205 【突発RP】こたつでみかんを食べる村
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――クリスの部屋――
[古びた旅館の一室は閉ざされている。 ひとつの布団の中にふたりきりの、それは小さな世界だった。
遠く、除夜の鐘が響いている。 鼓膜を振るわせる深い音、 ゆるりと瞼を上げる。 クリス>>2:154はもう寝息をたてているだろうか、それを確認したなら、そろりと布団から片腕を出した。]
貴女は、ほんとうに。
…………――――ばかな子、ね。
[唇を歪ませ、震える声で吐く。 本当に、本当に。 自分に、あんなに沢山の言葉を、温もりをくれるなんて。]
(32) 2017/01/01(Sun) 15時頃
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やっぱり、眩しいなって。 クリスマスと気づいてから思ったのよ。
[真冬の歩道橋、凍える指先でスマホを握りしめたあの日、 画面越しに感じた煌めきは、今此処に在った。
手を伸ばす。 シーツに流れる金糸を辿り、後頭部を抱き込むようにして、起こさぬように密やかに撫でた。 向かい合う距離はより近くなる。 赤い花の咲く場所に、彼女の吐息を感じる。]
ねぇ、聞いて?
[クリスは眠っているだろうけれど。 夜の空気に想いを溶かす。 彼女が告げてくれたときはただ見つめるしか出来なかったから、またちゃんとお返事する予行練習として。]
(33) 2017/01/01(Sun) 15時頃
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さみしかった、つらかった。 そうなのでしょうね。
私は、いつも何かを願っていた。それは、やっぱり。 誰かに愛されたい、だったのだと思う。
[求めすぎて空回り。 子供のように縋りたくて、でも、出来なかった。 ”大人の私”には許せなかった。]
綺麗事だって、クリスならいい。 私の今を受け止めようとしてくれて、まだ澄むことができるんだって言ってくれて、嬉しかった。
貴女みたいな青に、なれるかなぁ。
[クリスの言葉は鮮やかに刻まれている。 ひとつ、ひとつ、確かに。]
(34) 2017/01/01(Sun) 15時半頃
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[除夜の鐘が、もう鳴り終えようとしている。 未だ眠りに落ちることなく、クリスを見つめ続けていた。
夢じゃないと分かっていても。 覚めぬと自らに言い聞かせても。]
知ってる?
クリスはもう、何度も、私を笑わせてくれてるんだよ。
[シーツが雨を受け止め、濡れてゆく。 今はもう止める努力も放棄して。
くしゃりと、不器用な微笑みで、貴女の名前を呼んだ。]
(35) 2017/01/01(Sun) 15時半頃
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私も、そばにいたい。
…………、
[続きは、掠れ、音にはまだならなかった。]
(36) 2017/01/01(Sun) 15時半頃
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――元日の朝――
[空の端が、徐々に橙色に染まる頃。 まるで今目覚めたというように、そっと身を起こす。]
おはよう、クリス。
[目を細め、柔らかな声で。]
初日の出、見る? それともお布団の中でノンビリがいいかしら。
[肩に旅館の浴衣を羽織り、横たわるクリスを見下ろして。 ふわりと表情を綻ばせた。**]
(37) 2017/01/01(Sun) 15時半頃
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……ふふ。美味しいお雑煮、食べたいわね。
[食い気を隠さないクリスに、思わず吹き出してしまう。 そういうところが好ましいと思う。
シャワーを浴び、浴衣に羽織りを着込む。 ふと心配になったのは、クリスの浴衣から覗く鎖骨の辺りなのだけれど。 自分は浴衣のことをすっかり失念していたのだ。 ストールを差し出したほうが良いだろうか?]
相変わらずね、皆起きそうだわ。
[絶好調に軋む廊下は新年も勿論変わらない。 自然に並んで歩く。 近い距離、時折指先同士が掠めれば、そっと目を伏せて。 不思議な心地が身体を包んでいた。
炬燵部屋といえば、食べないままだった蜜柑とどら焼きがあるはず。 クリスの後方から中の様子を伺おうか。*]
(40) 2017/01/01(Sun) 18時頃
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[炬燵部屋の前で、初対面の男性>>43と出会う。 クリスの言葉に彼がどら焼きのひと、氏村と知ったなら]
明けましておめでとう。
初めましてね。 昨日どら焼きをいただいたわ、ありがとう。
[味わうのは今からだけれども。 氏村に自己紹介をし、 クリス>>45の隣を誘う仕草に頷いて、隣に腰を下ろす。]
いただきます。
[自分のどら焼きは抹茶だった。]
(66) 2017/01/01(Sun) 21時半頃
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[耳に届いた台詞>>46に、はっと視線をそちらへ。]
…なんのことかしら?
