166 悪魔の揺りかご
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/* ほら、やっぱり吸血わんこ化させると思ってた!! きたー、きたよーよー!('∀'*)(わくわくそわそわ)
(-2) 2015/08/05(Wed) 00時半頃
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― 城内:客室 ―
[ノストの後をついて行けば、再び城に入り、辿り着いたのはとある一室>>1。 怪我の事の話になれば、改めて自分の身体を見る。 所々痣や切り傷が有り、血が滲んでいるのが見える。 勿論、傷の痛みは今もあり、額が先程からズキズキと痛覚を伝えているが。 慣れというものは怖いもので、割と平然と振舞えたりする。]
傷は大丈夫だ、舐めときゃその内治る。
[影に包帯を持って来て貰う提案は、一応断りつつ。 吸血鬼は再び手をナイフで傷付け、赤い血を流す。 それを見て唾液を飲み込み喉を鳴らせば、手を差し出し、腰を下ろした。 犬は王の前に躊躇い無く跪き、垂れる手を取り尻尾を激しく振る。 ちらり、と見上げた後、貪る様に滴り落ちる血を滑る舌で舐め取って。]
はっ、…ふぅ、ぅ。
[再び感じる濃厚な魔力と、血の甘さ。 脳内すら蕩けさせる様な味に、舌は溢れる血を求め傷を舐める。吐息を吹きかけながら、血を舐める事に夢中になり、ノストの提案に気付くのが遅れた>>5。]
(14) 2015/08/05(Wed) 01時半頃
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――――――……は?
(15) 2015/08/05(Wed) 01時半頃
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[恍惚から引き戻されたのは、吸血鬼にならないか、という言葉。 学が足りない犬でも吸血鬼になる方法は知ってる。 人間が吸血鬼に血を吸われ、吸血鬼が血を与える事により生まれる存在であって、吸血鬼が悪魔を吸血鬼化させるなんて知らなかった。 自分が知ってる常識を、目の前にいる吸血鬼が覆して来ようとしてる事に、犬は間抜けな顔を晒してしまう。]
なれるのかよ、悪魔が吸血鬼に。
[吸血鬼が吸血鬼としての成り立ち、即ち『概念』を説明されるのだが、犬にとって難しい話で、頭の中にいっぱいハテナマークを浮かべてる。 首を捻って考えてみるが、答えは未だに理解は出来ず。 そうしている間に傷口が閉じられてしまうのだが、それに気付く事は無く、続く説明を聞いていて。]
俺の元の能力……。
[先ずは鼻の良さ、普通の匂いもそうだが、魔力の匂いをも嗅ぎ分ける事が出来る。多少距離はあっても存在を知る事は可能。 この犬が持っている能力はこれだけでは無かった。]
(16) 2015/08/05(Wed) 01時半頃
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俺の親父の事を知ってるなら分かると思うが、俺の一族は魂をも食べる事が出来る。 肉体にある魔力だけじゃなく、魂に宿ってる魔力すらも食べれる。
[この場に漂う死霊も人魂も無く、食べる機会が無く、食べる事は無かった故、誰にも話した事は無かったのだが。尤も、父は冥界から逃げ出す魂を喰らうだけだったし、自分は魂を喰らえだのはほんの数回程度しか無い。]
早々美味い事は無い、って事か。 もし耐えられなかったら、どうなるんだ?
[そんな疑問をノストにぶつけながら。 脅威の回復力と、軒並み外れた怪力を手に入れられる。 此れ程自分に似合う様な力が手に入れられるのか、されど上手く馴染まなかったら? 考えが迷いを、躊躇いを生じさせるのだが、脳裏に浮かぶのはグロリアの言葉>>1:347。 背中を押す彼女の言葉は、自分に決断を下す力をくれた。]
よし、吸血鬼になってやらぁ。 強くなれるなら、俺は歓迎するぞ。 しんどいのに耐えればいいんだろう?
