46 青の灯台守り
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/* しんだーヾ(*´∀`)ノ゙
(-0) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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―― 灯台の外 岬 ――
[気付けば、其処に立っていた。**]
(+0) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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……ん、 ……
[空を見上げて、そしてその下に建つ白い灯台を見て。 潮風に揺れている青い垂れ幕。]
………外?
[外に出たのなんて、何年振りだろう、と。
暫く呆然と、聳え立つ灯台を見上げていた。]
………、
[仕方なく、灯台の方へ一歩、歩み出す。
ふらり、と。
足取りは、緩やかに。]
(+2) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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[ゆったりとした歩みは、何故か灯台の入口へは向かわずに、並ぶ出窓へと辿りつく。
出窓の一つからホールを見れば、ようやく全てを思い出して。]
………ぁー、
[声が、一つ、漏れる。
ヘレナを殺めた事。 セシルの左目に、煙管を突き立てた事。 脇腹に刺さる鋭いナイフ。
――― 左目を抉る、鋏の切っ先。
思わず左目に触れたが、痛みも何も無く。 恐らくは、青い瞳が何でもない風に収まっているのだろう。]
(+3) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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あー、ぁ、…… ……死んじまった、かぁ……
[歩みながら零すのは、落胆の溜息。 けれど不思議と、笑みが零れた。]
………、
[思えば。 何故、自分が生に執着していたのかも、わからなかった。
それは、“不幸”な境遇に産まれた故の、意地だったのかもしれない。 いつか自分を見下す奴らよりも“幸福”になってやる、という。 ただ、それだけの。]
(+4) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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[そして、ある日訪れた証は。
青い瞳は、そんな“不幸”も“意地”も、全て浚っていってしまった。 何もなかった自分に、突然全てを置いていってしまった。
灯台守りの証は、救いであって、そして、―――]
(+5) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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[様々な想いを巡らせながら、歩みは止まらない。
並ぶ出窓から、ホールを見て。 出窓が途切れれば、灯台の壁に刻まれた絵を眺めて。
そうして、灯台の裏手に、見知った姿が眠るのを見れば、そこでようやく足を止める。
ざぁ、と吹く風は、伸びっぱなしの髪を揺らして。]
……何、寝てんの。
[見下ろしたまま、声をかけた。]
(+6) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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さてね、……何でだと思った?
[寝起きの顔に、常通りの笑みを浮かべてみせる。 軽く肩を竦めれば、鳴く猫をちらりと視線を向けて。]
隣、座っていい? 嗚呼、……俺みたいな色男が横にいたら、緊張で眠れない?
[金の髪に視線を戻せば、問いかける。
もうきっと、服は血で汚れていないだろうし。 身体にも、何も残っていないのだろうけれど。
それでも、香と煙草の香りは、身体に染みついたように。 海風に、乗る。]
(+10) 2012/03/30(Fri) 02時半頃
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……ほら、やっぱり忘れてる。
俺は莫迦だって、この前言っただろ?
[けたけたと、笑いながらその背の傍らに腰を下ろす。
続く、水平線。 青い海。
背にした灯台の壁は白く、灯台内のホールは赤く染まり。]
……まさか、こんなところで死ぬなんて、なぁ……。
[溜息交じりに独り言ちれば、そのまま後ろに倒れ込むようにして。
―――窓から見ない空なんて、何年振りだろう。
溜息を重ねながら、目を閉じる。**]
(+12) 2012/03/30(Fri) 03時頃
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[瞳を閉じたまま、ゆるりと思考に浸る。 死んだ実感らしいものもなく。また生きたいと思うわけでもなく。]
………、悔しい。
[ぽつりと、零した。]
