206 “ J ” the Phantom thief
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→ お給仕の続き
[ 中央にて左へ、右へと踊る者たちを認め。 周りに見つからぬようこっそりと、 流れる曲に合わせては、裾の下で、 ステップを刻むように足を伸ばすの。 こんな姿、奥様にバレてしまっては、
「 貴女の仕事は、 頭の悪いちんどん屋だったのかしら? 」
だなんて、客人に向ける笑顔で言われかねないわ。 それでも、小指の先から ステップを刻みたくなるのは、──── 。 ]
(1) 2017/01/07(Sat) 05時頃
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[ ダメよ、ダメ。─── ダメったらダメなのよ。 私は女中、華やかな舞台に立つには相応しくない。 私は女中、ひっそりと隅で咲くのが私の舞台。 蒸気で蒸らしたあたたかいタオルをトレイに乗せ、 隠れるように、人波を歩きゆく。
左右に作られるテラスが、 この会場には備え付けられてはいますが、 片方に約束を交わした彼の人が、>>204 もう片方に、また別の男性が、>>282 足を伸ばす様子を捉えましたでしょうか。 ]
(2) 2017/01/07(Sat) 05時頃
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[ ひとつの影の後を追いかけて、 白いカードらしきものを眺めるその背に、>>284 私は、言葉を紡ぎましょう。 ]
御機嫌よう、MR. …… あら、まだ宴は始まったばかりですのに お酒に弱いんです? それとも、
[ 彼の顔が見えるように、隣までゆけば、 あたたかなタオルをひとつ差し出して。 火照る頬を指摘しては、小さく囁きましょうか。 ]
(3) 2017/01/07(Sat) 05時頃
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一生に忘れもしない、 初恋のお相手でも見つけられました?
(-1) 2017/01/07(Sat) 05時頃
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[ …… なんて。 ふっと、眸を細めて笑んで見せましょう。 庭の、二羽の鶏は、燃えるような赤色ではなくなり、 時が経つと共に変色してしまう血の如く、 昏い色を呈し始めていたかもしれません。 もしも赤い液体などが在るならば、 勘違いしてしまうやも。>>268
──── … 事件だ、ってね。 ]**
(4) 2017/01/07(Sat) 05時頃
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/* よぉし、呪い殺すぞぉ〜〜
(-0) 2017/01/07(Sat) 05時頃
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/* ←非村建てが透けましたぞ〜
(-10) 2017/01/07(Sat) 09時半頃
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/* ここで唐突な中身予想をば。 イアン→かのさん ミツボシかセシルのどっちかがりゅせさんどっぢろ。ちゃんとロール読めてない レオナルドがむぎさんかなと思ったけど、どうだろう。
(-14) 2017/01/07(Sat) 09時半頃
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[ 彼の酔いを穏やかにできたかしら? 恥じらいを見せる笑みに、私は肩を揺らし。 そうして紡いだ囁きは、 同じく僅かな音で耳に落とされましょう。>>14 虚を衝かれてしまいましたわ。 睫毛は、二、三瞬いて。二、三拍を置き。 私は、ゆっくりと唇を開きます。 ]
お口が達者なのね、お若そうなのに。 幾人の女性を口説いて回ったのかしら? …… 私は、貴方の何番め?
[ 頬に掌を添えて、ゆるく首を傾けます。 波立つグラスを認めては、 同じくスカートの裾が波立ちましょう。 ]
(19) 2017/01/07(Sat) 12時頃
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[ Cats hide their claws.
