36 なんて素敵にピカレスク
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― 娼館通り付近−早朝 ―
[早朝。浅い眠りから身を起こすと、掃除屋の塒を離れ、四番街を歩いていく。
向かう先は、娼館の建ち並ぶ通り。 朝の早くのこの時刻。一夜を売る女と、一夜を買った男とが、疎らに行き交う。
流石に朝から其の館に立ち入る気はしないが、此処に幾人かの情報屋が身を顰ませている事を知っている。 既にあの貴族に情報が割れている事も知らず、裏通りからその通りへと出ようとして――― 袖を、掴まれる。]
……ッ、……何、だ、お前か。
[其処に立つのは、目立つ赤毛の隻眼の男。数年前、彼の仕事の手助けの様な事をした事があった。 今、彼が何をしているかは知らないけれど、多少なりとも向こうは此方に恩を感じているらしく。]
(8) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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[「大きな声を出さないよう」と、声には出さず、立てた人差し指を口元に運ぶ仕草に、開きかけた口を閉じる。 男は小さく頷くと、シャツの胸ポケットに入れていたらしい、折り畳まれた紙を此方に手渡した。
其れは、まだ、新しいインクの香の漂う、“手配書”>>2:73。 御世辞にも似てるとは言えない似顔絵と共に並べられた罪状。 手配書の隅には、あの醜い巨躯の名が添えられていた。 『情報は此処に』という事だろうか。]
……はァ、ん…… 随分早く、割れちまったもんだ……
[口の端を吊り上げ、呟く。 金50から、更に増えた賞金。貴族の道楽にしては度が過ぎている。 ぞくり、と、身の奥に走る其の感覚の名は 。]
(9) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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……で、お前さんは良いわけ? 俺の情報、売らないの?……銀10くらいなら貰えるんじゃね? [笑みを浮かべたまま、茶化すように問うと、男は戸惑った様な表情を見せる。 恩を感じている相手、けれど情報を売れば金が、――そして、この街の有力貴族であるエブラスカ家に、“媚び”を売れる。
其れは、とても魅力的なように見えるだろう。]
別に、俺はお前さんが俺の情報をどうしようと構わねェよ? そういうモンってわかってるし。
……今まで利用した情報屋共も、俺の情報を売って生計立ててるだろうし、なァ。
[「売る」とも「売らない」とも。 明確な答えは発さずに、男は俯いた。]
(10) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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[「娼婦共を“掃除”する、という噂がある。 そのせいで娼婦達は少なからず混乱している。 今、あの通りに立ち入るのは得策ではない。」
俯いたまま、口早に男はそんなような事を告げた。]
掃除、なァ。……まァた無駄に金のかかる事を。 で、……其れは、どこの家が?
[緩やかに男は首を横に振る。恐らく本当に知らないのだろう。 ふむ、と小さく呟き、壁に背を預けて腕を組む。]
別に、お前さんが俺の情報をどうしようと構わない。 が、生憎と、俺はまだ捕まる心算はないんでね。 ……あァ、そうだ。 エブラスカの野郎以外に情報を売る心算ってんなら―――
[そう言って、男の耳元に顔を寄せて、囁く。]
(11) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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[「エブラスカ伯には、亜人の女を椅子にする趣味がある」 「彼には食人の気がある、特に赤子や畸形の内臓が良いらしい」
囁いたのは、そんなような事柄。 真実ばかりではない。けれど、嘘ばかりでもない。
元より情報などそんなものだ。 真実の情報は、数多の嘘や不確かな噂の中に埋もれている。]
……金にはならねェだろうけど、ま、酒の肴くらいにはなるネタだろ? [愉しげに、そう付け加えて。 複雑な表情のままの彼と、不安を孕む通りに背を向け、来た道を戻る。]
……捕まる心算は、ねェけどなァ……
[くつくつと。 喉の奥を鳴らして、わらった。*]
(12) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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/* Q.なんでドナルドですか A.趣味です
(-1) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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/* Q.あとヘクターさん最近ご飯食べてないですよね A.すいません
(-2) 2011/09/08(Thu) 12時半頃
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/* >>18 わかりません!!(素直
(-9) 2011/09/09(Fri) 00時半頃
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― 街中−昼 ―
