人狼議事


278 冷たい校舎村8

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【人】 CC レイ



[助けに来た>>1:1171、という誠香の凛とした声が
 俺にはまるで女神のように聞こえたんだ]

 

(7) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ

―― 少し前 / トイレにて ――


[バーン、と
 思い切りドアの開く音が響いて
 俺は目を丸くした。

 床に尻餅をついたまま、誠香を見上げる]


  だって。俺。


[しどろもどろになって言葉に詰まる俺の顔は、
 きっと涙で化粧もぐちゃぐちゃで、
 世界で1番ブサイクだ]
 

(8) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ


[扉の向こうが露わになった。
 そこに立っているのは、怒った顔をした辰美だ。

 付き合いが長いから分かる。
 心から俺を心配して、そして腹を立てている。
 いつもは表情の変化が少ない厳つい顔に、
 確かに強い感情が浮かんでいた>>1:1183


  ……ごめん、辰美。


[何に対しての謝罪なのか、自分でも分からなかった]
 

(9) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ


[辰美に相談をしなかったことに対して?
 それとも、手を振り払って辰美を傷つけたことに対して?

 ――どちらにせよ、俺はサイテーだ。

 なにかを察したように
 去り際に悪態と共に伝えられた音楽室の状況に、
 罪悪感が募った。

 そのやさしさに、今は甘えるしかなくって]
 

(10) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ



  ……ぅ、


[再び、涙が溢れてきて
 俺は弱々しくと立ち上がると
 よろめくように思い切り誠香を抱き締めた。

 怖かった。あのときも、ずっと。
 扉を開けて助けに来てくれる誰かを、
 俺は待ち望んでいたんだ]
 

(11) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ

  ぅああああああ、あああ。


[そうして、わんわんと泣いた。
 まるで子供みたいに。恥も外聞もなく]


  ……ぅ、助けに来てくれて、ありがと。


[上擦った声で、泣いて。
 きっと泣き疲れて、落ち着いた頃に]
 

(12) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ




[――――そのチャイムが響くのだろう]*>>#3


 

(13) 2020/06/16(Tue) 00時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/16(Tue) 00時半頃


【人】 CC レイ

―― 現在 / 男子トイレ ――


  ……うん。
  チャイム鳴ったな。


[俺はゆっくりと、誠香から体を離して、
 ごしごしと手で涙を拭った]
 

(50) 2020/06/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ



  たいぶ落ち着いた。

  こんな恥ずかしいとこ見られたら、
  女だったら嫁に行けないとこだったぜ。
  わはは。


[無理くりに笑って、
 泣き腫らした目を誠香に向けた]
 

(52) 2020/06/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ



  ほんと、ありがと。

  こんな顔じゃ
  ホントに教室に戻れないから、
  先に戻っててくれ。

  ……顔洗ってから、俺も行くから。
  もうホントにヘーキ。

 

(54) 2020/06/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ



  助けに来てくれる友達がいるって、
  分かったから。


[ゆるり、と頬を緩めて
 穏やかな笑みを浮かべた]
 

(56) 2020/06/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ


[それから、少しの躊躇のあとに。
 俺は視線を彷徨わせながら、誠香に問う]


  ……なあ。
  俺がどんなカッコをしてても、
  誠香は仲良くしてくれる?


[その声音は、少しだけ震えていた。
 まるで、何かに怯えるように。
 それでいて、何かを期待するように]*
 

(59) 2020/06/16(Tue) 01時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/16(Tue) 01時頃


【人】 CC レイ

―― 現在 / トイレ ――


  ……ありがと。信用する。


[誠香の答え>>71に、
 ふっと肩の力が抜けた気がした。
 ぼさぼさになった髪を、誠香に手櫛で直される。
 なんだか子どもみたいで、照れくさくって]


  仕返し。


[わしゃりと、照れ隠しに
 誠香の頭をいつも通りに撫でてやった]
 

(97) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ



[いつも通りが、やっと戻ってきた気がした]

 

(98) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[――それから。

 きっと誠香の去った後のトイレには、
 顔を覆う俺の姿があるのだろう]


  〜〜〜〜〜〜〜〜っ。


[冷静に考えてみると、
 クラスメイトの女子にわんわん泣きついて
 よしよしされるとか本当にマズい。マズすぎる。
 それはもう、人間として]
 

