159 戦国 BATTLE ROYAL
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/*ひぇぇっはぁぁぁぁーはぁーはぁーかしただぁー!!! 俺! 墓下に! 参上!!!! 尚!!!! 墓下!!!!! 8ヶ月ぶりの模様!!!!!!!
(-7) 2015/05/20(Wed) 01時頃
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/* 村数にすると10村ぶり!!!!!!! こんにちは!!!!!! 墓下!!!!!!!! お元気ですか!!!!!!! わたしはしにましたーやったー!!!!!
(-13) 2015/05/20(Wed) 01時頃
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――狗神玖番忍伝――
[里に双子が産まれた。目出度きことに大狗神様の奥方である。 男女の二人は共に健やかと思えたが、兄子様は少々体付き細く病患いが頻繁であった。 しかして仮にも大狗神様の跡取り息子、これより先里の未来あとさきを担い導くさだめの御子様を、間引くわけにも参らぬ。 そして、兄子様には影がつけられた。 よくよくかんばせ瓜二つの、双子の妹子様。]
(+0) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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[大狗神様の御子ふたり、共に過去名を大名家の幼名擬え白千代白姫と呼んだが、名を改め白千代黒千代。 影には似合いの名だと、陰笑いがあったようでもある。 妹子黒千代様の成長はめざましく、影として忍の知識を叩き込むほど、すべてを吸収し伸ばしていった。 ほどなくして光と影は反転し、黒千代様は白千代様として生き、陰笑う者など誰もいなくなる。 くの一であることを忘れさせるほどに、影の千代様は狗神の忍であった。]
(+1) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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[名を捨て号を授くとき、大狗神様はかすかに父親めいた顔つきで"露蝶"と呼ばれた。 曰く何れ玖番になる忍、玖を付けて初めて名を呼ばれるようにと。 大狗神様、それでは肆番になってしまいます。私は常より白千代と。 構わぬ、と大狗神様は笑われた。どうせふたりとも、そのような名は消えてしまうのだからな。 なれば何故、と問うても、大狗神様は理由をお話にはならなかった。 子には言えぬ。我が子を影とし一人として扱いながら、愛し子はふたりいるのだと、名の面影に残したいなどとは。]
(+2) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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[子は知らぬ。影は影。別の一としてあってはならぬと思っていた。 あの日、名乗るべきは何だったのか。 何故名乗らぬ選択肢を取らなかったのか。 あれは、己の弱さの表れだった。甘さの表れだった。 自責のしこりは残り続けた。やがて弾けて、自らに狂いをきたすまで。]
(+3) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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[言い残すことはないかと聞かれて返し、それが答えかと問われた時、脳裏に過ぎる顔はあった。 けれど何を言えばよかったのだろう。何が言えたのだろう。 己の命などは惜しくないが、肆番の露蝶だけは生かしてほしい、などと乞えばよかったろうか。 そんな浅ましい願いが通用する相手ではなかった。そも、肆露蝶をあの男は見も知らぬ。如何に生かせと言うのか。 己の犠牲無駄にせず、ただ無事に里まで走れ。 それさえ叶えば、後は何も。狗神脅かす泰平の殿は討った。戦の中で絶えた。かたきには一撃をくれてやった。 けれど随一の願いに対しては祈ることしか出来ぬ無力さに、紅の口端は泣くように笑った。]
(+4) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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[そうして、今。 玖番の名をほしいままにしていた狗神の露蝶は、その弱さ甘さの果てに息を引き取った。 ひどい最期であった。思い返せば笑い草だが、もうそれを語るも許されぬ。 狗神は久慈。長き戦を終えた御霊は久しく慈しまれよと、川渡の船の上*]
(+5) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/20(Wed) 19時半頃
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/* >>59 四、獲った人間が天下に興味がなかった。
(-34) 2015/05/20(Wed) 21時頃
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/* 混乱を招くことが主目的だしな…… 鷹船の手柄にしてくれても構んで
(-35) 2015/05/20(Wed) 21時頃
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[時折、とぷんと波立つ川流れ。耳澄ませ目を伏せること暫し。 長い髪も背に流したまま、静かに時を待っていたが。 声がかかって、思わず振り向いた。]
……船頭? いいや。
[狗神の慈しみと信じ受け入れていた光景に、他人の姿。 しかも狗神の血分けでない様子が口調からわかって、表情に驚きが乗る。 いや、しかし、まるで見覚えのない顔では、ない。]
そちらは、李家の伸睦殿か?
