236 夜香木の宴
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/18(Sun) 00時半頃
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― 『刻辻』 ―
[魔女に連れられ向かった先。 奇妙な格好をした存在>>0に門を通されて、奥へ進めば、最初に大広間へ踏み込むことになるか。 そこでは獣の耳らしきものを生やした者に迎えられ、挨拶を受ける>>1>>2]
ウ……?
[見知らぬ者を目の前にして、ギリアンは戸惑うような声を漏らした。 挨拶や一礼を返すこともままならず、魔女の後ろに隠れながら不安げに周囲を見る。 その傍らに浮かんだ妖精は、どうやら害のないものとわかって少しだけ安堵した*]
(17) 2018/03/18(Sun) 21時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/18(Sun) 21時半頃
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[苦労して着終えた、少し窮屈な服。 似合っていると言われれば悪い気はしなかったが、表向きは無表情のまま頷く。 魔女が代償と引き換えに門を開く>>18のを、少し細めた目で見詰め]
…………。
[その先で出会った門番の言葉は、魔女にとっても意外なものだったらしい>>19。 ギリアンからすれば何でも知っているに等しいほどの魔女であったが、彼女にとっても未知の空間では何が起こるというのか。 気を付けるようにとの言葉に、静かに頷く]
(24) 2018/03/18(Sun) 22時頃
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[魔女と招待状の主が挨拶を交わし、ひとまずは息をつける状態になるだろうか]
……ダイジョウブ……。
[メル>>20に訊ねられればそう答えるが、彼女自身も緊張している空気は感じられた。 後ろに立って周囲を見回せば、他の魔女やその従者も視界に入るだろうか。 ギリアンは知らない人間に自分から声を掛ける術を知らない。 背を丸めておどおどと視線を動かす様は、必要以上に怯えて見えたかもしれない*]
(25) 2018/03/18(Sun) 22時頃
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[魔女であろう人物に声を掛けられたメル>>26が、挨拶を交わしている傍ら。 おどおどと向けた視線が、他の従者と交わることもあるだろうか。 真っ先に声を上げたのは、武人のような風体の青年>29。 自分と違い堂々とした姿を見れば委縮はするが、名乗った方がいいらしいことはどうにか理解する]
……ギーア……。
[絞り出すような声で、名前のみを短く発する。 今では本来の名を発音することも出来たがそうしなかったのは、今となっては魔女の呼び名こそ自分のものだと認識していたため*]
(32) 2018/03/18(Sun) 22時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/18(Sun) 22時半頃
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[もう一人の従者と思しき男も、改めて名乗りを上げた>>38。 すぐに覚えられるかは怪しかったが、わかった、という風にひとつ頷いて]
……ソウなのか……?
[羨望混じりに声を上げられたが、普通の人間の体格というものを知らないから、疑問符混じりの呟きを落とすに留める。 黍炉の鍛え上げられた肉体と違い、誇れるようなものでもないと思っているから、反応に困ったように肩を竦めるのみだった]
(45) 2018/03/18(Sun) 23時頃
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メル……。
[養い親から声を掛けられ>>40、一瞬見せたのは上目遣いの不安げな視線。 心配そうな声につい甘えたくもなるが、一方でメルと他の魔女とのお話も、大事なものなのだろうと思う。 だから結局、引き留める言葉は胸の内に留めて]
大丈夫。 ……イッテラッシャイ。
[そう、魔女から留守番を言い遣った時のように、送り出す言葉を掛けた*]
(46) 2018/03/18(Sun) 23時頃
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おおきいヒト……?
