220 ナラティブの木
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 3日目 朝 ―
[昨日は雨音を聞きながらパイプを吹かした後、シアタールームの鑑賞会に少しだけ顔を覗かせてからカフェバーで過ごした。出してもらった酒とつまみの美味さと、建物内に漂うゆったりとした空気に、グラスを傾けるペースが上がってしまった。
早めに就寝すると、朝早い時間に目が覚める。 ランドリースペースは客室から離れているし、洗濯機を回しても誰も起きないだろう。ブランケットを洗っている間にシャワーを浴びる。来た時と同じく糊の効いたワイシャツに腕を通してサスペンダーでブラックデニムを吊ると、髭を整えた。完璧な仕上がりだ。
すっきりとした表情で、屋上テラスに出る。 雨が上がり雲のない空を見上げて深く息を吐く。ここで星見酒がしたかった。また来たい。今度はもう少し長く滞在し、飲酒は控えめに。 ブランケットを干すと、荷物を持って1階へと向かった]
オーナー、トーストとオムレツを食べてからチェックアウトしたい。 それとお借りしていたブランケットをテラスに干してきた。後で取り込んで貰えるだろうか。
(+0) 2017/07/10(Mon) 17時半頃
|
|
[注文したトーストに齧りつく。ざくっという音が小気味良い。小麦とバターの香りが口いっぱいに広がって、素朴で懐かしい味がする。オムレツも味が濃くて力強い。ここで出る料理はどれも好ましい。 昨夜食べたおにぎりの塩加減と握り具合も丁度良かった。
窓の外の日差しが強くなっていく。そろそろ出発の時間だ。
ここに残る宿泊客を見かけると>>2>>9>>21、会釈をしてロビーへ向かう。別れ際に長々と話をするのは、湿っぽくなってしまって得意ではない。颯爽と去りたいものだ]
オーナー、水分を取るようにと伝えておいて欲しい子が……んー……いいや、なんでもないよ。
[心配せずともここには頼りになるしっかりとした人が多くいる。それに彼は子供じゃない。出会った時に付けていた腕時計も戻っていたことだし、きっと大丈夫だ]
あなたのおかげでとても良い休日を過ごせた。ありがとう。
[握手を求め手を差し出す。 オーナーの、この宿泊施設の、ここを選んだ宿泊客の、程よい距離が好きだ。
本棚に、来る道中に読みきってしまった『犬の気持ちがわかる本』を紛れ込ませ、晴れ晴れとした気持ちでブナティラを出る**]
(+1) 2017/07/10(Mon) 17時半頃
|
|
/* あぁー、素敵、なんだこれ素敵過ぎやしないか。村建てさん大変だろうけど、参加してる方はすげー幸せな気持ちになるぅー。
(-10) 2017/07/10(Mon) 20時半頃
|
|
[照りつける日差しを避けるため帽子を被る。 声をかけてきた>>+7のは、バーカウンターで共にウィスキーを空けた詩人の彼。本日、日常へ帰るのは私と彼と花柄シャツとスーツでキメた小洒落た男>>+10だけのようだ。 差し出された名刺を受け取ると、聞いたのある旅行代理店のものだった]
ほう、どうりで。
[旅について思い入れが深いようだったのはこの為だったのか。ぼんやりとあの夜のことを思い浮かべる。静かで穏やかな時間だった]
それでは次はノックス君を指名して旅先を考えようかな。
[ブナティラに一人で再訪するのとは別に、助手達を連れたペット連れ可の近場の旅を。 貰った名刺をノートのポケットに大切にしまって、名刺を取り出すか一瞬考えてやめた。旅のプランナーを頼めばまた出会えるのだから、別れの前のややこしい行動は慎む]
あぁ、そうそう、なにぶん今回の旅行はプライベートで来ていて名刺を切らせていてね。
……私は、オズワルド。
[外国人ですという自信満々な顔で、二人に向かって名乗った。
本当は、顔が濃いだけの純日本人である]
(+21) 2017/07/11(Tue) 17時頃
|
|
[貰ったレモン味の炭酸水>>+14で喉を潤している間にバスがやってくる]
ありがとう。
[感謝の言葉を誰に向けるわけでもなく、バスのエンジン音に掻き消されるくらい小さく漏らしてから乗り込む。
乗ってすぐに、ノックスのポケットから真鍮製のキーチャームが落ちた>>+8。 チャームだけ返し忘れるということは考え難い。持って帰ってきたのだろう。それだけ彼にとっては意味のある滞在だったのだ。 それを自然に拾って相手の耳に掛けるような姿>>+13を、まるで映画の一場面を観ている観客のような気分で黙って見守る。 思い出、複雑な表情――若いということは素晴らしいものだ。
目を細めて窓の外を眺める。晴天の空、遠くで雲が流れている。
バスから降りると空港の入口で二人とは別れる。軽く手を上げて、縁があればまたと笑顔で立ち去った。 土産物を選び終えた後、珈琲を飲んで一息ついてからのフライトで、いよいよ我が家へと帰るのだ**]
(+22) 2017/07/11(Tue) 17時頃
|
|
/* 家に!帰る!ぞー!