[そんな問い掛けをすれば、大きく大きく息を吐いてから。 襟を引き、吸血鬼の眼前に首筋を曝け出す。その首筋には、父と決別した際に付いた傷痕が残されていた**]
(17) 2015/08/05(Wed) 01時半頃
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[己の能力を話した時、否が応でも父の顔を思い出し、複雑な想いを抱くのだが、顔には出さず。 さり気ない質問をし返ってきた答えは、発狂して死ぬ、と>>20。 不死者なのに死ぬとは何とも言えない皮肉だが、先の見えぬ苦難に不安を抱いていたら、肩を叩かれた。 此方を期待してる言葉に、犬は三白眼を大きく開き、尻尾をゆさりゆさりと振る。 決意を胸にし、首筋を晒せば――笑われてしまった!!>>21]
――っ、おいっ! 今契約するんじゃなかったのか!? くっそ、俺はそうだと思ったぞ。
[顔が熱くて、荒っぽく頭を掻いてから、ふい、とそっぽを向けば、襟を直された。 ノストの視線が此方の首筋を見、尋ねてきたのは父親の話。 瞬時に顔色が変わって、眉間に皺を寄せはするが、牙を剥ける事は無かった。 三白眼を伏せつつ、大きく吐息を吐いたら、床に座り込み胡座を掻く。]
――……俺は父親が、大っ嫌いだ。
[真剣に見つめる吸血鬼に語るのは父親に対しての想い。 ぐっと握り拳を作り、語るのは己の出自、過去。]
(32) 2015/08/05(Wed) 18時半頃
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前にも言った様に、俺は妾腹の子だ。 お袋は、弱い魔犬で、間に生まれた俺も一族の中で落ちこぼれてた。
[腹違いの兄弟、父の本妻、そして父。全員が母や自分より遥かに強い力を持ち、凌駕していた。 そして、兄弟や本妻はこぞって弱者な親子を虐げ、嬲り、無様に這いつくばる様子を嘲笑してる様子を思い出し、ぐるっと喉を鳴らす。]
本妻や兄弟は、俺ら親子が気に入らねえのか玩具かしか見てなかったんだろうな。 暴力なんて当たり前、飯抜き水抜きもザラ。 玉ねぎを無理矢理食べさせられて死に掛けた事もあった。
[犬にとって毒でしかない玉ねぎを食べさせられて、生死の境を彷徨った記憶も蘇った。 よく自分は生き残れたな、と思いながらも、胸の中で渦巻く憤怒を隠し、目をギラギラさせたが、ふぅと息を吐き冷静を取り戻す。]
それでもお袋は、俺を育てる為に何度も何度も媚びて諂っていたさ。 そのおかげで無事に育つ事は、出来た。 本当は、そんな事をされたく無かったがな。
[ここまで話しても、父親の話は出ず。 どうやって話して良いのか、迷いが生じ天井を仰ぎ、ゆっくりと尻尾を振った。]
(33) 2015/08/05(Wed) 18時半頃
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[どこまでも冷たく見下ろすばかりの父親の姿が目に浮かぶ。 母を守る事も、自分を助ける事もしなかった父。 そんな父親は、たった一度だけ魂を分け与えてくれた事を思い出したが、掻き消す様に頭を振る。]
親父は一度たりとも俺達親子を助けようともしなかった。 偉そうに踏ん反り返っているだけで何もしない。 そんな親父の鼻っ柱を折りたくて何度も何度も楯突いたが。 ……後は、どうなったのか分かるだろう?
[自嘲めいた笑いを浮かべ、ふっと吐息を漏らし視線は床へと吸い込まれた。]
身内に馬鹿にされても、親父に叩きのめされても、俺は何度も親父に刃向かったが、結果は散々。 とうとう呆れたのか、俺を追い出した訳。 後は当ても無く彷徨いながら、弱い奴を食ったり、強い奴にのめされたりしながら生きて来たんだ。 んで、此処の噂を聞いて来た、そういう事。
[伏せていた視線を上げ、ノストを見つめれば、話は此処までだ、と無言で伝えた*]
(34) 2015/08/05(Wed) 18時半頃
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― 小さな小さな仔犬の話 ―
[母が父に何かを言い、お願いしていたのを見てた。 まだまだ幼い仔犬は無邪気に、小さな牙を立てながら骨を齧っていたら父は近くまで歩み寄り。 父親は何かぼんやりと光る何かを手の上浮かべていたのを見つければ、短い尻尾をぶんぶんと振る。 まだ何も知らない幼子だが、本能は『食べられる物』だと教えてくれたのだ。]
ちょーだい!
