人狼議事


169 きみがおとなになるまえに

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視点:


【人】 小娘 ゾーイ

 ── 夜:ホテル ──

[ 食事を済ませて、部屋へと戻れば、
 問答無用でベッドへと。>>5:84
 ブーイングの声をあげようものなら、
 強請らなくともはじまった昔話。

 どうやら、よほど寝かしつけたいらしい。
 不満の声をあげようとして──、やめておこう。
 明日はきっと、長い一日になる。
 長い旅が、はじまる。*]

(6) 2015/09/25(Fri) 10時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── 朝 ──

[ 明るくなった部屋に、ぱちりと目を覚ませば、
 荷物をまとめる男を尻目に、窓辺に駆け寄り、
 重石にしていた聖書を、紙を、
 こどもなりに注意深く、めくって。

 もう少し、乾かしたほうが良い気がするけれど、
 時間もないし、仕方ないわね。
 こどもは、いつかぶりの工作をそう結論付ける。]

(7) 2015/09/25(Fri) 10時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 準備できたわ、
 いつでもオーケイ、よ

[ 少し、得意げに言ってみたって、
 少女がしたことと言えば、
 ぱたぱた男にじゃれついて、
 時折ベッドの下だとかに、
 何か入り込んでないか確認したくらい。

 ふかふかのベッドには、
 きれいに整えて、さよならをする。

 立ち去り際、考えたのは、
 そういえば、昨夜ロビーで、
 ジェフが豆鉄砲を食らったような顔をしてたのは、
 少し愉快だったけれど、なんだったのかしらん。

 それも、これからを考えたときのワクワクには負けて、
 それ以上、深く考えもしないまま、お外へと。*]

(8) 2015/09/25(Fri) 10時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── キネーン:広場 ──

[ くるくる、少女はやはり足取り軽く、
 男のまわりにまとわりつくように、
 ときには、思いつきのステップを踏んで、
 明るい広場を、悠々と行く。

 どうやらそう急がない様子の男に、
 走り出しはしないものの、
 視線だけは、落ち着かなげに、あちこちへ飛ぶ。]

 ジェフ、レモネード飲みたい!
 ミントのシロップがはいってるやつ

[ レモネードスタンドを見つけても、くるくる。
 軽い調子で強請りながら、探す姿はまだ見つからない。
 きょろきょろと視線は落ち着かないまま、]

(9) 2015/09/25(Fri) 11時頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── ねえ、シアターに行くの?
 教会のほうじゃ、なくて?

[ そんなにすぐに、上達するわけないけど、
 それでも少女の口ずさむ歌は、
 ほんの少しだけ、しっかりとして。

 お別れを前に、少女は常と変わらず、
 うきうきと、踊るように歩く。
 あの子たちは、喜んでくれるかしらん。
 拙い押し花を、つぶさないよう気をつけながら、
 男の顔を、見上げて歩く。**]

(10) 2015/09/25(Fri) 11時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/25(Fri) 11時頃


【人】 小娘 ゾーイ

 ── 少し前:ホテル ──

[ まるい瞳で、くるんと、
 珍しい声>>18>>19を、聞いて。

 ぱちん、とまばたき。]

 ── じょうず!

[ 自分がおとなにほめられるときと、同じように。
 おとなの真似事をしながら、背のびをして手をのばす。

 しゃがんでよ、と唇をとがらせた。]

 手が届かないわ

[ いい子。よく、自分が大人にそうされるように、
 背の高いひとの頭に、手を、のばす。*]

(25) 2015/09/25(Fri) 18時頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── 現在:広場 ──

 この間はこの間で、今日は今日よ

[ 臆面なく、幼稚な理論を振りかざしながら、
 それでもけろりとした顔で、周囲に視線を巡らせて、]

 ── あ、

[ いた、と人混みに溶けてしまいそうな呟き。
 男に向けるでもないそれをこぼすのと、同時。

 前触れもなく、ぱっと男の傍を離れて、
 勢い良く、駆け出した。
 
 いつかと同じように。]

 ── オーレリア!

