169 きみがおとなになるまえに
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── キネーン:広場 ──
[ スターと別れて。
とん、とん、くるり、 また軽い足取りで、少女は行く。
買い物や交渉を進める男の周りを、 きょろきょろ、歩き回りながら、 口ずさむのは、先刻教わったばかりの歌。]
あめつちに、しずく これをどうして──、
[ そうして、落ち着かない少女の耳をくすぐるのは、 おとなたちの囁く、"消えたこども"のウワサ話。]
(5) 2015/09/23(Wed) 01時半頃
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なにかあったのかしら
[ "こども"を生業としていた少年が消えたこと。 その子を、少女は知らないけれど、 ゆらり、ゆらゆら、空を漂う言葉たちを、 ぼんやりと聞き止める。この街を去るこどもの話。
それでも、ふと。]
── ジェフ、このつぎは、どんな場所に行くの?
[ キネーンのように、確かに地図にある場所か、 それとも、或いは、誰も知らないどこかへ、 形のない手がかりだけを携えて、ここを発つのか。
その、どちらもを、少女は気に入っていたけれど、 ひとつ、言えることは。]
(6) 2015/09/23(Wed) 01時半頃
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歌を教わったのよって、自慢するの また会えたらね
[ 或いは、こんなに歌えるようになったのよ、 そう言って、披露すること。 この街でであった、こどもたちを思い浮かべて、 そんな夢想が叶うことがあるなら、きっと、とても幸せ。
男の足元にまとわりつきながら、 少女は、繰り返し歌う。 懐事情なんて、おとなの話は、知る由もない。**]
(7) 2015/09/23(Wed) 01時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 01時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 18時頃
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すこし、休みたかったのかも
[ 男の呟き>>14に、軽く返して。]
ここは賑やかだもの、ね
[ 楽しいけど目が回るわ。 そう呟いた少女は、 けろりとした顔をしていたけれど。
じきに発つ、そう示唆する言葉に、 足をぶらぶら、揺らしながら、 男の顔を見上げる。]
(29) 2015/09/23(Wed) 18時半頃
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案外、あっという間、ね つぎは、つぎは──、
[ 歌うように、どんなところがいいかしら。 考えてみて、言葉に詰まる。 だって、いつも、どこだって、楽しかった。 賑やかな、この街も、潮風の吹く港町も、山間の村でも。
強いて言うなら、]
(30) 2015/09/23(Wed) 18時半頃
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つぎも、ともだちができるといいなあ
[ ぽつん、と呟きは静かにこぼれて、 なんだか、眉間のあたりがむずむずしたので、 男に額をぐりぐりと押し付ける。]
さいごに、あいさつができるといいけど
[ また会えるかしら。囁くような問いかけは、 雑踏にまぎれるくらいの、小さな。*]
(31) 2015/09/23(Wed) 18時半頃
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[ ぱ、と顔を上げる。にい、と笑って。]
それじゃあ、歌を練習しておくわ
[ るらら、るらら、とりとめもなく。
たぶん、あの透き通った歌声や、 静かに、たおやかにに咲く花のような声に、 叶うことは、ないだろうけれど、 わたしのだって、悪くはないはず。 少女は、無邪気に笑う。笑って、言う。]
(37) 2015/09/23(Wed) 21時半頃
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みんな、どこにいるのかしら
[ たとえば、はじめに会った小さな淑女には、 教会や、その周辺で、会えるかもしれない。 男の子も、教会に通っていると言ったっけ。 赤い服の女の子は、きっとシアターにいる。
わたしたちは、こどもだから。 世界の貴重な、こどもだから。 ふたたび巡りあうことは、そう難しいのかもしれない。
と、少女は思う。 この街を発った数人を知らないまま。*]
(38) 2015/09/23(Wed) 21時半頃
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[ 教会なら、今日来た道を戻るはず。 ひととおり用事を終えるまで、 広場での買い物に、ついてまわりながら。
交渉のあいまは、手持ち無沙汰だから、 男の腰にへばりつくのをやめて、 くる、くる、くる。 意味もなく、回転してみたりして、 荷物が増えたら、「わたしも持つ!」なんて、 声を上げて、手も上げて、]
(40) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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[ そうして、来た道を戻る頃。 道端に、野花を見つければ、 わあっと歓声を上げて駆け寄った。
栄えたこの街も、中心を外れれば、 緑もいくらかは、残っているらしい。]
ねえ、ジェフ 花を摘んでもいい? 押し花にするの
[ そういって、三本。手折ろうと、手を伸ばす。 ホテルの部屋には、分厚い聖書があったはずだと、 幼い記憶をたぐりながら。*]
(43) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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[ 咎められなかった少女は、 ご機嫌に、ぷつ、ぷつ、ぷつと、 柔い野花を手折って、壊さないようそっと握った。
それから、口を開く。]
ねえ、お腹も空いたし、 いちど、荷物を置きに戻るでしょう?
[ さも、当然のように、確認する口ぶりで問うて、 ホテルの部屋へと戻ることが叶えば、 幼い知識にしたがって、日当たりの良い窓際で、 紙と花と聖書を重ねる。
なるほど、何故か宿にあるこの本は、 こういうときに便利なのね、なんて、 祈りも知らぬこどもの、小さな学び。]
(52) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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[ あとは、待つだけ。 満足したこどもは、おとなの顔を見上げて、 少し、背のびした顔で、言う。]
ねえ、ジェフ 今日はとりあえず、ごはんにしない?
[ そんな、こどもじみた欲求を。**]
(54) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 23時半頃
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