236 夜香木の宴
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[茶会の感想を述べるメル>>4の方に、顔を持ち上げちらと視線を送る。 ここから表情までは見えないが、嘘ではないであろう声音。 胸の奥がざわつくような心地がしたが、理由がわからず、ただあやとり紐を握る手を胸元へぎゅうと押し付ける。 従者同士の交流について訊かれれば少し視線を上げるが、結局はまた伏せた]
……ワカラナイ。 みんな、おれトハ、違う。 ……少し、怒られタ。
[それぞれに事情も魔女との関わりも違う者の集まりで。 少なくともギリアンが受けた印象と、覚えているのはそのことだった。 肩落とすギリアンに、先の様子を気にしてか、魔女が声を掛ける]
(7) 2018/03/21(Wed) 01時頃
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…………メルは、
[何故幻惑の中に自分を見たのだろう。 頭の中でぐるぐる回る疑問はそのことだったけれど、結局は口に出せないまま首を横に振った。 答えを聞いたら自分の中の輪が壊れてしまう、そんな不安を覚えたから。 そのまま、部屋に戻るまでは無言で、手の中に紐を遊ばせる]
[季節外れの木枯らしのようなうら寒い風が、ビュオと吹き過ぎていった*]
(8) 2018/03/21(Wed) 01時頃
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/* あー、なんか距離感がいい感じになってきたかもしれない。
(-0) 2018/03/21(Wed) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/21(Wed) 02時頃
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― 客室 ―
[ギリアンと魔女に与えられたのは、隣り合わせの続きの二部屋。 しかしギリアンは、魔女と出逢ってこのかた別の部屋で休んだことはなかったし、何か手伝いが必要になるかもと、拒まれない限りは同じ部屋に居ることにした。 小妖精に頼めば大抵の用は済ませてくれるということは、頭から抜け落ちていた]
[礼服から、常のゆったりとした黒衣へ着替えた後。 まだ眠くはなかったので、ギリアンは一心にあやとり紐を動かしている。 複雑に絡み合った紐は、垂れ下がる夜香木の枝を模しつつあった。 そうして手元に集中している内、魔女に対して浮かんだ疑念も段々と薄れていった]
(23) 2018/03/21(Wed) 20時半頃
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[ガタガタと外に続く窓が鳴ったのは、その時だった。 窓が独りでに開き、冷たい風が室内に入り込む]
ウ……?
[風が強い日は窓を閉めるようにと、魔女に言われたことを思い出して立ち上がる。 そもそも窓の鍵は閉めてあったはずと、思い返すこともなく。 ギリアンが窓枠に近付いたその時、一際強い風が部屋の中に吹き荒んだ*]
(24) 2018/03/21(Wed) 20時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/21(Wed) 20時半頃
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[元より閉じた世界に生きるギリアンにとって、居場所が何処であれ関係のないこと。 メルの言葉>>29に同意こそ返さなかったが、思う所は同じであっただろう]
[しかしその静寂も、直後に破られる]
ウ……!
[窓から飛び込んできた風は、魔力帯びたもの。 魔女の声>>30は耳に届くも、反応が遅れ尻餅をつく。 幸い、突風の齎す効果は衝突のみであったようだ]
(36) 2018/03/21(Wed) 22時頃
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メル……
[本来は守らねばならぬ相手。 けれどその魔女からは、真っ先に心配の言葉を掛けられる>>31]
おれは、ヘイキ……。
[振り向き確認すれば、彼女は魔力の衝突は避けたようで。 しかし、この状況を齎した何者かは、確実にこの近くに"いる"のだろう]
……メル、に、何かするツモリか……?
[問い掛けた所で答える声もない。 ギリアンは作りかけのあやとりの形を解いた]
(37) 2018/03/21(Wed) 22時頃
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――ヒロガレ、
[ギリアンが言葉で命じあやとり紐を振るえば、魔力帯びたそれは本来の長さを無視したかのように広がる]
――カラメ、
[両手両足、更に口までも使って紐を引けば、それらは互いに交差し引かれ合って、一つの輪を複雑な形へ変えていく。 そうする間にも紐は更に伸びてゆき、まるで空間全体を使ったあやとりのよう]
――アヤナセ
[そうして縦横に張り巡らされた紐は、ギリアンの魔力を媒介し結界に近い性質を持つ。 実体持つ獣であれば絡めとる罠ともなるが、相手は得体の知れぬ"風"。 この網で捉えられるかはわからない*]
(38) 2018/03/21(Wed) 22時頃
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……ナゼ……?
