39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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―四号車→車掌室―
[四号車から、車掌室へ。 その頃にはニール、ヴェスパタイン、ソフィア、リンダと 順に切符へ判を押してまわり終えている。 >>#0アナウンスを終えると、男はほっと息を吐いた]
……彼女も、彼女も…… 私の手ではもう、還す事が出来ない
見守るだけ、と言うのは 時に歯痒いものですね。
[ひとりごち、掌をじっと見つめる。 そうして、顔を上げた。 汽車の向こうには、銀のススキが揺れている]
(@5) 2011/10/29(Sat) 01時半頃
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[男は汽車から降りる心算もなく、列車内の点検に向かう。 食器を片付けている乗務員の姿がある二号室 足を止めた]
お疲れ様。 キミは、どうしますか?
[言いながら、水晶のレンズを手首で押し上げ 窓の外へ視線を向けた。 言わんとする事は知れるか]
(@6) 2011/10/29(Sat) 01時半頃
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いいえ、車両点検だけですから 私だけでも問題はありませんよ。
[揺れるススキの向こうに、透き通った水がある。 河原へ降りたのは、あの一度だけ。 それきり、共に来る事は出来無かったから]
――――そうでもないですよ。 来るたび、景色は違うものです。
[溜息を落とし、男は薄い笑みを浮かべる]
(@8) 2011/10/29(Sat) 02時頃
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おや、良いんですか? ではそうですね、珈琲をいただけますか
[一度瞬いて、男は乗務員へ視線を向ける。 手際のよさに関心しつつ]
……そうですね、乗り合わせる人々も其のたび違いますから。 幼い方も、お会いすることがありますね。 少年の一人旅は――…
[眉を顰め、男は溜息をつく]
出来る事なら、還して差し上げたくなります。 そんな時、自分の仕事にもどかしさを覚える事も、あるんですよ。
[人差し指を口元に当てて、男は顰めた眉のまま笑った]
(@10) 2011/10/29(Sat) 02時半頃
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私もキミも、彼等に対して出来る事は見守る事のみです。 必要以上に介入することは出来ません。
[苦笑いを浮かべたまま]
……三十も半ばを超えた男が可愛いも何も無いでしょう。 私が、何ですって……?
[途切れた言葉を追うように、視線を向ける。 湯気がふんわりと立ち昇っていく。 男は眼鏡を外して曇りを袖口でぐいと拭いた]
(@12) 2011/10/29(Sat) 03時頃
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ふふ……やらかしたも何も
[男は思わず笑った。 落ち着いた車掌としての顔でなく]
私は、以前の仕事で恩師を……ね。 紆余曲折経て此処に居るわけですが 時折思います この手がもう一度彼等に届いたなら、と
[眼鏡をかけなおし カウンターに用意された珈琲に手をつける。 夜の空よりももっと黒い液体がカップの中で揺れた]
きっと、乗客全てが善人とは限らない。 此処へ来る理由全てが自然に起きるものでないように。 彼等のゆく旅が、幸いなものであれば良いのですが……
(@14) 2011/10/29(Sat) 03時頃
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昔の私は、人を救うことが出来ましたが 事務的に其れをこなすだけでした。 今の私は、見守る事しか出来ませんが 彼等の幸せを願って止みません。
……失礼、つまらない話になりましたね。
[独白めいた呟きおとし、男は乗務員を見遣る。 彼が何か話すようなら、耳を傾けようという風に**]
(@15) 2011/10/29(Sat) 03時半頃
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……「若しかしたら」があるのは、彼らのみですよ。
[珈琲カップを片手に、男は首を振る。 窓の向こうには銀河の川]
通りすがりといえば、それまでですが 此処にいると嫌でも彼らの半生が見えてきます。 列車に乗るべきでないと、思う方々を 途中で降ろして差し上げること 一度だけ、出来ました 今は、見守るだけ
キミはもし……
[若しかしたらを口にしかけて]
おや、オスカーさん。
[>>18微笑みを浮かべなおし、少年へ視線を向けた]
(@21) 2011/10/29(Sat) 09時半頃
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パンを? では、遠出なさるのですね。
私は車掌ですから、列車に残るのです。 あなたは、是非あの景色を楽しんで来るといいでしょう。
[軽食を用意する乗務員の言葉にふっと笑いながら]
あまり遠くへ行きすぎると、列車に間に合わなくなります。 それだけ、気をつけていってらっしゃい。
[そう告げて]
ああ、わたしはもう車両の点検にゆこうかと思います。 珈琲をごちそうさま。
[カップの中の珈琲を飲み干すと、カウンターにおいて、車両を後ろへと点検に向かった**]
(@22) 2011/10/29(Sat) 09時半頃
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私は、この列車を守る仕事があるんですよ。 車掌ですからね。
[>>38少年が本当に不思議そうに聞いたので 男は、咄嗟に嘘をついた。 本当は、暫く列車を離れても支障はないのだけれども]
……河原にゆくと、思い出してしまうので 私はいかないんですよ。
[そう呟いたのは、列車を四号車へわたったとき。 >>@20乗務員の失言は聞かぬふりをした。 今はまだ早いと思いつつも]
(@23) 2011/10/29(Sat) 21時頃
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[>>27降りてみようというヤニク。 男は彼と会釈を交わして四号車を後にする。 フリーエリアを越えて、各車両の連結部など確認しながら 向かう先、寝台車]
……どうしましたか、ナタリアさん?