[リー>>51に問われて首を傾げる。 ふと頭に浮かんだのは、"トオサン"と"カアサン"のこと。 けれどあの頃はギリアンの方が小さくて、まだメルの顔だって見上げるくらいだったのだ。 ――あまり思い出したくない記憶を引き出してしまい、ギリアンはぶるりと首を横に振った]
知らない。 おれ、ニンゲンのこと、よくシラナイ……。
[たどたどしい口調で答え、口を噤む。 こちらから新たな話題を見付けることは出来ないまま、もしかしたら解散の流れになるだろうか*]
(53) 2018/03/19(Mon) 00時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/19(Mon) 00時頃
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[魔女らを見送り、リー>>58>>59にも頷いて別れて、荷物を客室へ置きに行く。 傍らの妖精は施設の説明などを懸命にした後、従者控室に行くことを強く勧めてきた。 使用するか否かはともかく、そこにある石は手にしておくようにとのことだった。 触れてみると魔力をその身に受け入れた時のような、認識の輪が拡張する感覚があった。 実際に石の力を試すことはこの場ではしなかったが]
[さてそこからは本当に自由行動だと言われたが、ギリアンは困ったようにその場に立ち尽くしていた。 魔女の指示もなしに、見知らぬ場所で自発的に動くことは、ギリアンには出来なかった。 不安を紛らわすように手に握っていたあやとり紐を取り出し、両手で繰り始める。 そうして没頭していると、自分が今何処に居るのかさえ忘れてしまいそうだった]
(61) 2018/03/19(Mon) 00時半頃
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― 従者控室 ―
[――それから、どれだけ時間が経ったか。 常に漂う夜香木の香りに、少しだけ違うものが混じった>>#0。 その理由へと思いを巡らせるより早く]
"――あやとりをやめなさい!"
[聞き覚えのある、しかし久しく聞いていなかった声が耳に飛び込んで、思わずびくりと肩を震わす。 顔を上げると、神経質そうに眉を顰めた女性の姿が見えた。 それは、こんな所に居るはずのない人物の姿]
(62) 2018/03/19(Mon) 00時半頃
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"なぜ言われた通りに出来ないの!" "他の子たちを見なさいよ!" "本当に気持ち悪い――"
[耳を塞いでも声は遮れず、目を閉じても気配や息遣いが近付いてくるのが感じられた。 現実ではありえない状況に、魔法の類だろうとは思うが、頭の中がぐるぐるしてどうすればいいのかもわからない]
"あんたなんか、生ま"
ウワアアアアッ!!
[ギリアンの口からは我を忘れたような悲鳴が飛び出す]
なんデ、カア、サン……!
[腰を抜かしたように床へへたり込み、後退りながら、幻を追い払おうと魔力帯びた紐の輪を振るう。 しかし実体すらあるかのように感じられる幻は消えず、じりじりとこちらへ迫り続けた*]
(63) 2018/03/19(Mon) 00時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/19(Mon) 00時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/19(Mon) 01時頃
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[控室に新たな足音が響く。 視線を幻影から無理矢理外してそちらを見れば、先に挨拶を交わした黍炉が立っていた>>=0。 喉や腕の鱗も自然と視界に入るが、今はそちらを気にする余裕はない。 もっと恐ろしいモノが、目の前に在るのだから]
ア……。 シュ、ウ……?
[どうにか彼の名を思い出し口にする。 平然として見える彼には、この場に居るはずのない侵入者が見えていないのか]
"カアサン"、が、いル……。 どうシテ……?
[視線を迫り来る幻影へ向けて、説明にもならない言葉を口にする。 "カアサン"という単語が自分以外にとってどのような意味を持つかギリアンは知らなかったが、他者から見ればギリアンがその存在に、酷く怯えていることは伝わるだろう*]
(=1) 2018/03/19(Mon) 21時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/19(Mon) 21時頃
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イナイ……? 違ウ、ソコに、いる……!
[ここには自分たちしかいないと、黍炉は断言する>>=2。 しかし、ギリアンの目には確かに"カアサン"の姿が、自分を捕らえ何処かへ連れて行こうとする様が見えるのだ。 もう少し頭が回れば、それが自分一人だけが見ている幻と気付けていたかもしれないが]
ハハオヤ……"カアサン"、ハ……。
[何故、と問う黍炉に、自分なりの説明を試みる。 ――実際の所、"カアサン"と共に暮らしていた頃の自分は、怯えのような感情を持っていなかった。 閉じた認識に籠っていたギリアンにとっては、取り巻く環境全てが"そういうもの"でしかなかったのだ。 魔女との暮らしを経てようやく、ギリアンは当時の状況と向き合えるだけの自我を得た。 ことここに至っては、"強制的に向き合わされた"と言う方が正しいが]
(=4) 2018/03/19(Mon) 21時半頃
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"カアサン"はイツモ、おれに怒っていた……。 言ワレタことも出来ないと、叩いたり殴ったりシタ。 おれのことを気持ち悪いと、イラナイと言っていた……。
[石の補助もあるお蔭か、常よりもやや流暢に心情を告げる。 段々と泣き言めいてきたのが、情けなくはあったが]
……ダカラ置いて行ったの……?