(-31) 2017/07/11(Tue) 17時頃
|
|
/* はぁ〜、ロビンくん可愛いねぇ〜。
(-32) 2017/07/11(Tue) 17時頃
|
|
― 小津探偵事務所 兼 我が家 ―
ただいま、助手達よ。
[玄関を開けると鞄を置いて、玄関先で待っていた芝犬のワトソンを撫でる。 遅れて続いた小津のおじさんおかえりという双子の声には盛大に顔を顰めた]
おじさんではなくオズワルド先生と呼びなさい。
[それよりも助手と一括りに呼ばないで下さいと左右から返されて、だったら事務所を遊び場にするんじゃないと応酬する。 空港で買ったまんじゅうを出せば大ブーイングをくらった。最近の高校生の好みなんぞ知るものか。試食して一番美味いものを選んだというのに、まったくこの子達は。 姉の子じゃなければもう少し厳しく接するのだが、どうにも強く出れない。ちゃんと敬語を使ってくれるし、気が向けば探偵業の手伝いもしてくれる。今回の旅だってたまにはワトソンを置いて息抜きをと、調べて手配までしてくれた。まだ高校生なのによく出来た甥と姪なのだ。
だが、しかし――]
くっ……資料を片付けておいてくれと言ったはずだが。食器も洗っていないし、ピザを食べ終えたゴミもまとめてない。 なによりも、ワトソンのおやつは1日1個までだ。
(+28) 2017/07/11(Tue) 23時頃
|
|
[おやつの数を偽装するために箱が底上げされているのを見抜く。髭を撫でる手が震えてきた。 子供相手に怒鳴るまいと大きく深呼吸をしてから小さく声を漏らす]
今日は帰ってくれないか。
[双子は顔を見合わせてから、今日はゆっくりして下さい、ソファで寝ないで下さいねと言い残して、素直にまんじゅうの箱を持って玄関へと向かう。 そういう物分りの良い、しおらしい態度を取られると非常に困る]
あー……、その、宿は、とてもよかった。
[笑顔で御礼に送ってくれますよねと強請られると、完全にこちらの敗北だ。移動で疲れた体に鞭打って車の鍵を手に取る。 ワトソンを助手席に乗せ、近くの洋食店のテラスで夕食をとって姉の家へ送り届ける。食事中に、旅の思い出話を多く語った――]
(+29) 2017/07/11(Tue) 23時頃
|
|
[再び家に辿り着けば、ソファに深く座ってパイプを吹かす。 足元にワトソンが寄ってきて座った。 煙がかからないように天井に向かって吐き出すと、非日常的なあの場所で過ごした三日間を思い出させる甘い香りが部屋の中に漂う。 優しく頭から背中にかけて撫でてやりながら話しかける]
さっきも話をしたが、君に似た妖精に会ったよ。あの子みたいな真面目そうな助手がいてくれると助かるんだけどね。
[なんてことのないぼやきに、答えるようにワトソンは手の平に鼻先を擦り付けてくれる]
あぁ、明日からまた頑張ろう。
[片付けと洗濯と、依頼と原稿と、それから散歩、やるべきタスクは少なくはない]
(+30) 2017/07/11(Tue) 23時頃
|
|
[うとうとと微睡み始めるとワトソンが吠える]
全く、私の助手達は皆厳しい。
[パイプを片付けて立ち上がる。洗濯機を予約してパジャマに着替え、自室に入る前にはすでに優秀な助手はリビングの犬用ベッドで丸くなっていた]
おやすみ、ワトソン。
[我が家、特に自室はいい。旅から帰ると特にそう思える。
目を閉じるとすぐに夢の中へ**]
(+31) 2017/07/11(Tue) 23時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る