[無理をするなと言い>>47、自分の前に立つ>>48に立つメルに浮かぶのは疑問符。 護るのは自分の役目ではないのだろうか? たとえ不完全な不死でも、扱える力が魔女より弱くとも]
メル。 ……おれがやる……。
[勝てる相手なのかはわからない。 紐で捉えられない相手に有効な手段があるのかも。 けれどメルが、自分より先に危険に身をさらす時、それではいけないという思いが生まれるのだ]
(52) 2018/03/21(Wed) 23時半頃
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[その感情が、何かの引き金になったのか。 急速に空気が凝縮される、その動きがギリアンの握るあやとり紐を揺らした。 何か攻撃が来る。 それがわかってはいても、ギリアンに対処の手段はなく]
グウ……!
[魔女を押し退け、風の塊が通り過ぎるであろう場所に立つ。 押し止めるように突き出した左腕は風を幾らかは乱したが、攻撃を打ち消すには至らず、幾つもの裂傷が腕に刻まれ紅色が飛沫いた*]
(53) 2018/03/21(Wed) 23時半頃
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ウ……。
[説得しようとするメル>>63に、首を横に振る。 風を受けた左腕は血塗れになるが、すぐにこの身に帯びた呪いが傷を塞ごうとするだろう。 しかしそれよりも早く、メルが癒しの魔法をかける>>64。 ギリアンを癒す代わりに血を流すメルを見て、ギリアンは目を見開いた]
……死ななくテモ、メルは、傷つく。
[無事な右手を伸ばし、メルの左手首を握ろうとする]
おれは、メルが傷つくの……イヤだ。 メルは、傷つくの、イヤじゃないのか?
(70) 2018/03/22(Thu) 01時頃
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[魔法と引き換えに傷を負う体]
[ならば魔法を使わせなければいい]
[そのために自分がいるのではないのか?]
(-46) 2018/03/22(Thu) 01時頃
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……おれは、ニンゲンではナイ。
[それは、かつて自分を拒絶した者たちの名前]
バケモノだ。
[そしてその名が拒絶された証だとしても。 ギリアンは傷の引き攣れる顔で、ニィ、と笑う]
だからおれモ、死なない。
[呪いが不完全であるという魔女の言葉は真実だろうが、それも意に介さぬように。 のそりと立ったギリアンは、あやとり紐の動きから何かを感じ取ろうと意識を向ける**]
(71) 2018/03/22(Thu) 01時頃
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[だから、奪わないで]
[おれの居る理由を奪わないで]
[切実な願いは、言葉にされることはなく**]
(-47) 2018/03/22(Thu) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/22(Thu) 01時頃
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……メル……どうシテ……。
[死を羨み不死の呪いを掛けた魔女の心の奥底を、ギリアンは知らない。 余程の傷でなければ死なぬ身と知っていながら、傷ついたギリアンのことをいつも心配してくれて。 同じ怪我を負わぬようにと、注意すべきことを根気強く教えてくれた]
[不死の苦しみを知らしめようとするなら、幾らでも方法はあっただろうに]
(89) 2018/03/22(Thu) 23時半頃
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[死を羨むほど苦しむ彼女を、傷つけたくない。 けれどその主張は互いに同じで。 メルが出した折衷案>>80に、ギリアンは同意する]
……ワカッタ。 おれ、メルのためニ、戦う。
[互いに傷つくのは変わらなくても、自分の役目が確かに与えられたことに、ギリアンの不安は消える。 背を叩く小さくともしっかりした手に頷いて]
メルも……。 おれを死ななくしたノニ、先に死んだりしたら、ダメ。
(90) 2018/03/22(Thu) 23時半頃
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[ひとつの願いを投げ掛けた後、メルと共に部屋に存在する"何か"へ向き直る]
風……デモ、外に吹く風と違う……。 塊になって動いてル……?
[魔女に問われ答えるのは、自然の風とは異なる局所的な揺らぎ。 しかし実体持たぬもの相手に、紐で捉えるのは限界がある。 魔術的トラップとして作動させるのは、もう数段上の技術だ]
(91) 2018/03/22(Thu) 23時半頃
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[風の方も激しい動きを見せることなく、膠着状態となる。 その時、何かに気付いた魔女が呪を唱えた>>88。 部屋の中を白の霧が覆い尽くしていく]
……ア……!
[その時、それはギリアンの目にもはっきりと見えた。 霧の濃淡で形作られたのは巨大な蛇。 あやとり紐の結界を器用に避けながらうねっている]
アレが……メルのこと傷つけた……。
[メルの代償やギリアンの傷から散ったものだろうか、僅かに紅色の靄を孕む蛇。 看破されたことに気付いたか、それは大口を開け、舌をちらつかせながら威嚇する。 対抗するように、ギリアンもバケモノと呼ばれたその風貌で威圧して]
今なら……捕まえらレル……?
