164 冷たい校舎村3-2
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―朝:2階渡り廊下―
[いつもどおりのジャージに身を包んで、湿った毛先をタオルで乱暴に拭いながら、早朝の廊下を歩く。
結局、一睡も出来なかった。いや、しなかった。 それでも、漸くシャワーを浴びたものだから、心持ちは大分スッキリした方だと自分では思う。
くわ、と大あくびをひとつ。 そうすれば、まるで、それを咎めるように鳴り響く、チャイムの音>>#0。]
(8) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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……。
[廊下に設置されたスピーカーを見上げて、嘆息。 この既視感の正体なんて、馬鹿でもわかる。昨日の夜のそれだ。
チャイムと呼応するように現れた、白い物体。血を流しながら倒れる、クラスメイトの――]
……やめてくれよ?
[まさか、そんなことはあるまい。そう思いながらも、足は速まる。 向かう先は、我らが学び舎の教室。]
(10) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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[けれど、教室に向かおうとした足は、とある場所の前で止まる事となる。
2階の隅。普段は使われない、空き教室。 整然と並べられていたはずの机が、やけに散らかっている気がして。
視界に入ったそれに引き寄せられるようにして、教室に近寄った。 扉に手を掛ける。 鍵は、開いていた。]
(22) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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[昨日のものと同じく――いや、それ以上の赤に染まった“彼女”>>308の姿に、言葉を失って立ち尽くす。 それでも、頭のどこかは冷静に、マネキンの死に様を観察する。
胸の辺り。何かを刺したような痕だとか、体育館のものよりも広がった赤色だとか。 余りにも凄惨なそれは、安らかだとか、眠るようにとは程遠い。
血だまりに、足を踏み入れる。 存外量の多いそれは、上履きをまた赤く染める。けれど、意に介する事はない。]
(23) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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……なぁ。
[マネキンを見下ろす。答えが返って来るはずは無いけれど、尋ねずにも居られなかった。]
……これってさ、日下部が望んだことだったのか?
[彼女が死を選んだのか、或いは、ホストがこれを望んだのか。 あぁ、もしかしたら、それ以外の誰かの願いかもしれないけれど。 どっちにしても、こんなの、余りにも。
答えが返って来ることなんて、ない。 分かっていても、何故だろう。 視線も、足も、まるで縫い付けられたように、動いてくれなかった。*]
(24) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 01時頃
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―回想:映画撮影中―
[“犯人”の目線は、彼を追う。目障りで、厄介な、敏い友人のひとりを。 周囲の友人たちの言葉をじっと聞きながら、気付いてくれるなよ、と、そう願って。 油断なく、視界の隅に彼を捉える。
ふと、その視線を向けられて、肩が跳ねた。 言葉をかけられることはなかったけれど、一瞬、向けられた視線。 そこに確かにあった疑念に、“犯人”は――]
(32) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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[カット、と。 唐突に響きわたった声が、一瞬、何か分からなかった。 周囲を見回す。ざわつき始めたクラスメイト達の姿で、漸く我に返って、息を吐いた。
そう、今は、映画の撮影中。 自分は撮影係として、役者の演技を映像に収めていたところだった――訳だけれど。 とんとん、とこめかみを軽く叩く。まだ、頭がぼうっとしている気がした。
撮影したデータを三星に引き渡して、敏い友人、もとい、“主人公”―他の役者と話している涼介に、目線を遣る。 レンズ越しの時とは違って、ただ、ぼんやりと眺めるように。]
(33) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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[流石、本職と言うべきか。或いは、才能と言うやつか。
彼には、人をひきつける力がある。 自分の周囲を、脚本の中の世界に――登場人物が生きる世界にしてしまう、そんな力。
実際、カメラを握っていた自分も、多分、他の登場人物たちも、すっかり世界の中へと引き込まれてしまっていた気がする。
“犯人”の抱く後ろめたさや、やけに鋭い主人公への苛立ち。 そういったものが自然と入ってきて、すっかり自分の役目を忘れかけていた。]
(34) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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[あぁ、役者ってすげーな、と。 上手く言葉には出来ないけれど、素直にそう思った。
けれど、それを素直に言うのは何となくシャクだったので、その日の放課後に、彼の机に差し入れとメモを置いておいた。 ミネラルウォーターと、女子のような字で書かれた『明日も頑張れ!(っ`・ω・´)っ 犯人より』というメモ書き。
その反応がいかなるものだったか。姿無き犯人は、知る由もない。**]
(35) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 01時頃
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[背後の足跡>>37を一瞥して、けれど、どう声をかけていいか分からずに、再び、倒れ伏したマネキンに視線を落とす。
かわいそう、とか、悲しいとか、そんな感情を抱く訳でもなく、 ただ、困惑していた。
血を流して死んでいる、クラスメイトを模したマネキンだとか、その死に様だとか。 日常とはかけ離れたそれらには、酷く現実味がない。 まるで、脳が理解する事を拒んでいるような、そんな気分だ。]
(64) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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[何にせよ、このままにしておくのはかわいそうだ。 辛うじて引っ張り出された感覚に従って、血だまりに沈むマネキンに歩み寄った。
シャツの上に纏っていたジャージを、マネキンの胸の上辺りに被せる。痛々しい傷跡を、周囲の視線から隠すように。
シャツ越しに背の翼を晒すような真似を躊躇って、(マネキンと言えど)女子をそのままにしていく方が、多分、カッコ悪い。そう思ったから。]
(65) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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[ふぅ、と息を吐く。 それでも、背を隠すように振り向いて、口を開いた。]
……日下部とか、あと、篤人とか、この学校にいる奴等ってさ。 俺らの中の、誰かに恨まれるような奴だったか? ……違うよな?
