60 Bar『Amber』
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[電話が鳴るのに、まず訝しげにそちらを見た。 電話はしばらく鳴らないはずではなかったか。 ――そうでなければ、何のために]
アマーロ。
[小さな声で呼び肩を示せば、肩に駆け登ってくる。 微かな鳴き声でも電話に入れば事だ。一番大人しくしているこの位置に呼び戻して、電話の対応に耳を傾けている。
しかし、普段のヨアヒムとのやり取りとは、少し違って聞こえた。]
(5) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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[少しばかり、予想より早かった。 もう少しは出処をぼかせるか、巧くすればこのBarを出て、明日の朝だかにちょうど自分の家にやってくるだろうかと思っていたのだが。]
(*0) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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[警察のものからだと告げられ、そうか、やはり、とよぎる。 登らせたばかりだが、カウンターテーブルの下にアマーロを移動させる。警察に見咎められて、別方向でこの店の存続を危ぶませるわけには行かなかった。 程なくして入ってくる見慣れぬ男には、常通りの薄ら笑いを浮かべるけれど。]
(6) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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[麻色の下の見えない琥珀に、ほの昏い諦めのいろ**]
(7) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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……どうかしたんだと思います?
[自分があまり積極的に話す人間ではないのは、知られているはずだ。 もちろん歓談程度は嫌いではないが、いつも基本は見守り、杯を交わし、静かに笑うばかり。 だからきっと、この友人がそう問うということは、この裡にある感情が隠し切れていないのだろう。 けれど口にするのは憚られて、わざとらしく聞き返した。
すっとしたという言葉に僅かの安堵を得ても、それは免罪符ではないのだから。]
(16) 2012/10/04(Thu) 21時頃
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[否定などしない。しても、"どうかした"ことに変わりはない。]
否定したら、信じてくれました?
[そうやって自嘲する。 自分の性格が薄暗くなったみたいな錯覚を覚えるが、もしかすれば元からこうだったのかもしれない。 二人を見に行くというのを、ゆるく手を振って見送った。]
マスター。
[酒を追加しようかと思い、呼ぶが。 しかしどこかそうした気分になりきれなくて、先は続かない。]
……ごめんなさい。
[口からこぼれた謝罪は、外の喧騒にも向けながら。]
(25) 2012/10/04(Thu) 22時半頃
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神父様、ですか。 あいにく、懺悔をするつもりはないので。
[つもりはない、と言った。 聡い彼にはこの一言で通じてしまってもおかしくない。 懺悔をしてもおかしくないものを抱えていること。
ヘクターを気にかけるスティーブンを見れば、この男には言えない、と思ってしまった。 願わくばこのまま、氷を持ってヘクターを看て、戻って来なかったら。 そうしたら他の人間には言えるだろうか、――否のような気もしたが。]
(33) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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[ああ、そうだ。懺悔をするつもりはない。 悔いるくらいならこんなことはしない。 後悔や責で贖罪を項くらいなら、はじめから動かないのが懸命だ。 だから後悔はしない。懺悔はしない。 仲間から、罵声と怒声を受ける覚悟はしてきた。
それでも、彼らの居場所を、自分の大切な場所を、あの男に手渡すのは許せなかった。
それだけだ。]
(39) 2012/10/05(Fri) 00時半頃
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……積極的に話したいことは、ない。
[戻ってきたスティーブンに、当然のことなのに少しだけ残念で。 話すことがあるかと言われれば、彼には話せないと思ったばかり。]
――ああ、ヘクターは、どうしてます?
[無理に話を変えてみる。]
(42) 2012/10/05(Fri) 01時頃
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……おそらく想像している通りのところに。
[認めたと同義だが、それでもはっきりと伝えるのが、今更ながらに憚られた。
アマーロがもう隠れていなくていいかと、カウンターテーブルの下から覗きこんでくる。 もう少しの辛抱だと、残っていたナッツをみんな床に撒いた。]
(50) 2012/10/05(Fri) 01時頃
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本当はね、もう少し伸びないかなあと思っていたんですよ。 今日俺がここを出て、俺の家にあの人が来るんだったら、そのまま言ってしまうつもりでいました。
[溜息は胸に刺さるようで痛い。 この店でそんな話をするのはやめにしないかと、言えない自分が醜い。]
あの時その場で問われていたら……どうしたでしょうね。 一旦誤魔化して、名刺でももらって、後日連絡でしょうか。
[乾ききった笑いで誤魔化しながら。 笑みの表情だけは、作るのが巧い。]
(53) 2012/10/05(Fri) 01時半頃
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俺一人が、罪を被ればいいと思ったから。
[何故と言われれば、これしかない。 懺悔のために自首するのではない。他の皆に、あらぬ疑いをかけぬため。 悪いのは自分だけで、他の皆は知らない。 ――たとえ、誰かがそれを望んでいたとしても、望むことだけでは罪にはならない。]
……突き出します?