[なれば、あそこにいた猛者共は、等しく呼ばれるのだろうか。 忍の教養として様々を学んできたが、身を持って死を体験するのは、当然ながら初めてだ。 こういうものだろうかと、軽く瞬く。]
(+8) 2015/05/20(Wed) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/20(Wed) 22時頃
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……いえ、直接は。
[出会ったかどうかを問われ、僅か逡巡する。 監視をしていたなど、知らないほうがいいはずだ。]
ただ、主が茶飲みに良い友だと貴方のことを話しておりました。
[それで主が知れようか。心当たりが多くあるようなら、鷹船悠仁の名くらいは出すつもりだ。 死出の路、隠し事などもう意味を成すまい。]
(+11) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
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ええ。 天下を討ち、そして討ち取られました。 実のある戦いであったと、思っていますよ。
[その点においては、悔いなどない。良き手合いであったと思える。 西に身を置く彼が、その言葉をどう思うかは――彼のみぞ知る。]
ここにも茶があるといいのですがね。 貴方と飲む茶の味が、気になりますから。
[総軍裏切りながらも、討ちたくないと言わしめる男。 さてどのような男かと、気になってはいた。]
(+12) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
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/* 八重様イロモノ枠かと思えば普通にめちゃめちゃかっこいいよな
(-42) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
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ええ。 主命に応えること叶わず、申し訳ない思いです。
[己を見、影を見出した慧眼。野心家の男は戦にも事欠かず、好きに泳がせてくれるところもまた、やりやすく。 良い主だった。気持ちの良い、という評価に、頷く。]
(+15) 2015/05/20(Wed) 23時半頃
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……殴られるか斬られるかくらいは、するかと思いましたが。
[存外、李伸睦は冷静なようだった。 潜まる笑みに、三途の川流れの上でもぴりと皮膚に緊張が走ったが、細まりやがて伏せられた瞳は再び開くまでに長く時を要し、それまで得物に手をかける様は見られなかった。]
水上の一席。良いですね。
[何を吹き込んだかと言われれば、薄く笑って]
天下のため友軍を裏切っても、一個人として討ちたくない男だと聞き及んでおります。
(+16) 2015/05/20(Wed) 23時半頃
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楼船のようですから、酒席宴席の用意などがあっても可笑しくはありませんが。
[立派な柱に触れる。船頭よろしく甲板に居らずとも、中に行くのも悪くない。 黄泉路の船がそれほど用意のいいものかは知らないが、中に入れないわけではなかろうと、戸を開ける。]
(+17) 2015/05/21(Thu) 00時頃
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/* 表との温度差をお楽しみください
(-52) 2015/05/21(Thu) 00時頃
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[李の手が刀の柄に伸びれば、受けるべく手が匕首を探る。 しかし匕首自体は見つからず。こちらに刃が向くこともない。こちらも肩を竦めた。 鷹船に対する評価に目を伏せ、吐息で笑う。]
……でしょうね。
[あれも、戦いをやめられなさそうな男だと思う。 共に並び立てないのなら、容赦なく槍を振るう。 鷹の文からも、見て取れた。]
(+20) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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楼船など、世俗の塊のようなものではないですか。 案外、煩悩を吐き出しきれというのかもしれませんよ。
[部屋を見ると置かれているものを検分してしまうのは忍の性か。 火鉢に水瓶、盃に茶器といったひと揃えは確認できた。
広い空間。設えられた酒器茶器の数からしても、二人が逝くための船でないことは自明。]
……点てますか?
[これで茶の湯をするなというのも、不思議に思えるほどの用意がされている。 ついと、後続の李に視線を向けた。]
(+21) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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/* わたしが飲みたいだけだ
(-65) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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こうして調度を調べることすら、世俗の柵でしょうかね。
[警戒するのはまず武器、次に何なら自分が武器に使えるか、次に身を隠すならどこか。 水瓶も空ならば潜みやすいと考えて覗いたようなものだ。 死人の仕事ではないなと、自身の行いに苦く笑う。]
では、頂けるなら、有り難く。 この戦、犠牲も多くあるでしょうから、お相手には事欠かなさそうではありますが。
[装束を捌き、座す。]
(+23) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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