…… ── 漁ある猫は、爪を隠す
此処に居るのは、鶏くらいのものでしたのに、 いつから、ふれあい動物園になったのかしら? 鳴き声が、左からも右からも聞こえるんですもの。 ひっそりと閑かな場所にも出たくなりましょう? 尤も、目の前の青年も猫かもしれませんが。 ]
( 煩いお口を塞ぐのは、何が良いのかしら。 )
[ ほんの少し触れるだけなら問題ないの。 でもね、…… 必要以上に取り込んで仕舞えば、 命の保証は出来なくてよ?>>0:256 ]
(20) 2017/01/07(Sat) 12時頃
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[ けれど、寂しがりのうさぎさんにとっては?>>0:280 …… ただ、癒しを与えてしまうだけなのよ。
私がもしも、例えば、 怪盗“ J ”を捕まえようとするならば、 うさぎさんでは、逃してしまいかねないわ。 仕方ないじゃない?
寂しがりのうさぎさんを、 赦したくもなってしまうんだもの。 ]
(21) 2017/01/07(Sat) 12時頃
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… ねぇ、Mr. 不埒で仕事もせぬお莫迦なメイドと、 ──── ひとつ、どうかしら?
[ スカートの裾を軽く摘み、膝を折りましょう。 喧騒から逃げてきているであろう彼を、 態々、ダンスにお誘いするのは、 私も、この場に酔ってしまったからかしら? ]*
(22) 2017/01/07(Sat) 12時頃
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[ 未だ染まる彼の頬は、>>28 酔っていることを示しているのでしょう。 頬に添えたままあった指先が、 つんと己の其処を突き、目蓋を閉ざします。 ]
…… あら、嫌だわ。 私は、単なるメイドだもの。 口がうまくなくったって、仕事はできるわよ?
[ 貴方と私は違うのよ、と。示すように。 揺れるスカートに視線が向けられるのを見、 あの雑誌は嘘は書いていないようねと、 品定めでもしているのは秘密よ。 ]
(31) 2017/01/07(Sat) 14時頃
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─── … で、私は何番めなの?
[ 悪戯に、もう一度。 同じ言葉を囁くように繰り返しましょうか。 ]
(32) 2017/01/07(Sat) 14時頃
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[ 軽やかな動きは、ダンスに不慣れとは、>>30 思えぬほどスマートに見えましたけれど。 重なる私の指先は、寒空の下で冷たく。 貴方のぬくもりを奪っていたかもしれません。 ]
私が、足を踏まれないように動けば良いことだわ。 奥様にバレたら、私はお終いね。
[ ころりと鈴を鳴らすように笑みましょうか。 悪戯な笑みは、密やかに。 喧騒の中で、二人、音に乗るように舞うのです。 左へ、右へ。…… 私の指揮で。 ]
(33) 2017/01/07(Sat) 14時頃
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ところで、Mr. …… 貴方のお名前は? クイーンハートは、既にご覧になられました?
[ 奥様にはバレぬように、 遠い位置だったと思いますので、 視界の奥の赤い煌めきに一度目配せし、 近く在る彼に問いかけましょう。 ]*
(34) 2017/01/07(Sat) 14時頃
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/* ←ほんと、仕事して
(-33) 2017/01/07(Sat) 14時頃
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/* 私(わたくし)です あと、やっぱりグロリアがむぎさんかな〜と思い直してます
(-34) 2017/01/07(Sat) 14時頃
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→ 華麗なステップを、
[ 私と貴方は違うもの、 私が誰かと同じになってはいけないのよ。 だから、私が線を引いたのではなくて、 初めから、ふたりの間には線があったのよ。 ]
ふふ、 … そう言って頂けて光栄ですわ。 けれど、やっぱりメイドですもの。 ひとつの花になることは、難しいわ。
[ 肩を竦ませては、小さく困り笑い。 私と貴方、同じなのは “ ひと ”であることくらいかしら? ]
(74) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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[ 目を惹かれるのは、 やはり美しい大輪の薔薇でしょう?>>0:268 野に咲く小さな花は、目立つことはない。 既に踏み荒らされた後の、 萎れる花であれば尚更のこと。 憧れを抱くのは何時だって美しい其れ。
怪盗Jも、狙うなら其方の方でなくて? 小さな花になんて、なんの価値もないんですもの。 私だったならば、 ………
─── …… ねぇ、? ]
(75) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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[ けれど、こんな小さな花が、 貴方の一番に君臨出来得るものでしたら、 もしも、その掌が差し伸べられたなら、 思わず、取ってしまうかもしれないわね?