[骨を放り投げ父の脚に縋り付き、はっはっと息を荒げながら見上げてたら。 静かに落とす様に、光る何かを幼子に渡せば、仔犬は抱き抱える様に受け取った。 父の足元に座り込んだら、小さな牙を立て懸命に齧り付く。 そんな仔犬の名前を呼ぶ父。齧るのを止めて見上げれば。]
『――――、―――――――――――。』
[何かを伝える父。その言葉の意味が分からず、目をぱちくりさせながら見上げるが。 目の前にある馳走が、気になって気になって仕方無い。 仔犬は、父の言葉を理解する事無く、ひたすら光る何かを貪っていた*]
(35) 2015/08/05(Wed) 20時頃
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/* ごーろごーろごーろごーろごーろごーろ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
(-20) 2015/08/05(Wed) 20時頃
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[母を評価され、三白眼が大きく開き、驚きの表情を見せた犬>>36。 弱肉強食の世界でもあり、弱者が当然の様に虐げられ、理解される事など無かったのに。]
……そうだな。 俺は、お袋のお陰で生きてこれた。 だから、お袋を守ってあげたかったが、それは出来なかったんだ。
[自分の為に懸命に闘う母を守りたかったのに、それが出来ない惨めさ。悔しさ。 弱い母を守ろうと無様に足掻く姿を見て悲しむ母を見るのが心痛かった。だから力を欲した。それが力を欲した真の理由。
母を理解し、敬意を表する吸血鬼は媚びる事を嫌う理由を話す。 それは王になって、乞食の様に媚び諂う弱者を見てきた辟易の様に思えて。 弱者である自分には分からない世界の話なのだが。]
ずっと、そんなのを見て来たのか? たった一人で、……ずっと。
[100年も満たずに生きて来た犬には分からない想いだが、こいつは孤独だったのではないのだろうか、とぼんやり思い口にしながら。 力無い人間だった者に力ある悪魔が媚びる皮肉さを感じさせる事を言う吸血鬼の王を笑う事は無い。 ただ真剣に、真っ直ぐと彼の顔を見遣り、語られる昔話に耳を傾けて。]
(42) 2015/08/05(Wed) 22時頃
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[吸血鬼の王は、生まれながら孤独だった>>38。 異質だ、という理由で虐げられ、服従させられた事を聞けば、何処かしら自分と重なった。 妾腹の子、と一族の中で異質だった自分は、ぼんやりと理解出来るのだが。 自分には母が居た、味方が居て孤独では無かった。 己は恵まれていたのだ、と思えば、同情の感情を抱く事すら憚れる。
ノストが人間から吸血鬼に生まれ変わっても、抗う事が出来ず、運命に翻弄されてた事に、沸々とした感情が湧き上がってくる。 言葉を発する事は無かったのだが、ぎりと奥歯を噛みしめ、拳を震わせながら、一人激情に耐えていた。
光を受け、滅びそうなのきっかけに、ノストが血反吐を吐く様な思いをし、力を身に付けた事を知り、乞食を嫌う理由を理解出来き。 とある上級悪魔に師事を受けた、と聞けば、廊下で会ったガーディの事なのか、と推測する。]
だから、ガーディには、頭が上がらなかったんだな。うん、納得。
[先程から湧く怒りを誤魔化す様に、わざと軽口を言いながら、最後の下剋上の話を耳にした。 彼から語られるのは、高揚では無く、何処かしら達観めいた様な、空しさの様な物を感じ取って。]
(43) 2015/08/05(Wed) 22時頃
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……。 強くなって、どうしたかったんだ? 現に強くなってみて、見えてきた物はなんだったんだ?
