232 いつかの、どこかの、だれかの話
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/* おはようございます!ご参加ありがとうございました。 何も終わってないは大丈夫、ワシも。 みずあめさん大丈夫かしら?
(-5) ヨキ 2018/01/29(Mon) 08時頃
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/* そしてあしもふくん。私ネイサンがいるのに気付いてたぜ…?前にロル見せてもらった覚えがあるの。
エピの延長どうしますかね?
(-8) ヨキ 2018/01/29(Mon) 08時頃
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/* 念のため延長しますが、併村もエピ不在も別にこちらからは咎めるものはなにもございません。 お気の済むまで回しましょう。
いや前にペア村でシルクと一緒に旅したことがあってですね……チップ見ると心ざわめくの……悲しい顔とかされちゃうと何としてでも助けなきゃってなるの……多分シャウトするけど気にしないで……
(-13) ヨキ 2018/01/29(Mon) 14時頃
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/* お疲れ様です!ごゆっくりお病みくださいませ。 相手にヤンデレるの、難しい時ありますよね……事前ペアとかならわんちゃんですけど……
(-16) ヨキ 2018/01/29(Mon) 17時半頃
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[二人は静かに待っていた。 男は救援を、少女は獲物の到来を。
跳躍のグラスホッパーと、目を焼くほどの光を放つスパークルを相手に接近戦一辺倒の少女が立ち回るのだろう……彼女が財団の保護下に入ったとして、こんな幼い子供を、彼らはどう扱うのだろう。]
ところでアイアンメイデン。 君こそどうしてこんなところにいるのだい?
[男は懐中に浮かんだ疑問をそのままぶつけてみた。 もし信念を持って“財団”と敵対するのであれば、不死身とはいえ男をそのまま寝かせておくまい。 問いかければ少女は肩を竦めて言った。]
「他に行くところも無いもの。」
[芝居がかった仕草と相まって、それは決まった台詞かのように聞こえる。 それがあまりに哀れで、男はそっと彼女の頭を撫でようと手を伸ばした。]
(23) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
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ッ……!!
[その手を、少女の棘が深く貫いた。 少女は「やめてよ」とそっぽを向いて、ぼんやりと床の継ぎ目を見つめている。]
「さしたくないっておもっても、むりなの。 このとげは、わたしにちかづくひとをさしちゃうから」
[男は掌から溢れ出る血をじっと見つめている。 傷は、時間が経てば癒える……事実、眉間を貫いた傷はもう塞がりつつある。 だが……]
なら、君を抱き締めてあげたい時はどうしたらいい?
(24) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
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[男の問いかけに、少女は悲しげに微笑んで、首を横に振った。]*
(25) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
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『お前と一緒だな』
[悪魔は哀れむような声音で言った。]
『可愛がって欲しいのにこんな面倒くさい身体になっちまってさ。 撫でてももらえず、抱き締めてももらえず。 人間の物好きには飽くことがないな』
[悪魔は我々の気持ちは分かるまい。
しにたくないのにしねない苦しみも あいされたいのにあいされない悲しみも。]*
(*0) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
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/* おおー綾辻おる!
(-26) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
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[インカムから、グラスホッパーの声がした。「もうすぐ着く」と。 敵に思い切り傍受されているが構いやしない。 私は動けないし、彼女も動こうとは思わないだろう。
新しい掌の傷はじくじくと熱を帯びている。]
ねえ、アイアンメイデン。君の名前は?
[ヒーロー同士名前を名乗り合うことはタブーであった。 案の定、彼女は首を横に振った。 男は口を曲げて一瞬だけ考えると、もう一度提案した。]
(26) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
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君は、恐らく遅かれ早かれ、殺されてしまうよ。 誇張でも脅迫でもなく、ね。
その棘が、君の意思を超えて動くとしても彼らには関係がない。
[仲間二人はそこまで人非人ではない……けれど、財団はどうだろう。 男の不死性を確かめる実験のために、残虐非道な実験を幾度と繰り返してきた彼らは。]
(27) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
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『おい、そんなことをしてどうするんだよ』
[悪魔は嗤う。]
『お前より“老い先短い”その子を連れて逃げて、その先はどうする。 財団を敵に回して逃げるのか、それとも……お前がその子を殺すのか。
ハ、ハ!死ねない以外何の特筆すべき点もないお前ごときが!』
(*1) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
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[けれど、もう悪魔が何を言おうが、私は己の意思で動こう。 死ねない身体でこの先地球が滅びてなお生きねばならぬとしても、私に残る極僅かな“人”としての部分が、この子をこのまま殺させたくないのだと。
それは果たして善なのか、私には分からない。 結局私は彼女を苦しめるだけかもしれない。
死ねない以外特筆すべきところがないヒーローの私が彼女を救ってやれるのならば、きっと死ぬほどうれしいのだろう。]
……私は、ハワード。ハワード・マクレラン。
[ヒーローとしての掟を破って、何百年ぶりに名を名乗った。 何百何千年経とうと忘れられなかった、私の人としての部分だ。]*
(28) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
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/* どうしても癖で一人称ロルになりそうだったのを、やっとちゃんと正式に一人称に出来た……。 ゆるゆるアイアンメイデンちゃんを助けようかなと。
(-30) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
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/* 届いてるよおおおおおおおおおおおおおおおい
(-31) ヨキ 2018/01/30(Tue) 21時半頃
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/* 最悪宇宙空間でもハワードは死なないからああぁぁぁああ (ただしダメージは受けるから全身破裂した状態でのお届けになります)
(-32) ヨキ 2018/01/30(Tue) 21時半頃
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/* ( ՞ټ՞)ギャァァァァァァ死ねないんだ私は!!! 続きを書く!!!!