[昨日の夜、律に問われた質問と、似たようなものを。 自分が半端に肯定したそれを、 ただ、そこにいたからという理由で、彼女に投げつける。
それが肯定されようと、否定されようと。 結局、自分の不安を増すだけだと分かっていても、問いかけずには居られなかったのは、人間のサガというやつだ。*]
(66) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 18時半頃
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……苦しんでいる、かー。
[彼女の言うように、ここが、親しい友人たちに、自分の苦しみを分け与える為の世界だとしたら。 誰にも言えずに苦しみ続けた末に、この場所に皆を閉じ込めたとすれば。
――そんなの、随分と傲慢じゃないか、と。 そう思うのは、悲しいかな、自分もそうだからなのだろう。
ひとり、必死にもがきながら、誰かに掴まれることを祈るように手を伸ばす。伸ばさずには居られない。 人間はそういう生き物だ、と。そんな、高尚なお言葉を、誰かから頂戴したことがある。
けれど、もし、そうだとしても――。 目の前でさ迷った視線>>80を、自分も追って。 なんてこと無い言葉のように、それを吐き出した。]
(121) 2015/07/10(Fri) 22時半頃
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……じゃあ、俺たちは、さ。 そいつを、どうやって助けてやればいーんだろうな?
[血を流して倒れ伏したクラスメイトや、或いは、この世界を形作ったホストを。 呼ばれて、手を伸ばされた自分達は、何をもってそれを受けとめればいいものか。
人の苦しみなんて、言葉を交わさなければ伝わりもしないものを。 それを察することを暗に求められるなら、あぁ、やっぱり、傲慢だと。その一言に尽きる。]
(124) 2015/07/10(Fri) 22時半頃
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[やって来た涼介の言葉>>119は、否定も肯定もせずに。 ただ、その視線の先にあったメッセージを見遣る。]
……。
[理解出来ない、と、そう思ってしまうのは、 きっと、自分が彼女ほど、強くはないからなのだろう。
今も、そう。涼介の言葉に、顔を上げて。 自分本意の言葉を吐き出しかけたくらいには、自分は、勝手で、傲慢だ。*]
(126) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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……勇気、か。
[つっかえるように吐き出された言葉>>144を、切り捨てることはしない。けれど、飲み込んだそれには、後味の悪さしか残らないのも、また事実だ。
だって、どうしようもない事だってある。 勇気を持ったところで、変えられないことも、踏み込めない場所もある。]
……難しいな。 ごめんな、変なこと聞いちゃって。
[あぁ、もう、やめておこう。 はぐらかすように話を切り上げて、にっと笑って見せる。
涼介も言っているように、>>150、皆と一緒にいたいだけ、とか、そんな純粋な理由であれば、それでいい。
でも、本心はそこじゃない。 ホストの願いだとか、そんなもの、どうだっていい。 ただ、自分は――]
(199) 2015/07/11(Sat) 12時半頃
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――帰りたいよ、俺は。
お前らと一緒にいるのは楽しいし、 出来るとか、出来ないとか、関係なくても、それでも。
[仮定だとか、主張だとか、 複雑なそれらが絡まって、 訳のわからなくなってきた頭でも、結局はそう思う。
“好き”と、“信頼”は、違う。 自分の背の翼を知っても尚、変わらない関係で居られるなんて、思っちゃいない。
やっと得られた友情が軽蔑に変わる前に、 踏み込まれない場所へと逃げてしまいたい。 自分が思うのは、それだけだ。]
(200) 2015/07/11(Sat) 12時半頃
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館石。
[あぁ、そう言えば。 思い出したように、去ろうとする>>147館石の名を呼んで、自分の口元に右の人差し指を当てた。
艶然と微笑んで、けれど、真っ直ぐに眼差しを向ける。 きっと、それだけで伝わる。
踏み込んでくれるなよ、とか、言いふらすな、とか。色々意味合いはあるけれど、彼女なら大丈夫だろう。 彼女もそこまで馬鹿じゃない。何かを抱えているなら、多分、尚更。**]
(201) 2015/07/11(Sat) 12時半頃
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さて、と。
[伸びをして、そこにいたであろう涼介を振り返る。 彼の視線の行き先に寄っては、何かを言うつもりだけれど、それよりも先に。]
俺、飯食いに行くわ。 昨日の朝から何も食ってねーんだもん。 流石に腹減った。
[あっけらかんと言って、にっと笑ってみせる。 先程までの重苦しい雰囲気を振り払うように。 聞けば、食堂は魔法のように食事を出してくれるところらしいし。 腹が減ってはなんとやらだ。
あぁ、その前に、保健室にでも寄ろうか。 シャツだけというのは、流石に肌寒い。何より、“記号”をひけらかすような真似を、これ以上したくはなかった。**]
(203) 2015/07/11(Sat) 13時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 13時頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 13時頃
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―保健室―
[この時期、シャツだけは寒いから、と。 ついてくるらしい涼介>>209にそんな言い訳をして、まずは保健室に向かう。
適当な引き出しやら収納場所を無遠慮に漁り、見つけたジャージを羽織って、息を吐く。 やっぱり、これがないと落ち着かない気がする。]
……どしたー? 腹減って、意識飛んでたりしねーよな?