[グロリアに問われたものと同じ問いをノストにぶつけてみた>>1:308。 それは、彼に問いながらも、自分もその答えを探し出そうと。 今までは、何も考えずに、ひたすら強くなる事ばかり考えていた。 寧ろ、自分は強くなれれば良い訳だし、考える必要は無かったと思ってたが。
実際強者となった者と出会い、話してみて、強くなった先の事が気になる、興味がある。 彼らが持つ答えは、決して自分が持たない物だから、知りたい欲求が生まれた。 身を乗り出して、質問の答えを聞き漏らさぬ様、真剣に聞こうと。]
(44) 2015/08/05(Wed) 22時頃
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/* なんか方向性が違う様な気がして一人震えてる、色々ごめんなさい_:(´ཀ`」 ∠):_
(-24) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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/* お前、何か違うだろ!というお声が有りそうで申し訳無い気持ちがいっぱいで_:(´ཀ`」 ∠):_
(-25) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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[200年とか1000年とか、明らかに自分の年より倍以上の年をサラッと言ってるのだから、スケールは全然違う訳で>>46。]
俺の年齢より長いじゃねぇか、くそっ。
[けっ、としながらも、内心はすげぇな、と思いながら。 強くなりたかった理由を語られるのは太陽の下に出る事>>47。 照れ臭そうに笑う彼が紡ぐのは、己にとって大きな夢の様に見える。]
すげぇ……弱点を克服しようとしてたのか。 出来なくなった事を出来る様にするのって、並大抵な事じゃねぇよ。
[父親や身内を見返す、という思惑もある自分にとっては、ストイックな理由を聞いて、自分とは明らかに違うレベルがある悪魔だ、と思い、目をキラキラと輝かせた。 うわー、コイツはすげぇや、と思えば。 表情が一気に消え失せた様子に>>48、犬は呆気に取られるしかなくて。]
(54) 2015/08/06(Thu) 00時半頃
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[目の前にいる吸血鬼は、夢の為に邁進した。 夢が叶うと信じ、女王を斃し、吸血鬼社会を牛耳じて強大な魔力を手に入れれば太陽の下を歩けると思ってた。でも、現実は彼を裏切ったらしい。
夢破れ、義務を果たしながらも、己を揶揄する吸血鬼は、疲れと諦めを見せながら、同じ道を歩まないで欲しい、と諭していた。 そんな彼を見て、眉間に皺を寄せながら、ぼりぼりと頭を掻いた。そして、無い頭をフル稼働させて。]
その女王様の魔力を手に入れてもダメだった訳なんだよな。 つまり、魔力を手に入れる方法以外のやり方で太陽の下を歩ける方法が有るかも知れない事じゃねぇか?
[じゃあ、具体的にどんな方法か、と言われたら犬は分かる訳も無く、わしゃわしゃと両手で頭を掻くだけしか出来ないが。]
(55) 2015/08/06(Thu) 00時半頃
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女王様は実際太陽の下を歩けた訳で、方法はあったって事だよな。 その方法は俺も全然分からねぇけどよ。 十字架とかニンニクは、気合いで克服出来て、日光はダメかも知れないけど……うーん。
……あぁ、もう分からねえなっ!!
[無い頭を使って考えたのか、オーバーヒートしそうになり、ごろん、と身を投げてしまう。 それでも、考える事を諦めないで、あーうーなど言いながら52(0..100)x1回程尻尾で床を軽く叩く**]
(56) 2015/08/06(Thu) 00時半頃
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[寝転んだ所は、黄金の月明かりが降り注ぐ場所。 犬はだらしなく身を投げ寝転んで、尻尾を52回程振っていたら、吸血鬼は呆気に取られてたらしく>>67。 そんな彼から告げたのは、種族の違い故に克服出来なかった、という事。]
……そうか。 でも悔しいなぁ、すっげぇ悔しい。
[何だか頭がぼーっとし始め、身体が熱く、そして鉛の様にだる重くなってきた。 ただでさえ考えが纏まらないのに、余計思考の邪魔をしてくるが、懸命に言葉を纏めていく。]
別に、俺が吸血鬼化した時の事じゃねぇよ。 太陽の下を、歩いてる……あんたのさ。 顔が、…見てみてぇ、なって……。
[重苦しい身体を鞭打ちながら、身体をおこし胡座を掻いた状態にし、紅潮し始めた顔を伏せながらも、にぃと笑っていた。]
だから、…それを、諦めるのは…惜しいな。
[発熱の所為で上手く思考も言葉も纏まら無いのだが、素直に思った事を口にし。 ベッドに腰を下ろしてる吸血鬼を見上げ、屈託も無い笑顔を見せていた**]
(71) 2015/08/06(Thu) 15時半頃
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/* 息子が突如部屋の前に立ったと思いきや。 「俺は地獄の番犬ケルベロスだ!」とか言い始めた件。 どうしてこうなった!!()
(-55) 2015/08/06(Thu) 18時頃
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/* んんっ、そろそろヤニクと呼びたいお年頃⊂⌒~⊃。Д。)⊃
(-56) 2015/08/06(Thu) 19時頃
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/* 途端にログが止まると不安になるんだよなぁ(´・ェ・`)
(-61) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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……ん。
[如何して気に掛けるのか、と問われた>>74。 問いに反応し、短い声を発するものの、答えを導き出すのは、少しのラグが生じた。 熱の影響でぼーっとする頭で理屈を探すが、答えが分からず。]
俺の、師匠……だから、か?