[声の主はフカザワだった。 口の端を上げ、問いかけ返す。 大人の対応にかかった一拍の間に気付かれてしまうだろうか。
クリスと氏村の旅の話を耳に挟みつつ、 のんびりと、どら焼きを口に運ぶ。 ふんわりとした生地に抹茶餡がよく合っていた。]
美味しいわ。
[ふと、視線を感じた気がした。>>51 彼との関わりを何も知らず、軽く片眉を上げ首を傾げた。 無意識に胸元に片方の掌を当てる。 大丈夫、見えている訳ではないはず。]
(69) 2017/01/01(Sun) 22時頃
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[と、そこへ女将さんの大声量>>54が通り抜ける。 ふいに給食のおばちゃん、という単語が思い浮かぶ。 思わずくすりと笑った。]
さて、お食事に行きましょうか?
[クリスに問いかける。 気付けば氏村が、 そして今度はフカザワ>>71も部屋を出て行った。
どら焼きはちょうど最後の一口。 ごちそうさまでした。]
(75) 2017/01/01(Sun) 22時頃
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ま、確かに、炬燵は出たくなくなるわね。
[こればかりは同意である。 手を綺麗に拭ってから、 隣の彼女の顔をそっと覗き込んだ。]
お城ももちろん素敵なのだろうけれど、 ……椿、見に行きたいな。
[悪戯っぽい笑みに込めた想いは伝わるだろうか。 曖昧なままでこんなことを言うなんて、 狡いと責められても仕方ないけれど。
炬燵の布団に隠れた手を、きゅっと握って、微笑んだ。**]
(79) 2017/01/01(Sun) 22時半頃
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っ、もう、
[不意打ちの甘いキス>>78に、かぁっと赤くなる。 もうどちらが年上なんだか。
クリスのほうが一枚上手。 でも悔しいより、擽ったくて、嬉しい。**]
(80) 2017/01/01(Sun) 22時半頃
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[黒豆、伊達巻、紅白蒲鉾。 楽しげな会話を耳にし、おせち料理に舌鼓をうっていた。 素朴な味わいの煮物が好きだった。 昔、優しい祖母が作ってくれた煮物を思い出す。]
若い子は、かわいいが好きよね。
[くすり、笑う。]
でもラルフくん、可愛いわ。
[こっそり後ろから画面を覗き込んでみたのだった。 ひとりではない食事は、賑やかで、忙しなくて、落ち着けないけれど、ふわり温かな空気に包まれていた。
女将さんに感謝しなくちゃね。]
(122) 2017/01/02(Mon) 12時頃
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ご馳走様でした。
[そうしてクリスの囁きに横顔を寄せる。]
……でーと。
聞いて嬉しいワガママは、大歓迎なのよ。 実は私から言おうかなって思ってた。
お話したいことも、あるの。
場所は、クリスに任せちゃってもいい?
[くすぐったげに。 そして、真剣な瞳で一瞬、青い瞳を見つめた。**]
(123) 2017/01/02(Mon) 12時頃
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――旅館前――
待たせちゃったわね、クリス。
[外で自分を待つ後ろ姿は、何故かひどく小さく見えた。 ふわり、後ろからマフラーを首にかけてあげよう。 お気に入りのカシミアのマフラーだった。]
さ、行きましょう。 この辺りを当てもなく歩くのも、楽しそうね。 全く知らない場所だから。
……、
[ここを訪れた時の服装を身に纏った。 チェスターコートを翻し、カツリと踵を鳴らし、クリスの隣に並び立つと、無言で手を差し出す。 旅の恥はかき捨て、なんかじゃない。 女同士ならどうせ友人同士と思ってもらえるし、でもない。
ただ触れあいたいから、手を差し出した。]
(129) 2017/01/02(Mon) 19時頃
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[旅館を出て、ゆっくりと歩く。 冬の澄んだ空気は刺すように冷たく、肌を刺すようで。 はぁと息を吐けば、白く曇った。 繋がった手が、あたたかい。]
あ、駅だわ。 私はあそこから来たんだけど、クリスはどうだった?