[メルに策があるなら連携して動く必要があるだろう。 あやとり紐の動きを両手で感知しながら、命令を待つ*]
(92) 2018/03/22(Thu) 23時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/22(Thu) 23時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/23(Fri) 01時頃
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[姿が見えるとはいえ霧の塊のような状態の蛇に、紐の束縛が効くかはわからない。 しかし魔女>>108の前でそんな弱音を吐けるはずもなく]
わかッタ。 ……ヤル。
[彼女の望みを叶えるべく、威嚇する蛇と対峙する。 その直後、メルが呼び出した魔法の刃が、蛇の身を切り裂いた>>109。 怯む様子があるならば有効ということだろう。 その機を逃さず、ギリアンも動く]
(119) 2018/03/23(Fri) 18時頃
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――シマレ!
[両手の指のあやとり紐を、ギリアンにしかわからない手順で引く。 部屋のあちこちにかかっていた紐の一部が外れ、蛇の巨体向けて急速に迫っていく]
フンっ!
[気合いと共にもう一引きすれば、蛇の身に絡みついた紐がその身を強く戒めた。 蛇は大きく体をくねらそうとするが、一方が緩めば他方が締まる紐の状態から、抜け出すのは容易ではないだろう]
メル、……オネガイ……!
[とどめを刺す役目は、恐らく魔女にしか出来まい。 その魔法が更に魔女を傷付けるとわかってはいたが、目の前の敵を共に打ち倒すために、ギリアンはそれを願った**]
(120) 2018/03/23(Fri) 18時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/23(Fri) 18時半頃
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/* メルヤがかわいい。
(-62) 2018/03/23(Fri) 22時頃
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ウ……。
[メル>>133に褒められたギリアンは、嬉しそうな表情を浮かべる。 傷だらけの顔に浮かぶそれは、長年共に過ごした者にしかわからないものかもしれないが。 後はとどめを、と思ったが、魔女一人ではそれは出来ないという]
……ソレは……だめ……。
[魔法の代償として酷い傷を負うことを示唆されれば首を横に振る。 そうなるくらいなら無茶をしてでもギリアンが戦わねば、と思ったが、幸いすぐに代案が示された]
(136) 2018/03/23(Fri) 22時半頃
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[死ねることが羨ましいと魔女は言った]
[なんて贅沢な悩みなのだろう!]
[奇跡を体現する力を持ちながら、何も持たない死にゆく子供を羨むとは]
(-64) 2018/03/23(Fri) 22時半頃
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ワカッタ。 いっしょに……ヤル。
おれの力、メルのために……使う。
[ギリアンの世界は、ひとつの輪で出来ている。 それは今、因果より生まれた獣を捕らえ。 メルの力と共に、それを断とうとしている]
(138) 2018/03/23(Fri) 22時半頃
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[メルの傷は奇跡の代償。 ギリアンの傷は愚鈍さの結果。 同じ傷だらけでもこんなに違う]
[それでもいつしか、ギリアンはメルに傷ついて欲しくないと思うようになった]
[きっと、死にたいと思って欲しくなかったからだ]
[それは自分と違って奇跡の力を持つ魔女が、それでもなお死を羨むことへの苛立ちから? それとも、]
(-65) 2018/03/23(Fri) 23時頃
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メル……今……!
[メルと呼吸を合わせるように。 魔力が紐を巡ると同時、それを強く引き切った*]
(140) 2018/03/23(Fri) 23時頃
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/* とりあえずギリアン側からの羨望的な感情も落としてみる。 ……言語化難しかったな、うん。
(-66) 2018/03/23(Fri) 23時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/23(Fri) 23時頃
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[メルが紡ぐ言霊>>149により、あやとり紐に力が満ちる。 ギリアンの閉じた世界を模ったそれは、刃の性質を帯び、風の大蛇を断ち切った>>150。 霧で可視化していた体が霧散する]
もう、いなくナッタ……?
[気配を探る魔女に訊ねれば、肯定する言葉が返される>>151。 労いの言葉にこちらも安堵の表情を浮かべかけた、けれど]
メル!!
[倒れかかるメルの体。 慌てて駆け寄り、自分よりずっと華奢なその身を支える]
(152) 2018/03/24(Sat) 00時頃
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メル、疲れタ……? それに、傷ダラケ……。
[傷だらけなのはいつものことだが、それにしても今回は数が多い。 幾度も続けて魔法を行使したことが負担となったのだろう]
メル……休まナイと……。
[ギリアンは両腕でメルの身を抱え上げようとする。 インドア派ではあるが、幸い大柄な外見に見合うだけの力はあった。 そのまま彼女の身をベッドまで運ぶ心算*]
(153) 2018/03/24(Sat) 00時頃
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