結局、人並みの人生、……俺、送れなかったなぁ、って。 親の顔も知らないし、誰かにまともに甘えた記憶もないし。 此処に来てからも、女遊びばっか。……もう少し、有意義な時間の過ごし方もあっただろうになぁ。
[くつくつと、喉の奥、低く笑いながら、独白の様な言葉は続く。]
結局、俺、何してたんだろう、って考えたらさぁ。 ……生きる事に必死だった事しか覚えてないの、俺。
……笑える。
[最も、人並みの人生なんて。 人並みの幸福なんて、ずっとずっと昔から、諦めていたのだけれど。]
(+16) 2012/03/30(Fri) 12時頃
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……そうだよ、莫迦だ。 覚えてなって、ちゃんと。
[律義にそう返しながら、薄く目を開く。 伸ばされる手を、抱き寄せる腕を、振り払う事はしないで。
只一つ、哀しいと思うのだとすれば、それは。
その腕がもう、生きていた頃の暖かさを持たない事だろうか。]
………
[腕の中、目を閉じる。]
(+19) 2012/03/30(Fri) 12時半頃
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……殺してやれなくて、悪かった。
[小さな声の謝罪は、海風に掻き消されて。]
(-15) 2012/03/30(Fri) 12時半頃
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……覚えてて、ずっと。 俺みたいな莫迦がいたこと。
[互いに死んだ身では、ずっと、なんて酷く滑稽な響きで。
頭を抱く、その背に腕を回す。 本当に彼がそこに存在しているのか。 ただの自分の夢の一部なのではないかと。]
………、サイラス、
[名を呼ぶ。 ただ、確かめるように。]
(+23) 2012/03/30(Fri) 14時頃
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ごめん、……俺が、殺してやる、べきだった。 約束、ひとつも守れなくて……。
[赤い海にたゆたうように、息絶えていた亡骸。 その光景は、未だ鮮明に瞼の下に。]
……ごめん、……ほんとうに、……
[「いいよ」と言う、その胸元に額を押し付ける。 きつく、瞳を閉じて。 少しでも、その存在が感じられるように。]
(-17) 2012/03/30(Fri) 14時頃
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/* サイラスかわいい
(-18) 2012/03/30(Fri) 14時頃
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……じゃぁ、いい。 それでいい、……頼む、忘れないで。
………俺を、
[縋る様に、腕に力を篭めて。 確かにそこにあると思う、けれどやはり、どこか頼りない感覚。
堪える様に、耐える様に。]
……そう、莫迦だ。 どうしようもない、ただの莫迦野郎、だ
[僅か、声が震える。]
(+26) 2012/03/30(Fri) 15時半頃
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[耳に落とされる囁きに。 しあわせそうな声音に、伏せていた瞼を薄く開く。]
………遅ぇよ、言うの。 そんなの、言ってくれれば、いつだって……
[傍に居るだけなんて、そんな簡単な望みは。 いつだって、叶える事ができたのに。
そうしたら、この温もりを確かに感じることができただろうに。
押し当てていた額を離して、その顔を見上げるように。]
じゃぁ、……もう、いい。
……もう、俺が離れなきゃいいんだろ、アンタは
[微笑む。
浮かんだ涙など、悟られたって構うものか、と。]
(-21) 2012/03/30(Fri) 15時半頃
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/* 深海のリトルクライを聞いていてですね。
「落としたナイフ 私にはもうつかめない」
とかもうねーもうねー。 伝わらない現実にただ幸せだって強がった、とかねーもうねー
微妙にかぶると刺さるよねー(あなだらけになりながら
(-22) 2012/03/30(Fri) 16時頃
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……莫迦でいい、構わない。
アンタが覚えていてくれるなら、それでいい。 ……それだけで、いい
[かつては傷つけた筈の、その指先が、今は酷く優しくて。
刺された腹も、抉られた目も、傷跡としてはもう、残っていない。 けれど、あの日、手の甲や身体に刻まれた傷が消えていない事に、安堵しているのは何故だろう。
唇が薄く開き、もう呼吸など必要ないというのに、震えた息を吐く。]
(+31) 2012/03/30(Fri) 20時半頃
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……幸せってのが何なのか、……よく、わからない、から。
死んだ事が不幸だってんなら、今、俺は不幸なんだろうけど。 でも、アンタに必要とされていて、嫌じゃないってのは。
……嬉しいのは、アンタの言葉で、「幸せ」にならないかね?
[迫る唇に目を閉じる。 一筋、涙が伝い落ちて。]
……嗚呼でも、……幸せだと、泣かないか?