[ほら、おかげで。 冗談を飛ばせる位には、余裕が戻ってきた。*]
(227) 2015/07/11(Sat) 15時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 15時半頃
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[>>250一瞬、瞠目して。けれど、口元は弧を描いたままに、笑う。 まぁ、仕方ない。]
……まーな。
[下手な否定はしない。そんなの、肯定してるようなものだ。]
ビビっただろ。
[首を傾げて、半ば断定を交えて問いかける。何かを諦めたような笑顔と共に。 飛んでくるであろう、言葉の刃を振り払う為に。]
(255) 2015/07/11(Sat) 20時頃
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皆には内緒な? 嫌だろ、一緒にいる奴がこんなん彫ってたら。
[彼が何かを言う前に、畳み掛けるようにそれを告げて、また笑った。 胸の辺りに渦巻く、重苦しい何かには、気付かないふりをしながら。**]
(256) 2015/07/11(Sat) 20時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 20時頃
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[最初は、何を言われているのかわからなかった。
ぽかん、と呆気に取られたように、開いた口が塞がらない。 侮蔑の代わりに返ってきた、色々と予想外な返答>>259を、脳内で噛み砕いて、漸く理解して。
かっと、顔が赤くなったのが分かった。]
(265) 2015/07/11(Sat) 21時半頃
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て、て、天使って……!お前なぁ……!
[なんつーこっ恥ずかしい事言ってんだよ、とか。 天使じゃなくて、鷲だし、とか。
言いたいことはいっぱいあるのに、言葉が出ない。 数年ぶりの突然の肯定に、脳が追いついてくれていないらしい。 あぁ、もう、いきなりはずるい。]
(266) 2015/07/11(Sat) 21時半頃
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……まぁ、そういう事で! 飯いくぞ飯!
[話を切り上げるように、踵を返して、ふと、振り向く。]
……えぇと、まぁ、その。 サンキュな。
[そう、呟くように小さな礼を告げて。 赤くなった頬を扇ぎながら、食堂に足を向けただろうか。
この記号が、世間から認められる事なんてありはしないとわかってはいる。
けれど、それでも。 ぐるぐる、渦巻いていた重さが、今は少し、ほんの少しだけ軽くなった気がした。*]
(267) 2015/07/11(Sat) 21時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 21時半頃
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―食堂―
結弦。
[入れ違うように出てきた従兄弟>>271の名前を呼んで、にっと笑う。 こうすれば、普段は重ならない目線が、少しだけこちらを向いてくれるから。]
飯、どうだった? いろんなもんが食えるんだっけ、確か。
[律の言っていた言葉を思い出して、そんな雑談をふっかけただろうか。
少しだけ機嫌が良かったのは、きっと、先程の出来事のせい。 かっこいいって言ってもらえた、って。 初めてその言葉をくれた彼にこそ伝えたくて。けれど、今更、とか言われてしまいそうだ、と恐れて。 結局、言えず終いだったのだけれど。
その後、訪れた食堂のメニューのひとつ。 何の変哲もないオムライスに、お笑い芸人じみたコメントをしてみせることになったのは、少し後の話。*]
(279) 2015/07/11(Sat) 22時半頃
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[従兄弟にしては珍しいような、流れ出た自然な言葉>>288。それから、それを肯定する涼介>>290を交互に見て、笑う。
気持ちは分からないでもない。 親しい友人だけの世界は、酷く居心地がいい。 それは事実だ。
けれど、友人だからこそ。 簡単に切り離せるような関係でもあるからこそ、軽蔑されるような距離を作りたくなかった。 だから、自分は早く帰りたい、と。
――そう、思っていたのだけれど。]
お前ら似てるんじゃね、案外。
[茶化すようにそう言って、また、笑ってみせる。 肯定も、否定もすることはなかった。*]
(306) 2015/07/11(Sat) 23時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 23時半頃
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