102 【参加者募集】勇者は異世界からやってくる
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[ふと、ペラジーが女魔術師の死体に近づく>>2:295のが視界に入り、其方に興味が注がれる。
声には出さずとも、一緒に行くと喚く三毛猫を黒馬の頭の上に乗っけて、死体に触れるペラジー>>2に近づく。]
そいつが死んだことで個人的に失ったと感じるやつはもう居ない。
[ペラジーの背後に立ってそう言葉をかける。 彼女がどのような反応を見せようと、その場から微動だにしないだろう。
ただ、それはどうであれ滑稽な光景だったかもしれない。そう、滑稽。昔の視線から見れば、とても。]
そいつは失った側だった。 ヴェラの件で死んだやつの1人がこいつの父親だった。母親はショックで後を追った。失うものがそこで無くなった。 ………復讐者だったんだ、そいつも。
[ただ、最後に失ったとすれば自分の命だ。復讐者ではない人生。]
(12) 2013/11/21(Thu) 00時半頃
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お前たちはまだ、謝るべきではないな。
[聞こえた呟き>>15に目を細めてそう言う。]
手を出したのが祖先であったとしても、確かに私達は同じ人間だ。お前の言うように。
互いに被害者面をすれば、そりゃ当然、こうなるよな。 ただ…魔族の誰かが先に謝ると人間はつけあがるぞ。
[私はそんなことないがな、と付け足して。 一斉に飛び立つ鴉>>31に目を細める。視界は真っ黒だ。]
……………。
[流石に死者の気持ちはわからない。 そこはただ、黙ることしか出来なかった。**]
(32) 2013/11/21(Thu) 08時半頃
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………謝られて嬉しいかどうかは知らんが…だが、そうだな。 父親と母親の元へ逝ったと思えば、気が楽なんじゃないか。
[エシェークに指示を出すときに、自分が自分にそう言い聞かせたように。 変わった人間だな>>38と言われれば、一瞬、きょとんとした後にふっと笑って]
そうだな、よく言われる。非人間的だと。 私は問いたいものだ、人間的とは何なのか。
お前たちは魔族だの魔物だの言われるが、人間の方が魔物に見えて仕方ない。 …まあ、それでも害のあるものを排除するのが私の役目なんだがな。
[代わりに弔ってほしい>>39と言われれば小さく頷き、]
あぁ…良かろう。 こいつは親父さんと同じ墓に入れてやりたい。
[それには骨を拾ってやらないとな、と苦笑する。 生憎、入れるモノは何も持ってはいなくて、どうしたものかと途方に暮れる。]
(49) 2013/11/21(Thu) 17時半頃
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─ 回想・幼少期 ─
[物心がついた頃から、周りで生き物が死んでいくのを目にしてきた。
スラム街で産まれ、生きてきた。 ズタズタのボロ切れのような、服とは言えない薄汚れた布を身に纏い、1日1日を必死に生きてきた。
私腹を肥やし、でっぷりと太った貴族。 なに不自由なく生きる王宮の人間。 全てが、何よりも憎たらしかった。]
ケマル、いいかい?よくお聞き。 お前はスラムに居てもいいわけがない血を引いているんだよ。 そのうち、必ず迎えが来る、
[母が死ぬ前に行った言葉。意味がわからなくて、この生活からもこの感情からも抜け出せるとは思えなくて。]
おっかあ…俺ぁどうすりゃいいんでぃ…。
[ただ、途方に暮らす日々が続いていた。]
(50) 2013/11/21(Thu) 18時頃
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[そんなある日。それは10歳の冬だった。 寒くて、野良の薄汚れた三毛猫の子猫と身を寄せ合って風の冷たさに凍えながら春を今か今かと待ち望んでいた。 ただでさえ陰っていて寒いのに、そこに更に幾つもの影が落ちた。 顔を上げれば、幾人もの従者を引き連れた如何にも、自分は偉いですと言わんばかりの健康そうな男が目の前に立っていた。