[ 今度は、その名を呼んで。**]

(26) 2015/09/25(Fri) 18時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/25(Fri) 18時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

[ きっと、ジェフもすぐに追いつく頃。
 きゃあと幼い歓声を上げて、
 落ち着かなさ気にその場で揺れたり、
 地面を蹴ってみたり。

 電話がきた、なんてことは知らなかったけれど、
 そんなことよりも、そう。シアターの話。
 話したい話題だけを拾うのは、得意なのだ。]

 ── そう!ほんとうに、すてきだったわ
 世界一かわいい女の子も、他のこどもたちも
 わたし、歌まで教わったのよ
 ユウガオって女の子、知ってる?
 あの子にもお礼を言いにいくの

[ そら、ひとつ、しずく。口ずさむ。
 やっぱり、こどもの歌い方で。]

(37) 2015/09/25(Fri) 21時半頃

【人】 小娘 ゾーイ


 ねえ、そう、あのね、
 ゆきって、男の子にも会ったわ
 歌がじょうずだったの

 あなたの言っていた子でしょう
 あの子にも会いにいきたいの
 どこにいるか、わからない?

[ 続けざまに問うのは、そんな。

 パセリ、セージ、ローズマリーにタイム。
 ふにゃふにゃと口ずさむ。
 そちらは、ほんのうろ覚えだったけれど。*]

(38) 2015/09/25(Fri) 21時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 やっぱり、そう?
 きっとあとで、寄ってみるわ

[ 少女は、それでもけろりと、
 表情を曇らせることなどなく、
 ちらりと男を見上げた。
 寄らなきゃならないところが、またひとつ。]

 ── そう、それ!

[ ぱあっと表情を明るくして、
 またたいた鳶色は、また、あとに続くように、
 聞こえたままに、口ずさむ。
 そのときこそ、汝が私の真実の恋人。]

(43) 2015/09/25(Fri) 23時頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── あと、これね

[ また、ぱちんと、またたきのあと、
 壊さないように、そっと取り出したのは、
 ちっぽけな、乾かしただけの押し花。

 それさえも、躊躇なく、
 つまらないものだけど、とも、
 迷惑じゃないかしら、とも言わず、
 からりと笑って、差し出した。]

 あげる
 押し花にしたの、しおりかなにかにして

(47) 2015/09/25(Fri) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ そろそろ次の街に行くのよ、とまた、笑う。]

 いっしょに遊んだ"記念"に
 きっと、あなたのこと、一生忘れないわ

[ だからわたしのこと忘れないでね、
 と、はにかんだ。
 こどもの、無責任な約束。*]

(48) 2015/09/25(Fri) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 わたしも、
 この街で、あなたと出会えて、
 とっても楽しかったわ

 だから、きっと
 きっとまた、あなたに会いにくる

[ 灰色の瞳の奥を、覗き込むように、
 子猫のように目を丸くして笑う。]

 運命のいたずらなんかじゃなくて、
 わたしが、わたしの意思で

[ レモンスカッシュ。約束よ、と囁いて、
 ちいさな小指を差し出した。]

(59) 2015/09/26(Sat) 00時半頃

【秘】 小娘 ゾーイ → 信徒 オーレリア


 いつか、世界の果て、
 しあわせの国を見つけたら、手紙を出すわ
.

(-5) 2015/09/26(Sat) 00時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ 得意気に笑って、指きりげんまん、
 さえずるように、儀式めいたそれを交わして、

 くすぐったそうに、男を見上げて、笑った。
 おとなのやり取りも、終わる頃、だったなら。]

 ── それじゃあ、オーレリア
 さようなら、また会う日まで

[ 背のびをして、ジャンパースカートの裾を摘む。
 やわらかく、膝を折って、丁寧に一礼。

 と、次の瞬間、弾かれたように顔を上げて、
 弾けるように、笑った。]

(60) 2015/09/26(Sat) 00時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── どうか、良き日々を!

[ 良き旅へと発つ少女から、
 日々を続ける友人へ。

 挨拶は、よく晴れた空に吸い込まれるように、
 どこまでも明るく、まっすぐに響く。**]

(61) 2015/09/26(Sat) 00時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/26(Sat) 00時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

 ── 教会付近 ──

[ どうやら、少年の姿は見当たらないが、
 それならそれで、仕方がない。
 飛び交うささやき>>72を耳にすれば、ぱちり。]

 ゆきも、楽園を探しに行ったのかしら

[ ならしかたないわね、と肩をすくめる。
 背伸びしたしぐさで、男を見上げて、]

 これは、しばらく預かっておくことにするわ
 また、どこかで会えるかもしれないし

[ 世界はつながっているのだし。
 それでも、惜しむように、少し周りを見回して、
 男の袖を引いた。 ]

(80) 2015/09/26(Sat) 15時半頃

【人】 小娘 ゾーイ


 行こう、ジェフ

[ 次はシアターね、静かに言って、
 また、軽い足音を響かせ去る。*]

(81) 2015/09/26(Sat) 15時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── シアター ──

 ── ねえ!