[最後の呟きは、ふと思い出したように落とされる。 幻影が呟きに答えることはなく、ただ恐ろしい形相のままギリアンの手を引こうとしていた*]
(=5) 2018/03/19(Mon) 21時半頃
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[リーの問い掛けには唸り声のような、意味を成さない声が返る>>=6。 まともに会話出来る状況にないことくらいは伝わったかもしれない]
[眼前では黍炉が、こちらの返答受け思案している様子>>=7が見て取れた。 そして、こちらへ向け伸ばされる人差し指>>=8。 一瞬びくりとはするが、害意のないことを察し、言われた通り動きを止める]
ウ……?
[紡がれる言霊>>=9。 指先から伝わる光が、ギリアンの身から幻の感覚を引き剥がす。 それが全身を巡る頃には、"カアサン"の姿も気配も、すっかり感じられなくなっていた]
(=10) 2018/03/19(Mon) 22時半頃
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あ、ありが……アウッ
[礼を口にしかけると同時に、額を弾かれた。 黍炉の口から飛び出す悪態を、ぽかんとした顔で聞く]
ウウ……スミマセン……。 でも、助かりマシタ。 おれ一人では、ドウすればいいかわからなカッタ……。
[しゅん、と大柄な身を竦めるようにして、しょげた様子を見せる。 混乱状態にあったことを抜きにしても、自分ではあのように即座に対処出来るかどうか]
おれはマダ、未熟……。
[魔女の腕とは比べるべくもないが、同じ弟子の立場でもこれだけの差があるとは。 環境の差もあるのかもしれないが――と、座り込んだまま黍炉を見上げた*]
(=11) 2018/03/19(Mon) 22時半頃
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ウウ……。 ソウ、か……?
[魔力の影響下で話しているからだろうか、黍炉の言葉>>=13の意味は常の会話よりは容易に理解出来た。 自分ではどうしようもない状況だったと知れば幾らか安堵はするものの、触れたくないものに触れてしまった事実は変わらず、縋るように手元のあやとり紐をぎゅっと握り締める。 問い掛けが投げ掛けられたのはその時だった]
(=14) 2018/03/19(Mon) 23時頃
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"カアサン"は、森の奥までおれを連れて来タ。 おれに、好きなダケあやとりをしてもいいと言って、イナクなった……。
[ギリアン側から見た状況を告げる。 捨てられたのだと、その端的な事実を追認したのは、幻惑と黍炉の言葉を受けた今この時だったかもしれない]
メルが、魔女が来たのはその後。 ……おれに呪いをかけた、と言ってイタ……。
[呪いの種類は言わぬまま。 その時の魔女の心情は計り知れないが、結果としてギリアンは養い子として、ここに居る*]
(=15) 2018/03/19(Mon) 23時頃
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呪い……。 でも、それがナカッタら、おれは死んでタ。
[反芻する黍炉>>=17に頷く。 実際には命を救うどころか死ねなくする呪いなのだが、ギリアンの思考はその恐ろしさにはまだ行き着かず]
……オマエも、魔女に助けられたノカ……?
[ふと、相手の境遇を気にしたような言葉を零す。 ギリアンが他者に興味を示すのは珍しいと、知るのは養い親くらいか。 相手も自分に近しい立場らしいと感じてのことだが、内実は真逆とは知らぬままの問い掛けであった]
[リーの言葉>>=16も聞こえてはいたが、黍炉の返答もあり、合流を待つ形となった*]
(=19) 2018/03/19(Mon) 23時半頃
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……違ウ?
[境遇に関するギリアンの予測は、どうやら外れていたらしい>>=20。 どころか、その問いが黍炉の何らかの感情を揺り動かしたらしく、強い視線で睨まれる。 その瞳孔の形は通常のニンゲンとは違う、爬虫類めいたもの]
ウ……! ご、ごめん……ナサイ。
[怯んだように身を引きつつ、謝罪の言葉を口にする。 魔女との関係は、踏み込んで良いものばかりではないと、この時知ることとなった]
(=22) 2018/03/20(Tue) 00時頃
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[もう一つの声>>=21が届いたのはその時。 眼前の相手から半ば逃れるように、その声へと意識を向ける]
ア……。 確かニ、あの花と違う匂い、シタ……。
[手紙の中にあった枝と、茶会の場全体を包む香り。 それとは異質な匂いを、幻覚を見る直前、確かに感じていた]
……"カアサン"も、おれの手引っ張ったりした、ケド……。
[幻惑から感じられた実体。 声の主も確かにそれを感じているらしい、けれど]
……平気なノカ?