そして、言ったのだ。]
ケマル・ミナカタだな? 探したぞ、息子。
[と。訳が分からぬままに手を引かれ、俺は生まれ育ったスラム街を後にした。 二度と戻ってくることもないということもわからぬままに。**]
(51) 2013/11/21(Thu) 18時頃
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─ 回想・王宮 ─
[国王と名乗ったその男に手を引かれ、わけもわからぬままに王宮に連れてこられた俺は困惑していた。あちこちでは、俺を見て「妾腹」という言葉が囁かれているが、まだ幼かった俺には何のことかさっぱりわからなかった。
ただ、突然連れてこられた王宮で俺が知っていたのは、目の前の男─国王─が自分の父親だということだけだった。]
お前はホリー達の影となり、ホリー達を守る盾になれ。 頼んだぞ、メスィフ。
お任せください、国王陛下。
[従者の1人が頭を下げる。 メスィフ──救世主。その名を冠しているらしい男。
顔を上げた男と目が合う。まるで我が子を見るような瞳に思わず、動揺する。]
着いて来い。
[短くそう言った声は、俺からすれば優しすぎて。 まるで、国王が居る手前、そんな風に振る舞っているように思えた。]
(52) 2013/11/21(Thu) 20時頃
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なんだ、墓を知らないのか。
[不思議そうにする彼女>>55に、困ったように眉尻を下げると、口を開く。]
人間の弔い方だな。 墓石を立てて土の中に埋める。 埋め方は様々だが、私はスラム街育ちだからな。直接埋める方法を取る。
[そう説明して、問いかけに困ったように笑う。]
生憎、大きな革袋を持ち合わせていなくてな。 ずっと抱えているわけにもいかない。まだ終わっていないからな。
[もう、自分がペラジーを葬ることはないだろう。 しかし、他の誰かが彼女を葬るかもしれないし、自分が他の誰か、あるいはもう無いだろうが目の前の彼女に葬られるかもしれない。
そうなった時、自分にはエシェークとムトルルクを葬ってやらなければいけない。その義務がある。]
(68) 2013/11/21(Thu) 22時頃
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そうだな…面倒で、すごく複雑だ。 感情とかじゃなくて…考え方が、だが。 単純なのに単純じゃない。物凄く面倒臭い。
[面倒だなという言葉>>71に笑ってそう返す。
墓参りをしたい、というどこから生まれたかもわからない感情がある。 きっと、それはただの死者への未練の塊なのだけれど。]
(73) 2013/11/21(Thu) 22時半頃
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[ペラジーにつられるようにして、ペラジーの見た方>>74を見る。 矢を引き絞る忍に目を細める。 何かを思った訳でもなく、ただ純粋に見えなくなっていってるのだ。
母の一族は周りの人間よりも身体の衰退が早い。 それは自分も同じだ。なけなしの魔力は、最早なくなりかけている。 視力を殆ど失うのも時間の問題かもしれない、と思いながら悪足掻きに目を擦った。]
(76) 2013/11/21(Thu) 22時半頃
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……あ。
[魔王に刺さった矢>>75に思わず、意味を持ちえない声が漏れる。
それから、あの焼けるような熱を思い出す。 そうすると、身体がその痛みを思い出したかのように頬がずくり、と痛む。 右頬の傷に手を這わせれば、痛みが走る。それが、まるで自分が生きている証のように感じて。]
もう、人間も魔族も世界も充分、傷ついた。 …私はそう、思うんだがな。
[まだ傷つけ合うのか。その言葉は呑み込んで。 傷の舐め合いよりずっといい。 傷つけて傷つけられて、それで世界は成り立っている。]
(78) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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[ふと、あまりに滑稽な第三者から見たこの光景を想像して、おかしくて笑いそうになった。