[痛みや苦痛でない涙を、流すのなんて何時ぶりだろうか。]
(-26) 2012/03/30(Fri) 20時半頃
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[届いた声に、腕は解かれる。 身を起こすサイラス暫く見上げていたが、彼が声の主の名を呟けば、同じように身体を起こした。]
……嗚呼、いるのか、あいつらも。
[そういえば。
ここにいれば、自分の手で殺めた彼女にも、会えるのだろうか。 酒も煙草もないけれど、語り合えることはまた、できるだろうか。
彼女が青へ還っていった事など、知らないで。]
(+32) 2012/03/30(Fri) 20時半頃
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[身を起こし、ふ、と視線を落としたのは右の手の甲。 左の指先で、そっと傷跡に触れて。
つられるように上を見る。 空の青さに目を細めて。
眩しい日の光から目を庇うように、左の手を軽く、目元に翳した。]
(+37) 2012/03/30(Fri) 22時半頃
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[目元に翳した左の手で、その舌先が拭いきれなかった涙を拭う。 深呼吸を幾度か繰り返せば、震えた呼吸も落ち着くか。]
……薬してるときより、いい顔してる。
[そう笑いかければ、幸福そうな微笑みに、右の手を伸ばして、少しだけ顔を寄せる。
拒まれなければ、一瞬だけ、触れ合うのみの口付けを。**]
(-40) 2012/03/30(Fri) 22時半頃
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……あいつらって、そういう関係だっけか?
[視線は空から、並んで歩くベネットとプリシラへと。 座るその隣に、片膝を抱えるようにして座りながら、問う。
――― やがて聞こえてくるピアノの音色に。 風に乗り、出窓から幽かに香る甘い香の煙に、目を閉じる。]
……うん、……悪かねぇや。
[薄く笑みながら、呟く。]
(+38) 2012/03/30(Fri) 22時半頃
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/* 薔薇陣営ですいませんでした、って謝る所でしょうか。
(-47) 2012/03/30(Fri) 22時半頃
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……死ぬのも、悪くない。
[言葉の裏に秘めた物は多々あるけれど、全てその言葉に納めて。 甘い香りが、あの日に焚いたものと同じだと、彼は気付くだろうか。
一番甘いものを、少女にはそう頼んでいたから。
気付かなくても、構わない。 音色と香りに浸る様に、目を細めて。]
来世?……来世かぁ。 ちったぁマシに生まれたいな、俺。
[プリシラの答えに、のんびりと返す。 海風に、髪が揺れる。]
(+45) 2012/03/30(Fri) 23時頃
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[真っ当な人生だったかと問われれば、きっと首を縦には振れない。 あまりにも、泥にまみれた人生だった。 “普通”と比べたら、天と地ほどの差があるだろう。
けれど、もうひとつの問いには。]
………、 ……幸せだよ。
[笑いながら、返す。
此方の顔を見るサイラスに気付けば、緩く首を傾げる。 そのうちに、彼の視線はベネットの方を向いて。
つられて其方を向いて、―――穏やかな笑みとは程遠い、にぃ、とした、常通りの笑みを浮かべた。]
(+51) 2012/03/30(Fri) 23時半頃
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/* >>+53 ご、ごめんなぁ…… 俺、「幸せだ」って思ったの、死んだ後なんだ……
(-61) 2012/03/31(Sat) 00時頃
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……死ぬ時に、ってのは、……。 ちと違う気もするけど。
……まぁ、いいわ。
[死んだ後に初めて気付く幸福と言うのも、考えものな気がしていたものだから。 だから、彼女の論でいう、“最高の人生”とは少し違う気がした。
もし、次の生で出会う事があれば。 その幸福に、気付けますようにと。]
……何してると思った?
[ベネットの問いには、にやり、笑いながら尋ねる。]
(+54) 2012/03/31(Sat) 00時頃
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[暫し迷った後、発せられたベネットの答えに、笑い声漏らしながら小さく肩を揺らす。 少し大人げなさすぎたか、と、風に吹かれながら暫し、笑いを堪えて。]
……ただの、世間話。 あの時あぁしときゃよかったな、みたいな?
[けらけらと、愉快そうに笑えば、ベネットとサイラスの二人の顔を交互に見て。]
……何よ、二人してその顔は。
[眉寄せて、不満げに唇など尖らせてみたりして。]
……いいんだよ、俺はこう思った。 アンタはそう思ってる、で。
……俺としては、気にしときてぇの、そこは。
[プリシラにそう言えば、視線は青い水平線へ。
吹く風に、穏やかに目を細めて。**]
(+58) 2012/03/31(Sat) 01時頃
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