(99) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ



  挽回するぞ、色々と。


[頬をぱしん、と叩いて気合いを入れた。
 もう色々と挽回できない気がしたけれど
 気にしたらきっと負けなのだ]*
 

(100) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ

―― それから ――


[ハンドソープをよく泡立てて、
 何度も何度も顔を洗った。

 嫌な過去の出来事を、すべて洗い流すように。

 ウォータープルーフのマスカラが
 なかなか落ちなくて、苛々もした。
 冬の凍るような水道水を幾度も顔に掛ければ
 次第に意識が明瞭になってくる]
 

(101) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ

 

  ……はーーー。


[白い息を吐く。
 トイレの洗面台の鏡に映るのは、
 整った顔立ちの男だ。
 化粧を落としてしまえば、男以外の何者でもない]


  行くか。


[足は自然と、部活棟へと向かう]
 

(102) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[文化祭の飾り華やかな廊下を歩く。
 もう、吐き気はしなかった。
 男たちの下卑た嘲笑も、聞こえない]
 

(103) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[勝手知ったる部活棟に辿り着けば、
 引退した写真部の部室の扉を無遠慮に開き、
 我が物顔でロッカーの中を漁る。

 そこにあったのは、男子の制服だ。
 ついぞ葉野とのデート以外に着る機会のなかった
 制服のズボンがそこにある。

 スカートを脱いで、ズボンに履き替える。
 それだけのことなのに、
 俺にとっては非常に勇気の要る行為だった]
 

(104) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[久々に男子の制服に着替えたあとは、
 写真部の備品のフィルムカッターで
 伸びた髪の襟足を、ざっくりと切り落とす。

 覚悟を決めるための、断髪式だ]
 

(105) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ



[――そうして俺は、一連の儀式を終える]

 

(106) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[この格好で校舎を歩くのは、
 少し勇気が要った。

 葉野とのデートのときは
 調子に乗ってたからヘーキだったけど、今は違う。
 ありのままの自分をクラスメイトたちに見せるのは
 やっぱり怖い。

 べちん、と頬を叩き気合いをいれる。
 意気地なしの自分を奮い立たせるために。

 そのまま、部室を後にする]
 

(107) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[廊下の窓ガラスに反射するのは、
 きっと一瞥しただけでは分からないほどに
 がらりと雰囲気の変わった氷室怜の姿だ。

 ――――これが、ありのままの俺だ]
 

(108) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ


[そのまま廊下を歩いていると、
 よりにもよって音楽室の前の廊下から
 出てきた辰美>>30と、鉢合わせになる。

 ぐ、っと息を飲み込んで、気まずくて。
 でも目を逸らしてはいけないから。

 俺は大きく口を開けた]


  もう、ホントにもうヘーキだから。


[じっと、辰美を見つめた。
 ぶるぶると指先が震えていた]
 

(109) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【人】 CC レイ



  じゃ!


[それだけ言って、踵を返そうとした]**
 

(110) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

【独】 CC レイ

/*
大天使誠香ちゃんと辰美スピードワゴンのおかげで、高速で立ち直れた。あーーーーーーー感謝……。

(-14) 2020/06/16(Tue) 02時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/16(Tue) 02時半頃


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/16(Tue) 21時半頃


【人】 CC レイ

―― 現在 / 廊下 ――


[踵を返す俺の背に辰美から掛けられたのは、
 いつもみたいな「ブサイク」って
 罵倒の言葉ではなかった。

 無理しなくていいから、という声音>>125には
 辰美の諦念とか、そういった感情が
 入り混じっていた。

 何だか、無性に腹が立った]
 

(293) 2020/06/16(Tue) 21時半頃

【人】 CC レイ


[俺なりに覚悟を決めて、男子の制服を着たのだ。
 
 辰美は礼一郎と違って、
 フツーに男の格好してる俺を見るの
 久しぶりだろ、と思う。

 そのうっすい反応はなんだ。
 俺の格好に感想とかないのか]
 

(294) 2020/06/16(Tue) 21時半頃

【人】 CC レイ


[冷静に考えれば、
 それは辰美が俺を見た目で判断してないってことだし、
 俺自身にとって歓迎すべきことのはずなのだが。

 今の俺には、冷静に物事を見る余裕が
 まったくなかったんだ]
 

(295) 2020/06/16(Tue) 21時半頃

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