すると、はらはらと舞い落ちてきた羽根>>77。それに口づけて最期の伝言を伝えてくるペラジーに一瞬、キョトンとした。
言葉の意味を理解すると、どこか呆れたような表情を浮かべる。]
あぁ…セシルが…。 少し煽ったのかもしれないな。 ヴェラのことを。
[ふっと真顔になってそう言う。 何を考えているのかわからない顔ではあるが、目は遠い昔でも思い出すような目をしている。
まるで、どこか遠い名も知らぬ者の話を聞いたかのようだった。]
あとで死体を回収してやらないとな。 それから、言葉もかけてやらねば。
(83) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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そういうものか? 少なくとも世界が傷ついたっていうのは…森だった場所やらを見渡せばわかる気もするが。
[首を傾げる。確かに魔族も傷ついていると人間相手に言ったときの、信じられないと言いたげな目は忘れられないけれど。
助けに行かないのか、と問われて>>82思わず、んっ?という声が漏れる。]
私が助けに行くのは勇者殿が死にかけた時だけだ。 本来、自分の命は自分で守るもの。 いつまでも親猫に守られている子猫ではいけない。
[いつかは、自分が守る立場にならなくてはいけないのだから。]
(86) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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私にそんなことを言える義理か? お前もなかなかに変わっているぞ。
こうして私と守るべき対象の戦いを呑気に話しながら見ているんだからな。
[まるで終盤というか、すべてが終わったかのような空気に我ながら呆れる。>>85 その空気が異様なことに気付いていない話し相手は呆れを通り越して愛おしくなってしまいそうだ。]
(88) 2013/11/21(Thu) 23時半頃
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大地も色んな血を吸っただろうに。 本来の食物連鎖の中でなら吸わなくていい血を。
[ちらりと女魔術師の死体に、一瞬だけ視線を投げる。 魔物が傷ついている言葉は普通は出ないと言われ>>90、首を左右に振る。]
足りないんだ。人間も魔物も。 第三者の、傍観者の目が足りないんだ。 誰も客観的に状況を見れていない。
[自分には視力が足りないな、と笑えない冗談を笑いながらかまして。]
岩場から我が子を突き落とすライオンと同じことは人間には出来まいよ。 手を繋いで傷を舐め合うのが大好きだからな。
[まるで他人事のようにぐぐっと伸びをしながら言う。 まるで終わっているかのようではない、終わっているのだ。この男の中では既に何かが。
ムッとされれば>>91苦笑して。 何も言わずにペラジーの頭のてっぺんをぽんぽん、と数回撫でたが、目がほとんど見えていないから少しズレた場所を撫でたかもしれない。]
(99) 2013/11/22(Fri) 00時頃
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知っている。
[先に流させたのは人間だという言葉>>115にそうとだけ返す。 スラム街から王宮に行き、徹底的に叩き込まれたのは人間の歴史。 誰が見ても人間が第一加害者なのに、全員が被害者面をしているのが気にくわなかったのを今でも覚えている。]
甘くもなるさ。 …何故かは知らんがな。
[強張った身体で尋ねられれば、一瞬だけキョトンとして、それから急に笑い出す。]
そうか、お前はこういうことをされなれていないわけだな。 何をされたかは、お前が一番わかっていると思うがな。
(122) 2013/11/22(Fri) 01時頃
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まあ、そうなるな…っておい!?
