135 赤い月夜の吸血鬼
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―厨房―
[静まり返った厨房には何の気配も無く 鼠の足音ひとつ聞こえはしない。
右手に一杯分の水で満たしたグラスを 左手に角砂糖を一粒。 それぞれを黙々と口元へ運ぶジリヤは 行儀悪く作業台の端に浅く掛けている。
齧った砂糖の率直な甘みを口腔で溶かし 冷たい水でその味を喉奥へ流す。
――硬直したように静か過ぎる時を破ったのは 遠くから響く、微かに哀切漂わせる音楽。 >>17>>25
そしてゆりかごのような 歌声。**]
(31) 2014/10/10(Fri) 17時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 18時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 19時半頃
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[薄暗い厨房に届く歌声はささやかだったが 瞼を伏せれば心地良く意識の芯にまで沁み入る。
だから余計に歌が止んでしまうと静寂は際立ち 細く吐いた自身の呼吸さえも やけに耳についた。]
…あなたは 目覚めるでしょう
[誰のものとも知れぬ歌声を真似て 最後の一節をか細く歌って。
瞼を開き、残りの角砂糖を舌の上へ放り込み ジリヤはそろりと立ち上がった。]
(46) 2014/10/10(Fri) 20時半頃
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[ガリ… と噛んだ角砂糖はすぐさま溶けて 甘く甘く 喉を焼く。
( 神の意志なんかどうだって良い。 アタシを はやく揺り起こして。 )
止まった時計盤を睨める目に昏い光を宿し。 地よりも深き処へまで穿たんばかりの 金剛石のように強くかたい祈りを胸に抱き。 影を求めて、歩み出す。*]
(47) 2014/10/10(Fri) 20時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 20時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 21時頃
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[厨房を出て廊下に出たはよいものの 食堂からもサロンからも人の気配は感じられない。 何を探しているのかさえ定かではない状態では 何処を目指せば良いのかも解らない。
階段の手摺にかけた右手で また小さな金属音が、シャラン、と。
共に旅する友に励まされるような心地で ジリヤは階段を 降りる。
地下へ。]
(81) 2014/10/10(Fri) 22時半頃
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/* ごめん!!!! フラグ回収行動をどうすればいいのか わ か り ま せ ん!!!![ひれ伏す]
(-55) 2014/10/10(Fri) 22時半頃
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―地下 礼拝堂―
[屋上へと続く階段を一度通った。 まだ見ぬ場所をと求める足が向かったのは地下室。
螺旋階段に比べると仄暗く長い階段を下り、 辿り着いた地下。 赤い月明かりさえ届かぬ回廊を進む最中は、 自身の足音が纏わりつくようで不気味だった。
突き当りの重い扉を押し開くと そこはがらんとした礼拝堂だった。]
(90) 2014/10/10(Fri) 22時半頃
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アタシの願いは アタシの祈りは 唯 一つ
[祭壇へと続く中央の通路を行く。 蝋燭の炎が視界の隅でぼやりと揺らめく。
足音 鈴に似た清らかな金属音 胸の鼓動 静寂の中に、纏う音を響かせ。]
城の解錠など 望まない 願わない どうだって良い
対価が必要なら、アタシの全てを捧ごう
[引き連れる音などより確かに存在を示す声、高らかに。 ( だから どうか どうか )
願いは礼拝堂を満たした。]
(95) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 23時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 23時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 23時頃
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―回想・地下に至るまで―
[上階には扉を開きはしなかった部屋も多くあれど ジリヤを下へと向かわせたのは 赤い月を望みながら聞いた“影”の声。 「地よりも深き」と。
声を思い出せば地よりも深き場所へと通づる路をと 自ずと一階の隅々まで探す事になったが、 それらしい入り口は見あたらなかった。]
………思い違いか ?
[奥歯を噛み、一階探索の末に辿り着いたのは 城主の部屋。
これまでサロンの隅々や柱の装飾に至るまでを 細やかに注視していた目は 部屋の影に位置していた扉をその先に通づる路を 見落としはしなかった。*]
(108) 2014/10/10(Fri) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 23時半頃
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―現在・地下礼拝堂―
[幻の炎が揺らぐ礼拝堂に立つ。 対峙するのは闇と影が揺蕩う空虚な宙。]
真の「呪い」を 我が身に受けたら? アタシは“あの村”を永劫 見続ける。 古臭い呪いと森と雪に包囲された 村を。
血の通った物語の表象として
[影の囁き声に応える声もまた 揺るぎないものとして堂内に響き渡った。]
―…あとは、ちょっと脅かしてやりたいかな。
[含み笑いで付け加える悪戯めいた一言に合わせ 両肩をすこしだけ竦ませた。]
(121) 2014/10/11(Sat) 00時頃
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その辛さは 対価として甘受する。 アタシの 「呪い」の対価として。
でも
[消え行く囁きを追って投げかける言葉は 曖昧な否定を含み ジリヤの首を傾がせた。]
親? 謎? ……解き明かすものなど、今更 ……親など、今更
[理解出来ぬ言葉残し影は行ってしまう。
求めもせず、何処か縁遠いものを示唆されて、 空虚を睨める目の上で眉が寄る。 追求しようにもその先の言葉は思い浮かばなかった。]
(138) 2014/10/11(Sat) 00時半頃
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[影は去る 呪いに満ちた愚かな女を残し。
残された女は不確かで胡乱な炎を見つめ、 静まり返った礼拝堂で立ち尽くす。
ひとりきりで。*]
(144) 2014/10/11(Sat) 01時頃
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