167 ― さいごの手紙 ―
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[月が中天に昇る前に眠り、朝日が顔を出す前に起きる男の日々。 申し訳程度に開いた窓から、隣室のラヂオがながれてくる。
男は乾いたパンを食べる手を止め、 まとめ買いする前からあった、ほんの少しだけ質のいい便箋を取り出した。なんの変哲もない安っぽいペン。
隕石の報は聞こえてくる。 そのせいだろうか。 書き始めるまでにいつもより時間がかかった]
(22) 2015/09/02(Wed) 09時半頃
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To Hinako
今朝、あなたと同じ名前の方への祝いの言葉を聞きました それもやはり奇跡でしょうか
あなたではないかもしれない、ひなこさんへ 誕生日おめでとう
奇跡に、祈ります
Ralph
(-7) 2015/09/02(Wed) 10時頃
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[きっといままでで一番の出来の飛行機が 機体と同じ色の空に溶けていった]
(-8) 2015/09/02(Wed) 10時頃
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[捨てられないものが詰まった引き出しに、 小さな指輪が微かに光った。
たとえ世界が終わろうと 捨てたくないものだけが溢れようと それでも男はいつもと同じ時間に家を出て いつもと同じように、掃除を始めた]
(23) 2015/09/02(Wed) 10時頃
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[人の姿はいつもより少ないのに 地面に落ちるゴミはいつもより多い。
ゴミはゴミ箱へ。 ゴミ箱のゴミはーー]
(24) 2015/09/02(Wed) 11時頃
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メルヤ様
流星群を見た、夢を見ました いつも夜は寝てしまいますが もしかしたらあれは夢ではなかったのかもしれません
捨てたいものは出来ましたか? 私は、捨てたくないものばかりだと気づいたところです
星に、蝶に、奇跡を祈ります
Ralph
(-10) 2015/09/02(Wed) 11時頃
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[薄茶色の便箋。 柔らかい花のような紫色の封筒は、 以前見かけた蝶を思い出して選んだ。
さいごの、手紙]
(-11) 2015/09/02(Wed) 11時頃
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[ポストに一通の手紙を託した。 大きな荷物を持った家族連れとすれ違う。 目的地があるようには見えなかった。 ただひたすらに、苦しげな顔をしていた。
もしも、あのラヂオが本当ならば この星に、違いのある場所なんてない。 何処にいても同じなら、何処にだって行ける]
(56) 2015/09/03(Thu) 00時頃
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[モップがカツンと音を立てて転がる。 捨てられたものでいっぱいのバケツが倒れ、紙屑が風に飛ばされた。
朝飛ばした紙飛行機はどこまでいっただろう。
今、この地上に 違いなんて、何処にもない]
(60) 2015/09/03(Thu) 00時頃
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残したいものはありますか
ずっとそばにいてほしいものは、ありますか
それを、大事にしてください
もしそれが近くにないのならば、貴方の代わりに探します
[几帳面なフォントが並ぶ薄茶色の便箋に、 最終行、一度かかれた宛先が、神経質な横線で消され その横にただRalphとサインが並ぶ。 折りたたまれた紙飛行機。 あおられて、どこまでも飛んでゆく]
(-56) 2015/09/03(Thu) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/09/03(Thu) 00時頃
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