貴女は無人駅とか見たことあったかしら。 私は懐かしいな。 生まれ故郷、とても、田舎なの。
[私たちは、お互い知らない時間を生きてきた。 それは少し寂しくて、でも。
手を引く。 遠い昔からここにあるだろう駅舎へと。 所々欠けたコンクリートの階段を3段登り、改札機も駅員室もない入り口を通り抜ければ、ただホームが広がっている。 勿論、線路は一本きり。 ただひたすらに、真っ直ぐ伸びている。]
(130) 2017/01/02(Mon) 19時頃
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/*
今新幹線で帰省の帰りなのですが。
iPhoneの充電が残り2パーセント……
(-35) 2017/01/02(Mon) 19時頃
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充電池はあるのですけど、充電池の充電をしてくるのをわすれてしまって、どれくらい持ってくれるか不安です><
(-36) 2017/01/02(Mon) 19時頃
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[時々、周りの人は言う。 お前はまともな恋愛から逸れてしまうタイプだな、と。 憐れむように、面白がるように。 時折本当に心配するように。
フカザワ>>51は、よく自分を見ていたのだろう。 今は知ることはないけれど。
何も言い返したことはなかった。 ただ、曖昧に笑った。 そして家にひとりになってから、膝を抱えるだけ。
愛を求めなければいられない。 誰かを愛したい。
でもそれは同時に、ひどく恐ろしいことでもあった。 だから向き合うことから逃げていた。]
(132) 2017/01/02(Mon) 19時半頃
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[恋人繋ぎ。 遠い昔はしゃいでしたそれは、最近した記憶はないもので。 無邪気に求めるクリス>>131が眩しい。 相手が自分なところが、胸を痛くするのだけれど。
そっと彼女の横顔を見つめた。
遥か彼方へと続く線路の先は、霞んで見えない。 ただそれに重なるクリスは鮮明だった。]
クリス。
[風に、金糸が舞う。 前髪から覗く瞳はどこまでも青い。 自分を映してなお、美しい。
ねぇ、私がそばにいても、濁らないでいてくれる?
いえ、きっと、あなたならば。 受け入れて、そして、――]
(135) 2017/01/02(Mon) 19時半頃
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私は、あなたを、愛したい。
[初めての告白だった。]
(136) 2017/01/02(Mon) 19時半頃
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いいえ、今でも好きなの。 でも。もっともっと、たくさん、触れ合って。 たくさん、話して。
笑い合って。
今の大好きを育てて行きたい。 貴女と、一緒に。
[ベンチに並び、白い息とともに伝える言葉。 貴女に届くだろうか。
ふいに俯く。 その顔はきっと瞬く間に朱に染まる。 今までは大人ぶれたのに。]
(137) 2017/01/02(Mon) 19時半頃
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……ダメだわ。 クリスは私をお姉さんにはしてくれないのよね。
[でも。]
恋人だったら、いっか。
[その声は駅に、出発地に、響く。
大丈夫。 もう、恐れない。
向けた笑みは、どんな風に青に映るのだろう。*]
(138) 2017/01/02(Mon) 19時半頃
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/*
あの。クリスさんのイメソンがどストライクすぎて困る。 元々坂本真綾さんの曲は好きなのです。 青い瞳は聞いたことがなくて初視聴したのですけれど。
なにこれ素敵!!
リピート止まらないです。 歌詞が、心に来るなぁ。
(-39) 2017/01/02(Mon) 19時半頃
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/*
実はアマルテアのイメソンは此処で決まりました。 青い瞳を聞いての、返事みたい雰囲気もあって。
でもメモに貼ると……、 私は坂本真綾好きなの結構皆さん知ってそうですし……。 もう少ししてから出そうかな。
(-40) 2017/01/02(Mon) 20時頃
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/*
年越しと新年、幸せな恋愛ができて、中の私も幸せです。
(-41) 2017/01/02(Mon) 20時頃
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/*
不定期と言いつつ覗く。
ああ、クリスさん、可愛らしい……!
(-42) 2017/01/02(Mon) 20時頃
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/*
隣の人が居なくなったのでコンセントを奪取。 次の駅までにどれくらい充電できるか……。
居るのに表に出て行けない悲しみ。
(-44) 2017/01/02(Mon) 20時頃
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[夕暮れから、夜へ。 空は青から金混じりの橙、そして藍色に変わってゆく。 相変わらず電車の訪れない駅は、ただただ静かに存在し、自分たちを見守ってくれるようだった。
寒いのにあたたかい。 ベンチで、抱きしめ合った。]
きれいね。
[月と金星。 どちらが貴女に相応しいだろうと、思わず考える。 空を仰ぎ、しかしすぐにクリスを見詰める。 彼女の瞳越しに空を映す。
泣かないで。 顔を寄せ、涙で濡れた目尻に、静かに口付けを贈ろう。 彼女の青い瞳に、誓う。
愛することを。**]
(145) 2017/01/02(Mon) 20時頃
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[奇跡のような時間だった。 一生の中で、永遠に自分の中に残るだろうと信じている。
キラキラと瞬く、一欠片。]
ただいま戻りました。
[旅館に戻ってきて。 ともに挨拶をした。 繋いでいた手は、小さく微笑んでから、離したか。 温泉の誘いには頷くと、じゃあ準備をしてくるから脱衣室で待ち合わせね、と別れただろう。
まさか。 それ故に起こる事件があるとは……。]
(176) 2017/01/02(Mon) 23時半頃
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