165 ― 明後日からの手紙 ―
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[三つの黒い星の彼女が目を離した隙、部屋のどこかに姿を現すのは見覚えの無いプレゼントボックス。
白い箱に、空色のリボン。 ちょうちょ結びは少し大きめ。その上で星を散らしたようなキラキラが輝いていた。
『地球の、機巧忍軍の、ミツボシさんへ』 そう、小さく青いペンで書かれた蓋を開ければ、部屋に甘い香りが満ちただろう。
入っていたのはゲッカビジンの花が一輪と、それから大きな葉が一枚。ゲッカビジンは種が無くとも、葉のさし木で増やす事が出来るからだ。 ただ花をつけるようになるには、長い長い時が、かかるのだけれども。
宛名の横で、手書きの猫のイラストが笑っていた。 Meow! ]
(-1) 2015/07/19(Sun) 01時頃
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/* まーーーたまにあわなかtt
(-0) 2015/07/19(Sun) 01時頃
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/* またかよ!またか!!!!! ばkっかでーーーーーーーーー こんなんならゲッカビジンの花の画像、メールにくっつけとけばよかったね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-2) 2015/07/19(Sun) 01時頃
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/* Q.ぽーらちゃん、クレパスキュールさんにおへんじかいた? A.ぜったいまにあわねえなとおもってたけど、案の定まにあわなかったよ
(-3) 2015/07/19(Sun) 01時頃
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/* みつぼしさんへのへんじがもうのびるのびる。 なんだ、これは、 わたしは3ツイートぐらいにとどめたい。 とどめた かった
です。 5ってなに????たみ出した分も入れると6だけどね?倍? ごめんなさい
(-4) 2015/07/19(Sun) 01時頃
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/* ポーラに2人が投票した。 クレパスキュールに3人が投票した。 アマルテアに3人が投票した。 ナユタに1人が投票した。
クレパスキュールおにいちゃんとアマルテアおねえちゃんで吊り縄奪いあいしてる
(-5) 2015/07/19(Sun) 01時頃
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ぁ、 ――すごい。
[一分にも満たない、数十秒の映像データ。 それは地球のどこだったか。黄色い絨毯は何処までも続き、その上を飛行船の影が滑るように進んでいく。 すごい。 これは本当に、本当にある場所なの?
あの続く黄色の宇宙に降り立ったら、どんな感じ? 背の高い花だから、私は埋もれてしまうかな? 下から見上げる黄色い頭と、その上には青く天井が広がっているんだろう。 地上の黄色と同じように、何処までも何処までも、広く、高く。
送り主は三つの星。 映像がが終われば何度でも、最初から、最初から。 もう一度、最初から再生。
ほう。 と、熱い吐息を零して、続く黄色を何時までも眺めていた。]
(0) 2015/07/19(Sun) 02時半頃
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[自分が名乗る立場は、相手と同じアンドロイド。 無機質に返事をする気だった。ずっとそういうつもりだった。 しかし滲んだのは、隠しきれない人間らしさ。 もう送信完了してしまった文面を眺めて、もしかしたらバレちゃってるかもねと、苦笑いを零しただろう。
お返しにと送った写真は、船の外の煌めく星々。 喜んでくれるなら。 あの子が褒めてくれるなら。 そうなら私はなんだってしてあげたいし、沢山沢山笑って欲しい。 同じアンドロイドだから? あの子にあの子を重ねてしまう自分を、駄目だよって、心の中で叱咤した。
あの子の代わりは何処にもいないし、誰にもなれない。 私だって代わりにはなれないから、 だから入れ替わり遊びは、だんだんと、崩れて、
だんだん私は、昔のポーラに戻っていく。 ベッドの上に眠るのは、ポーラじゃなくて機械仕掛けのコッペリア。]
(1) 2015/07/19(Sun) 02時半頃
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[メッセージに付けたのは、あの子の喜ぶ星の写真だけ。 やり取りの中で知った彼女の『好き』は、話題に出したくせに入れて無い。
でも大丈夫。ちゃんと送るよ。 だって色のドットを敷き詰めた画像より、本物の方がいいでしょう?