[胸倉を掴まれて>>125ぎょっとする。 …と、同時に視界が段々よくなっている気が…]
あ゙。
[ペラジーの魔力を吸っている…ような気がする。いや、視力が回復していってるのだ。つまりは、そういうことなのだろう。 怒っているらしい彼女は気付いていないように見えるが、力が抜けて崩れ落ちるのも時間の問題だろう。……たぶん。]
(134) 2013/11/22(Fri) 18時頃
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[何せ、魔力の器は無限ではない。 人には皆、生まれついた器があるのだ。 オーバーな魔力を手にすれば、自分の身体が危ない。…うん、あぶない。
手を離せと言おうとして、彼女の気が逸れた>>131ので、そちらに目を向ける。]
ほう…。
[忍から放たれた白光>>120と溶かされた深い闇色の膜>>127。それから、ペラジーの慌てぶり>>132わ見て、感嘆の声を零す。
その時に、さり気なくペラジーの手をぺいっと軽く払い落として。]
(135) 2013/11/22(Fri) 18時頃
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[何やら葛藤しているように見えるペラジー>>132を見ていると、こちらをチラリと見たので忍の方を見やると、なるほど。 確かに彼は危機的状況だった。
ただ、ペラジーの魔力を18の姿に戻る程度には取り込んだわけで。 彼女が魔力を溜めているのが手に取るようにわかってしまって。
だから息を吸い込んで、口を開いて]
エシェークッッ!!!!!
[叫んだ。 それに応えるように、頭にムトルルクを乗せたエシェークが思い切り、忍の背中に突進した。 魔王もろとも、あるいはマドカもろとも。若しくはは全員一緒に吹っ飛んだ。]
(136) 2013/11/22(Fri) 18時半頃
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えー…なんであんなに器用なんでぃ。
[突進したとは言っても、忍とエシェークの距離はほぼゼロ距離だった。 思わず、子供の頃の口調がぽろりと零れる。 それから眠らされた事に気付いて、受け身が取れないことに結びつく。]
いや…うん。 葬る手間が省けてよかった…な…。
[無理やりすぎて、どこか遠くを見ている。ここではない別世界。]
(141) 2013/11/22(Fri) 19時半頃
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どうした?
[黒鷲を抱えて戻ってきたペラジーに名前を呼ばれてそちらを向く。]
あぁ…大丈夫だろう。 舐めただけとはいえ、あいつも魔物の血を持ってるんだ。
[そこまで言って、何かに気付いたように小さく、あ。と声を上げる。]
ムトルルクのやつ…自分からこっちに来た。
[駆け寄ってくる三毛猫に呆れ顔。]
(-92) 2013/11/22(Fri) 21時頃
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あ。
[小さく声を上げる。 此方へ走ってくるのは相棒、三毛猫。 心配だとかそういうのではなく、迫り来る彼が背負うのはそう、怒り。]
ブッコロス!!
[涙目な三毛猫はケマルにドロップキックをかました。]
へぶしっ!!
(159) 2013/11/22(Fri) 21時半頃
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ひでぇ…。
[小声の追い討ち>>161にぐすん、とわざとらしい音を出して、蹴られた鼻をさする。]
すげぇいてぇ…。
ばーか、ばーか!!
[ムトルルクは今にも泣き出しそう。]
(165) 2013/11/22(Fri) 22時頃
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大丈夫だ、こいつも元は野良猫だし、昔…まだ血を舐める前だな。 馬に蹴飛ばされた時に死ななかった。
[どやぁと言いたそうな、自慢げな顔。]
それに、相棒に簡単に死なれても困るしな。
[ガリガリとケマルの左肩に乗って頬を引っ掻く三毛猫をもろともせず。 ただ、HAHAHAHAHA☆と笑っている。]
(-97) 2013/11/22(Fri) 22時頃
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なっ!? 私の何処に非があったと言うんだ! 私はムトルルクならちゃんと降りるだろうと、そう思ったからエシェークに指示を出したんだ。
[真剣。だけど、どこか真剣さに欠ける。]
(168) 2013/11/22(Fri) 22時半頃
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そうだな、是非とも手を貸してもらいたいところだが、 こいつも実に身体が上部で断崖絶壁から落ちたのに 掠り傷と軽い打撲で済んだことがあってだな…。
それに、いつもこの調子なのだ。
[どこか呆れたような様子でそう言う。 締めだと言わんばかりに、べしっと引っかき傷を思い切り叩いて。]
(-100) 2013/11/22(Fri) 22時半頃
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