57 吸血鬼の決闘代理人
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― トレーニング室 ―
[棒術使いの女と別れ、トレーニング室へ入った所で、それは起こった]
これは……魔法?
[目の前に現れた、人の形をしたモノ>>3。 まだ異能を見慣れぬ新人の眼差しに、恐れが混じる]
ウィステリア卿――吸血鬼、ですね。
[紋章を示しての名乗りに、来るべき時が来たと知り居住まいを正す。 返答を口にしようと軽く息を吸った瞬間、分身が動くのが見えた>>5。 武器を取り出す仕草に、咄嗟に後方へ飛ぶ。 着地する時には、体は軽く前傾し、両手は外套の内へ。 眼差しは相手の取り出した得物を見極める]
(32) 2012/08/21(Tue) 01時頃
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鞭、か……
[単純に受け止めたのでは、撓る先端が首へ絡み付きかねない。 左から迫り来る様を見て、右へ大きく体を倒す。 右手はフリーにしたまま、左手で右腰の短剣を抜いた]
はっ!
[右から左、大きく外へ、体から遠ざけるように振るう。 剣先が鞭を受け止める感触と、軌道を変える風切り音。 次いで鞭の先端が、髪を掠めていく感覚があった。 傷付かぬよう細めた横目で見つつ、右半身は受け身の体勢へ]
――っと、
[その瞳が再び見開かれたのは、床に着くより少し前。 左腕が引かれた、かと思うと、すっぽ抜けた感覚と共に急に軽くなる。 短剣が鞭に絡めとられ、引き抜かれたのだ]
(33) 2012/08/21(Tue) 01時頃
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[右肩から床に着き、素早く転がって起き上がる。 腕に絡まれるよりはとの判断があったものの、武器が相手に奪われ不利な状況となったのに違いはない。 自分の武器に傷付けられるという不名誉を回避すべく、体を起こしながら左腰の短剣を抜いて分身と向き合った]
…………あれ、
[しかし、分身にはそれ以上攻撃する意志がないようだった。 勢いを失った鞭から短剣が滑り落ち、カラン、と床に転がった**]
(34) 2012/08/21(Tue) 01時頃
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― トレーニング室 ―
[分身と向き合ったまま軽く呼吸を整えた所で、先の質問>>3に答えていないことに気が付いた。 とはいえ"兄"の背を追いたい一心で鍛錬してきた新米代理人は、自己を売り込む言葉を持っていなかった]
僕、は……
[それでも何事か口にしようと、剣を鞘に納めつつ声を上げた所で、アラバスターの小箱を差し出される>>44]
……ありがとう、ございます。 僕のような者の技を、ご覧頂いて。
[今は、差し出されたものを素直に受け取ることが、貴族に対する礼だと思った。 膝を着いた体勢から、頭を垂れ分身を見送る]
(71) 2012/08/21(Tue) 21時半頃
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[直後、その耳に届く実体なき声]
…………え?
[その声は、自分と同じ、だが自分の物ではない名前を口にした。 鼓動が跳ね、不意を突かれたような声を上げる]
(-16) 2012/08/21(Tue) 21時半頃
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オスカーは、しかし、続いて聞こえた言葉に目を見開き
2012/08/21(Tue) 21時半頃
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ふざけるなッ!
[突如、声を荒げると、恭しく掌に乗せていた小箱を壁に向け投げ付けた。 ぶつかった角が砕け、真白き破片が床に散らばる]
(72) 2012/08/21(Tue) 21時半頃
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僕は、兄の汚名をそそぐため戦うことを選んだんだ。 たとえ兄に会うためだろうと、敗北の意思を持って舞台へ立つことなどありえない……!
[確かに最初は、兄との再会が第一であったかもしれない。 けれど今は違う。 長い髪を切りオスカーを名乗ったその時から、それは与えられるものではなく、勝ち取るべきものとなったのだ]
(-17) 2012/08/21(Tue) 21時半頃
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これだけは先に宣言します。 これから先、貴方の代理人であろうと敵対者のそれであろうと、僕は勝利の意思を持って舞台へ上がります。 どうか、それだけはお忘れなきよう。
[はっきりと口に出し宣言すると、姿見えぬ相手へ一礼した]
(-18) 2012/08/21(Tue) 21時半頃
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……割れてしまったか。
[いつもの無表情に戻り、ぽつりとそう呟いたのは、それからしばらく経ってのこと]
さすがに、無礼だったかな、今のは。 機嫌を損ねてなければ、いいけど。
[小箱と飛び散った破片を拾い集め、ベルトに付属した物入れへ仕舞う。 こう大きな傷があっては、もう換金は不可能だろう。 それから、扉のある方向を振り向いて]
鍵、掛けてあって、良かったな。
[突然取り乱す姿を他人に見られなくて良かったと、そう思った]
(74) 2012/08/21(Tue) 22時頃
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オスカーは、酷い悪寒にぞくりと体を震わせた。
2012/08/21(Tue) 22時頃
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>藤秘話
これは……ソロエロールを書けとのお達し……?
(-24) 2012/08/21(Tue) 22時頃
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[周囲を見回したが、悪寒の正体は掴めなかった。 ただ、トレーニング器具の漂わす独特の匂いに、フワリと芳香が混じったような気がした。 先の小箱に香が閉じ込めてあったかとも思うが、深くは考えず、本来の目的であったトレーニングへと戻る]
ふっ――……。
[静かに息を吐き、心中に燻ぶる激情の残りを追い出した。 刃の鋭さと冷たさに、己の心を近付けていく。 そしてそれらが限りなく同じ形に近付いた瞬間]
はっ!
[呼吸のようにごく自然に、刃が抜き放たれていた]
(84) 2012/08/21(Tue) 22時半頃
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[一頻り型の確認を終えた後、トレーニング室を出る。 鍵を返却し屋外を歩いていた所で、御者のない馬車>>11に気が付いた]
あれは、貴族のもの、でしょうか。
[脳内に浮かんだのは藤の君の姿だったが、あのような趣向で本人が直接出向いていたとも思えない。 とすると、別の貴族が訪れているのだろうか。 確認のため近付いて見ると、訓練所の玄関付近にそれらしき姿があった。 が、その向こうに]
うわ。
[この施設内で一番顔を合わせたくない人物>>81の姿があった。 貴族への挨拶も忘れ、逃げ腰になる]
(90) 2012/08/21(Tue) 23時頃
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― 訓練所 玄関付近 ―
[彼女――義理の姉は、物売りの少女と何やら話しているようだった。>>91 差し出された純白の四角形は見間違えようもない、先程自身が受け取った小箱と同じもの]
あの人も、ウィステリア卿に声を掛けられたのか。
[雪花石膏と林檎1個の交換を見て僅かに表情が変わるも、舌打ち>>92が耳に届けばその変化も打ち消されて]
……何か、言いたい事でもあるのですか?
[能面の如き表情をピッパへと向けた]
(96) 2012/08/21(Tue) 23時頃
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その下品な口調、直したらどうですか。
[見下す視線に目付きを険しくしつつ。 淡々と嫌味を言ったつもりであったが、刺は隠し切れなかったかもしれない]
……言われなくても。
[その場を立ち去る様子を見れば止めることはせず、むしろ触れられるのも嫌だというように、さっと脇へ避けた]
(104) 2012/08/21(Tue) 23時半頃
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