向かったのはプラント施設。 目当ては黄色い大輪でも無く、オレンジのちいさなぽんぽんでもなく、朝に綻ぶ紫のラッパでもない。
それは、大きな植物だった。 黄色の向日葵よりもずっとずっと背が高く、そのてっぺんは天井に掠りそう。 にゅるんと伸びた茎の先端、大きく開いた白い飾りは、このプラント施設の中でもとっても変な姿の子。
スソはまるで尾を引く彗星みたいに、細い尻尾が何本も。 大きな花弁は、一枚一枚が船みたいね。
ひときわ綺麗な一輪と、分厚い不思議な葉っぱを丁寧に切り取って、暖かなその部屋を後にした。]
(2) 2015/07/19(Sun) 03時頃
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[その花は、元は自宅にあったものだ。 アルバトロス方面居住区用コロニー、そんな狭い場所の中、更に囲われた私の庭。 外では遊べない。 友達はいない。 学校には行けなかった。
空は何時だって、透明な屋根と星の煌めく黒い宇宙だった。 地面は金属と白いセラミックだった。 身体は弱かった。心臓が悪いのだ。 学校の先生はディスプレイの中。 家が、庭が、囲われた箱庭が、私の世界の全てだったのだ。
どこか遠くへ行きたい。 例えば地球、とか。 でもこのコロニーから地球は随分遠いから、その少し手前の所まで。 ちっぽけな船に詰め込んだのは、旅に随分反対したお父様とお母様を除く、私を構成する世界の全てでした。]
(3) 2015/07/19(Sun) 03時頃
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[白い花とその葉を箱に詰め、どうかあの子に届いてって。 お願いしたら、ねえ、 あの子の所に届けてくれますか。
私の世界の、ひとかけらを。*]
(4) 2015/07/19(Sun) 03時頃
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/* すっごいどうでもいいんだけど、ミツボシちゃんの名前をミツビシちゃんって何度も書き間違えてて、気付いたら修正してるんだけど、 漏れがあったらマジで申し訳ない
(-6) 2015/07/19(Sun) 03時頃
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/* ポーラちゃんのかく猫のイラストをメモ帳にいくつか描いて、どんな感じかなーと試しておるんですが、 これをポーラちゃんが描いてると思うと愛しさが満ちる Meow!
(-7) 2015/07/19(Sun) 03時頃
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....Hello ? Hello ?
緑の季節な惑星の、クレパスキュールさんへ。
お嬢様はあまりお身体が丈夫ではありません。故に前回はお部屋でお休みになられておりました。 しかし本日はお嬢様の体調も宜しい為、ポーラはバトンタッチをいたしましょう。
(-8) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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....はろー? はろー?
緑の季節な惑星の、クレパスキュールさん。 初めまして。ポーラから、あなたのお話を聞きました。 文通、とてもとてもうれしいです。 あなたは何処に住んでいるの?私はアルバトロス方面、居住区コロニーの出身です。 地面には一度も、足をつけた事はありません。
素敵な写真ありがとう。 でもごめんなさい。私も、この花の名前は知りません。 小さくて可愛くて、光が沢山キラキラしてる! あなたのお庭の隣人達は、暖かそうな自然光源を浴びられてとっても嬉しそうに見えました。 私の庭は紫外線量が調節された植物育成用LEDだから、あなたの所が羨ましいな。
(-9) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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綺麗な花達です。 どうか、大切にしてあげてください。 暑い季節、照りつける自然光はとても素敵だけど、どうかお庭でお昼寝等をする際は身体に気をつけて。 だって私ならきっと、ずっと外で遊んでしまうから!
コッペリア・コッペリウス それと、ポーラ・コッペリウスより
追伸 ポーラと遊んでくれてありがとう。 彼女はとても喜んでいました。アンドロイドなのに、あの子ったら沢山沢山はしゃいでたの。
(-10) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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[――さて、どうやって探したら良い物か。
目の前のディスプレイに表示されているのは送られてきた青い花の画像と、白い無機質な検索ウィンドウ。 打ち込む単語は間に空白のスペースキーを挟みこんで、「blue」「flour」「small」 …「summer」も足した方がいいのかな? それでも検索結果として表示されるデータは、関係の無い画像ばかり! 結局花の名前は分からずに、でもお気に入りのフォルダに文通相手からの写真を仕舞いこんだ。
一緒に写り込んだ暖かな日の光と、大きな木。 彼の庭にはきっと天井は無いのだろう。抜けるような青い空が、ずっとずっと、遥か上まで彼の庭。 背の高い植物が窮屈な天井をこすってしまう事も無さそうで、私はくすくす笑った。]
(5) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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そして、
(-11) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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そして、
(6) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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えっ?