[警察に。それは、暗にそれを構わぬとの意識。]
(58) 2012/10/05(Fri) 02時頃
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警察に保護、なんて。 俺は犯罪者ですよ。前科持ちになる事自体は、覚悟できてますけど。
[だから、背負うものがない自分がやった。 妻も、想う人もいない自分が。 アマーロもきっと、しあわせにやっていけると信じている。 ここのBarの人間は、それだけの信頼に足る。]
逃げる気はないですよ。言ったでしょう。 社会にいるうちに放火は、少し困りますけど。まだ病院からは出て来られないなら、その心配もない。
[自分が警察から出て来る頃には、管理する土地も失うのだろうから、構わない。 それだけのつもりでやっていた。]
……スティーブンにそこまで言わせるとは、ヨアヒムも相当だ。
(63) 2012/10/05(Fri) 02時半頃
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わかってますよ、そりゃあね。 でもそれを保護なんて言っちゃ、駄目です。 本来ならヨアヒムに殴られてから留置所行きでもおかしくないんですから。
[はは、と笑うのは自嘲。]
バツイチったって、愛が尽きたんじゃないでしょ。 そんな人に共犯なんてさせられない。
――俺は今日、ここに来るのは最後のつもりだったんです。 何も言わずに、去るつもりだったのに。
[どうして勘付いてしまうのですかと、そう言わんばかり。 視線を逸らして、スティーブンから意識を逃がした。]
(67) 2012/10/05(Fri) 03時頃
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ホレーショーに殴られるのは、ヨアヒムより痛そうだ。
[無理な笑みを作って、ホレーショーの方を向く。 血の色を拭ったナプキンが見えて、また逸らし。 アマーロに、戻っておいでと片腕を差し出した**]
(68) 2012/10/05(Fri) 03時頃
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懲りたなんて。 寂しいこと言わないほうがいいですよ。 俺じゃ説得力ないですけど。
[肩に乗ったアマーロも、話の不穏さには気づいているようで落ち着かない。 誤魔化すように、ゆっくり、ゆっくり撫でてやる。]
そうしたら、スティーブンに怒られる前、感づかれる前にブタ箱駆け込みますよ。 怒って、殴り込みにも来れないでしょう。 保護、されてやります。
[笑い顔に寂寥が滲みはじめる。 彼の言い分を逆手に取って、話を濁した。]
(79) 2012/10/05(Fri) 14時半頃
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――俺、あまり強くないのに。
[嘘ばかりをつく唇で紡いだジョーク。 しかしそれは、グラスを共に傾けるのを了承した証**]
(80) 2012/10/05(Fri) 14時半頃
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……そうですね。
[内心では、こんな男に怒ってくれなくて良いのに、と。 そんなだから、離れにくくなる。 仲間の怒号ひとつ聞かずに、静かに去り。 翌朝の新聞の犯人欄にでも載れればよかった。
ああ、それなのにこの苛立ちを、心地良いと思うから遣る瀬無い。]
シャルトリューズ、緑の方、ロックで。
[マスターは少し苦い顔をしながら、それでもあざやかなグリーンの液体の満たされたロックグラスをカウンターに置いた。 独特の甘い癖のある薫り。 ブローリン・ジョーンズがカウンターにいる時の、密やかな薫り。]
(82) 2012/10/05(Fri) 22時頃
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ああ、それなら俺の金も持っていけばいい。
[どうせこれから使い道のなくなる金だった。 それならいっそ、と思う。自分はきっと来れなくなるが、それでも愛しい店の存続に、まだ自分が成せることがあるのなら。
キィ、と誇らしげにアマーロも鳴いた。]
(86) 2012/10/05(Fri) 23時半頃
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[話を振られているのはスティーブンだったから、居たかとの問いには頷いてYesを示すだけ。 どうしたら店を守れるか――極論極致、自分の行動もその結果と言えた。
男らしいチェスロックの出した結論が平和的な解決なのは、皮肉にも思え。]
マスター、もう一杯。
[ロックグラスの中身を、一気に流し込んだ。]
(91) 2012/10/06(Sat) 00時頃
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……何か。 罪人と飲む酒は不味いです?
[スティーブンの視線を感じて、茶化した。 罪人と、周りにも聞こえておかしくないボリュームで、わざとらしく言って笑う。]
(93) 2012/10/06(Sat) 00時頃
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嫌だなあ、痛いのが好きなわけじゃないんですよ。
[ああ、一気に呷ったせいか、視界が揺らぐ。 口は何を言うか、想像つかない。 感情の歯止めすら、効かなくなりそうだ。]
……ヘクターの話、先に聞けていたら良かった。
[そうして、遅すぎる後悔を、ぽつり、ぽつり。]
(95) 2012/10/06(Sat) 00時頃
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[グラスをカウンターに置いた。 おもむろに席を立って、少し前に出る。]
ホレーショー。 俺のこと殴ってくれ。 出来ればスティーブンの分まで。
[突拍子もないことを言い出す奴第二弾だと思われても、意固地にそれを希望する。]
(97) 2012/10/06(Sat) 00時頃
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ううん、それだけ殴ってまだ潰れていないのだから、あと一発二発はいけるんじゃないですか。
[ヘクターの方を見やって、怪我の様子を見る。 ホレーショーの負傷から察して単に安否を伺う視線だったが、もしかすれば自分の殴られようを想像しているようにも見えようか。]
怒ってくれる奴がいるうちが、華らしいんで。
[アマーロがいない反対の肩の側を向ければ、何も邪魔しない頬がある。]
(104) 2012/10/06(Sat) 00時半頃
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[殴る腕がない、なんて嫌なジョークを聞いてしまえば、流石にヘクターの分の拳をホレーショーに求めることももう出来ず。 痛いくらいに優しすぎる仲間の言葉が、殴られるより胸に刺さった。 こめかみを抑えるスティーブンに向いた笑顔は、とても苦い。]
――愛されてるな、俺は。
(108) 2012/10/06(Sat) 01時頃
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/* 夜行バスの中でちょっと泣いてる女なめたけ
(-47) 2012/10/06(Sat) 01時頃
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……痛って。
[大きく平手で叩かれた頬。 わざとらしく、抑え――いや、本音痛かったが。]
相談したら。 止められるか、共犯に名乗り出るのがいるか、俺がやるって言い出す奴が出るか、どれかだと思ったからですよ。 俺の中で俺だけが適任だと思ったから、それはしなかった。
背負い込んだわけじゃ、ない。
[そして、また空虚に笑う。]
(113) 2012/10/06(Sat) 01時頃
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