して ムパムピスは通り過ぎていく、その姿を見送って。]
(62) 2012/01/11(Wed) 16時半頃
|
|
[冷えた指先が、分厚い前髪を柔く撫でる。]
……。
[ナオ、佇んでいた足元に猫が擦り寄って。 その姿を見下ろして、口許はまた緩やかな笑みを描いた。]
朝のお仕事、 済ませてしまわないとね。
[猫に向けてそう告げて。 お湯を沸かしにキッチンへと。 お茶を淹れたポットを届けた部屋には誰かいただろうか。 居たのなら幾つか言葉を交わした後、 今度は洗濯物を集めにラディスラヴァは個室を巡る。*]
(63) 2012/01/11(Wed) 16時半頃
|
|
――二階・個室巡り―― [お茶の準備ができると洗濯籠を持って、 一つずつ部屋をノックしてあたっていく。朝の雑用。 運びやすいように集めていくのは奥の部屋から。 ノックした部屋の中から聞こえる主の声が 想定していたものよりも随分高い声のものであったから ラディスラヴァは扉の前で緩く首を傾げ、 扉を開いたネル>>64の姿には口許に手を添える。]
…あら、おはようございます。 留守…なら、先輩は…
[留守、朝早くから知らされるユリシーズの行方に ラディスラヴァはネルへと言葉を向けかけ 訊きかけた問いを告げることなく一拍間を空ける。]
(96) 2012/01/12(Thu) 02時頃
|
|
…シーツはお取り替えしなくてよろしいかしら。
[緩く口元に笑み浮かべた後ネルへと向けるのは 毎朝多くの者へと告げる定型句で]
(97) 2012/01/12(Thu) 02時頃
|
|
お手伝いの申し出、それはそれは嬉しいんですの。 此処は人が多い時でも、 なかなかそう申し上げてくださる方は少なくて。
[明るい笑顔には笑みを浮かべたまま頷き、]
なら手前のお部屋の方から、 個室を回って洗濯物を集めていただけますと。
[下の洗濯場を待ち合わせ場所にし、 ネルに手伝いを任せることにする。]
(98) 2012/01/12(Thu) 02時頃
|
|
[ネルの背を見送る形になった時、 空になったユリシーズの部屋とネルの背を見て その口許から笑みの形が薄れそうになるのを 口許に添えた指先がそっと抑える。
ンナオ、雑用の間は人にじゃれない猫が小さく鳴いた。 その声を合図に再び個室を巡っていく。]
(99) 2012/01/12(Thu) 02時頃
|
|
[途中、自分の使っている個室にも立ち寄って 洗濯物を洗濯籠へと納めていく。 部屋を出ようとして、ふと、 サイドテーブルに置いていた一冊の本に気を留める。 結社員達が実働の時に持たされる手記と同じもの。 近付き、そっとその表紙を撫ぜて頁を捲る。]
(100) 2012/01/12(Thu) 02時半頃
|
|
[硬く小さな文字はラディスラヴァの書いたものではない。 手記の一頁目に、こう記されている。
『我々が村へと辿り着いた時には、既に全てが手遅れだった。』
グループの構成員等はなく短く、 生存者 一名 とだけ。]
(101) 2012/01/12(Thu) 02時半頃
|
|
[次の頁からは筆記の形が幾つかに変わっている。 後に色んな結社員が書き足していっていったのだろう。 更に頁を捲ることはなく手記は閉じられる。 他に洗濯物がないかを確認すると、 鳴いて擦り寄る猫と共に自室を出て雑用へと戻る。]
(102) 2012/01/12(Thu) 02時半頃
|
|
[閉ざされた手記の表紙。 村名を記述する空白の欄には「ラディスラヴァ」と。 硬く小さな文字でそう記されている。**]
(103) 2012/01/12(Thu) 02時半頃
|
|
――個室巡り―― [再び洗濯物を集めて回って、 廊下にまで聞こえてくる>>67くしゃみの音に足を止める。 聞こえてきた部屋はグレッグが使っている筈の場所、 くしゃみでまず思い浮かんだのがキツネザルを連れた 結社員の姿だったから、緩く首を傾げて。
部屋へと近付いた後、控えめにノックを二回。 中から聞こえる返事はグレッグのものだったろうか。 鼻声のようだと感じると、口元に手を添える。]
昨晩の片付けが響いてしまったかしら…。 どうぞ無理はなさらずに、 一日くらいサボったところで案外バレないものですの。
[くすりと喉を鳴らし、扉越しにグレッグへとそう告げて]
(130) 2012/01/12(Thu) 22時頃
|
|
洗濯だって今日くらい溜めてもいいのですけれど、 …動いている方が、楽な性なものですから。
[洗濯籠を抱えたままそんな呟きを零し、 無理せず休むよう、再び扉の向こうへ伝えるけれども グレッグが動くのならばそれを止めようとはせずに。]
(131) 2012/01/12(Thu) 22時頃
|
|
お薬が必要でしたら、どうぞお言いになって。 温かなお茶は、何時ものように下に。
[今必要だと思えることを伝えると、そっと部屋から離れていく。]
(132) 2012/01/12(Thu) 22時頃
|
|
[ネルは先に洗濯場へと向かってしまっていただろうか。 一通り、個室の洗濯物を集めて回った後階下へと降りる。 ンナオ、ラディスラヴァが気付くよりも早く猫が鳴いた。]
…あら、先輩。 おはようございます。
[談話室の方角から行き違うフランシスに会釈を向ける。 ユリシーズのことを聞こうか迷ったけれども、 昨夜のフランシスの言葉と不在のままの姿、ネルの様子から 聞いても返ってくる答えはわかりきっている気もしたから 朝の挨拶を交わすだけでフランシスの姿を見送った。]
(133) 2012/01/12(Thu) 23時頃
|
|
[ナオ、また猫が小さく鳴く。 フランシスと行き違ってそう時間を置かず]
…あら、先輩。 おはようございます。
[フランシスに向けたのと同じように、 洗濯籠抱えたままローズマリーに会釈をして]
ええ、今日は手伝っていただいていて 何時もよりもさくさくはかどっていますの。
[緩く口元に笑みを描いてから、 ローズマリーの手にする書類に気付くと それは?と問うように首を傾ける。]
(145) 2012/01/12(Thu) 23時半頃
|
|
[返ってきた答え、仕事という言葉に ローズマリーの掲げる書類を改めて見るように顔が其方へと向く。]
―――…
[視線、誘いの言葉に短く瞬いたのか微かに前髪が震えて。]
(150) 2012/01/13(Fri) 00時頃
|
|
[間は一拍置くほど長くもなくその瞬きの分だけ、]
同行させていただけるのでしたら、 ――…喜んで。
[緩やかな笑みを描いたまま、ローズマリーへとそう答える。 猫は、鳴かずにラディスラヴァの足首に鼻先を押し付けた。]
(151) 2012/01/13(Fri) 00時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る