[立ち尽くしている老婆を見つけて、声をかける]
ええと、寝台車の部屋は決めたものの名が ほら、ここの
[男が指差すのは、扉前にかけられた真鍮のプレート。 6−1、アイリス・フォークナー そう記されていた]
プレートに、名前が出るので 誰が使っているのかわかる仕組みです。
(@24) 2011/10/29(Sat) 22時半頃
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―→6−2― ――ですので、まだ誰の名前もない場所なら お好きな部屋を選んでくださって構わないんです。
ベッドメイクは私の……いえ、 乗務員の一人が出発前にきれいに整えてくれたはず。
[瞳を細めて、老婆にあわせた歩調で歩みを進める]
こちらは、確かに空いていますね。 隣はアイリスさんですし、女性同士お隣なら気遣いも半分で済むでしょうか。
[彼女たちが何処まで仲が良いのか、男は知らない。 そう告げて、6−2の扉を開き、ナタリアを室内へと案内する]
部屋の内装は、ひとつひとつ 違うんですよ。
(@25) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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どうですか、この部屋は?
嗚呼、こちら側の窓からなら、天の川が見えますね。 ……散策に出かけた方々は、何をお持ち帰りになるでしょう。
[閉じたままの、天鵞絨。 新月の夜のような部屋は、カーテン一つ開いただけで 満点の星が注ぐ明るい室内に変わる]
もう発車まで然程時間はないですが 外の空気を吸いにゆくなら、今のうちですよ?
[男はそう告げて、部屋を出る]
それでは、私は点検の続きに。
(@26) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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[最後尾まで見回りを終えた男は、 先頭車両へ戻り>>#1汽笛を鳴らすと窓の外を見た]
さて、皆さんが戻ってくる前に タオルでも準備しておくべきでしょうか。
[苦笑いを浮かべながら、思い起こす。 何時も、この駅で停車して戻ってくるころ どこかしら濡れている人が多かった]
今回は小さな子が居ることだし……
[言いかけて、溜息。 車掌となった己には、見守る事しか許されない。 窓の外へ視線を向ける。 ススキが揺れていた**]
(@27) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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スティーブンは、小一時間ほどして、出発の合図を鳴らす。女性2人足りぬと、知りながら**
2011/10/30(Sun) 00時頃
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[>>#2>>#3ススキの野原が外を流れていく。 鷲の停車場へ向かう旨をアナウンスし終え、男は息を吐いた]
……いけませんね、気を抜くと深入りしたくなる。 どなたかのお節介が伝染してしまってからというもの 見守るだけの仕事は、もどかしさばかりが募ります。
[思い出すのは>>147老婆との会話。 彫師はいない。 文字がカーリングに見えたなら、それは彼女の何かに関わる事。 男は告げなかった。 ベッドメイクを褒められると、まるで自分ごとのように照れたのだけど]
美術館……ナタリアさんは、
[その先は空白の時間。 サイラスの>>@30乗り込む際の手出しは、男が知ってしまえば眉を顰める行為。 けれど、きっと男もその場にいれば手を伸ばしてしまったろう。 各駅の放送員時代には、さほど感じなかった。 車掌になってからというもの、物思いにふける時間が増えた]
(@36) 2011/10/30(Sun) 21時頃
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今回は皆、「お一人様」ですね。 ……お二人ほど、既に居られませんが
さて、鷲の停車場で降りられるのは、何方か……
[男は先頭車両で列車の行く先を見詰めている]
(@37) 2011/10/30(Sun) 21時半頃
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スティーブンは、列車が定刻どおり運行して居る事を確認し、後方車両へ続く扉を開いた。
2011/10/30(Sun) 21時半頃
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―2号車― [男は食堂車両のカウンターで足を止める]
……もう、白鳥区はおわってしまいましたね。 次は鷲の停車場……次は
[感情の篭らない声でぽつりと洩らし、乗客の邪魔にならないよう、隅の席に腰を下ろす]
少し、休憩させてください。 次の駅が近づいたら、ちゃんと仕事に戻ります。
(@38) 2011/10/30(Sun) 22時半頃
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仕事の合間は、紅茶よりも珈琲ですね。 ……ほろ苦さが丁度良い。
[カップを手に、男は窓の外を見遣る]
鷲の停車場 止まった時に、窓から手をのばせば 若しかしたらあの花々に届くかもしれません
けれど、降りてしまっては戻れない 停車時間は、ほんの僅かですからね。
(@39) 2011/10/30(Sun) 23時頃
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―二号車―
おや。
[乗客二人が入ってきて、男は口を噤む。 軽く一礼し、テーブルにつく二人を見ている ――というよりは、卓上に置かれたものに視線が留まった]
(@40) 2011/10/30(Sun) 23時半頃
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[じっと見ていたことに気づかれてしまって 視線と会釈が向けられると、男ははにかんだ様子で頭を下げた]
……失礼しました。
[不躾な視線を送っていた侘びを入れて 先ほどから減っていないカップをカウンターに置く]
そろそろ鷲の停車場ですね。 私は仕事に戻らなくては。
[カップに視線を落として、それから乗務員を見上げ]
発車させたら、また戻ります。 このままにしておいて貰っても良いでしょうか。
[一言落とし、其の侭先頭車両へと戻っていった*]
(@42) 2011/10/31(Mon) 00時頃
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