あれ? なんで? 送信できない!
[画像を送ってくれた彼に返信メッセージを返した後、取りかかったのは別の子からのメッセージ。 けれど何度送信ボタンを押してみても、帰ってくるのはエラーのみ。 受信拒否?ううん、まさか。そんなことあるはず無い。 だって、あんなに楽しくお話ししてくれたのに。
白く細い指が船の運行ルートのデータを呼び出し、表示される数値を静かになぞる。 前、あの子に通信を送った日時、飛んでいたのはこの辺り。 今日飛んでいるのはここ。
…随分、離れてる。 もしかして、もしかしてもしかしなくても、通信圏内から出ちゃった?]
(7) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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そん、な、
[今まで送れたのが奇跡のような物だったのか。 帰ってくるエラーメッセージを唖然とした顔で見つめて、 少女は初めて、
家に帰りたくないと、 ずっとこの座標を漂って居たいと、 そう思ってしまった。
通信可能距離に居たとしても、あの子はメッセージを受け取れなかったと言う事を少女は知らぬまま。 目的地までの到着期間は、後一ヶ月。**]
(8) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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....はろー? はろー?
どこかの星の、かわいい、もなりざさんへ。
好きな物が沢山おそろいで、お嬢様は大変喜んでおられました。 きっと二人で出掛けられたら、遊びに行けたら楽しいひと時が過ごせそうです。 並んで歩き、木登りしたり、お父様の机に上って叱られたり、天井裏を覗き込んだり。 揃って、映画館と言う場所に行きましょう。 遠くまで見渡せる展望台に行きましょう。 演劇を見た帰りに、カフェと言う場所で映画みたいにお茶をしましょう。 何処までも広がる花畑で、沢山沢山かけっこしましょう。 全てがきっと、楽しい筈なのだから。
(-12) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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それと、私も手紙が好きです。大好きです。 あなたと繋がれたこのひと時が、大好きです。 寂しさや哀しさ、孤独を埋めてくれるこのやり取りが、大好きです。 だからもなりざさんは、『おともだち』です。
私たち二人は『おともだち』です。そしてあなたの事も『おともだち』なのだと私は思ってます。 顔も知らないし会った事も無いけれど、そんなこと、気にすることでもなんでもない! だからもなりざさんは、大事な大事な『おともだち』 いいでしょ?
『おともだち』なもなりざさんに、 愛と、最上級のだいすきを贈ります。 ポーラとコッペリアより
(-13) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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[『おともだち』へのメッセージは、宇宙を漂う。 静かに、 静かに、 ゆるやかに、
いつかあの子が見つけてくれるまで。 そんな日が来なかったとしても、その宛先は変わらず『もなりざさんへ』
永遠に彼女を待ち続ける。*]
(-14) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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/* なんでわたしはあさまでおきてんのう
(-15) 2015/07/19(Sun) 07時半頃
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....Hello ? Hello ? Are you still listening ?
....はろー? はろー? あーゆーすてぃーるりすにんぐ?
こんにちは。 きこえますか?
――大丈夫。 ちゃんと、きこえています
(-21) 2015/07/19(Sun) 17時頃
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嬉しいならよかった。
知らないどこかの、誰かさんへ。 あなたが嬉しいなら、私も嬉しい。 誰かが嬉しいと、私は嬉しい。
ひとり。 だけど嬉しいなら、私はさみしくない。
(-22) 2015/07/19(Sun) 17時頃
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――はろー?
(16) 2015/07/19(Sun) 17時頃
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はろー? あーゆーすてぃーるりすにんぐ?
[青い少女は不意に聞こえた囁きに顔を上げる。 視線は窓の外の、遠いどこか。
知らないどこかの、誰かさんへ。 口に出した言葉は囁きに近かったけれど、きっと誰かに届く事を私は知っていた。
はらり。 視界の端で、オレンジの花弁が揺れた。]
(17) 2015/07/19(Sun) 17時頃
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[視線は窓を離れ、通信デスクへ。 光った文字は、子供みたいなあの子から。]
(18) 2015/07/19(Sun) 17時頃
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