向けられた言葉には、>>53 満足そうに笑みを返すだけ。 ]
(76) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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[ 此方へ向く視線の意はなにかしら?>>35>>41>>45 花のダンスを羨んで?醜いダンスを嫌って? 何だって良いわ、足が切られぬのなら、 私は何処へだって隠れに行けるもの。
ワン・ツー ワン・ツー
指揮を振れば、拙いながらも、 一応見られなくもない形に、 なっているんじゃないかしら? 私、指揮を振るのは得意なのよ? ]
私は、ノーリーン。 ノーラとお呼びくださいませ、イアンさん ええ、とってもとっても美しいわ。 …… そうね、
[ ふふ、と声を出して笑いましょう。 ]
(77) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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欲しくて欲しくて、堪らないわ。 イアンさん、私の為に取ってきてくださらない?
(-69) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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[ 危うい御強請りは、含みを持たせて、 彼の耳許に落としてしまうのです。
──── … 噫、尤も。 彼が猫の中に紛れた鼠だとまでは、 思い至っては未だ、いませんけれど。 掌を重ねた私は、そっと力を緩めるのです。 ]
ふふ、お喋りが過ぎましたわ。 此れでは、奥様に口も足も、 不能にさせられてしまうかもしれないわ。 そうなる前に、お仕事に戻らなきゃ。
[ 軽く礼をして、お給仕へと。 花開くようにスカートを揺らして、 私は彼に背を向けます。噫、でも。 ]
(78) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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もしも、もしも、アレを手に入れたなら、 其れを持って私を迎えに来てくださらない?
…… 私の舌と足が無くなってしまう前に。
(-70) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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[ 最後の囁きを落として、 喧騒の中へと消えました。 *]
(79) 2017/01/07(Sat) 19時頃
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→ 猫か、鼠か、… それとも兎か、
[ 再び響く華やかな音色は、>>72 私の指揮に、私たちの舞に、彩りを添えて。
けれども、彼の返事に私は僅か、 口角を曲げては、不満げに頬を膨らませます。 だって、だって、だって … 。 ]
ツレないのね、そんなの嫌だわ。
[ 客人を持て成すのが女中の仕事。 こうして、我儘を述べるのは、 女中らしからぬ振る舞い、だったかしら? ]
(126) 2017/01/07(Sat) 23時頃
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[ 緩めた指先が離れてしまうのは名残惜しく、 そおっと、時間をかけて離れましょう。 ノラ猫が捕まえた筈の鼠は、 いとも容易く野に放たれてしまうのです。 ]
…… ふふ、私もよ。イアンさん。 また会える時を、楽しみに待っていますわ。 それまでに、さみしくてしんじゃわないようにね?
──── 残りの時間も楽しんで。
[ 見送られるままに、喧騒へと紛れます。 私は、舌を、脚を喪う前に、 やらねばならぬ、ことがあるのですから。 *]
(127) 2017/01/07(Sat) 23時頃
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/* あら、空いてしまったのは、私とモスキートさんのようね。 なるべく多くの方とお話をしたいとは思いますけれど、どうしたものかしら。
(-104) 2017/01/07(Sat) 23時半頃
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/* 設定ねりねり。 確定→本当は女中ではない。→じゃあなに? グロリアと面識あり。→なんで?
精神科医の父を持つ娘という設定にしようそうしよう。 しかし、既に父は他界しており、娘は父の意思を受け継ぎつつ、私立探偵をしていることにしよう。そうしよう。 昔からの富豪ではなく、成金なかんじ。 ダンスも幼い頃に習ったし、昔にグロリアと一緒に遊ぶことがあった。てことにしましょう。今決めました。
(-107) 2017/01/07(Sat) 23時半頃
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