[無様にも怯えた自分と違い、平然とした様子のリーに、浮かぶのはそんな疑問*]
(=23) 2018/03/20(Tue) 00時頃
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ウ……。
[リー>>=24の問いには、短く肯定を。 "嫌なもの"に対するリーの言葉に、何か気付かされたように目を瞬く]
おれも、おれが嫌だと思ってたコト、今まで気付かなカッタ。 ……そうカ、今は逃げられるのカ。
[過去への認識。それに抗う術。 先は混乱のままに終わったが、本物の"カアサン"と対峙した過去よりは自分も成長しているのかもしれないと]
でも、幻覚をそのままにするノハ……。
[どうにかした方がいいのかと考えた矢先。 ギリアンの耳に悲鳴が届く>>87。 鈍感で物覚えの悪いギリアンでも、養い親の声を聞き間違えはしなかった]
(=27) 2018/03/20(Tue) 01時頃
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メル……!? メル、どうか、したノカ……!?
[耳に届いた養い親の悲鳴>>87に、慌てたように控室を飛び出していく。 大体の方向の見当はつくが、迷わず辿り着けるかは自身がない。 リーのことは完全に頭の中から抜け落ちたが、黍炉>>88が動くならそれに任せる形となるだろう**]
(89) 2018/03/20(Tue) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/20(Tue) 01時頃
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― 庭園 ―
[身のこなしが素早いとは決して言えないギリアンだが、それでも主の許へ必死に走る。 どこをどう通ったのかはもうわからないが、気付けばその体は、夜香木の木が立ち並ぶ庭園にあった]
メル……メル……。
[ギリアンが押し退ける空気に揺らされ、周囲の夜香木が一段と強く香る。 そして、木々の間の一角に、求める人影を見付けた>>87]
メル……ドウシタ……?
[魔女の腕を掴みそう訊ねるが、果たして反応はあっただろうか*]
(93) 2018/03/20(Tue) 20時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/20(Tue) 20時半頃
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ウ……。
[メルの視線はこちらを向かないままだったが、こちらの名を呼ぶ声>>98に、僅かに安堵して頷く。 深呼吸一つで呪縛は解けたのか、やがて視線も合わされて]
イタズラ……。 メルも、幻、見タ……?
[何者かに仕掛けられた幻惑の術。 どうやらメルも、自分やリーと同じく何かを見たらしい。 術が解けて良かったと思う一方で]
メルも、怖いものあるノカ……?
[魔女と自分だけの世界で長く過ごしてきたギリアンにとって、その魔女を超えるものが存在することは、驚くべきことだった*]
(103) 2018/03/20(Tue) 22時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/20(Tue) 22時頃
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……シュウ、が、助けてくれた……。
[そう言って従者の一人の名を挙げるが、メルには伝わっただろうか。 幻惑に関する説明に、彼女が首を傾げるのを見て瞬く]
メルが見たノ……そういうモノじゃない?
[悪戯の性質に関して、ギリアンには見たままのものしかわからなかったが、魔女には思い当たることがあったようだ。 苦い顔をする魔女>>116をじっと見詰める]
……ここ、怖いトコロ。 部屋に戻ろウ……。
[得体の知れない悪戯に不安を覚えた様子で、メルと共に客室へ戻ろうと提案する。 他の魔女がいない辺り、魔女同士の会合は一旦お開きになったのかとも思いながら*]
(123) 2018/03/20(Tue) 23時半頃
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[魔女の言葉>>129に、ギリアンは目を見開いて硬直する]
おれガ?
[それは恐らく、幻惑の性質に関する誤解により生じたズレであっただろう。 しかし、真相に辿り着けるほどギリアンの思考は成熟しておらず、ただ驚愕したような表情で立ち尽くした。 それでも、魔女が歩き始めたなら、その背後にいつものように付き従うのだが]
…………。
[ギリアンは不安げに視線を落とし、手元のあやとり紐を捏ね回した*]
(136) 2018/03/21(Wed) 00時頃
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