[ おとなの背の高さに合わせて作られた窓口に、
 よじ登るようにして、ノックよりも響く声。]

 ユウガオに会いにきたの
 大丈夫よ、ともだちだから
 あの子に言ってくれれば──、

[ また、渋い顔をする制服のおとなに、
 胸を張り、揚々と声をあげて、ぷつん。

 『あの子は辞めたよ 出て行ったんだ』

 予想外の返しに、言葉が途切れる。]

(83) 2015/09/26(Sat) 15時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 そう……どこに行ったか聞いてない?

[ それでも、食い下がれば、
 めんどうくさげに『さあね』と一言。
 行列に溶け込んでいた女がひとり、
 割って入るように声を上げる。

 彼女がどれほどすてきな女の子だったか。
 二度と会えないことが、どれほど寂しいか。

 熱心なファンじゃないか、と、
 いつかの着物の女が知れば、笑うだろうか。

 また、知らぬ間の別れに、
 そう、と一言つぶやいて、
 男を見上げる。それも一瞬。
 声を上げた女と、制服の男と、
 最後に、また、傍らのおとなを見上げて、
 口を開く。]

(84) 2015/09/26(Sat) 15時半頃

【人】 小娘 ゾーイ



 なら、これも預かっておくわ
 また、会えるかもしれないし

[ 世界はつながっているのだし。

 教えてくれてありがとう、おねえさん。
 最後に軽く手を振った相手は、
 一体何年を"おねえさん"として生きたのだろう。

 ぴとり、と、男の傍らに舞い戻って、
 大きな、大きな背を見上げて、言った。]

 探しものが増えちゃった

[ どこか、楽しげに。
 そろそろ行く?と囁いて、くるん、と瞳が揺れる。**]

(86) 2015/09/26(Sat) 15時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/26(Sat) 22時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

 ── ないわ!

[ 声高に、少女は跳ねて、傍らの男>>93の手を取って、
 くるんとターンしたときに、
 両の眼がたたえた、目映い光。

 たとえば、こどもの少ない世界でも、
 見つからない探しものがあっても、
 なにか、困難が待ち受けているとしても、
 "こども"の良いところは、きっと、
 "すてきなもの"を見つけることが、得意なことだ。

 男の手を引く。先を急かすように。
 いたずらっぽい瞳は、うんと先を見て、
 それから少し、"これから"について思いを馳せた。]

(104) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ これから、ともだちを探して、
 希望の国を探して、歌って、踊って、
 そうして、おとなになってゆく。

 手の中、脆い押し花をそっとくるんで、
 上機嫌に、男の先に躍り出て、くるくると回った。
 立ち止まる。]

 ── あ、

[ 勢いよく顔を上げて、叫ぶ。
 見つけた小さな心残り。大真面目な顔で。]

(106) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 レモネード!

[ そんな、ちっぽけな、些細なことも、
 少女にとっては、一大事。
 そう急ぐことも、ないだろう。
 だって、人生は、永く、永く、続いてゆく。

 ぐい、と強請るように男の腕を引っ張った。
 おねがい!と高い声が、青い空に吸い込まれてゆく。]

(107) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ 長い旅路の中、あと何回、レモネードをねだるのか、
 あと何人、ともだちができるのか。
 あのこたちには巡り会えるのか。
 この街に、戻ってくることはあるのか。

 何一つとして、今、わかることはないけれど、
 それも、まあ、いい。
 今日も上機嫌に、少女は行く。

 明日に望みをたくして。*]

(108) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ そうして、一杯のレモネードを得たなら、
 ぱたぱたと、小さな歩幅で、男を追って、
 それ>>111に倣うように、くるりと振り返った。
 スカートと、おかっぱ頭が揺れる。]

 ── またね!

[ ぶん、と振り上げた手といっしょに、送ったのは、
 感謝でも、称賛でもなく、そんな、身近な言葉。

 それは、出会ったひとびとに、
 食べ物に、建物に、街そのものに、
 あるいは、世界で一番かわいい女の子に向けて。

 はじまりと同じ、屈託のない笑顔で、
 少女は、男を見上げて、言った。]

(113) 2015/09/27(Sun) 00時頃

【人】 小娘 ゾーイ


 きっと、また、良い場所が見つかる気がする

[ そんな、当てずっぽうさえも、
 軽やかに、少女は声に出して、
 来た時と同じように、男にじゃれついた。]

 ねー、また、肩車!

[ 子猫のように、喉を鳴らして笑う。
 長い、長い旅になるかもしれない。

 それはきっと、希望に満ちた──*]

(115) 2015/09/27(Sun) 00時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/27(Sun) 00時頃


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