[犬は犬なりにではあるものの、眼前に居る吸血鬼を師匠と認め始めてる事を態に示して。 この答えに、ノストは一体何を感じたのか。それを犬は察する余裕は無く。 ノストが指摘した問題に、改めて気付けば、頭を撫でられる。 誰かに撫でられるなんて、何時ぐらい振りなのだろうか、記憶を探っても出ては来ず、大人しく撫でられた。]
そうか……、俺も強くならなきゃ、だな。 ――……俺、頑張る。
[どうやらこの城から出立する旨を聞き、月中りの事をも聞きながら、血を飲むか、と問われたら、こくりと一回頷いて手を伸ばした。 月酔いによって火照り、常より熱い手は自分よりひんやりとした手を掴んで。]
(75) 2015/08/06(Thu) 21時頃
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……あのさ。
[普段より緩慢な動きをしながら、舐めやすい様にノストの傍らに寄れば、彼を見上げた。]
本当の名前、呼んで良いのか……? ノストは、ノスフェラトゥで本当の名前じゃねぇ、んだろ? ガーディから、本当の名前聞いてたけど。 呼んで良いのか、分からなくて、な。
[まだまだ未熟な弟子の立場で、師匠の真名を言って良いのか分からない。 ガーディから真名を聞いていたが、本人が望んでいないので此方からは言わなかったけど。 この際だから、彼に尋ねて確かめてみた。 もし彼が断れば、それはそれで構わない、と思いながら*]
(76) 2015/08/06(Thu) 21時頃
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[センセイ直伝の修行方法、と言われても、犬はその全貌が見えず首を傾げるだけ>>85。 今は月の影響で頭がハッキリしないのだが、例えそれが無くても、察する事は難しいだろう。]
ん、どんな修行か分からないけど、頑張る。
[それだけ伝えれば、何やら腹黒いと言うか何か企んでいる様な笑みに見えるが、その真意を探る事は出来ずにいる。 それを知ってか知らずか、噛んでも良いと許可を下して貰いながら名前の事を告げた>>86。 改めて真名を教えて貰えて、呼ぶ事に許可を得れば尻尾を激しく振った。]
此方こそ、よろしくなんだヤニク。 俺、頑張って、ついて行くから。
[一種の誓いを目の前に居る師匠に立てれば。 褐色の肌をした手を取り、熱くなった指で脈を探したら、脈打つ皮膚に牙を埋め込み穿つ。]
(93) 2015/08/06(Thu) 22時半頃
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[伸びた犬歯は皮膚を突き破り、肉を貫き、血管を破る。 吐息を荒くしながら、牙を突き立て、傷口を広めた。 ゆるりと鋭い牙が離れたら、やがて溢れる濃厚な魔力を帯びた熱い血が溢れてきて。 傷口から湧き出る血潮を、滑る舌で掬い上げては口の中に収めていく。]
……っ、ふっ。
[血を舐めれば舐めるだけ、怠さを孕んだ熱がどんどん失っていくのが分かる。 身体に魔力が満たされるのも感じるものの、思考は未だに惚けてしまう。 穿った二つの穴がやがて塞がり、血の泉が消えてしまい、残った赤を残らず舐めとれば、浮かぶ表情は恍惚。 はぁ、と熱い吐息を一つ吐き、手を離し、ふるふると頭を振ってから。]
……ありがとう。
[傷口が綺麗に塞がった手は、微かな血液と己の唾液で汚されていた。 血と魔力を与えてくれた手に感謝の念を抱きながら汚れを拭き取り、立ち上がる。]
俺は、もう大丈夫だから。
[それは、月酔いが回復し、出立出来るという言外の意を表していた*]
(94) 2015/08/06(Thu) 22時半頃
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