[表通りは噂に満ちていた。 情報とも呼べない雑な其れは、今や死体屋の手を離れ、街中に広がっていた。
根も葉もない、尾ひれをたっぷりとぶら下げて。]
誰に話したんだ、アイツ……
[口々に噂する、表の人々の声を遠くに聞きながら、小さく呟く。
「定期的なあの配給には、彼の“食べ残し”が入れられているそうだ。」 「もはや彼は、亜人相手でなければ性欲を発散できないらしい。」 「エブラスカ伯は賞金首である死体屋の上客だった。」
行き交うのは、そんな、好奇に塗れた噂。]
(57) 2011/09/09(Fri) 11時半頃
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……あの禿が上客だなんて、死んでも御免だっての
[死体屋が立つのは、表通りに程近い、けれどかろうじて裏と繋がっている位置。
日の射さない薄暗い其処は、黒衣を適度に紛らわした。 余程通りの奥を注視しない限り、表からその姿は見えなかっただろう。――― 目の良い者なら、ちらと視界の端にその姿を映したかもしれない。
字も読めぬ、物乞いの少年に銀貨を数枚ちらつかせ、食事を買いに走らせる。
別に報酬は金貨でもよかったのだが、唯の物乞いが金貨を手にする事は少ない。 其処から何か勘付かれるのだけは、避けたかった。]
(58) 2011/09/09(Fri) 11時半頃
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[程なくして、少年は紙袋と水の瓶を手に戻ってくる。
其れを受け取ると、初めに提示した通りの報酬を、地面に放った。 泥に汚れた銀色の貨幣を、汚れた笑顔で拾い集める少年の小さな頭を、唯、見下ろした。
通りの奥に駆けていく其の背中を暫く見詰めた後、野菜とハムとを挟んだバゲットサンドを齧る。 それから、瓶に入った水で、先ずスキットルを軽く濯ぐと、中身を全て其の中に収めた。]
飯くらい、落ち着いて食いたいねェ……
[独り語ちながら、全て胃の中に収めると、紙巻を咥えて火を付ける。
細い煙が、薄暗い中に漂った。]
(59) 2011/09/09(Fri) 11時半頃
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/* 自分で書きながら「えらくおされなもん食ってるなぁ」と思ったのは秘密だ!
(-27) 2011/09/09(Fri) 11時半頃
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/* あと本当はパシらせた後「失せろ!」って言いたかった!
ごめん金勘定はキッチリする人だった!!残念!!!
(-28) 2011/09/09(Fri) 11時半頃
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/* あれ、ラルフに死亡フラグか
(-30) 2011/09/09(Fri) 15時半頃
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/* >>@6 ……うなぎ……?(
(-32) 2011/09/09(Fri) 16時頃
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/* 焼けた鰻を……傷に押し当てる……(やめなさい
荒療治っていいよね。
(-33) 2011/09/09(Fri) 16時頃
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[朝の喧騒が過ぎた頃。
広場へ人々が集まり行く、声、足音。 どうにも、亜人の処刑が執り行われるらしい。 思い出すのは、無骨な処刑台。 何度かあれが使用されて、罪人の首が落ちるのを見た事がある。
異様に湧き立つ群衆の声と、滴り落ちる赤い血の色とは、いつだっけ思い出す事が出来た。 そして、刑が執行される度に思うのだ。]
……首斬り、なんざ
[手袋の指を、そっと己の首に伸ばす。 ただ触れるだけだった指を、首に纏わりつかせるように、絡めて。]
“気持ち良い”ワケ、ねェだろーが……
[ぎらついた光を眼の奥に宿して。 処刑を一目見ようと、広場へ向かう群衆を尻目に、にたりと口角を上げた。]
(67) 2011/09/10(Sat) 00時半頃
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/* テラトマ体の切断映像見ようか真剣になやむなう。
(-61) 2011/09/10(Sat) 04時半頃
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[――― わぁっ、と。
あがる歓声が、届く。
あの黒い刃が罪人の首を切り落としたのだろうか。 広場から少しばかり離れた路地裏で、ゆるりと煙を吐き出す死体屋には、ただ、推測する事しかできない。
灰緑の双眸を細め、首元に指をやったままで。]
……捕まる、くらいなら……
[広場から、また元の生活の場へと戻ろうとする人々。 路地裏の黒衣に目を留める者など、居ないで。
一本の煙草を吸いきると、壁から身体を離し、歩き出す。
ポケットの中、ナイフの柄を軽く握った。*]
(93) 2011/09/10(Sat) 04時半頃
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/* 見て心底へこんだなう。 いやグロ耐性はあるからいいんだが。
お前ら絶対にググるなよ!絶対だからな!
(-63) 2011/09/10(Sat) 05時頃
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