(-34) ヨキ 2018/01/30(Tue) 21時半頃
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[私の名乗りに、少女は少なからず驚いたようだった。藍色の目を見開いて、半開きの口が何事化を呟いたけれど、そんなものはどうでもいい。
使い物にならない手をついて、少女の方へと身体を引きずっていく。]
「……だめよ……」
[少女の拒む声も厭わず、じりじりと距離を縮めていく。 少女が本気で拒むのなら、走って逃げればいい。 だが、彼女は近付く私に震えはすれど、動くことは無い。
もう一歩、少女との距離を縮める。]
(40) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
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[そしてーー私はアイアンメイデンの裸の肩をそっと抱き締めた。
私と触れた箇所に生えた無数の棘が、掌、腕、顔……数多の傷を作っていく。
感覚の危うい指の先が、彼女の髪の一筋に触れていた。
かつて子供にしたように、とはいかずとも、慈しみを込めて私は言った。]
大丈夫。死ぬほど痛くとも、私は死なない。 ……君の、名前は?
[暗に、ヒーローとしてではなく、人として生きよ、と。 少女は見開いた目から、ぽろりと涙の雫を零した。]
「むりよ……ふくもきれないし、きずつけるつもりがなくても、とげがでちゃうんだもの……」
(41) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
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大丈夫、私は、死なない。 傷付いてもすぐに治る。 ……一緒に逃げよう? お互い厄介な力を持っているが、どうにか生きる道を共にみつけようじゃないか。
[深く食い込んだ棘に肉が裂けても、彼女を更にきつく抱き締めようと。
ややあって、少女は血で顔を汚したまま、はっきりと私の目を見て言った。]
「……でめてる。て、わたしはよばれてた。 わたしのちからじゃとげはおさえられないの…… おねがい、いまはやめて。」
[彼女は、私から後退りしながら呟いた。 「こんなはずじゃなかった、こんなつもりじゃ」と。]
(42) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
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「ままがいったの……うまくあなたたちをころしたらほめてあげるって……でも、これじゃだれにもだきしめられたり、あたまをなでたりしてもらえないわ……」
[身体から棘の抜けた私はまた床に突っ伏してしまう。 年相応の子供みたいに泣き始めた少女を慰めるすべを私は持てない。 愛されたくても愛されない、そんな身体になってしまった哀れで愚かな想いは、私が一番知っている。
今まで何度も死ぬような思いをしてきたが、彼女に何もしてやれないのが、死ぬほど苦しくて仕方が無い。
それでも、死ねない私でも、彼女のために何かしてやれるのではないか……そんな希望を捨てられない。 起き上がることも叶わなくなった肉体の檻の中、どうやって仲間に言い訳をして、どう彼女を逃がしてやれるか、遠くに思いを馳せている。]*
(43) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
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ー ××年後 ー
[古びた遊歩道のすのこは、踏み締めるとぎぃと軋む。 なるほど、ちらほらと観光客の姿が見えるが、最近周辺で起きたヒーローと悪の組織との戦いのせいで花の盛の季節の今でも客足は遠のいているようだ。
人ならざる者達の争いになど、人は巻き込まれたくないのだろう。
湿地帯には、人里には咲かぬ花がこんなにも美しく花開いているのに。]
……大丈夫ですか?
[私は数歩遅れて歩いていた連れ合いを振り返った。 金色の美しい髪を輝かせ、流行りの服に身を包んだ姿に思わず振り返る観光客すらいて私はほんの少し誇らしくなった。]
(44) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
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ほら、ヒールなど履いてくるから……。
[すのこの隙間にヒールが食い込んでしまったのだと悪戦苦闘している様子に、苦笑しながら手を伸ばし……]
……ッ、
[ちくり、指先を刺した小さな棘に、ほんの少し顔を顰めた。 連れ合いは藍色の目を見開いて、酷く狼狽したようだったが、そんな時は私はまた笑ってみせるのだ。]
大丈夫。死ぬようなものじゃない。ちっとも痛くないさ。
[生きていれば傷は癒える。 君が傍で笑っていてくれるのなら、もう、私の中の悪魔は嗤わないだろう。]**
(45) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
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/* メイデン「ぎゅーっ」
(-37) ヨキ 2018/01/31(Wed) 01時頃
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/* 寝落ちそうだから挨拶する! この度は突発でしたがお集まりいただきありがとうございました。 多分またムラムラしたら建てるかもしれないし建てないかもしれない。TLで、ハワードの世界観を引き継いだバトルものをやろうと画策しておりますが、お時間とご興味あったら是非。
おやすみなさいませ**
(-38) ヨキ 2018/01/31(Wed) 01時半頃
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